【医師が教えるAGA治療】ミノキシジルタブレットの飲み方と副作用



フィナステリド錠の服用は、一日おきにしない方がいいです。なぜなら医薬品にはそれぞれ用法と用量があるからです。


【AGA・薄毛治療】薄毛治療は飲み薬が基本!なぜ飲み薬が効果的?フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルは何をしてくれるお薬なの?

AGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)の代表的な治療薬であるフィナステリド錠は、1日に1錠服用するタイプの医薬品なので、一日おきに服用していてはその薬効を存分に得られないのです。一般的な医薬品(風邪薬など)の場合、朝昼の2回飲んだり、朝昼晩の3回飲んだりするのが通常だと思います。

AGA治療薬は決して安い薬ではないため、費用を抑えるために個人輸入の通販サイトを利用される方がいらっしゃいます。個人輸入の通販サイトとは、業者や個人が直接海外の薬等を仕入れて販売しているWEBサイトで、日本で未承認の薬を取り扱っていたり、日本よりも低価格で薬を販売していたりします。そのため、患者様にとってはメリットの多い通販サイトのように思えますが、偽物が販売されている可能性があり大変危険です。万が一偽物を購入しても全て自己責任となり、思わぬ副作用が生じても救済措置は一切ありません。また、どのような成分が含まれているかわからないため、副作用が生じても対処が難しいケースもあります。このような危険性があることから、個人輸入の通販サイトは使用せず、フィナステリドは必ずクリニックで処方してもらいましょう。

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クリニックフォアでは、ミノキシジル単剤プランのほか、の処方を受けられるプランがあります。
合剤はミノキシジルとフィナステリドの成分が一つになっているもので、1錠飲むだけでどちらの有効成分も体内に取り入れられます。

【フィナステリド(適応は男性のみ)】
男性の薄毛の主な原因は、悪玉テストステロンとも言われるジヒドロテストステロンです。
男性ホルモンであるテストステロンが酵素によってジヒドロテストステロンに変換されることで、この物質が脱毛を指示し、薄毛が進行します。
この酵素反応を抑えてくれるのがフィナステリドです。
フィナステリドの内服を中止してしまうと、薄毛の原因物質が産生され続けるので、薄毛の進行を止めることができません。
特に副作用がなく、健康診断などで健康状態を定期的にチェックをしていただければ、数十年内服を継続していただいて問題ないお薬です。薄毛の進行をなるべく抑えたい方は長期の内服がおすすめです。

【ミノキシジル】
ミノキシジルは毛母細胞を活性化し発毛を促すお薬です。
薄毛の原因を抑えるお薬ではないので、発毛効果が十分に見られた場合は休薬や減量することが可能です。
しかし、内服を中止すると時間経過とともに薬剤の血中濃度が下がり発毛促進効果は薄れてきます。
また2週間以上休薬すると内服再開時に初期脱毛が見られるという報告もありますので、ミノキシジルも髪のボリュームを維持したい場合はなるべく内服の継続を推奨しています。

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その上で、ミノキシジルを併用するかを検討するようにしてくださフィナステリドは抜け毛予防の効果があるため、いわばこれ以上薄毛を進行させない現状維持のための治療薬で、AGAの根本原因でもあるジヒドロテストロンの生成を抑えます。

1日当たりのフィナステリド錠の服用回数と、一般的な治療薬の服用回数に違いがあるのは、それぞれ有効成分の持続期間が異なるからです。

AGA治療をより安心して受けたい方は、ぜひ参考にしてください。 目次

ミノキシジルタブレットは、AGA(男性型脱毛症)やびまん性脱毛症、FAGA(女性型脱毛症)など血行不良を原因とする薄毛に効果があります。
AGA治療薬の中では最も発毛効果が優れており、服用開始後、早い方で2~3ヶ月、通常、ミノキシジルの効果が確認できるまで6ヶ月間の継続投与が必要です。それ以降、徐々に発毛が促進していきます。プロペシアやザガーロと違い用量が増えればその分、発毛効果は増加します。ミノキシジルは、主に血流を良くする事で毛細血管から毛乳頭に栄養を与える為、AGA全体に効果が期待できます。尚、ミノキシジルは女性も服用可能です。 一般的に生え際や前頭部の薄毛の部位にAGAの原因物質である男性ホルモンDHTが多く存在します。プロペシアやザガーロが産毛を発毛させやすくするのですが、生え際の産毛をしっかり太くする効果はプロペシアやザガーロよりミノキシジルの方が高い効果を期待できます。

AGA治療は保険適用外の自由診療であるため、医療機関によって使用している薬もさまざま。中には海外から輸入した日本未認可の薬剤を使用しているクリニックもあります。海外製剤は純度が一定していないことも多く、なかなか思うような効果を得られない、急に副作用が出るなどの治療トラブルにつながることも少なくありません。どんな薬剤を使用しているか、一つの目安となるのが価格です。例えば、国内認可されたフィナステリド0.2mgは、月5000~7000円で処方されますが、これより明らかに安価なものは、海外製剤である可能性が高いとお考えください。
また、通信販売による個人輸入もおすすめできません。純度が一定していない上に不純物が混じっていることが多く、中にはフィナステリドの成分が一切入っていない偽造品であったというケースも。服用した方から多くの健康被害が報告され、厚生労働省が注意喚起の通達を出しています。日本人の体質に合わせて開発され、効果と安全性が認められた、国内認可のプロペシア錠を処方しているクリニックを選ぶことで、こういった危険とは無縁で治療を進めることができます。また、クリニックは発毛効果や副作用の有無などを客観的にチェックしてくれ、状況に応じてプロペシアの濃度調整など、今の状態に一番合った薬を処方してくれます。健康的に治療を続けたいなら、頭髪専門のクリニックで治療と処方を受けましょう。
Dクリニックは設立22年間で277万人以上※1の治療実績を数え、現在も1か月平均17万7000人※2の患者様に通院をいただいていますが、院内で調剤したプロペシア錠を、品質検査を徹底した上でお出ししています。


AGA治療|むこうがおかクリニック|川崎市多摩区登戸|土日も診療

プロペシア錠の成分フィナステリドは、男子胎児の生殖器官の発育に影響を及ぼす恐れがあるため、妊婦の服用を固く禁じています。そのため、プロペシア錠を服用したままの子づくりや妊娠中の性生活に悩む男性が多くいらっしゃいますが、フィナステリド成分が精液に移行する量は、1mgを服用した場合でも投与量の0.00076%以下(MSD調べ)と極めて僅かであり、基本的には問題はありません。
しかし、万が一のことが起こった時に「薬のせいかも知れない」と悔やんでいただくことのないよう、Dクリニックでは、子づくりを希望される時期の6か月前にはプロペシア錠の服薬をやめて体内から成分を完全に排出していただく(ザガーロは1年程度)とともに、妊娠に影響のないミノキシジル外用薬でAGAの治療を続けていただくようにご提案しています。

そのような方にミノキシジル・フィナステリドと相乗効果のある頭髪ローション ..

以上の項目をクリアすることで、副作用が出るリスクを最小限に抑えられるようにしています。
体調を確認せずに薬の処方のみを行う医療機関で治療を続けたり、海外通販で購入した薬剤で自己治療を続けたりすることは、大きな副作用に繋がる可能性があります。ポストフィナステリドシンドローム(PFS)と呼ばれる状態で苦しまないためにも、安心して治療を続けられる医療機関でフィナステリドを服用していただくことをおすすめします。

薄毛に悩まれている方、将来的に薄毛予防を行っておきたい方に向けて ..

Q. フィナステリドとミノキシジルどっちがいい?
A. フィナステリドとミノキシジルのどちらが最適かは、個人の状況や薄毛の原因により異なります。それぞれの薬剤には特定の効果と考慮すべき要素がありますので、医師との相談が必要です。以下が両者の特徴です。

(フィナステリド錠1.0mg+ミノキシジル錠5mg 28日分): 9,000円

円形脱毛症髪の毛を作る、まだ原因がはっきりとはわかっていませんが、と言われています。日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年版では、原因は定かでないとしながらも、橋本病に代表されるという報告があるとされています。円形脱毛症の方31名に対する面接調査では、強い精神的ストレスを感じた後に脱毛した方もいらっしゃれば、強いストレスが全くなかったのにもかかわらず脱毛の症状が出現したという方も多いという結果が出ています。


脱毛症の中でも、医師の診察で保険適応となった場合は、投薬治療を行います。
円形脱毛症や皮膚疾患による脱毛症の場合は、保険診療で治療していくことが多いです。「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、






です。全ての病院でW-PRP治療が行えるというわけではなく、当日、腕から採血を行い、遠心分離機を使用して有効成分の抽出を行います。直接頭皮に注射することで、が期待できます。ご自身の血液成分を使用するためこちらのご施術は、私自身が頭髪治療に使用してみましたので、今後の記事で詳しくご紹介させていただきます。
です。
ご希望があれば、モザイクヘア照射直後に高濃度ミノキシジルの外用薬をお付けすることができます。こちらのご施術はスタッフが頭髪治療に使用したので、今後の記事で詳しくご紹介させていただきます。
点滴はまた、他のご施術と同時に行うことができますので、頭髪治療に限らず他の注射や機械のご施術でご来院いただいた際にも、ご相談いただければご案内可能です。
頭皮の皮脂や洗い残しが毛穴に詰まってしまうことで、発毛に悪影響を及ぼしてしまいます。ハイドラジェントルは、薬剤の噴射をしながら吸引しますので、過剰に分泌された皮脂や毎日のヘアセットで使用するスプレーやワックスなどのそのため、また押し当てながら吸引しますので、
こちらのご施術に関しては、スタッフが頭髪治療に使用しましたので、今後別の記事で詳しくご説明させていただきます。

当院ではミノキシジルが2%含まれている外用薬をオーシャンウォーターストロングという名前で販売しています。
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年」では、ミノキシジルの外用薬使用は、


1日1回、0.2~1mgの内服が可能で、最短で3か月間継続したところで発毛が確認された事例もありますが、またプロペシアは男性のみが内服可能な薬ですので、女性の方には処方することができません。ミノキシジルの内服薬は、元々医療現場では高血圧の薬として使用されてきた歴史があり、副作用として多毛が報告されていたことから、ミノキシジルは血管を広げる効果がありますので、1~2か月で落ち着きます が、内服し始めたのに脱毛が収まらないと不安になってしまう方も多いと思います。


今回のご紹介はここまでになります。






最後までお読みいただきありがとうございました。についてご案内いたします。 また、公式アカウントでもお得な情報などを配信していますので、もお待ちしております!PROFILE山崎 和紀(やまざき かずのり)杏林大学医学部 卒業
杏林大学医学部附属病院 勤務
名古屋大学医学部附属病院形成外科 勤務
静岡済生会病院形成外科 勤務
虎の門病院形成外科 勤務
東京西徳洲会病院形成外科部長就任
年アンデュースキンケアクリニック院長就任日本専門医機構形成外科領域専門医
日本美容皮膚科学会正会員
サーマクール認定医アンデュースキンケアクリニック
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央 50?17 CMポートビル 9F
センター南駅から徒歩1分横浜市営地下鉄ブルーライン:新横浜駅から快速3駅9分、横浜駅から快速4駅18分、あざみ野駅から3駅6分/グリーンライン:日吉駅から6駅12分、中山駅から3駅6分と多方向からアクセス可能。

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治療を始める前に、フィナステリドの使用で僅かでも副作用の可能性があることをお伝えし、「薄毛が解消する、髪が増える」というメリットと、「副作用やポストフィナステリドシンドローム(PFS)が起こるかもしれない」というデメリットをよく比較していただくようにしています。
また、次のような方は特に「精神的要因」が強くなりやすいため、服用はおすすめしていません。

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フィナステリドによるAGA治療は、基本的には効果も安全性も高い治療です。しかし、実際にポストフィナステリドシンドローム(PFS)が報告されていることや、精神的要因が原因の一つである可能性が大きいことから、Dクリニックではリスクを最小限にするためのカウンセリングや治療を行っています。

薄毛治療の現場では他にも「デュタステリド(GSK社から販売されている、ザガーロの主成分)」「フィナステリド ..

症例は報告されているものの、ポストフィナステリドシンドローム(PFS)の原因そのものはまだ明らかになっておらず、有効な治療方法も見つかっていません。ただ、今日までの研究により、現在いくつかの説が浮かび上がってきています。
1つめは、ネガティブフィードバックによる、テストステロンの生成量減少から起こる?という説です。フィナステリドは、5aリダクターゼという酵素の働きを阻害することで、体内にある男性ホルモンのテストステロンが、AGAの原因となるジヒドロテストステロンに変換されるのを抑制する薬です。
フィナステリドを投与すると、テストステロンは変換されないため一時的に体内濃度が上昇します。すると体内恒常性を保つために、体はテストステロンの生成を抑制するようになります(ネガティブフィードバック)。この状態が続くと、テストステロン生成に関わる脳の命令伝達機能や器官(睾丸など)が衰え、薬の投与がなくなっても、テストステロンの体内生成量が元に戻らないことから、副作用が続くのではないか?というのが説の概要です。
しかし、この説に関しては疑問が残ります。なぜなら、同じような作用機序をもつ別の薬では、このような症状が起こっていないからです。例えば、前立腺がんや前立腺肥大症を治療する「アンドロゲン受容拮抗薬」は、テストステロンを受容体と結合させない働きがあるため、フィナステリドと同様、服薬中はテストステロンの体内濃度が上昇します。するとネガティブフィードバックにより、投薬中止後に同じような症状が現れてもおかしくないはずなのですが、そのような症例報告はありません。
2つめは、うつなどの精神障害が残るのは、神経ステロイドの生成量減少が原因?とする説です。
フィナステリドを投与すると、ジヒドロテストステロンの産生が減少するため、代謝物として一緒につくられる神経ステロイド「アンドロステンジオール」の生成も減少します。また、他の神経ステロイド「アロプレグナノロン」や「テトラヒドロデオキシコルチコステロン」の生成も減少します。神経ステロイドには精神を安定させる効果があり、量が減ることで気力の減退や抑うつ症状が出ることがあることが知られています。投与中止後も、神経ステロイドの生産量が増えずに精神障害が続くのではないか、というのです。
そして3つめは、患者さんの精神的な要因が症状の原因になっている?とする説です。
2019年に発表されたスイスの皮膚科・毛髪疾患センターの医師らによる論文(※2)によると、フィナステリドの副作用の可能性について通知を受けた患者さんの間で、重要なノセボ効果(反偽薬効果/成分を含まない薬であるのに、フィナステリドを服用したような副作用や有害作用が現れること)が認められたこと、また、元からメンタルヘルス障害や抑うつ症状を抱えている方はポストフィナステリドシンドローム(PFS)のリスクが高くなる傾向があること、そして「ポストフィナステリドシンドローム(PFS)は体調に不調が現れるタイプの妄想性障害である可能性が高い」ことを述べています。これは言い換えれば、精神的要因が身体的症状を生み出しているかもしれない、ということです。
2や3の説の裏付けにはさらなる研究が待たれますが、ポストフィナステリドシンドローム(PFS)が精神的要因と結びついている可能性は、決して少なくないように思われます。

【薄毛/AGA治療】フィナステリドの真実を解説します。 | 美容コラム

プロペシア(フィナステリド)には、併用禁忌薬はありません。
飲み合わせが悪いなどの報告もなく、様々な薬剤と併用可能です。むしろミノキシジルと併用することで、より高い発毛・育毛効果が得られるとされています。プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルは作用機序が異なり、AGA治療に対して異なったアプローチをするからです。

薄毛改善は抜け毛抑制フィナステリドとミノキシジルの併用が定番で、以下のセット ..

一方で、ミノキシジル内服は女性の薄毛改善に効果が期待できます。影響を及ぼすフィナステリドと作用が異なるため、外用薬・内服薬ともに女性の使用が可能です。いずれにしても必ず専門医の診断のもと処方してもらいましょう。