一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
①最重症の方
保険治療で治らない最重症の人はむしろイソトレチノインを飲むべきです。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
症例は、イソトレチノイン投与開始から5ヶ月後のものです。顔全体に発症していた、炎症ニキビ、化膿ニキビが減っているのが分かります。
②保険治療をやっても毎回毎回ニキビが繰り返しできてしまう方
保険治療で処方される抗生物質を長く飲んでいる・付けている場合、耐性菌が出る可能性が高くなるだけです。そういう方はイソトレチノインで繰り返しの循環を終わらせましょう。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
以下の方は「イソトレチノインによるニキビ治療」を受けることができない場合があります。医師にご相談ください。
しかし、アメリカでは重度のニキビ治療に承認されており、治療ガイドライン上で標準の治療で改善がみられない場合にイソトレチノインの服用を推奨しています。
そんなイソトレチノインの効果に関する悩みを当記事では解決します。
美容皮膚科では、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行いますので、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
イソトレチノイン(難治性にきび) | 恵比寿院(東京都渋谷区)|美容皮膚科シロノクリニック
これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
抗炎症作用があり、アクネ菌に対する皮膚の免疫反応を正常化します。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の主成分である「レチノイド」は、美肌の元であるビタミンAとその誘導体を合わせたものの総称です。 お肌のコンディションを整える役割があります。
イソトレチノイン診療を受ける場合に、薬代以外の費用はかかりますか?
当院では、イソトレチノインによるニキビ治療以外にも、ケミカルピーリングにおけるニキビ・ニキビ跡治療を行っています。ケミカルピーリングは肌に薬剤を塗布することで、肌表面の古い角質を取り除き皮膚の再生を促し、ニキビ、シミ、黒ずみ、小じわなどの改善が期待できる治療です。
イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、下記の作用があります。
イソトレチノインには催奇形性があります。催奇形性とは、妊娠中に薬を服用した時に、胎児に奇形が生じる危険性のことです。イソトレチノインの場合は、胎児の先天異常や流産、早産、死産につながるリスクがあるため、妊娠中や妊娠している可能性がある方、妊娠希望の方は服用できません。授乳中も服用できないため注意しましょう。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノインを飲む際は、催奇形性や併用してはいけない薬、スキンケアの仕方などについて理解しておく必要があります。詳しくは以下の通りです。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインの副作用として報告されている主な症状は以下の通りです。
イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。
A.まれに髪の毛が抜けやすくなる副作用が出る場合があります。この脱毛はイソトレチノインによる脱毛で、「薬剤性の慢性休止期形式脱毛症」です。服用を辞めれば治まることがほとんどです。
イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。
です。この製剤はビタミンAの誘導体であるレチノイドを主成分としており、複数の作用機序によってニキビの改善に働きかけます。
しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。
イソトレチノイン内服治療後は長期的にニキビが落ち着くことが多いですが、再発することもあります。
再発の際も症状は軽度なことが多いですので、その際はニキビの塗り薬で対応します。
それでもニキビが悪化する場合には、2回目のイソトレチノイン内服を行うことがあります。
イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。
③ニキビ跡がすぐできてしまう方・ニキビができたらほぼ確実にニキビ跡になる方
そういう方はニキビ自体を1個も作るべきではないため、そういう方はイソトレチノインの適用になります。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
院長の今井が留学していたアメリカの皮膚科(Medical College of Wisconsin)で一般的だったニキビ治療薬が「イソトレチノイン」です。
実際、2024年1月に米国皮膚科学会(AAD)から、8年ぶりの改訂版となる最新のニキビ治療ガイドラインが公開されました(JAAD誌:)が、このガイドラインで「有益な実践」とされる5つのうちの1つが「イソトレチノイン」です。
しかし、日本での保険適用はありません。
そこで、自費診療として、下記の価格表のように現実的な価格でイソトレチノインを処方しております。
現在の治療効果に満足していないニキビの患者さんや重症の患者さんは、皮膚科専門医がイソトレチノインを処方している当院までご相談ください。
イソトレチノインの他、「ロアキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などと呼ばれます。
米国等で難治性ニキビの治療に使用されている「アキュテイン」(一般名:イソトレチノイン)については、妊娠中の女性が服用した場合に、胎児への催奇形性のおそれがあるため、米国食品医薬品局(FDA)では、インターネットや個人輸入により入手することのないよう、注意喚起を行っています。
イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。
イソトレチノイン(アクネトレント)には後述する注意点があるので最初からニキビ治療に使う飲み薬ではないですが、重症ニキビだけでなく、軽症〜中等症でも繰り返すニキビには処方することがあります。ほかの外用薬や内服薬で治らない場合はニキビ跡が目立つ前に、重症でなくても少ない量でイソトレチノインを内服するというのが世界的な治療の流れになっています。
イソトレチノインは医師の診察が必要なため薬局などで市販されていません。
イソトレチノインは欧米を始めとした諸外国では、難治性の重症ざ瘡に対する高い効果が認められ、保険適用で処方されています。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
イソトレチノインはニキビ治療に効果的ですが、具体的な3つの作用に関して詳しく解説します。
また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。
イソトレチノインには様々な副作用やリスクがあります。当院では医師から副作用についてシートを用いて説明を行い、定期的な血液検査や尿検査を実施します。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
イソトレチノインの適用(どういうニキビの方に出したらいいか)に関しては、未だに「最重症のニキビ、保険治療で良くならなかったニキビの人に出すもので、簡単には出してはいけない」と仰る方もおられます。確かに昔はそうでしたが、今は世界的に見てもどんどん対象が緩和されているため、中等度ぐらいの人にも処方することが増えてきています。
・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
成増駅前かわい皮膚科:イソトレチノイン内服で治療した重症型ざ瘡の症例
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
イソトレチノイン治療を希望される患者様には、診察時に血液検査を実施(3ヶ月以内の検査データがある場合は不要)。
妊娠の可能性がある方で希望または不安がある場合は、妊娠検査薬による確認を行います。自宅で自己確認していただくことも可能です。
妊活をされていない方、避妊をされている方、または妊娠の可能性がない方については、妊娠検査は不要です。