ヤンセンファーマ株式会社 コミュニケーション&パブリックアフェアーズ部


ホルモン受容体陰性かつHER2陰性の転移・再発乳がんに対しては、アントラサイクリン系またはタキサン系抗がん剤を含む化学療法が推奨されており、その代表的なレジメンのひとつにAC療法があります。


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前立腺がんの「化学療法」治療の進め方とは
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経口抗がん薬における催吐性リスクについては,MASCC/ESMO ガイドライン2016 を参考に作成委員会内でコンセンサスを確認し, それ以外の薬剤については承認申請時のデータ,代表的な臨床試験の報告をもって に示すリスク分類とした。わが国で使用頻度の高いテガフール・ギメラシル・オテラシル(S-1)では,悪心の発現頻度は3~54%,Grade 3/4 は0.2~7.1%,嘔吐の発現頻度は14~28%,Grade 3/4 は1.2~4.3%と報告されており,軽度リスクに分類した。トリフルリジン・チピラシル(TAS-102)は悪心と嘔吐の発現頻度がそれぞれ48%,28%であることから中等度リスクに,アレクチニブは悪心の発現頻度が13%であり軽度リスクに分類した(→)。レンバチニブでは悪心の発現頻度が41%, Grade 3 が2.3%であり, 中等度リスクに分類した。

主たる結果の公表済み/Main results already published

1サイクル:21日
1投与日:day 1,8
【点滴静注】
1.デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.ゲムシタビン1,250 mg/m2+生理食塩水100 mL 30分
3.生理食塩水50 mL 15分

2日目と3日目にはエトポシドの投与と抗がん剤投与前のアプレピタントとデキサメタゾン投与、および抗がん剤投与後の生食と維持液による水分負荷を行います。

抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐に対するデキサメタゾンの効果を評価するメタ・ア

PE療法では、シスプラチンの腎毒性軽減のため抗がん剤投与前から生食(生理食塩水)と維持液(電解質維持輸液)による水分負荷を行い、さらに悪心・嘔吐防止のため、アプレピタントとセロトニン受容体拮抗薬およびデキサメタゾンの投与を抗がん剤投与前に行います。

1サイクル:21日
投与日:day 1,8
【点滴静注】
1.生理食塩水50 mL 15分
2.ビノレルビン25 mg/m2+生理食塩水50 mL 5分
3.生理食塩水100 mL 15分

[PDF] 副腎皮質ホルモン剤 デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液

1サイクル:21日
投与日:day 1
【点滴静注】
1.ペルツズマブ初回840 mg,2回目以降420 mg+生理食塩水250 mL 90分(初回)
30分(2回目以降)
2.生理食塩水50 mL 60分(初回)
30分(2回目以降)
3.トラスツズマブ初回8 mg/kg,2回目以降6 mg/kg+生理食塩水250 mL 90分(初回)
30分(2回目以降)
4.生理食塩水50 mL 60分(初回)
30分(2回目以降)
5.デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
6.ドセタキセル75 mg/m2+生理食塩水250 mL 60分
7.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
デキサメタゾン錠8 mg 分2 day 1夜~day 3朝(2日間)

特に、イリノテカンで下痢や間質性肺炎が懸念される患者には、PE療法が適応となります。


肺癌化学療法におけるデキサメタゾン 8 mg と 16 mg の急性及び

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• デキサメタゾンは血糖上昇や不眠、骨量低下等の副作用を有する

1サイクル:21日
投与日:day 1,8
【点滴静注】
1.デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.エリブリン1.4 mg/m2+生理食塩水30 mL 2~5分
3.生理食塩水50 mL 15分

• 中等度またはシスプラチン以外の高度催吐リスク化学療法に対して

1サイクル:21日
1投与日:day 1
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.5%ブドウ糖液50 mL 15分
3.トラスツズマブ デルクステカン5.4 mg/kg+5%ブドウ糖液100 mL 90分(初回)
30分(2回目以降)
4.5%ブドウ糖液50 mL 15分

「抗がん剤報告書:デキサメタゾン」は平成17年1月21日開催の薬事 ..

1サイクル:28日
投与日:ベバシズマブ day 1,15
:パクリタキセル day 1,8,15
【点滴静注】day 1,15
1.デキサメタゾン6.6 mg+ファモチジン20 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.マレイン酸クロルフェニラミン10 mg+生理食塩水50 mL 15分
3.パクリタキセル90 mg/m2+生理食塩水250 mL 60分
4.生理食塩水50 mL 15分
5.ベバシズマブ10 mg/kg+生理食塩水100 mL 90分(初回)
60分
(2回目以降。問題がなければ30分まで短縮可)
6.生理食塩水50 mL 15分
【点滴静注】day 8
1.デキサメタゾン6.6 mg+ファモチジン20 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.マレイン酸クロルフェニラミン10 mg+生理食塩水50 mL 15分
3.パクリタキセル90 mg/m2+生理食塩水250 mL 60分
4.生理食塩水50 mL 15分

して、アプレピタント、パロノセトロ、デキサメタゾンの 3 剤の制吐療法を行った方

なお、AC療法やFEC療法などで制吐剤を用いるときは、副作用として便秘が現れることがあるので注意が必要です。

化学療法によって誘発される遅発性の悪心・嘔吐の予防におけるデキサメタゾン単剤またはオンダンセトロンとの併用

ダラザレックス®は、CD38を標的とするモノクローナル抗体です。ダラザレックス®は、病期にかかわらず多発性骨髄腫細胞の表面に過剰発現するシグナル伝達分子のCD38に結合することによって機能します3。ダラザレックス®がCD38に結合すると、抗体依存性細胞傷害(ADCC)、補体依存性細胞傷害(CDC)、抗体依存性細胞貪食(ADCP)及びFcγ受容体結合を介するアポトーシス誘導など複数の免疫介在性の作用機序によって腫瘍細胞死がもたらされます。また、CD38陽性の免疫抑制性細胞の除去による免疫調節作用も明らかにされており、これらの相乗効果により優れた抗腫瘍効果を示すと考えられています4,5,6

デキサメタゾンによる前治療の実施を検討し、また、前投与を実施してください※。 ..

がん患者では,抗がん薬以外にも支持療法や併存症に対する治療薬を併用している場合が多いため,薬物相互作用によるそれぞれの薬効の変化にも留意した選択・用量調節が必要である(→)。

※5 経口投与(28mgを本剤投与の3~24時間前に投与)と静脈内投与 (デキサメタゾンリン酸エステル

参考文献:一般社団法人日本血液学会編. 造血器腫瘍診療ガイドライン 2023年版.金原出版

重症感染症(化学療法と併用する)[静脈内注射、点滴静脈内注射、*筋肉内注射]

1サイクル:21日
1投与日:day 1
【点滴静注】
1.デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.トラスツズマブ エムタンシン3.6 mg/kg+生理食塩水250 mL 90分(初回)
30分(2回目以降)
3.生理食塩水50 mL 15分

福岡大学化学療法プロトコール審査委員会承認(平成 25 年 6 月 28 日)B0236

1サイクル:21日
投与日:ペムブロリズマブ day 1,
:ゲムシタビン+カルボプラチン day 1,8
【点滴静注】投与日:day 1
1.生理食塩水50 mL 15分
2.ペムブロリズマブ200 mg※+生理食塩水50 mL 30分
3.生理食塩水50 mL 15分
4.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
5.ゲムシタビン1,000 mg/m2+生理食塩水100 mL 30分
6.カルボプラチンAUC 2+生理食塩水250 mL 60分
7.生理食塩水50 mL 15分
※ペムブロリズマブは400 mg 6週毎も可
【点滴静注】day 8
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.ゲムシタビン1,000 mg/m2+生理食塩水100 mL 30分
3.カルボプラチンAUC 2+生理食塩水250 mL 60分
4.生理食塩水50 mL 5分

② デキサメタゾン注 33mg (10mL) + 生食 100mL 点滴静注 30 分 (200mL/時間).

5-HT3受容体拮抗薬は,第1 世代,第2 世代と多くの種類があるが, 最大限の制吐効果を得るために最新の高価な薬剤を使っても有効性の優劣が明確でない場合もある。抗がん薬の催吐性リスクだけでなく, どの化学療法レジメンで, どのような制吐レジメンを用いるかで, 第一世代と第二世代の使い分けが示されており(→), 有効性が同等であればより安価な方を選択し適切に制吐療法を行っていくことが推奨される。

[PDF] 《研究課題名》 乳癌の術前・術後補助化学療法 ..

また、蓄積毒性による末梢神経障害が2コース目以降に発現してくるため、注意が必要です。

癌薬物療法では、抗がん薬による副作用予防のために副腎皮質ステロイドであるデキサメタゾンが

がん薬物療法における基本的な制吐薬として,NK1受容体拮抗薬,5-HT3受容体拮抗薬,デキサメタゾンの3 剤があり,これらを催吐性リスクによって使い分けていく(→,,制吐療法アルゴリズム,制吐薬治療のダイアグラム)。最近のQI 調査においては,催吐性リスクに応じた適切な制吐療法をどの程度行っているか,それを確実に行う体制が整備されているかが評価項目となっており,施設全体の取り組みであるという認識が必要である。

[PDF] 2016年04月 『抗癌剤の催吐性リスク分類と制吐療法について』

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治療が困難な病を過去のものとするために、科学の力で病に打ち克ち、画期的な発想力で多くの人々に薬を届け、真心を持って癒し希望を与えます。私たちはがん、免疫疾患、精神・神経疾患、ワクチン・感染症、代謝・循環器疾患、肺高血圧症の分野で貢献ができると考え、注力しています。
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