蕁麻疹には、特定の刺激が入った時起こる「刺激誘発型の蕁麻疹」と


スギ花粉の治療薬は、花粉飛散期(1~5月)には開始はできません。そのため、花粉が飛散していない6~12月に治療を開始する必要があります。ダニ治療薬につきましては、いつからでも開始することができます。
スギアレルギーの場合、まずは、シダキュア2,000JAU錠を1週間投与いたします。こちらを1日1錠服用していただきます。(こちらで副症状が出てしまう方には、2,000JAU錠を1週間以上延長して内服して頂く場合があります。)治療を開始してから2週目以降は、シダキュア5,000JAU錠を1日1錠服用していただきます。


*)発現頻度はドライシロップ及び錠剤において認められた副作用の合計。

鼻の症状から皮膚の症状まで幅広く使えることが特徴です。「アレグラ錠30mg」と「アレグラ錠60mg」は、いずれも1日2回、経口で服用します。7歳以上12歳未満は1回30mg、12歳以上は1回60mgを服用することが一般的です。

抗ヒスタミン薬は,局所のH1受容体と結合する作用により鼻汁や㿋痒を抑制させる目的で小児アレルギー疾患において汎用されるが,気管支喘息治療薬のテオフィリンと同様に,熱性痙攣誘発の可能性が高い。発熱で救急外来を受診した小児(平均年齢1.7~1.8歳)では,熱性痙攣が認められた群では抗ヒスタミン薬を45.5%が内服しており,熱性痙攣を認めなかった群の抗ヒスタミン薬の内服率22.7%の約2倍であった(文献1)。そのため,幼少児(特に2歳未満)の患児への投与には十分な注意が必要である。
抗ヒスタミン薬が痙攣を誘発する機序は,脳内へ薬剤が移行することでヒスタミン神経系の機能を逆転させてしまうことによる。これはテオフィリン連続投与がビタミンB6の血中濃度を低下させ,痙攣抑制的に作用する神経伝達物質のGABA生成を抑制するという機序とは異なる。ヒスタミンも痙攣抑制的に作用する神経伝達物質であるため,抗ヒスタミン薬が脳内へ移行し,拮抗することは望ましくない。
これらの理由で,厚生労働省のPMDA重篤副作用疾患別対応マニュアル「小児の急性脳症」編(平成23年4月28日)において,患者・保護者に対しては,「お薬の副作用として急性脳症の症状が現れることがまれにあります。アスピリンなどの熱さまし,抗ヒスタミン薬を含むかぜ薬や,気管支を広げるためのぜんそくの薬などの他,てんかんを治す薬や免疫を抑える薬などの一部の薬が,小児の急性脳症の発症に関係のある場合があります」とある。医療関係者に対しては,「抗ヒスタミン薬が痙攣を発症する機序は,脳内へ薬剤が移行することでヒスタミン神経系の機能を逆転させてしまう機序による。ヒスタミンも痙攣抑制的に作用する神経伝達物質であるため,抗ヒスタミン薬が脳内へ移行し拮抗することは望ましくない」と注意喚起されている。
中枢抑制の副作用としては,インペアード・パフォーマンス(impaired performance:気づきにくい能力ダウン)のほうが被害は甚大である。この状態は,集中力,認知能力,作業効率,勉学能率,運動能率などのパフォーマンスが,疾患だけではなく,脳内へ移行する抗ヒスタミン薬により,無自覚に障害されている状態であり(文献2),インペアード・パフォーマンスの程度は,眠気,倦怠感と異なり,抗ヒスタミン薬の脳内H1受容体占拠率と相関する(文献3)。また,ヒスタミンは中枢神経系において,覚醒状態の維持,集中力の維持,学習と記憶の増強,摂食行動の抑制,ストレスの調整などにも寄与しており(文献4),学童期の患児へ抗ヒスタミン薬を投与する場合,学習能力や勉学能率の低下にも注意する必要がある(文献5)。脳血管内皮細胞のP糖蛋白と同様にワーキングメモリ(作業記憶)も12歳頃までに急速に発達する(文献6)(図1)。 発育途中の脆弱な脳を持つ小児期に抗ヒスタミン薬を長期に使用する場合は,悪影響を及ぼす可能性を危惧して(文献7) ,脳内へ移行しにくい新しいタイプの抗ヒスタミン薬(アレグラR,アレジオンR,ザイザルRなど)を選択することが望ましい(表1)(文献8)。

アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)の有効成分は、フェキソフェナジンです

(アレグラ、クラリチン、アレジオンなど)に、低年齢では(ペリアクチン、タベジール、アレロックなど)の内服、必要に応じて(プレドニゾロン、リンデロン、セレスタミン(抗ヒスタミン薬含薬)の内服とが標準な治療です。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):呼吸困難、血圧低下、意識消失、血管浮腫、胸痛、潮紅等の過敏症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.1.3.無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(0.2%*)、好中球減少(0.1%未満*)。
*)発現頻度はドライシロップ及び錠剤において認められた副作用の合計。
11.2.その他の副作用
1).精神神経系:(0.1~5%未満*)頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、(0.1%未満*)悪夢、睡眠障害、しびれ感。
2).消化器:(0.1~5%未満*)嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、下痢、消化不良、(0.1%未満*)便秘。
3).過敏症:(0.1~5%未満*)そう痒、(0.1%未満*)蕁麻疹、潮紅、発疹、(頻度不明)血管浮腫。
4).肝臓:(0.1~5%未満*)AST上昇、ALT上昇。
5).腎臓・泌尿器:(0.1%未満*)頻尿、(頻度不明)排尿困難。
6).循環器:(0.1%未満*)動悸、血圧上昇。
7).その他:(0.1%未満*)呼吸困難、味覚異常、浮腫、胸痛、月経異常。
*)発現頻度はドライシロップ及び錠剤において認められた副作用の合計。

アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

アレグラは一般的な花粉症の薬です。あまり強くない抗ヒスタミン薬ですので、作用が強すぎるという心配もなく、眠気などの副作用が少ないことも特徴です。

ダニアレルギーの場合、まずは、ミティキュア3,300JAU錠を1週間投与いたします。こちらを1日1錠服用していただきます。(こちらで副症状が出てしまう方には、3,300JAU錠を1週間以上延長して内服して頂く場合があります。)治療を開始してから2週目以降は、ミティキュア10,000JAU錠を1日1錠服用していただきます。

成人と12歳以上の子供は、フェキソフェナジン塩酸塩60mg1錠を1日2回内服します。 解説

第2世代の抗ヒスタミン薬のなかでは、もっとも処方頻度が高い成分です。処方される第2世代の抗ヒスタミン薬のうち、約4分の1をアレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)が占めています。

成人(15才以上)、1回1錠、1日2回 朝夕に服用してください。
年齢・・・1回量・・・服用回数
成人(15才以上)・・・1錠・・・1日2回 朝夕
15才未満・・・服用しないこと

(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、又は、症状が出始めたら早めに服用を始めると効果的です。
(3)継続して服用することで効果が得られます。
(4)1週間服用しても症状の改善がみられない場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。また、症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(5)錠剤の取り出し方
錠剤の入っているシートの凸部を指先で強く押して裏面の膜を破り、錠剤を取り出して服用してください。
(誤ってシートのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながります。)


アレグラドライシロップ5% | くすりのしおり : 患者向け情報

子供たちは、自分で点眼できないことが多いため、点眼回数が減ることは歓迎されますし、保育園などでは、内服は引き受けてもらえても、点眼薬は断られることもあり、2回点眼で安全で効果があれば、昼間の点眼は不必要なわけですから、喜ばれると思います。

小中学生用(7~14才用)アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFXジュニア」は、勉強やスポーツなどで忙しい小中学生の鼻炎対策に!

【質問】ノイトロジンの用法用量についてご教示ください。 先天性・特発性好中球減少症の適応は、皮下投与又は静脈内投与のどちらの場合でも2μg/kg1日1回と用量設定が同じですが、他の適応では皮下と静注で体重あ...

7〜14歳用の「アレグラ」です。花粉症治療薬として非常に幅広く使われ ..

処方薬のアレグラに含まれている有効成分は、フェキソフェナジン塩酸塩です。第2世代の抗ヒスタミン薬であり、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを抑制します。

アレグラ錠30mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)

市販薬には、現在3種類のアレグラが販売されています。主成分は、どれも処方薬と同じフェキソフェナジン塩酸塩です。では、3種類あるアレグラにどのような違いがあるのかについて詳しく見ていきましょう。

一方、あくまで一例だが都内の診療所で処方された場合、「アレグラ」30日分が渡される。 ..

アレグラFXは、15歳以上から服用できる市販薬です。1錠あたり60mgのフェキソフェナジン塩酸塩が含まれています。眠くなりにくいため、服用後に車の運転をしても問題ありません。

アレグラR,アレジオンR,ザイザルRなど)を選択することが望ましい(表1 ..

(1)1日1回治療薬を舌の下に1分間おきます。初回のみ院内で30分の待機が必要です。
(2)その後5分間は、うがい・飲食を控えます。
(3)治療後2時間は入浴・運動・飲酒はできません。
(4)3年は治療の継続が推奨されており、有効率は80~90%です。
※3年間治療を行っても、1割から2割の患者さんでは効果が出ないことがあります。
(5)スギ花粉の治療薬は、花粉飛散期(1~5月)からの開始はできません。
(6)スギ・ダニ同時投与の場合は、どちらか一方の治療薬が安定して使える状態(内服開始後、約1ヶ月)になってから、併用を開始しています。
(7)月1回の通院が必要となります。

アレグラFXジュニア 16錠(久光製薬)| 市販薬 | お薬検索

成人(15才以上)、1回1錠、1日2回 朝夕に服用してください。 15歳未満は服用しないでください。〈用法・用量に関連する注意〉(1)定められた用法・用量を厳守してください。(2)花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、又は、症状が出始めたら早めに服用を始めると効果的です。(3)計測して服用することで効果が得られます。(4)1週間服用しても症状の改善がみられない場合には、医師、薬剤師、又は登録販売者に相談してください。また、症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。(5)錠剤の取り出し方 錠剤の入っているシートの凸部を指先で強く押して裏面の膜を破り、錠剤を取り出して服用してください。(誤ってシートのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さるなどの思わぬ事故につながります。)

[PDF] 【薬局部医療安全委員会】小児用量が年齢別に設定されている薬剤

フェキソフェナジンとも呼ばれるもので、小児用の錠剤があります。眠気が少ないことが特徴です。

Q:皮膚科から,アレグラTM(フェキソフェナジン)とガスターTM(ファモチジン ..

アレグラ錠はアレグラ錠30mg、アレグラ錠60mg、アレグラ OD 錠60mgの3種類が販売されています。アレグラ錠30mgは主に小児に使用されます。

Amazon | 【第2類医薬品】アレグラFXジュニア 16錠

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1.〈効能共通〉効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。
8.2.〈アレルギー性鼻炎〉季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)。
(小児等)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。腎機能が低下していることが多く、血中濃度が上昇する場合がある〔16.6.3参照〕。
(相互作用)
10.2.併用注意:
1).エリスロマイシン〔16.7.1、17.3.2参照〕[本剤の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある(P糖蛋白の阻害による本剤のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される)]。
2).水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤<服用>〔16.7.2参照〕[本剤の作用を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムが本剤を一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定される)]。
3).アパルタミド[本剤の血漿中濃度が低下し作用が減弱するおそれがある(P糖蛋白の誘導により、本剤の血漿中濃度が低下したとの報告がある)]。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3~5日前から本剤の投与を中止すること。
(過量投与)
13.1.症状
外国での過量投与症例として高用量を服用した2例の報告があり、1800mgを服用した症例では症状はなく、3600mgを服用した症例では、めまい、眠気及び口渇がみられた。
13.2.処置
過量投与時、本剤は血液透析によって除去できない。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(保管上の注意)
室温保存。

3 歳以上,塩酸フェキソフェナジン(アレグラR):6 か月以上,メキタジン製剤(ゼスランR):年齢

血液検査でアレルギー性鼻炎の原因(アレルゲン)を特定することが可能です。当院では鼻炎の方に対して13種類のアレルゲン抗体測定を行っています。
(スギ・ヒノキ・ハンノキ・ヨモギ・ブタクサ・カモガヤ・ヤケヒョウダニ・ネコ・イヌ・ゴキブリ・ユスリカ・ガ・カビ)
検査費用は3割負担の型で検査料はおよそ5000円程度です。
一部の項目のみや、その他の項目も検査可能ですのでご相談下さい。(3割負担の方で1項目あたり330円、その他採血手技・判断料で500円程度)

アレグラ(フェキソフェナジン); クラリチン(ロラタジン ..

1). エリスロマイシン〔16.7.1、17.3.2参照〕[本剤の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある(P糖蛋白の阻害による本剤のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される)]。

アレグラ錠60mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)

1). エリスロマイシン〔16.7.1、17.3.2参照〕[本剤の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある(P糖蛋白の阻害による本剤のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される)]。