ただし、添付文書には以下の記載がありますので、eGFRには注意が必要です。
以下は心血管疾患を有する2型糖尿病患者さんがジャディアンス錠服用したことで腎機能を保護したことに関するデータをまとめたものです。
薬食審・第一部会 6製品の承認了承 フォシーガにCKDの効能追加も
フォシーガは慢性腎臓病の標準治療と併用することで効果が期待されていますよ♪
ジャディアンス服用による延命についての具体的な効果については今後の検討が必要かと思いますが、現状で報告されている内容から推測しますと、ジャディアンス服用による腎保護作用が延命につながる有用なポイントだと思います。心臓と腎臓の循環血流量が維持されることが心腎連関が維持され、心血管リスクの増悪を回避しているのではないでしょうか。
ダパグリフロジン、日本で初めて慢性腎臓病に承認取得/AZ・小野
腎臓は老廃物の排泄や骨代謝、造血器機能調節といった様々な役割を担っているので、CKDによって腎機能低下が進行してしまうと、
その理由として、腎臓の糸球体でろ過された原尿には、血漿と同じ濃度のブドウ糖が含まれていますが、近位尿細管で実にされます。
「フォシーガ」、CKDの適応追加 国内初、糖尿病合併の有無問わず
2型糖尿病患者さん7020人を対象としてジャディアンス服用群とプラセボ群(何も飲まなかった群)を比較したところ、45歳の被験者における平均推定生存期間がジャディアンス服用群で32.1年、プラセボ群で27.6年という結果となり、ジャディアンスを服用することで4.5年間の延命となる可能性が示唆されました。(50歳の被験者では3.1年、60歳の被験者では2.5年、70歳の被験者では2年、80際の被験者においては1年の寿命延長が示されています)
慢性腎臓病(CKD:chronic kidney disease)は、腎障害が慢性的に持続する疾患の全体を意味するもので、以下の場合、CKDと確定診断されます。
フォシーガ(一般名ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)が慢性腎臓病に対する効能・効果の追加承認を取得したと発表した。
最近では、β遮断薬、、ARNI、SGLT2阻害薬の4つの薬剤は、早期に適切に導入することで、生命予後を伸ばし、心不全入院を減らすことが期待されています。そのため、今後の心不全治療の中心となる「素晴らしい4剤」という意味を込めて、「」と言われていますね。
中等度~重度の慢性腎臓病を合併する2型糖尿病患者さんにおいて、フォシーガ服用またはフォシーガとオングリザの併用は腎機能保護に有益であることが確認されたとしています。
フォシーガ 慢性腎臓病治療薬として欧州で承認取得 アストラゼネカ
ARBまたはACE阻害薬を飲んでいる2型糖尿病患者さんを対象としてフォシーガ・またはフォシーガとオングリザが追加投与された際の腎保護作用・血糖降下作用に関する報告が開示されました。
SGLT2阻害薬ダパグリフロジン(フォシーガ)の適応症に、「慢性腎臓病」(CKD) ..
[…] 慢性腎臓病に対する期待の新薬として、SGLT2阻害薬フォシーガやMR受容体拮抗薬フィネレノンの話題を紹介してきましたが、今回は「温泉や入浴が腎機能の悪化を抑制するかもしれない」という風呂好きにはうれしいお話です。 […]
フォシーガは、日本で初めてのCKDの治療薬として承認された薬剤である。
製薬会社のMRさん(医薬情報担当)もコロナの影響で病院訪問がままならないと聞きますので、自ら情報を取りに行くお医者様でないと最新情報に疎くなるのかも知れません。
それにしても、そのお医者様、プライドが傷ついたのか、残念なリアクションでしたね。
でも、そんなことでご自分がイヤな気分にさせられるのもバカバカしいので、「医者の知らないことを教えてあげたわ!」くらいの上から目線で良いのではないでしょうか。
次回はちゃんと勉強している可能性もあるので、あきらめずにフォシーガの話題をふってみてはいかがでしょう(笑)。
さて、によると8月中にも承認される可能性があるとのことです。
糖尿病であれば今でも使える薬ですが、慢性腎臓病(CKD)への適応拡大に関して精査して、情報を更新しますね。
社内資料:国際共同第III相試験-DAPA-CKD試験-(承認時評価資料) 本試験はAstraZenecaの資金提供を受けた
いつも純炭粉末を飲んでいます。おかげさまで数値は安定しています。医者にフォシーガが慢性腎臓病に承認されたことを聞いたのですが、まず、そのニュースを知りませんでした。そしてあまりはかばかしい答えがもらえずガッカリしています。医者からは「効果があるかどうかまだわからない」「進行を抑制する効果があるというのも捉え方は色々ある」「弱い薬である」などと言われました。話を打ち切られたような感じで終わってしまい、使ってみたい、とは言えませんでしたが、実際のところ、いつ頃から使用できるようになるのでしょうか?
ダパグリフロジン、現時点のCKD適応の考え方【時流 初のCKD薬
「出す健康法」で健康寿命を延ばすのが夢!
最近は「腎臓にやさしい純炭社長食堂」のシェフとして社員さんの昼食を調理しています(笑)。
フォシーガ、標準治療を受けている慢性心不全で追加承認-AZほか
株式会社ダステック代表取締役社長。
1985年3月:千葉大学大学院理学研究科生物学専攻 修了
1985年4月:中外製薬株式会社入社。新薬研究所配属腎性貧血治療薬エリスロポエチン(ESA製剤)の創薬に従事。
1998年4月~2001年3月:通産省工業技術院生命工学工業技術研究所(岡修一先生)技術研修員
1999年4月~2008年3月:筑波大学先端学際領域研究センター(山本雅之教授)客員研究員
2007年4月~2014年3月:金沢医科大学非常勤講師
2007年10月:中外製薬退社
2009年5月:株式会社ダステック設立
2015年5月:純炭粉末の米国特許取得(ADSORPTION CARBON, AND ADSORBENT Patent No.: US 9,034,789 B2)
2015年5月:純炭粉末の日本特許取得(吸着炭及び吸着剤 特許第5765649号)
/小野薬品工業:SGLT2阻害剤「フォシーガ」、慢性心不全治療薬として承認[新薬開発・販売 FRONTLINE] ..
これまで「腎臓病を治す薬はない!」と言われ続けて落胆してきた1,300万人の慢性腎臓病(CKD)患者にとって、2021年8月のフォシーガ承認は朗報でした。
フォシーガに続いて、同類のSGLT2阻害薬であるカナグルやジャディアンスも慢性腎臓病(CKD)治療薬として開発が進み、2022年6月にカナグルが承認されました。
しかし、SGLT2阻害薬の共通特性として「低血糖」や「脱水」、「体重減少」、「ケトアシドーシス」などの副作用は残ると思います。
「減塩」や「カリウム制限」、「たんぱく質制限」といった腎臓病食で食が細くなり、BMI(注)が20を切ってしまうほど痩せてしまっている場合は特に副作用が出やすくなるので注意が必要です。
フォシーガのようなSGLT2阻害薬を慢性腎臓病(CKD)治療に使う場合には、単に薬を処方するだけでなく、「糖質」・「たんぱく質」・「脂質」・「食物繊維」・「ビタミン・ミネラル類」・「水分」などをバランスよく、患者個々人に適したかたちで提案する食事指導がより一層大切になると思っています。
また、SGLT2阻害薬とは全く違うメカニズムで腎臓を守るケレンディアも2022年6月から使うことが出来るようになりました。今後ますます、様々な切り口で腎臓を守る方法が開発されることを願うばかりです。
慢性腎臓病の治療薬フォシーガについて考える【腎臓内科医が解説】
今回の報告では、4番目のルセオグリフロジン群(ルセフィ)を服用していたグループが投与から1年後にeGFRがプラスになったという結果でした。
今のところ、糖尿病を患っていない慢性腎臓病患者には、ダパグリフロジン群であるフォシーガしか処方できませんが、もともと糖尿病の薬なので、糖尿病のある腎臓病患者には、これだけの選択肢があります。
今後、SGLT2阻害薬の研究が進み、それぞれの薬の特徴が詳しくわかってくれば、患者ごとの背景に応じて、選択肢が広がってくることが期待できそうですね。
DAPA-CKD試験 ダパグリフロジンの非糖尿患者を含めた腎機能と心血管疾
SGLT2阻害薬による心血管リスク減少効果や腎保護作用に関する報告はジャディアンス錠が先駆けて報告されることが多い印象ですが、それ以外のSGLT2阻害剤でも同様の報告が行われております。すでにARBまたはACE阻害薬を飲んでいる2型糖尿病患者さんを対象そして、フォシーガ錠(SGLT2阻害剤)またはフォシーガとオングリザ(DPP4阻害剤)の併用における腎保護作用に関する報告がありましたので追記します。
DAPA-CKD試験は、プラセボを対照としたフォシーガ®(ダパグリフロジン) ..
体内で同じ働きをしますが、厳密には使用している有効成分の構造が少しずつ違っています(先発薬と同じ構造だと特許侵害で訴えられてしまうので、各社とも微妙に構造を変えて特許に引っかからないように工夫しているのです)。
今年2023年6月に開催された糖尿病学会にて、1年以上各種SGLT2阻害薬を投与された患者を対象に調査したところ、腎保護効果に薬の種類による差が見られたという報告がありました。
現在発売されているSGLT2阻害薬は以下のような種類があります。
Ⅲ相 DAPA-CKD 試験の結果に基づき、成人の左室駆出率が低下した心不全の治療薬、および
DECLARE-TIMI 58試験データの添付文書への追加については、現在米国および中国において規制当局の審査中です。日本国内においてフォシーガは、心血管イベント、心不全あるいは死亡のリスク低下を効能とした承認は取得していません。
フォシーガ (ダパグリフロジン)は、腎臓の近位尿細管にある SGLT2 を選択的に阻害 ..
注意:第III相DECLARE-TIMI 58試験によるとフォシーガ錠は心血管死・心筋梗塞・虚血性脳卒中に関する主要有害心血管リスクに関してはプラセボと比して有意な減少を示すことはできませんでしたが、心血管死または心不全による入院リスクを減少させた報告がありました。
(11)高カリウム血症又は高カリウム血症のリスクを有する慢性腎臓病(CKD)患者の CKD
・フォシーガの有効成分名は、ダパグリフロジンプロピレングリコールです。
・カナグルの有効成分名は、カナグリフロジン水和物です。