イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。
イソトレチノインは効果があります。
ニキビは毛穴の詰まりと過剰な皮脂の分泌が原因となって起こるため、その原因を取り除くはたらきがあります。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
プラセンタ(胎盤抽出エキス)やビタミンCを顔面に塗ってごく微量の電流を流しますので、考えうる副作用としては肌のピリピリした感じや、塗布したプラセンタやビタミンC導入美容液に対する過敏症(発赤や掻痒感、熱感等)が挙げられます。
イソトレチノインの作用は未知の部分が多くありますが、主に以下の3つが知られています。
また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。
定期的な採血検査が必要です。採血検査を行い、副作用がないことを確認しています。
※採血についても、自費診療となります。
経口イソトレチノインには、皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります 7 20。この作用により、ニキビの原因菌であるアクネ菌は定着できなくなり、抗生物質よりもアクネ菌を減らすことができます 21。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
難治性ニキビの治療薬として知られているイソトレチノインは、ビタミンAの一種であり以下のような作用があります。
などたくさんの効果が期待できるので1つずつ詳しく解説していきます。
プラセンタ注射の主な副作用として、注射部位の疼痛、過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)、注射部位の硬結、頭痛、肝機能障害(AST,ALT上昇など)が報告されています。 また、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸などを含有する製剤であるためショックを起こすことがあります。 プラセンタの投与を受けてこのような症状が出た場合あるいは不安に思われた場合は、必ず担当医師にご相談下さい。
《ウイルスや細菌などに対する安全性》
ウイルスや細菌が製品に混入しないようにするため、次のような汚染防止対策を講じております。
①原料提供者について医師による海外渡航歴やウイルス等感染症のスクリーニングを実施
②受入試験でB型肝炎、C型肝炎及びエイズ(後天性免疫不全症候群)のウイルス検査に適合した原料を使用
③製造工程では、科学的に証明された種々のウイルス不活化処理を実施
④最終製品についてB型肝炎、C型肝炎、エイズに加え成人T細胞白血病及びリンゴ病のウイルス検査で陰性であることを確認
メルスモン、ラエンネックといったヒト胎盤を原料として製造される医薬品の投与により、感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありません。 しかし変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等の伝播のリスクを完全には否定できません。このことから、プラセンタ注射製剤を使用した方は、日赤を通じた献血ができなくなります。
*昭和49年の発売開始以来、ラエンネックの投与によるウイルス肝炎、エイズ、vCJDなどの感染症の報告はありません。メルスモンも同様です。
イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。
イソトレチノインはレチノイドと呼ばれるビタミンA誘導体の一種で、ニキビの標準的治療である保険診療や、さらにそれに加えて様々な自費診療を併用しても改善の乏しい難治な重症のニキビに対して適応となる治療薬です。ただし、重症な副作用を生じる可能性のある治療薬であるため、その適応は慎重に見極める必要があります。個人輸入に関しては厚生労働省からの注意喚起も行われている薬剤で、個人での輸入は禁止されており、日本では未承認の薬剤となります。ただ、欧米におけるガイドラインにおいては、重症のニキビで第一選択とされる薬剤であり、ニキビ治療においては非常に有用な手段となることは間違いありません。米国のガイドラインでは、ほとんど全ての重症のニキビの治療に成功することが証明されており、ニキビ治療の最終手段とも言えます。ですので、日本でも日本皮膚科学会が中心となり、イソトレチノインを重症のニキビの治療薬として承認しようとする動きが出てきています。今後はイソトレチノインが承認薬となり、保険診療の範囲で行えるようになっていくと思われます。しかしながら、現段階では個人での輸入は禁止されていることから、医師の裁量で輸入し、しっかりと管理したうえで使用していく必要があります。
※初診料1,100円 再診料550円 血液検査料3,300円を別途いただきます。
①イソトレチノイン治療では頻回の採血検査の必要性は否定されている
妊娠を希望される場合、イソトレチノインの服用終了後、1ヵ月後からであれば薬の影響を受けません。
リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。
過剰に免疫反応がはたらくことで炎症が発生します。
イソトレチノインは、免疫反応を調整する作用があり、ニキビの赤みや炎症を静めます。
リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。
イソトレチノインには、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えて既存のニキビを減らすなどの作用があります。薬剤には、以下のような種類があり、全て薬の作用は同じです。
リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。
当院ではイソトレチノイン以外にスピロノラクトンによるホルモン治療も行っています。作用メカニズムの観点から女性のみ対象となりますのでご注意ください。スピロノラクトンは利尿薬や心不全治療薬として使われる薬剤ですが、抗アンドロゲン作用があり男性ホルモンを抑え、ニキビに対して高い有効性があることが知られています。イソトレチノインほどではありませんが、通常の保険治療よりも強力な治療効果が期待できます。また安全性が高く、イソトレチノインよりも治療費を抑えることができます。デメリットとして効果が現れるまで多少時間がかかり、中止後は再発しやすいことです。内服4カ月(早ければ1~2カ月)で徐々に効果が現れ、1年後の有効率は95%以上です。
まず、イソトレチノインは効果が出るまでにはある程度の時間がかかります。
イソトレチノインの服用によって、ニキビ、ニキビ跡の他、毛穴の黒ずみや毛穴のつまり、赤ら顔など、さまざまなお悩みに対応できます。
イソトレチノインをやめた後でも、皮脂の分泌が完全に元に戻ることはありません。
イソトレチノインは細胞にはたらきかけ、表皮細胞や皮脂腺細胞などの皮膚細胞を正常に整える作用があります。
細胞が正常にはたらくと、異常な角化や毛穴のつまりなどが生じにくくなると考えられます。
リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。
初期量として1日100~200mgで開始し、効果判定しながら徐々に減量します。費用を抑えつつも即効性と高い有効性を狙うなら、最初の1~2カ月間はイソトレチノインを内服し、その後はスピロノラクトン少量内服に切り替えてメンテナンスを図るという方法もあります。別の方法としてイソトレチノインを5~6ヵ月内服して寛解状態を得てから、再発予防目的にスピロノラクトンを少量で数カ月~2年程度内服するのも悪くはありません。
リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。
本治療法の副作用は非常に少ないと言われています。血管穿刺部位の痛み、頭痛、吐き気などの症状が起きることがありますが、点滴速度を緩徐にすることや混注する薬剤の調整で多くは解決されます。 また頻度はかなり低いのですが、この点滴終了後に「腫瘍壊死・出血」や発熱を生じた例が数件報告されています。更に打撲した部位の疼痛が強く出ることがありますので、そのような場合には予約キャンセルの連絡を早めにして下さい。
*尚コントロールされていない心不全を有している方、高度の腎不全がある方、腹水や胸水が貯留しており水分やナトリウム制限が厳しい状態の方は高濃度ビタミンC点滴をお受けいただくことは控えていただいています。 不安材料のある場合には遠慮なくご質問下さい。
リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。
女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。
イソトレチノインは、基本的に18歳以上の方が服用できる治療薬です。
イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシスを促すため 8、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。しかし、収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、大部分の皮脂は戻ります。
スピロノラクトン内服に伴い、ほとんどの方に生理不順や不正出血が起こります。 ..
イソトレチノインの持続性は内服期間によって差がありますが、お肌に耐性が付いて効果が薄れないよう、効果が出てから約1~2か月ほど休薬期間を設けます。
その為、約1~2か月ほど内服せずとも効果を実感できる期間が出てきます。
その他の副作用 · 頭痛 · 関節痛 · 筋肉痛 · 吐き気 · 精神症状 · 肝機能障害 · 血中脂質の上昇.
・イソトレチノインの服用期間中、飲み忘れてしまった場合でも、1回の内服量を守りましょう。
イソトレチノインとは、ビタミン A 誘導体の内服薬で、皮脂の分泌を抑える作用 ..
欧米では比較的高容量での投与が行われていますが、日本人では0.5mg/kg/日程度の投与で効果を発揮することが多いとされています。ただ、症状の経過や副作用を見ながら増減していきます。そして、この薬剤は治療における総投与量が重要とされており、1クールを16-24週として、必ず1クールを完結することが重要となります。ですので、治療がうまくいったからといって、早めに治療を中止してしまうと再発率が高くなってしまいますので、治療がうまくいったとしても必ず1クールを完結する必要があります。それでも一定の割合(30-50%程度)で再発を認めますので、その場合は再度もう1クール行います。
※保険適用外の自由診療となります。 ※イソトレチノイン治療中に行う採血は別途4,500円(税込)頂戴いたします。
イソトレチノインを内服する期間は、通常は5ヵ月程度です。
ただし患者さまの状態によって異なります。当院では、次のような治療期間を設けています。
・鼻出血(鼻粘膜の乾燥のため) ・骨、関節、筋肉の圧痛または硬直
まずは3ヵ月程度服用を続け、症状の改善があるか、副作用の程度などを確認します。
患者さまの状態によりますが、その後は5ヵ月頃まで服用を続けます。
5ヵ月程度の服用で改善される患者さまが多いです。