レヴェリー後のコブラ王はまだ描かれていないため、死亡の真偽は謎のままです。
「悔やむ事も当然・・・ やりきれぬ思いも当然 失ったものは大きく 得たものはない だがこれは前進である!! 戦った相手が誰であろうとも 戦いは今起こり 今終わったのだ!! 過去を無きものになど誰にもできはしない!! この戦争の上に立ち!!! 生きてみせよ!!!!! アラバスタ王国よ!!!!」
23巻211話【アラバスタ編】で、コブラが言ったセリフ。戦いが終わり、全てクロコダイルに仕組まれていたことだと知った反乱軍たちは失意に沈みます。コブラは、起きてしまった戦いを受け入れ、ここから共に国を再生しようと、国民たちに言葉をかけました。
では、コブラが死亡したと思われる理由を考えてみようと思います。
「ネフェルタリ家第12代国王の名において・・・ お前ごときにこの砂の国はやれんなァ・・・」
22巻203話【アラバスタ編】で、コブラがクロコダイルに言ったセリフ。自分の命もろとも、クロコダイルを道連れにするため、聖殿を破壊したコブラが言いました。アラバスタと国民を守るためならば、命も惜しまない、コブラの強い覚悟が表れています。
王家と国を守るため迷わず命を張るペルの姿は読者に大きな感動を与え、今でもアラバスタ編の名シーンの一つにカウントされています。そんな彼が2年後の世界でも変わらず元気に活躍している姿が見られるのは嬉しいものですよね。
それは、アラバスタ王国のみならず、世界の被支配者全体を守る事となる。
アラバスタ王国とドレスローザ王国はそれぞれ七武海クロコダイルとドフラミンゴによって国家存亡の危機に陥った過去を持ち、両者は麦わらの一味によって救われています。
リリー(Lily)=ユリの花
10ヶ月前に「遺影に見える」とツイートしたコブラ死亡を暗示していたと思われる扉絵
そこでビビが添えているのは
リリー
…
〝お前は何だ〟
コブラ王は、ドレスローザのリク王、海軍大将藤虎と共に、おそらく
「・・・みろイガラム・・・ ビビに友達が出来た・・・ いずれ あの子がこのアラバスタを背負って立つために・・・ 一番大切なことだ・・・!!」
18巻163話【アラバスタ編】で、コブラがイガラムに言ったセリフ。砂砂団のリーダーをかけた決闘を行うビビとコーザ。物陰に隠れてコブラとイガラムが様子を見ていました。砂砂団の副リーダーに任命され、たくさんの仲間ができたビビを見て、コブラがイガラムに言います。
その後も物語の途中で差し込まれる世界各地の様子にアラバスタが登場すると、そこにはいつもペルの姿が。世界会議(レヴェリー)編でもコブラに付き添い、変わらぬ忠誠を見せてくれました。
「ワンピース」のあのビビのお父さんでアラバスタ王国の国王、コブラ王!
800年前、世界政府を作った“20の王国”の一つでありながら、マリージョアへの移住を拒んだアラバスタ王国。
「イガラムよ 権威とは衣の上から着るものだ ・・・だがここは風呂場 裸の王などいるものか 私は一人の父として この土地に住む民として心より 礼を言いたい どうもありがとう」
23巻213話【アラバスタ編】で、コブラが、麦わらの一味に言ったセリフ。大浴場で麦わらの一味と風呂を共にするコブラとイガラム。コブラは、この国を救ってくれたことを、頭を下げて感謝します。イガラムが、「王が人に頭など下げてはなりません・・・!!」と、苦言を呈すると、コブラはそれを否定して、改めて感謝の言葉を述べました。
アラバスタ王国編で死亡寸前まで追い込まれましたが生き残っています!
その初代王女の名がリリィであること、そのリリィがアラバスタ王国に帰還した形跡がないこと、そしてリリィの手紙がアラバスタに残されていることが、。
ビビの失踪により、一時は彼女が死亡したのではないかという噂が流れました。
王下七武海のクロコダイルは、海賊としてさらなる高みを目指し、「アラバスタ王国に隠されている」とされる古代兵器プルトンを我が物とすることを画策。秘密結社バロックワークスを結成し、巧妙かつ狡猾な手法を駆使して少しずつアラバスタ王国に自分の勢力を浸透させ、最終的にこの乗っ取りを目論む。
コブラはこの動きを察知し、なんとかこれを阻止しようとするも、巧みな工作によって国民からは英雄扱いされている上に手段を選ばないクロコダイルには敵わず常に後手に回ることとなる。彼の巧みな扇動によって「コブラ王は変節した」との意見が国中に溢れるようになり、ついには反乱軍が結成される事態へと至り、アラバスタ王国は存亡の危機に立たされる。
ここで「準備は十分整った」と判断したクロコダイルがいよいよ本格的に行動を起こし、国民を人質にされたコブラはやむなくアラバスタ王国に隠された古代兵器に関する情報を開示。同時にそこに仕掛けられた罠を作動させて自分もろともクロコダイルを葬ろうとするも失敗し、自分のみ重傷を負って倒れることとなる。
その直後、クロコダイルを止めるために個別に行動を起こしていたビビが、国の外で出会ったモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団と共にバロックワークスを撃破。危ういところでクロコダイルの野望を止めることに成功し、深手を推して国民の前に姿を現し、「戦いは終わった」と奮起するよう促した。
①ビビが、一部始終を目撃したワポルから、コブラ王の死を知らされる。
「いいか国とは”人”なのだ この国が あの “ダンスパウダー”の一件以来・・・ 何者かの手によって唆されているとすれば 我々が戦うべき相手は そこにいるはずじゃないのか!!!」
18巻167話【アラバスタ編】で、コブラがチャカとペルに言ったセリフ。反乱軍を迎え撃とうとするチャカとペルに、コブラが叱責します。そして、国王軍の敵は反乱軍でなく、国を滅ぼそうとしている者だと諭しました。
ビビの死亡説が広まったのは、アラバスタ国王コブラの暗殺がきっかけでした。
ビビが ”Dの一族” であると、原作漫画第1085話でビビの父、ネフェルタリ・コブラ王から明かされます。
アラバスタはリリィ女王の弟が治めることとなり、リリィ女王の行方は謎のまま。
ワポルはなんと、「世界一のタブー」であるイム様と五老星がコブラ王を亡き者にするシーンを、壁の穴からのぞき見てしまいました。
アラバスタに眠る真実を知るため、コブラ王の前にはイム様が現れます
「イガラムよ・・・ いいのだ アラバスタはこれでいいのだ」
18巻164話【アラバスタ編】で、コブラが言ったセリフ。上に立つ者として、ビビは優しすぎるのではないかと心配するイガラムに、コブラが言いました。そんなコブラの言葉に心打たれたイガラムは、「お供しましょう この命尽きるまで」と返します。
ビビは現在、アラバスタ王国を離れ、ワポルと共に逃亡しています。
ネフェルタリ・コブラはアラバスタ王国の国王として、ワンピースの物語において重要な役割を果たしています。
まず、ワンピースのコブラ王の殺害の真犯人は誰か?について考察してみます。
反乱軍との対立よりもクロコダイルの野望の阻止を優先すべきと考えるコブラ。
ワンピース1054話ではサボがコブラ王を暗殺したというニュースが報じられました。
「チャカ・・・!!! コーザ・・・!!! 戦ってはならん・・・!!! お前達そのものがこの国なのだ 潰し合ってはいかん・・・!!!」
20巻179話【アラバスタ編】で、コブラのモノローグ。Mr.4とミス・メリークリスマスに捕らえられたコブラ。国を愛する気持ちがいき違い、始まろうとする戦いに、心の中で嘆きました。コブラの思いは届かず、アルバーナにて、とうとう反乱は起きてしまいます。
【ワンピース】コブラ王殺害やビビ誘拐はほとんど濡れ衣じゃないか?
新世界編に入り、4年に1度開かれる世界会議(レヴェリー)が開かれた。コブラは病で弱った身体を押して、娘のビビやアラバスタ王国護衛隊副隊長のチャカやペルと共に聖地マリージョアに向かう。そこでコブラは「王下七武海制度の撤廃」を訴えた。結果、「王下七武海制度の撤廃」は会議で可決されることとなり、コブラの悲願は達成された。
コブラは「王下七武海制度の撤廃」ともう1つ、この世界会議でハッキリさせたいことがあった。そのため、世界政府の最高意思決定機関「五老星(ごろうせい)」に謁見を申し込む。謁見は受理され、コブラは誰も座ることが許されない”虚の玉座(からのぎょくざ)”の間に通された。コブラはそこで、アラバスタ王国の遠い祖先であるネフェルタリ・リリィの話をする。リリィは世界政府を発足した最初の”20人の王”の1人。しかしそれ以外の活躍はアラバスタ王国のどんな古い文献にも残されていなかった。リリィは、他の19人の王が聖地マリージョアに移住する際にそれを拒み、祖国に帰ったとされている。しかし実際はその後の消息は不明で、世界政府発足後、アラバスタ王国を治めたのもリリィの弟だった。コブラはリリィについて何か知れるものはないかと「五老星」に問うが、「五老星」の答えは否だった。
そこへ突然、黒い人影が現れて、玉座に座った。それは「五老星」の上に立つ謎の人物・イムだった。コブラは逆にイムからリリィのことについて尋ねられる。リリィは文献などには一切情報がなかったが、ただ1つ、リリィが書いた短い手紙だけがネフェルタリ王家に残っていたのだ。その送り主の名は「ネフェルタリ・D・リリィ」。ネフェルタリ家は、かつてイム達が敵対した「Dの一族」だったのだ。それを知ってしまったコブラはイムや「五老星」に殺されかける。それを助けたのが、”虚の玉座”に潜んでいた革命軍No.2のサボだ。サボはコブラを助けようとするが、「五老星」やイムの攻撃に押されてしまう。コブラはサボにルフィやビビへの言付けを頼み、サボを逃がすために囮となって死亡した。
ワンピース1054話ではサボがコブラ王を暗殺したというニュースが報じられました。
個人的には手紙については誰に宛てたかも気になります。当時アラバスタを治めていた弟か、それとも他に希望を託せる相手か…。
以上、「ワンピース」のコブラ王の死亡が確定しているのかについてまとめました!
「礼を言う」
23巻210話【アラバスタ編】で、コブラがルフィに言ったセリフ。全ての元凶、クロコダイルを打ち倒したルフィ。瓦礫が崩れ落ちる中、倒れているルフィに感謝を伝えます。ルフィは満面の笑みを浮かべて「いいィよ」と返しました。
そもそも、サボにとってコブラ王を殺すことにメリットはありません。
以前、五老星がアラバスタ王国を「裏切り者」と呼んでいましたが、それは単に、マリージョアへの移住を拒んで世界政府に加担しなかったから、というレベルではなかった‼︎