酢酸デキサメタゾン(富士製薬工業); セルフチゾン(昭和薬品化工 ..
小学生から高校生の時期、重いアトピー性皮膚炎に悩まされた経験から皮膚科医を志す。
2007年、東京大学医学部医学科を卒業。2014年、東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士を取得。
ニューヨーク州医師免許を取得し、ロックフェラー大学で診療・研究を行う。
2016年、東京大学医学部付属病院 皮膚科助教。2018年に池袋駅前のだ皮膚科を開院し、さまざまな皮膚トラブルの解決に努めている。
オイラックスDX軟膏(デキサメタゾン酢酸エステル); オイラックスA ..
ステロイドの外用剤で、皮膚血管収縮作用・抗炎症作用により、皮膚の炎症を抑え、発赤、はれ、かゆみなどの症状をやわらげます。
通常、湿疹・皮膚炎群、痒疹群、虫さされ、薬疹・中毒疹、乾癬、掌蹠膿疱症などの治療に用いられます。
アトピー性皮膚炎の治療における最終目標は、かゆみや湿疹などの症状が治まり、その状態を薬(外用薬)を使わなくても、保湿剤のみで維持(コントロール)できることです。
症状を改善するためには、かゆみをコントロールして「イッチ・スクラッチサイクル」を断ち切ること、また、良い状態を維持継続するためには、アレルゲンを減らし、食生活や睡眠などの生活習慣を見直し、保湿をしっかり行うことが重要です。
デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏0.1%「MYK」の基本情報
【エクラー】プロピオン酸デプロドン(0.30%)
【ボアラ】デキサメタゾン吉草酸エステル(0.12%)
【ザルックス】デキサメタゾン吉草酸エステル(0.12%)
【リンデロンV】ベタメタゾン吉草酸エステル(0.12%)
【ベトネベート】ベタメタゾン吉草酸エステル(0.12%)
【メサデルム】プロピオン酸デキサメタゾン(0.10%)
【アドコルチン】ハルシノニド(0.10%)
【フルゾン】フルオシノロンアセトニド(0.025%)
【プロパデルム】プロピオン酸ベクロメタゾン(0.025%)
【フルコート】フルオシノロンアセトニド(0.025%)
ステロイド外用剤とは、炎症を抑える働きのある合成副腎皮質ホルモンを主成分とした塗り薬のことです。ステロイド外用剤に含まれるステロイド成分には、かゆみ、赤みなどの症状を鎮めるだけでなく、症状の元となる炎症を抑える効能があります。そのため、医療現場では多くの炎症性皮膚疾患の治療に活用されています。
箇所は足と顔と腕で主に足が目立ちます。 昨日は時間が…(2024/10/10)
看護師にとって、看護技術は覚えることも多くなあなあにしてしまいがちで、周りに聞きたくても聞きづらい状況にいる看護師も多くいます。「看護師の技術Q&A」は、看護師の手技に関する疑問を解決することで、質問したナースの看護技術・知識を磨くだけでなく、同じ疑問・課題を持っているナースの悩み解決もサポートします。看護師の看護技術・知識が磨かれることで、よりレベルの高いケアを患者様に提供することが可能になります。これらの行いが、総じて日本の医療業界に貢献することを「看護師の技術Q&A」は願っています。
眼軟膏と普通の皮膚に使う軟膏の違いは、基剤に純度の高いワセリン(プロペト)を使っているかと、製造工程の最後に加熱滅菌をしているかの2点とされています。あえて皮膚の軟膏を目に入れるようなことをしなければ問題は起こしません。
薬の能書書きには、白内障などの合併症も記載されていますが、重症のアトピー性皮膚炎の患者さんでは以前から白内障が生じることが知られております。ステロイド外用が広く使われるようになってからもその発生率の変化はなく、現在では目を擦ったり叩いたりすることや、皮膚自体の炎症が悪化することが白内障の原因と考えられています。
0.12% デキサメタゾン吉草酸エステル(ボアラ®、ザルックス®) 0.1 ..
眼瞼(まぶた)の皮膚は体の中でも最も薄く、また涙の塩分、目やに、髪の毛の刺激などによって痒くなりやすく、湿疹も慢性化する傾向にあり治りにくい部位の一つです。よく目の周りは軟膏が目に入るから眼軟膏の方が良いと指導する医師や薬局さんがあるようですが、眼軟膏は一緒に入っている抗菌成分でかぶれやすいことが分かっており、当院ではあまりお勧めしていません。さらに眼軟膏はもともと目の粘膜に使われる目的で設計されていますから、皮膚に塗っても充分な効果を発揮しません。
塗布剤が皮膚に沈着することはありません。一部の脱ステを唱える医師たちが自分たちの正当性を理論武装するために作った根拠のない仮説であると考えられます。アトピ-性皮膚炎などで皮疹が慢性化して硬くなったりぶつぶつする状態、もしくは症状が寛解したあとにもぶつぶつが残ってしまう様子をみて、そのように考えたのかもしれません。
皮膚に塗布したのちに、種類にも寄りますがすると考えられています。外用は症状が寛解したあとも週2,3回程度塗布を行うだけでも新たな湿疹を抑制する効果があることが分かっています(プロアクティブ療法)が、塗布後1~2日間は効果が少しずつ持続するからなんですね。
もしステロイドが皮膚に沈着するのであれば、もっと塗布の間隔をあけても効果があるはずですが実際はあまり外用をサボってしまうとまた、ぶつぶつや痒みが出てきてしまいます。余程皮疹が落ち着いても週2,3回程度は使っていないと悪くなるのは当然なんですね。
0.1% デキサメタゾンプロピオン酸エステル; 0.12% デキサメタゾン吉草酸 ..
塗り薬の役目はであり病気そのものやアレルギーを起こしやすい体質を直接的に治してしまうわけではありません。しかし、かぶれや急性の湿疹など塗り薬を使って症状を抑えこんでいると1~2週間程度で治ってしまう病気もたくさんあります。
一方、皮膚科ではアトピー、痒疹、尋常性乾癬など長くお薬を使わざるを得ない慢性的な皮膚疾患が数多くあります。ある一定量(strongクラスで月300g以上)を超えなければ全身的副作用は出ないとされていますが、局所的な副作用が出ていないかは、かかりつけの皮膚科で使っている量・強さに問題ないかを時々チェックをしてもらうと良いでしょう。炎症の酷い皮疹や慢性化した湿疹では、急性期の強い炎症が治まった後も、しばらく皮膚の中には炎症がくすぶり続けますので、塗布をいきなり止めずにしばらく使い続ける必要があります。(=プロアクティブ療法) 特にアトピー性皮膚炎治療においては様々な悪化因子により炎症が再燃してしまうこともしばしばあるため、とした方が良いでしょう。
・診療報酬上の先発品が存在しない後発医薬品です。 ・一般名処方マスタ名※ デキサメタゾンクリーム0.1%
※他にも様々な副作用が報告されていますが、上記2つに比べると重篤なものは少なく、また頻度も稀であるようです。
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※その他の副作用(例);創傷治癒遅延、紫斑、多毛など
デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏0.1%「日医工」の基本情報
。顔の赤みの全てがアレルギーが原因とは限らず、症状により薬を使い分ける必要があるでしょう。また、ヘルペス感染症や乳児のカンジダ症などに誤って塗ると免疫が抑え込まれるため症状が悪化する恐れがあります。
2歳の子供が昨日から朝起きたら蕁麻疹が出ます。 箇所は足と顔と腕で主に足が目立ちます。 昨日は時間が…(2024/10/10)
これらの症状は顔面では頬部、体では前胸部、肘部、指先などで生じやすく、長期に使う場合にはこれらの部位に着目して副作用がでていないかチェックすると良いでしょう。
デキサメタゾンとして、通常成人1日0.5~8mgを1~4回に分割経口服用する。なお ..
※上記の一覧表を参考に、使っているお薬がどのくらいの強さか把握しておきましょう。現在、リドメックスはMildクラスと分類されることが多いようです。ので注意が必要であり、その代表選手であるアンダーム軟膏は製造中止になりました。
※院内には、ローションタイプも含めた薬の一覧表を掲示してあります。最近ではジェネリック処方が多くなっていますので、使われているお薬がどのメーカー品に該当するかは担当医、もしくは薬局にてお尋ねください。
有効成分であるデキサメタゾンは国内で新型コロナ治療薬として承認されています。
副作用の頻度として参考になるものとしてプロメタゾンの先発医薬品であるメサデルムの臨床試験の結果があります。
メサデルムの主な副作用は毛包炎・せつ0.3%、ステロイド潮紅・毛細血管拡張0.2%、皮膚萎縮0.2%、ざ瘡様発疹0.1%、刺激感0.1%、真菌感染0.1%などとされています2)。
起こりうる副作用は基本的には塗布した部分におけるものがほとんどであり、塗った部位を様子を見ながら使用すれば副作用が問題になるようなことはあまりないと言えるでしょう。
なお、頻度はまれですが、報告されている重大な副作用として目に関わる副作用もあり、眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障が報告されています。これらは目の周辺に使用した場合や、特に長期にステロイドを使用している際に可能性があるため、目の周辺や長期で使用しているような場合は、念のため定期的に目にも異常がないか確認するようにしましょう。
その他、ステロイドは免疫を弱めてしまう傾向があるため、皮膚の感染症を起こしてしまうリスクが共通してあることも念のため覚えておきましょう。
2) メサデルム 添付文書
・診療報酬上の先発品が存在しない後発医薬品です。 ・一般名処方マスタ名※ デキサメタゾン外用液0.1%
プロメタゾンは場合によっては顔や陰部に使用することもあります。一般的に顔や陰部は他の皮膚の部分よりも薬をよく吸収されることが知られており、同じ量を使用してもかなり効果が強く出る傾向があります。また、同じ顔でも目の周りは特に吸収されやすく、顔や陰部に使用する場合は医師からの指示であっても十分に注意して使用するようにしましょう。
また、子供はより効果が強く出てしまう傾向があります。子供の場合は、プロメタゾンを顔や陰部に使用する場合は大人よりも慎重に使用する必要があります。こちらも医師から指示があった場合のみ使用するようにしましょう。
デキサメタゾン軟膏を顔に塗ってもいいですか? ちょっと強いステロイドなんで2~3日くらいならいいけどそれ以上なら塗らない方がいいです.
一度やってみるとわかりますが、かなりべとつく感じになる量が適正な塗り方です。よく塗って軽く照かる程度、前腕に塗布したあとにティッシュを乗せて逆さにしても落ちない程度とも言われます。よくお薬を塗っても治らないという方のお話を良く聞くとチューブの軟膏が全然減っておらず使う量が少なすぎる場合も良くみかけます。
プロメタゾンの実際の患者さんに対する効果の参考になるデータとして、同じデキサメタゾン ..
プロメタゾンの実際の患者さんに対する効果の参考になるデータとして、同じデキサメタゾンプロピオン酸エステルの成分を含む先発医薬品のメサデルムの臨床試験結果が参考となります2)。
メサデルムの臨床試験における全体の有効率は85.4%であり、疾患別では61.7%〜98.2%の有効率が確認されています。
2) メサデルム 添付文書
でも…。顔やデリケートゾーンにステロイド配合薬を使うのはNG?
プロメタゾンが湿疹、皮膚炎などの皮膚疾患に対して効果を示すのは、ステロイド成分による抗炎症作用が働くためです。
ステロイドの成分は一般的に抗炎症蛋白のリポコルチンを産生を促進させ、ホスホリパーゼA2を阻害し、結果として抗炎症作用を示すとされています。
顔に強く症状が出ていますが顔はロコイドで、手にはアンテベートが処方されていました。アンテベートを「顔 ..
プロメタゾンはジェネリック医薬品に分類される薬であり、同じくデキサメタゾンプロピオン酸エステルの成分を含む先発医薬品として、メサデルムがあります。
プロメタゾンはジェネリック医薬品であるため、先発医薬品であるメサデルムよりも薬価が低く設定されており、安価に入手することができます。
顔の皮疹に対してステロイド外用薬のミディアムクラス以上の有用性があります ..
ボアラは、ステロイドの強さ5段階のうち3番目に強い「strong」クラスです。そのため炎症が顕著なケースでは。