マリオン・コブレッティ=コブラは街のチンピラも成敗してくれるから気持ちいい。
寺沢武一氏は、SF漫画「コブラ」などを手掛けた漫画家。1998年に悪性の脳腫瘍が見つかり、3度の手術による治療・リハビリを繰り返していた。その後遺症により左半身が麻痺し車椅子生活を余技なくされていたが、その後も意欲的に漫画制作を続け、2019年には「コブラ」の新作となる「COBRA OVER THE RAINBOW」を発表した。
SABRE セイバー クリア メガネ サングラス COBRA 007 コブラ
世は大海賊時代。偉大なる海賊・赤髪のシャンクスに憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束。それから数年後、成長したルフィは海賊王を目指して大海原へ。予測不能な冒険の中で、ルフィ(イニャキ・ゴドイ)はゾロ(新田真剣佑)、ナミ(エミリー・ラッド)、ウソップ(ジェイコブ・ロメロ)、サンジ(タズ・スカイラー)ら信頼できる仲間たちと出会っていく。シーズン2では、海賊の勲章とも言える賞金首になったルフィと仲間たちがそれぞれの夢を掲げ、“偉大なる航路(グランドライン)”に踏み出していく。
アラバスタ王国の国王で、ビビの父親でもあるコブラを演じるのは、「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」「HEROES/ヒーローズ」「コバート・アフェア」「CSI:マイアミ」といった名だたるドラマに出演してきた実力者、センディル・ラママーシー。原作で、心を打つ名言を数々残してきた“名君”の誉れ高き男を、果たしてどう演じるのか。
(日)19時よりBS12トゥエルビ〈日曜アニメ劇場〉にて放送されるのは劇場版『スペースアドベンチャー コブラ ..
9月11日、寺沢氏の公式X(旧Twitter)アカウント「ブイチギルド」にて寺沢プロダクションの代表である古瀬学氏が「寺沢武一ファンのみなさまへ」とした訃報を公表。「漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。」と伝えた。
「コブラ会」は、『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)と、宿敵ジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)の約30年後を描く物語。映画シリーズでパット・モリタが演じたミヤギは、モリタ自身が2005年に逝去したことを受け、すでにこの世を去っている設定となった。これまでは言及やアーカイブ映像のみで登場してきたミヤギだが、最終章であるシーズン6のパート1では、その知られざる歴史に光が当てられている。
特徴 · スリップによる転倒事故抑制に! · 剥離紙を剥がして貼るだけで施工可能。 · 鋼板やコンクリート製の床や階段に。
大企業GRモータースの主催する「異次元レース」の賞品は、惑星ひとつ。そこに建つホテルのオーナーの地位までが与えられる。巨万の富につられ、集まったレース出場者たちは追尾装置をつけ、案内役の「ウサギ」に導かれて異次元を渡るレースに参加することになる。その中に、なりゆきで巻き込まれたコブラの姿があった。そしてGR社を裏切った企業スパイ・ジェイソンが「ウサギ」を暴走させたことにより、コブラは次々と異世界へ送りこまれ、新たな人物と出会う。その他短編収録。
『007/ノータイム・トゥ・ダイ』
『マンダロリアン』
『コブラ会』
『トランスフォーマー:ウォー・フォー・
サイバトロン・トリロジー』
『ラブクラフトカントリー
恐怖の旅路』
『ザ・ハント』
『スタートアップ』
『パピチャ未来へのランウェイ』
『ストレイ・ドッグ』
『キーパーある兵士の奇跡』
『ウルフウォーカー』
『羅小黒戦記ぼくの選ぶ未来』
『日本沈没2020 劇場編集版シズマヌキボウ』
『ホワイト・ストーム』
『ストックホルム・ケース』
『JUSTANOTHER』
『スリー・フロム・ヘル』
『花と沼』
『スパイの妻』
『アイヌモシリ』
『音響ハウスMelody-GoRound』
『空に住む』
『おらおらでひとりいぐも』
『ファンファーレが鳴り響く』
……andmore!!
アサヒペン CB-007 [COBRA ノンスリップテープ 5cmx3m黒]
スペースアドベンチャーコブラのフィギュアキーホルダーセットです。
コブラ(サイコガン)、レディ、ヤングコブラ、コブラ(パイソン)
の4点。キーホルダー金具がありません。
全長約8㎝(コブラ) ケース無し 非売品・景品 2001年
※中古品ですので多少のキズ、変色等ございますのでご了承ください。
巻頭特集
『マンダロリアン』&『コブラ会』究極攻略
秘宝爆選配信作品!20 ページ特濃特集!
10 月30 日より第2シーズンがDisney+ で配信される「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマ『マンダロリアン』、Netflix で配信されるやいなや話題を呼ぶ「ベスト・キッド」シリーズの34年越しの続編ドラマ『コブラ会』、Amazon Prime Video で配信される今年最注目のホラードラマ『ラブクラフトカントリー 恐怖の旅路』など必見の配信作品を20 ページ及んで巻頭大特集!
『マンダロリアン』は第1 シーズンの全話を完全解説。
さらに、海津哲也とドリー尾崎による対談では「スター・ウォーズ」シリーズとリンクするイースターエッグをマニアックに掘り下げる。
6 ページに及ぶ『コブラ会』特集には、「ベスト・キッド」を誰よりも愛するラッパー・K ダブシャインが登場! シリーズへの愛を語り尽くす。さらに、ハロウィンシーズンということで、秋の注目ホラー作品を多数紹介。『ラチェッド』、『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』、『ユートピア~悪のウイルス~』、『湖へ』など、恐怖ドラマ全8 作品の見所を徹底解説!
コブラ(サイコガン)、レディ、ヤングコブラ、コブラ(パイソン)の4点。キーホルダー金具がありません。全長約8㎝(コブラ) ..
俺の名はコブラ。史上最高の賞金首――
日本初(※)!伝説のライブラリーアニメが4K ULTRA HDで新登場!
左手にサイコガンを仕込んだ一匹狼の宇宙海賊コブラの活躍を描くSFアニメの金字塔が、高画質・高輝度・広色域で鮮やかに甦る!
●70年代後半から80年代前半にかけて日本中に吹き荒れたアニメ・ブームの伝説的旗手として、アニメファンのみならず映画ファンにも圧倒的支持を得た監督 出﨑統、作画監督 杉野昭夫の黄金コンビによる伝説のライブラリーアニメが4K ULTRA HDで新登場!
●止め画(ハーモニー)や3回パン/3回ズームなどの繰り返しショット、透過光、画面分割などさまざまな技巧を凝らした耽美かつダイナミックな"出﨑演出"で知られる出﨑監督が、ここではさらに大胆な構図や色の配置など新境地を開拓。実験精神旺盛な映像美が、ブルーレイの4倍の高画質・高輝度・広色域によって劇場公開時以上の美しさで蘇る!
●現存する貴重な35mmオリジナルネガを4Kスキャニング。徹底的なレストア(修復)が施され、まったく新しい4KHDRニューマスターで新登場!サイコガンの眩いばかりの鮮烈なビーム、艶めかしいジェーンのスキントーン、クリスタル・ボーイの黄金色に光り輝く骨格など、セル画に描きこまれていた情報をあますことなく再現。さらにHDRマスターによって、誰も見たことのない高精細&色鮮やかな驚異の映像が遂に実現!
●貴重なキャラクター設定画満載の特製ブックレット(24p)封入!
劇場版・TV版を通してレディ役を演じた声優 榊原良子のインタビューのほか、作品解説や4K ULTRA HDならではの観どころ聴きどころコラムも掲載した盛りだくさんのブックレット!
●ダンディな主人公コブラとセクシー美女たちによる、SFアニメ版007とも呼ぶべきアダルト・ムード満載のハードSFアクション!1978年より「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始され、「北斗の拳」「Dr.スランプ」などと共に80年代のジャンプおよび漫画ブームを大きく牽引した伝説のSFコミック、初の映像化作品!「ルパン三世」に続き、それまでの日本のアニメ界にはなかったアダルトでダンディな味わい、加えてアメコミ・タッチのハードSFアクションとして、大人の観客をも巻き込んだ革命的作品であった。
●原作の寺沢武一は作画にCGを用いた先駆的漫画家であると共に、ポップ・アーティストとして世界的にも著名なカリスマ的存在。本作では脚本も担当。
※ライブラリーアニメ(1989年以前の作品)の本編全編の4K ULTRA HD/HDR化において
【Ultra HD ブルーレイ視聴に際しての注意】
●ご視聴にはUltra HD ブルーレイ再生対応機器が必要となります。
●[4K ULTRA HDを高品質でお楽しみいただくために]
4K ULTRA HDは4K解像度・HDR(ハイダイナミックレンジ)・広色域での再生に対応しています。ご視聴には、Ultra HD ブルーレイ再生対応機器に加え、4K/HDR対応テレビでのご視聴をおすすめいたします。
COBRAノンスリップテープ 5CM×3M CB-007 アサヒペン
左腕にサイコガンを持つ不死身の男。その名はコブラ。宇宙一の賞金首として、銀河パトロールだけでなく、海賊ギルドからも追われる孤高の宇宙海賊が姿を消してから数年。世間では死んだとも噂されていたが、コブラは顔を変え、生きていた。平穏な日常に別れを告げ、再び戦いへと身を投じるコブラ。美しき相棒アーマロイド・レディとともに、宇宙を駆けめぐる果てしない旅が始まる。
スリップによる転倒事故の抑制に □特長・鋼板やコンクリート製の床や階段に離型紙を剥がして貼るだけの簡単施工。 ・貼付け直後から効果を発揮。
ロングレンジから狙えるチヌ専用ペンシル!
■ シンプルなボディ形状が実現する驚愕の飛距離!
■ ミスバイトを抑える控えめアクション!
■ 吸い込みやすい浮き姿勢&ミニボディ!
黒鯛(チヌ)のトップゲーム専用ルアーとして新設計したのがプガチョフコブラ60。
過剰なスタイディングアクションを抑え、浮き姿勢を斜めになるよう変更。
ミスバイトを回避し、吸い込みやすい浮力設定を採用している。
◆[全長] 60mm ◆[重量] 6g ◆[タイプ] トップウォーター
◆[フック] #10 ◆[リング]オリジナル#2 ◆[アクション] ドッグウォーク&ダイブ
007 はそういう映画です。そしてあれら作品の原点です。 あと、もうちょっとオチャラケ度が高い『ミッドナイト・ラン』はどうでしょう。
数多くのキャラクターにスポットが当てられる「コブラ会」だが、そのなかで主人公となるのが『ベスト・キッド』(84)でダニエルのことをいじめていた悪役のジョニー。34年前の空手大会決勝でダニエルに負けたことで人生が狂ったジョニーは酒に溺れる惨めな生活を送っていた。そんなある日、不良グループにいじめられている近所の少年ミゲルを助けたところ、空手を教えてほしいと頼まれ、空手道場「コブラ会」を復活させることになる。
いじめられっ子のミゲルが空手と出会ったことで自信をつけていく負け犬の逆転劇や、子どもたちの恋愛模様といった『ベスト・キッド』でおなじみの要素はもちろん、憎きコブラ会の復活を懸念し、ミヤギ道空手を再興させ対抗してくるダニエルをはじめとする過去の因縁が絡み合いながらストーリーは進んでいく。
これは言わずと知れた、寺沢武一先生の代表作である。 「スペースコブラ」(1982年) この「コブラ」シリーズは ①コブラ ..
シーズン2からは、登場人物たちのしょうもない三角関係や、会話や情報伝達が不足によるくだらない誤解による大騒動と悲劇、映画だったらすぐに解決しそうな問題をシーズンの最後まで持ち越してそれでも解決させない……といった、連続ドラマにありがちな欠点も目立ってくる。物語を引き伸ばすために大問題の解決は後まわしにしつづけながら、間を持たせるために小事件は常に起こしつづけなければいけない、という構造上、トラブルメーカーの役割を担わされて観客から嫌われる登場人物が目立ってくるのも、なんというか実にカン・ドラマという感じ。
ホークやトリーもなかなか厄介だが、とくにサムがひどい。男を二股にかける自己中心的な性格をしているのに正論を語り、騒動を起こしてはミゲルやディミトリがケガをする原因を作りつつ、自分はすぐに被害者ぶって周囲の大人から甘やかされる、と視聴者の感情を逆撫でしてばっかりの実にストレスフルなキャターだ。のサジェストで「嫌い」が出てくるのも納得である。
とはいえ、サム、そしてその父親ダニエル・ラルーソーの「偽善」や「独善」が強調されるのは、もともとの『』では「悪役」だったジョニーを主役に据えたこの作品においては必然性のある描写だともいるだろう。
ティ―ンエイジのかわいらしい男の子・女の子やイケメンが多数登場する作品であるが、『会』の最大の魅力は、ジョニー・ロレンスという主人公の造形にある。世間の流行どころかインターネットややパソコンすらまったく使い方を知らない「おバカ」でありながらも、ミゲルやその他のいじめられっ子が立ち上がる武器として空手の技術を教えるだけでなく、彼らが非行にはしりそうになったときにはどうやってモラルを教えて更生させられるかをひとりで考えて悩みながら実行する彼の姿は、実にいじましくて素直で、好感が抱ける。感情表現がヘタであったり言葉足らずであったり直情的で近視眼的であったりするために様々な失敗を犯し、弟子は過去の師匠に奪われて恋愛はまわり道で実の息子のロビーとの関係もうまくいかなくてと失敗続きであるところも、むしろ共感の対象となる。これほど「不器用」なキャターは昨今では珍しい。そしてジョニーの最大の魅力は、「偽善」や「正論」とは無縁であることだ。ダニエルとはちがい、彼がミゲルやロビーに説教をしたり教えを説くときには、その言葉が借りてきたものではなく悩みながら自分の頭で必死に考えたものであることが伝わってくる。世間的な権威や正論とは無縁なジョニーであるからこそ、何十歳も年下の子どもたちと対等の立場からメッセージを発して、それが受け止められるのだ。……まあそのメッセージが間違っていることもあるために余計なトラブルや惨事が起こったりもするのだけれど。
シーズン3における、(ジョニーによる教えが一因ともなりながら)学校での乱闘の果てにケガをして生活を余儀なくされることになったミゲルの「リハビリ」をジョニーが手伝うくだりは、とくに感動的だ。現実にやったら問題になること間違いなしの根性論でスパルタなリハビリによってミゲルが回復する過程にリアリティはまったくなく、「エロ本で(文字通りに)釣って立ち上がらせようとする」場面などのバカバカしさもすごいものだが、ジョニーの善意とそれをミゲルが受け止める様子が実に暖かなのだ。ミゲルが「お返し」をするようにファッションやデートなどについてジョニーにアドするところも好ましい。
ジョニーとミゲルの関係は、論者が喜びそうな「男性同士のケア」関係でもある。しかし、理想的なファンタであることは間違いなくても、彼らの関係性の描かれ方に偽善性や押し付けがましさは不思議とない。ひとつは、先述した通りおバカであり、『』が公開された1980年代からファッションセンスも知識も価値観もほとんどアップデートされておらず、まったく「コレクト」でないジョニーのキャター性によるものだろう。無知であり余計なや思い込みを持たないからこそ、目の前の問題を直視して相手に対して素直に関われて、まわり道をしながらもミゲルを救済したり治癒したりするなどの「正解」にたどり着けるという点では、『』と同じくジョニー・ロレンスもカのの伝統を正しく受け継ぐキャターなのだ。
もうひとつは、「男性同士のケア」を「師弟関係」や通じて描いていることだ。男性同士のケアがありうるとしても、それは友人同士や同輩などの横並び関係ではなく、「メンター/メン」や「先輩/後輩」など「縦」の関係のほうで成立しやすい、というのはよく言われることである。女性は男性と比べて同列の同性に対してはつい張り合ったりマウントをとってしまったりして本音を明かせないが、縦の関係ならその傾向が緩和されて、上の側にいる男も下の側にいる男も本音を打ち明けやすくなる、ということだ。これはわたしも大学時代のサークルや職場のことを思い出すとうなずけるところがあるし、部活をしていた人にも心当たりがあるのではないだろうか。考えてみれば、同じく「男性同士のケア」を描いた『幸せへのまわり道』も基本的には「メンター/メン」という関係であった。そういう点で、ジョニーとミゲルの関係は、バカバカしいファンタでありながらもある種の「リアリティ」を含んでいるといえるのだ。
「空手」という格闘技を題材としており、ンエイジャー同士の喧嘩や乱闘が何度も繰り返される『会』では、必然と「有害な男らしさ」という問題も関わってくる(トリーをはじめとする女子も喧嘩に加わるが、まああんな血の気の多い女の子ってリアルだとほとんどいないし、ストーリーの都合上女子にされているだけで彼女もほとんど男子みたいなものだ)。ジョニーやダニエルやクリースなどの師匠たちも、ミゲルやロビー(やサム)などの準主役の弟子たちもそれぞれに「有害な男らしさ」の問題を抱えているが、とくに印象的なのはホークの扱いだ。彼は、空手を習って暴力を手に入れるだけでなく髪を派手なモヒカンにしたり入れ墨を入れたりするなど全方位に「男らしさ」を獲得することで、いじめられている状況から脱出して周囲を見返して子分とガーンドもゲットするが、こんどはその「男らしさ」が仇となって子分もガーンドも友人も失い、いじめっ子が空手を習ったことでせっかく身に付けた暴力も役に立たなくなってしまう。
……とはいえ、ホークというキャターの顛末には、「男らしさ」は有害であるとともに有益なものであることも示されている。結局のところ、まず彼は「男らしさ」を身に付けていなければ、なにもゲットできないじめられっ子のままでありつづけたのだ。同様の経緯はミゲルもたどっているし、過去にダニエルやジョニーがたどったものであり、これからクリースがたどるものでもあるだろう。要するに、男の子である以上は「男らしさ」に振り回されてもダメだけれど「男らしさ」をまったく持たないわけにもいかない、ということだ。空手を習うなどしながら、中庸に着地させる道を見つけるしかないのである。
『会』においては、アマンダ・ラルーソーやミゲルの母などの「母親」たちは、ダニエルとジョニーの不毛な張り合いや子どもたちの無益な争いからは距離をとったりそれを諫めたりする、賢明さや良識を体現する人物たちとして描かれている(シーズン3でアマンダがクリースにつっかかることでその構図も崩れてしまうけれど)。しかし、ホークがいじめられっ子であった時代の回想シーンで、彼の母親が「いじめを止めてもらうように学校に連絡する」というおそろしく無意味で逆効果な(でも"良識的"ではある)手段をとったように、母親的・女性的な「賢明さ」が男の子の問題を解決する上では無力であることを描いている点も優れている。
男らしさなりマッチョイズムなりの問題は、や論が登場する遥か以前から男として生きる人々には否が応でも気付かされてきたことであり、男性がつくる男性を主人公とした物語のなかでは様々なかたちで描かれつづけてきたことだ。そして、たいていの物事や事象がそうであるように、「男らしさ」には功罪の両方が存在する(同様に、「母性」や「良識」や「ケア」にだって、功罪の両方があるはずなのだ)。物語はそれが良質であればあるほど、「功」と「罪」の両方を見つめて描くことができるものなのである。
というわけで、『会』は人によってはポリコレドラマとして受け止められて、人によってはアンチポリコレドラマとして受け止められているようだ。『マッドマックス:怒りのデスロード』ですら作品であるか否かをめぐって解釈が割れているように、よい物語とは多義的な解釈を許すものである。
日本人や沖縄人がほとんど不在のなか白人男性たちが空手を教えあう設定に対して必然的に出てくる「文化の盗用」という批判を、おバカなジョニーに「なんだそりゃ?」と言わせることでスルーする、という豪胆さはすごい(実際、もともとの『』の時点でありきな作品なんだから、そこを掘り下げても誰も幸せになれない。そういう点ではシーズン3でダニエルが沖縄に行くくだりは余計でしかなかった)。シーズン1の大会で"意識の高い"が少年が被差別者たちのために黙とうするシーンもギャグでしかない。
……とはいえ、反ポリコレな作品であるかというとまったくそうでもない。結局のところ、自分が少年時代に犯したいじめをはじめとする男らしさの「罪」をジョニーに直視させつづけて、ミゲルたちへの指導やクリースとの対峙を通じて彼に「贖罪」をさせることが、この物語の最大のテーマであるためだ。
INTERVIEW__007: Interview with: COBRA
9月9日よりNetflixにてシーズン5が配信されたばかりの人気ドラマ「コブラ会」。本作は80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」シリーズの主人公ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)とライバルのジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)のその後を同キャストで描き、因縁の大会から30年以上が経ち大人になった2人が空手の指導者として再び火花を散らすという1作だ。
ここ数年、ヒット作の続編やリブート、スピンオフが大量に作られ、一つの金脈コンテンツとなっているなか、オリジナルの人気に肖った懐古趣味な作品になることもしばしば…。しかし「コブラ会」は、単なるオールドファンに向けただけの作品ではなく、むしろ過去の映画シリーズの価値すら昇華させるような1作となっている。シリーズも終わりに近づき盛り上がりを見せているいま、改めてその魅力を紹介していきたい。
東京を拠点にアーティスト、そしてアーティスト・ラン・ギャラリー XYZ Collectiveの主催 ..
コブラ30周年記念!新作アニメプロジェクト始動!!原作の人気エピソードをフルハイビジョンでアニメ化!!第1弾・・・OVA「ザ・サイコガン」(DVD全4巻) 監督:寺沢武一第2弾・・・OVA「タイム・ドライブ」(DVD全2巻) 原作の人気エピソード第3弾・・・TVシリーズ「六人の勇士」(全13話予定) 監督:出崎統 ※いずれも初映像化となる人気原作を予定!※出崎監督の崎は、大ではなく、立が正しい漢字です。