当院では原則、ミラミックス1:トレチノイン1/4からスタートします。


ビタミンAの一種である「レチノール」は、様々な効果が期待できる美容成分です。認知度が高く、化粧品によく配合されていますが、使用の際に注意しておきたい点があります。そこで、具体的な効果や使い方についてお伝えします。


トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)

そこで、今回はシミ等の治療に使われる代表的なお薬のトレチノインを解説いたします。。

お伝えしたように、レチノールはビタミンAのひとつです。そのため、まずはビタミンAについて押さえておきましょう。
ビタミンAは油に溶けやすい性質を持つビタミンで、皮膚や粘膜を健康に保つ、抵抗力を高める、酸化を抑えるといった働きがあります。食事などによって摂取されたビタミンAは、体内で働けるように「活性型」と呼ばれる形に変わります。活性型には「レチノール」、「レチナール」、「トレチノイン(レチノイン酸)」の3種類があり、形を変えながら様々な働きをしています。具体的には、レチノールは代謝によってレチナールに変わり、最終的にトレチノインとなります。レチナールはレチノールに戻ることもありますが、トレチノインに変わると元に戻ることはありません。少し複雑な話になりますが、このように体内で様々な形に変わりながら、ビタミンAは色々な働きをしています。
そんなビタミンAですが、体内では合成されないため、意識して食事などから摂る必要があります。豚レバーやバター、卵黄、うなぎなどの動物性食品に多く含まれますが、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンもビタミンAの前駆体として体内に貯蔵されるため、ニンジンやモロヘイヤ、ほうれん草なども意識して食べるようにするとよいでしょう。

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A あまりにも剥ける場合は量を減らしていただいてもかまいません。皮がむけるのは正常な反応です。治療中は無理にファンデーションを塗らずに、日焼け止めとポイントメークをしていただくのみで良いと思います。どうしてもファンデーションを使いたい場合は、リキッドタイプのものやBBなどが良いと思います。粉にすると、余計に目立つ場合が多いです。反応は次第に落ち着いてきますので、このまま続行してください。何か大きなイベントがある場合は、イベントの4-5日前に塗るのをやめていただくと反応が止まります。

トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。

イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。

逆に脂漏性角化症や色素性母斑(ほくろ)・そばかす(雀卵斑)などで「シミ」になっている場合は、手術やレーザー・液体窒素などほかの治療法が有効なケースがあります。どのタイプのシミかによって治療方法が異なるので、事前に医師によるカウンセリングを受けていただくとよいでしょう。

また、トレチノインを長期間外用すると表皮、真皮を厚くする作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲン産生を促進し、真皮血管の新生により肌の若返りも果たすため、小ジワの治療にも使用されます。

この記事では、ハイドロキノンやトレチノインの併用について解説します。

トレチノインはもともとニキビやニキビ跡の治療薬としてアメリカで多く使用されていたお薬です。

トレチノイン(オールトランスレチノイン酸)とは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものです。このレチノイン酸は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。
トレチノインは米国では、シミ、小じわの治療医薬品として、FDA(日本の厚労省に当たるところ)に認可されており、非常に多くの患者の皆様に皮膚の若返り薬として使用されています。アメリカでは、ニキビ治療の第一選択薬になっているほどです。


. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。

1日2回(1回しか塗ることができない方は、夜のみ1回)塗ってください。
UVケアはしっかり行ってください。
ハイドロキノンと併用の場合は、最初にトレチノインをシミからはみ出さないように塗り、乾いてからハイドロキノンをシミの上に塗ってください。

これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。

効果から副作用、正しい使い方をはじめ、よくある質問についても解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事では、ハイドロキノン・トレチノインの毛穴への効果について解説します。

4 トレチノインゲル(黄色いゲル)を、しみの部分からはみ出さないようにベビー綿棒で
薄く丁寧に塗り、乾かします(1-2分)。
・はじめは1日2回(朝、晩)ご使用ください。(医師の指示に従ってください)
・赤みが強くなってきたら夜のみ1回お使いください。
・境界がはっきりしているときは、なるべくしみのふちから出ないようにしてください。
・反応、刺激が強すぎる時はトレチノインのみをお休みして、医師に相談しましょう。

・ハイドロキノンの外用を積極的に併用していただく方がよい時期です。

当初はニキビの治療薬として使用されていましたが、現在ではニキビ以外にも肝斑などのシミや美白にも効果があることが判明し、美容の場でも積極的に使われています。

ミラミックス1:トレチノイン(処方薬)0.5の割合で混ぜ、肌に馴染ませます。

確実にしみを取りたいならトレチノイン!
塗り薬によるしみ除去、トレチノイン療法は
定番のしみ治療として人気です。

使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。

肝機能障害、腎機能障害、膵機能障害、中性脂肪、コレステロール、血糖値、尿酸値の上昇、血球成分の減少や増加、CPKの上昇が認められることがあります。毎月血液検査でチェックしていきます。

3.ハイドロキノンを、できるだけ広い範囲に伸ばして塗りましょう。

欧米では美白成分として広く使用されており、その歴史は20年以上にわたります。薬剤の安定性の低さから、国内では医療機関や薬局の調剤したものが用いられていましたが、その後皮膚科や美容治療の薬剤として使用されるようになりました。現在では、美白化粧水などスキンケア用品にもハイドロキノンが配合されています。

『ゼオスキンをとりあえず、試してみたい』という方はとても多いです。

それに比べて真皮内のメラノサイトにはメラニンが詰まっているので、メラニンにレーザーが反応し、メラノサイトごとやっつけてしまうことが出来ます。

トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。

この記事を読まれている方は「トレチノインにはどんな効果があるの?」「副作用はあるの?」「どういった使い方をするの?」など気になっている方が多いのではないでしょうか。

ハイドロキノンを顔全体に使う前には、医師の診察を受けた方が安心です。

A 反応のピークは塗り始めて1-2週間です。それ以降、やや減ってきて、1ヵ月半くらいで落ち着いてきて、あまり剥けなくなります。その後多少の波はありますが、濃度をあげたり、長期中止(半年以上)しない限りは、最初ほど剥ける事はありません。

トレチノインによる炎症が起こらないように、弱めに使用することがポイントです。

この記事を読まれている方は「トレチノインにはどんな効果があるの?」「副作用はあるの?」「どういった使い方をするの?」など気になっている方が多いのではないでしょうか。

色素沈着が消えたら、トレチノインは中止し、ハイドロキノンのみを塗ります。

治療を続けると肌に耐性ができ、数週間を過ぎた頃から症状が徐々に引くケースもありますが、赤みや痛みが強い場合は使用を中止し、様子を見て、症状が何日も引かないようであれば、アレルギー反応を起こしている可能性が高いですので、クリニックにご連絡ください。

また、ハイドロキノンとトレチノインを使用する際には、必ず休薬期間を設けます。

トレチノインは、塗り薬によるしみ抜き・美白治療です。皮膚面表層の古い角質に薬を塗布することで少しずつ少しずつ、ごく薄く皮膚表面がむけてきます。肉眼的には、垢こすりで皮膚面をこすった時に見られるような皮剥けが見られます。角質を剥くことでメラニンを有する表皮細胞を表面に向かって浮き上がらせて除去します。

しみと一口に言っても、様々なタイプのしみがありますが、レーザーでうまく抜けなかったしみがこのトレチノイン治療では抜けることがあり、多くのタイプのしみに反応する守備範囲の広いしみ治療です。

またしみが抜けるだけでなく、皮膚の代謝を改善し同時に皮脂の分泌をおさえることの出来ます。さらにしみ・くすみ除去、ニキビ治療、肌質改善、毛穴改善、ニキビ跡、小じわなどに効果を発揮する汎用性の高い治療法です。

トレチノインを塗布してから時間をおいて保湿剤を使用しても大丈夫です。

ピュアレチノールは、美肌への効果が高い反面「レチノール反応」と呼ばれる赤みや皮むけが生じることもある成分です。特に、日本人の肌質は角層が薄いため、反応が生じやすいと言われています。

そこで、濃密なピュアレチノールにレベルアップしたい方のために、日本人の肌質を重視したレチノールクリーム「レチノショット 0.1」を開発

肌への手応えにこだわり、攻めのピュアレチノールを筆頭に、守りのビタミンA誘導体を4種*2配合することで、ピュアレチノールの効果を引き出しながら肌への負担にも配慮した処方を実現しました。
ピュアレチノールは使い方によっては肌への影響を左右するため、徐々に肌に慣らす独自のレチノールメソッドを確立。濃密なピュアレチノールによる本格的なハリ肌ケアをサポートします。*1 レチノール(整肌) *2 レチノイン酸ヒドロキシピナコロン、レチノイン酸トコフェリル、パルミチン酸レチノール、水添レチノール(整肌)

通常、トレチノインを塗り始めて2~3日後からレチノイド反応が始まります。

(重要!!)トレチノイン治療中は必ず医師の指示どおりに通院して(通常は月に最低2回)診察を受けてください。“薬さえもらえば自宅で簡単に塗るだけで治る”治療ではありません。

ハイドロキノンとトレチノインは、効果が高い一方、副作用が出やすい薬です。

肌の角質をとるトレチノイン治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり皮膚が赤くなったりすることがあります。刺激が強い場合は、トレチノインを一時休んで、ハイドロキノンだけを使用してください。痛みが強すぎる、血がにじんでくる、ひどくしみる、赤くなりすぎるなどの症状が出た場合は、トレチノインを中止して、診察をお受けください。(ハイドロキノンは、使用していて大丈夫です)