[PDF] COVID-19に対する薬物治療の考え方 第14版


コロナウイルスの克服には「免疫が鍵だ」という話を耳にされたことがある方は、免疫を抑えるような薬を投与していいのか、と思われたかもしれません。実際、免疫も、免疫の働きの結果生じる炎症も、人がウイルスを駆除するのに大切な働きです。これを抑える薬は、マイナスに働いてしまいそうです。


新型コロナウイルス感染症の既往歴または新型コロナウイルスワクチンの ..

承認された主な要因として上げられるのは、英国の臨床試験で行われた試験においてデキサメタゾンを用いた治療で患者の死亡率を低下させる効果があったことや、新型コロナウイルス感染症による肺炎などの炎症にも効果があると認められたことからです。

ヘパリン類似物質には、血液が固まるのを防ぐ作用があるため、血友病や血小板減少症など、出血性の血液疾患のある人や、わずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人、出血しやすい人は、事前に医師や薬剤師に申し出てください。また、妊娠・授乳中の人や、以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある人も相談をしましょう。さらにほかの薬も使っている場合は、互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もあるため注意が必要です。

[PDF] COVID-19 の薬物治療ガイドライン version 5 1

ヘパリン類似物質油性クリームは、長年医療現場で使用されてきた保湿剤の代表ともいえる薬です。肌内部の角質層まで浸透して肌を潤すため、保湿効果が長く続くとされる一方で、血液が固まるのを防ぐ作用があることから、使う場合には注意が必要なケースもあります。効果や注意点をよく確かめた上で、効果的に使用するようにしましょう。

現時点で未査読ではあるが,COVID-19軽症例に対するステロイド加療を検討した米国の報告では,9058例のCOVID-19症例において,酸素投与が不要であった症例や鼻カヌラで酸素を投与していた症例ではステロイド加療群で90日後の生存率が低かったという結果(図6)であった。このような報告もあるので,軽症例,酸素投与を必要としない症例に対するステロイド治療に関しては慎重かつ十分に注意する必要がある。

デキサメタゾン(1 回 6mg 1 日 1 回 10 日間)を投与する。レムデシビルは、原則使用しない。迅

Q&A(COVID-19):デキサメタゾンを含む副腎皮質ステロイド