副作用かな?と思われるようなことが起こったら、まず医師に相談してください。
全ての抗精神病薬においてこれから説明する副作用が全て出現する訳ではありません。
このようにみると様々な受容体に作用し、副作用も多いように感じます。
副作用が出た際は、可能であれば減量や中止をします。難しい場合は副作用を改善する薬剤を投与することもあります。
心療内科のお薬には、主に「抗不安薬」(デパス、セルシン、ワイパックスなど)、「睡眠薬」(マイスリー、ルネスタ、ロヒプノールなど)、「抗うつ薬」(パキシル、デプロメール、レクサプロ、サインバルタなど)、「気分安定薬」(リーマス、デパケンなど)、「抗精神病薬」(リスパダール、セレネース、ジプレキサ、セロクエルなど)などがあります。
シクレストは様々な受容体に作用するため、副作用も認められます。
沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井光郎)は、本日6月8日、オランザピン錠2.5mg/5mg/10mg「サワイ」・オランザピン細粒1%「サワイ」につきまして、下記の通り、「効能・効果」および「用法・用量」の追加承認を取得致しましたことをお知らせ致します。
これにより、発売開始時から先発品と同様に処方していただけるようになりました。
抗うつ薬は、飲み始めてすぐに効果が実感できることは多くありません。一般的には、効果が出てくるまでに2週間~1か月ほどはかかるといわれています。
抗うつ薬は、規則正しく服用することがとても大切です。もしもお薬を飲み忘れてしまったら、少しずれてもいいので必ず服用してください。
よくなるとお薬をすぐにやめたくなってしまうかもしれませんが、脳の神経伝達物質が安定するにはしばらく時間がかかりますし、治りたての時期はストレスにも弱いです。不安の病気では、無意識に苦手意識が残っています。
症状が本当に安定したのちに、生活の変化が少ない時期に少しずつ減量をすすめていきます。
海外ではジプレキサ単剤でのうつ状態の適応がなく、が認められています。
双極性障害の場合、成人の躁状態の改善には1日1回オランザピンとして10mgの用量で服用を開始します。うつ症状の改善には1日1回就寝前に5mgから開始し、10mgまで増量します。なお、どちらの服用方法も年齢・症状により適宜増減できますが、1日最大量は20mgです。
【11.1.1】高血糖(0.9%),糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡〔高血糖が現れ,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがある。血糖値の測定や,口渇,多飲,多尿,頻尿等の観察を十分に行う。異常が認められた場合には投与中止。インスリン製剤を投与。[1.1,1.2,2.5,8.1,8.3,9.1.1参照]〕【11.1.2】低血糖〔脱力感,倦怠感,冷汗,振戦,傾眠,意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与中止。[8.2,8.3参照]〕【11.1.3】悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)〔無動緘黙,強度の筋強剛,脈拍及び血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。水分補給,体冷却等の全身管理を行う。本症発症時には,血清CKの上昇や白血球の増加がみられることが多い。また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下に注意。なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡した例が報告〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST(1.5%),ALT(2.5%),γ-GTP(0.7%),ALPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.5】痙攣(0.3%)〔痙攣(強直間代性,部分発作,ミオクロヌス発作等)が発現〕【11.1.6】遅発性ジスキネジア(0.6%)〔長期投与により,不随意運動(特に口周部)が現れ,投与中止後も持続することがある〕【11.1.7】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕【11.1.8】麻痺性イレウス〔腸管麻痺(食欲不振,悪心・嘔吐,著しい便秘,腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し,麻痺性イレウスに移行することがある。腸管麻痺が現れた場合には投与中止〕【11.1.9】無顆粒球症,白血球減少(0.6%)【11.1.10】肺塞栓症,深部静脈血栓症〔肺塞栓症,静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告。息切れ,胸痛,四肢の疼痛,浮腫等が認められた場合には投与中止。[9.1.6参照]〕【11.1.11】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。投与中止。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕
オランザピン・ビプレッソ、エビリファイ、ラツーダの副作用について説明します。
「統合失調症」
通常、成人にはオランザピンとして5~10mgを1日1回経口 投与により開始する。維持量として1日1回10mg経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日量 は20mgを超えないこと。
【11.1.1】高血糖(0.9%),糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡〔高血糖が現れ,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがある。血糖値の測定や,口渇,多飲,多尿,頻尿等の観察を十分に行う。異常が認められた場合には投与中止。インスリン製剤を投与。[1.1,1.2,2.5,8.1,8.3,9.1.1参照]〕【11.1.2】低血糖〔脱力感,倦怠感,冷汗,振戦,傾眠,意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与中止。[8.2,8.3参照]〕【11.1.3】悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)〔無動緘黙,強度の筋強剛,脈拍及び血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。水分補給,体冷却等の全身管理を行う。本症発症時には,血清CKの上昇や白血球の増加がみられることが多い。また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下に注意。なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡した例が報告〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST(1.5%),ALT(2.5%),γ-GTP(0.7%),ALPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.5】痙攣(0.3%)〔痙攣(強直間代性,部分発作,ミオクロヌス発作等)が発現〕【11.1.6】遅発性ジスキネジア(0.6%)〔長期投与により,不随意運動(特に口周部)が現れ,投与中止後も持続することがある〕【11.1.7】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕【11.1.8】麻痺性イレウス〔腸管麻痺(食欲不振,悪心・嘔吐,著しい便秘,腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し,麻痺性イレウスに移行することがある。腸管麻痺が現れた場合には投与中止〕【11.1.9】無顆粒球症,白血球減少(0.6%)【11.1.10】肺塞栓症,深部静脈血栓症〔肺塞栓症,静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告。息切れ,胸痛,四肢の疼痛,浮腫等が認められた場合には投与中止。[9.1.6参照]〕【11.1.11】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。投与中止。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕
シクレストで頻度がやや多い副作用として、アカシジアがあります。
オランザピンには以下の剤形が販売されておりますが、いずれも用法用量は同様です。なお、ザイディス錠とは口腔内崩壊錠の1つで水無しで服用できるように設計された剤形のことです。一般的に口腔内崩壊錠にはOD錠と呼ばれるものが多いですが、ザイディス錠の方が速やかに崩壊します。先発品であるジプレキサではザイディス錠、ジェネリック医薬品の場合はOD錠となります(ザイディス錠とOD錠は、崩壊にかかる時間は異なりますが作用発現までの時間は同等です)。
その一方で、副作用のリスクは高まります。なってしまうことはよくあります。
抗うつ薬の副作用は、抗うつ薬が脳内のターゲットとする神経伝達系だけでなく、他の神経系にも作用があることが大きな要因です。以下のような症状が抗うつ薬の一般的な副作用です。
この副作用がきつくて、中止せざるをえない方も少なくありません。
私たちが感じる様々な感情は全て脳内の神経系によりコントロールされています。愉悦感や不安感などの感情は、セロトニンやドパミン、アドレナリンといった神経伝達物質がそれぞれの神経間で綿密なコミュニケーションをとることによってバランスが保たれています。オランザピンは多くの種類(多元的)の受容体に対して作用し、なおかつ、それらは脳内に選択的に作用するため副作用が少ないという特徴があります。これらの特徴からオランザピンは多元受容体作用抗精神病薬(MARTA)と言われ、複数の神経伝達物質のバランスを整えることにより、気持ちの高ぶりや不安感を改善し、心身の活動を安定化させる働きがあります。
のですが、副作用止めに抗コリン薬を服用しているときは注意が必要です。
SNRI(セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み阻害剤)現在トレドミン、サインバルタが市販されています。
抗うつ薬としてその他に三環系抗うつ薬(アナフラニール、トリプタノールなど)、四環系抗うつ薬(テトラミド、ルジオミール、テシプールなど)、およびレスリン、アモキサンなどがありますが、これらは現在では、第一選択薬が効果がなかった場合の第二選択薬であり、また第一選択の薬が効果が不十分な場合に作用を増強する形で追加して使います。
また比較的新しい抗うつ剤としてミルタザピン(商品名、リフレックス/レメロン)も使われるようになっています。抗うつ作用、抗不安作用ともSSRIとは違う薬理作用であり、通常の抗うつ薬で効果がない場合でも効果がある場合があり、またSSRIに追加する形で使うことも多いです。ただし眠気などの副作用がはじめは強いため、注意する必要があります。また欧米ではすでに発売されて定評のあるブブロピオンなどの抗うつ薬も近々発売されると思います。
ジプレキサの副作用が認められた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
躁状態の患者さんにオランザピンを使用した際に確認された主な副作用は以下の通りです。
オランザピンの併用で改善、QOLも良好【SABCS 2024】
その他、抗うつ薬の投与早期や増量時には不安・焦燥や衝動性の高まりが見られることもあります。
副作用が実際にどのような症状としてどの程度、どのくらいの期間に、現われるのかは種々の要因が関与します。具体的には治療薬の種類、投与量、年齢、性別、薬物の代謝機能、そして身体疾患の有無などが複雑に関与し合うことで副作用の個人差を大きくしています。
オランザピン(ジプレキサR)には、どのような効果がありますか?
統合失調症ではさまざまな精神症状があらわれます。 患者さんは不安を感じたり憂うつになったり、不眠を訴えることも多く、これらの症状自体が幻覚や妄想を悪化さ せるきっかけにもなります。薬物療法では抗精神病薬以 外にも、抗不安薬や抗うつ薬、睡眠薬などの補助的な 薬剤が使用されることがあります。また、錐体外路症状副作用の項をご覧下さいなどの副作用対策として抗コ リン薬などが必要に応じて使用されます。
精神科 心療内科 くすりのはなし㉜ ジプレキサ(オランザピン)
オランザピン服用中に血糖値の著しい上昇や低下といった症状が発現する可能性があります。なお、血糖値異常は自覚しにくく、そのまま放置すると重い状態へ繋がる危険性があるため注意が必要です。脱力感や倦怠感、口喝、手足の振るえといった症状の発現の有無、定期的な血糖値の測定を行われることが推奨されています。
オランザピンカプセル注)とカルバマゼピンとの併用により、オランザピン
双極症に対しての投与が認められている薬剤は、オランザピン(ジプレキサ)、ビプレッソ、エビリファイ(アリピプラゾール)、ラツーダです(日本うつ病学会治療ガイドラインⅠ.双極性障害 2020 では、オランザピン、リスペリドン、パリぺリドン、アセナピンといった非定型精神病薬(第2世代抗精神病薬)やチミペロン、ゾテピンなどの定型抗精神病薬(第1世代抗精神病薬)も使用されることがありますが保健適応外のため今回は省略します)。
ミルタザピンとオランザピンの併用による老年うつ病治療の治療効果と安全性の研究【JST・京大機械翻訳】
Navari氏を筆頭著者とする論文がN Engl J Med誌(375:134-142 2016.7.14)に掲載された。米国の177施設で2014年8月に開始された第3相無作為化二重盲検試験()で、化学療法の経験がなく、初めてシスプラチン、もしくはシクロホスファミド(商品名エンドキサン)+ドキソルビシン(商品名アドリアシン)の投与を受ける患者をオランザピン10mg群、または対照群に割り付け、1~4日目まで化学療法の前後に経口投与した。欧米で標準的な支持療法とされている3剤併用療法にオランザピン10mgを追加し、悪心・嘔吐予防の上乗せ効果をプラセボと比較した。3剤併用療法とは、ステロイド、セロトニン5-HT3拮抗薬、ならびにニューロキニンNK1拮抗薬である。ステロイド:デキサメタゾンセロトニン5-HT3拮抗薬:オンダンセトロン(商品名ゾフラン)、グラニセトロン(商品名カイトリル)、パロノセトロン(商品名アロキシ)ニューロキニンNK1拮抗薬:アプレピタント(商品名インメド)、ホスアプレピタント(商品名プロイメンド)その結果、解析対象はオランザピン群192人、プラセボ群188人で、主要評価項目である化学療法剤投与後24時間の悪心予防割合(各74%、45%)はオランザピン群の方が有意に高かった(p=0.002)。25時間から120時間の同割合(各42%、25%)、および全120時間における同割合(各37%、22%)もいずれも有意差が認められた(ともにp=0.002)。副次評価項目も全て達成し、化学療法剤投与後24時間、25時間から120時間、および全120時間において嘔吐が全くなく、かつレスキュー薬を使用しなかった患者の割合(完全反応率)は、オランザピン群(各評価時間順に86%、67%、64%)がプラセボ群(同65%、52%、41%)より有意に高かった(各p<0.001、p=0.007、p<0.001)。グレード5の毒性は認められなかったが、オランザピン群で2日目に鎮静を示す患者を認め、重度の鎮静は5%に発現した。催吐性化学療法後の悪心・嘔吐コントロールにおけるオランザピンの有益性は他の試験でも確認されている。また、支持療法に含まれるアプレピタント、またはホスアプレピタントなどNK1拮抗薬が中~高度催吐性の化学療法後の急性、遅発性の嘔吐をコントロールするのにすぐれているのとは対照的で、オランザピンは悪心のコントロール効果にすぐれるのが特徴的だという。そもそも、オランザピンの作用は多彩で、複数の標的に対するアンタゴニスト(拮抗薬)として抗精神病効果を発揮することがわかっている。複数のセロトニン受容体、ドパミン受容体、α1受容体、ムスカリン受容体、ならびにヒスタミン受容体に拮抗するマルチレセプターブロッカーとして働くが、制吐剤としてみた場合、悪心・嘔吐の発現に関与するドパミンD2受容体、およびセロトニン5-HT3受容体に対する拮抗作用が寄与している可能性が考えられる。オランザピンは1996年に米国で統合失調症治療薬として発売されたのをはじめ、日本では同適応で2001年6月に販売開始、2010年には双極性障害の躁症状、2012年にはうつ症状への適応拡大で承認された。剤形もフィルムコート錠、口腔内崩壊錠、筋注剤と豊富だ。長い期間にわたり国内外で使用されているぶん、データの蓄積も充実していることから、安全性への不安も少ないと考えられる。ただ、がん化学療法を受ける患者は言うまでもなくがん患者だ。今回の試験の解析対象では、オランザピンの好ましくない鎮静作用による傾眠の症状スコアが2日目にプラセボ群より上昇した。しかし、3日目、4日目、5日目と投与を継続しても傾眠症状は軽減していったことから、オランザピンの鎮静作用に患者が適応したことがうかがわれる。この一時的な傾眠症状については、より詳細な情報収集が必要であり、同時に、例えばより低用量(5mg)での制吐効果を探索していく必要もあると考察されている。日本緩和医療学会、ならびに日本消化器病学会は、厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」に、オランザピンの要望書を提出している。2016年2月に開催された同検討会議において、「医療上の必要性に係る基準」への該当性について、専門作業班による評価が提示された。「抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状(悪心嘔吐)」を効能・効果とする要望内容に対し、適応疾病の重篤性の判定は、「日常生活に著しい影響をおよぼす疾患」で重篤性あり、医療上の有用性の判定は、「欧米等で標準的療法に位置づけられており、国内外の医療環境の違い等を踏まえても国内における有用性が期待できると考えられる」で有用性ありとされた。国内臨床試験ではオランザピン5mgのエビデンスしかなく、海外の現状はオランザピン10mgが使用されているため、プラセボ、オランザピン5mg、または10mgを比較する試験、さらに、既存の3剤併用療法による予防投与にもかかわらず嘔吐が出現する突出性嘔吐を対象とし、3剤併用療法へのオランザピンの上乗せ効果を検討する二重盲検法の第2/3相試験が要望されている。一方、は、がん患者における不完全消化管狭窄による悪心予防として、オランザピンが予防効果を示せるかの臨床試験を実施しており、抗がん剤治療の副作用予防ではなく、特に消化器・婦人科系のがん患者の進行期に発現しやすい、不完全消化管狭窄へのオランザピンの予防効果を検討する臨床試験を実施している。記事:可知 健太 & 川又 総江
オランザピンは多数の神経物質受容体に対する作用を介して統合失調症の陽性症状の
沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井光郎)は、本日4月4日、オランザピン錠2.5mg/5mg/10mg「サワイ」・オランザピン細粒1%「サワイ」につきまして、「効能・効果」および「用法・用量」の追加承認を取得したことをお知らせいたします。これにより、先発品との適応不一致が解消され、先発品と同様に使用していただけるようになりました。
ないことや、抗うつ薬の併用効果以外に、 オランザピンとフルボキサミンの併
しかし、減量や中止が難しい場合は、副作用を抑える薬剤(アキネトン(ビペリデン)、アーテン(トリヘキシフェニジル、ピレチア/ヒベルナ(プロメタジン)など)を使用することがありますが、副作用をおさえる薬剤の副作用もあるため、できるだけ使わずに対処できることが理想です。