一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
いかがでしたか?トレチノイン療法についてまとめてみました。シミ治療として有効性が高い反面、取り扱いが非常に難しい薬の1つです。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
医師・看護師から使用方法の注意事項をお伝えします。
不明点は遠慮なく聞いてください。
また使用開始からしばらく経ってご不安な点などがございましたら、お気軽にご連絡ください。
医師との確認後、ご連絡・対応させていただきます。
Q.保管方法を教えてください。
A.開封後は必ず冷蔵庫で保管してください。 また、トレチノインは分解が早いので、1か月を目安に使い切るようにしてください。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
※トレチノインカプセル製剤はナノカプセル製剤として2009年度GOOD DESIGN賞を受賞しています。
肌の状態も確認しながら治療を進める必要がありますので、医療機関で医師の判断のもとトレチノインを処方してもらうようにしましょう。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
また肌の状態をみてトレチノインの適応疾患なのかどうか含めて検討させていただきたいので、通常の診察を予約を取って来院をお願いいたします。
ちょっと赤くなってポロポロ向けるくらいなら通常の「レチノイド反応」である可能性が高いので、そのまま継続してください。
レーザー治療の再会は、トレチノイン終了後1ヶ月からとなります。
3~6ヶ月間使用後も、ニキビやシミ・くすみなどの再発防止や老化を予防して美しい肌を維持するために、 メンテナンスとしてレチノイン酸を調整しながら使用することをお勧めします。
また、取りきれなかったシミや深いシワなどは、レーザー治療やヒアルロン酸注入、ボトックス注射など他の治療を合わせておこなう事もできます。
Q.アトピー肌にも使用できますか?
A.肌が弱い敏感肌の人や、アトピー性皮膚炎の人は、トレチノイン治療は控えるべきです。アトピー肌は皮膚が薄くバリア機能が弱い傾向があり、トレチノインによってかえってトラブルが起きやすいといえます。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
またトレチノインはニキビ跡の赤身の改善にも有効なお薬の1つ。ただしニキビに対しては保険診療の薬も多くあるので、これらの治療法と比較しながら肌の状況を見て医師が判断いたします。興味がある方はぜひ気軽に相談していただけますと幸いです。
実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。
トレチノインは、表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていき、そのときにメラニン色素を一緒に持って上がっていき、2週間から4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。これがトレチノインの特長です。
・ハイドロキノンの外用を積極的に併用していただく方がよい時期です。
このように、「シミ」といっても数多くの種類があり、トレチノイン療法を希望される方は、まずはトレチノインが有効かどうかを判断させていただきたいので、
トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)
この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があります。通常市販されている美白剤(医薬部外品)は、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らすような働きをする有効成分が微量含まれてはいますが、非常にその作用が弱いうえに、現在沈着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用はないため、すでに存在しているしみは良くなりません。
トレチノイン0.05%10g 2,970円(税込)トレチノイン0.1%10g 3,630円(税込)
ドラッグストアでシミ対策の薬を買ったけれど効果が出ずに途中でやめてしまったという話を聞きます。シミ対策のお薬はすぐに効果が出ないことが多いため、自分に合っているか確信がない状態で続けるのは大変です。お薬を選ぶ前にまずは状態を把握することが大事です。
. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。
トレチノインがこれだけ多くの効果を持っているのに、扱うクリニックが限られているのはことが一因として挙げられます。もっとも多い副反応として「レチノイド反応」があげられ、非常に高い確率で以下の症状が出ます。
最近の製品はより刺激が少なく、より効果がでるように工夫されています。
当クリニックではスマートフォン・パソコンからご利用できる当日の順番受付システムを導入しております。初診の方も利用できますので、待ち時間の短縮のためお気軽にご利用ください(再診と初診は同時に利用できません)。
トレチノインとは、レチノールの誘導体で、とても効果の強いビタミンAです。
これは、トレチノインの作用で肌のターンオーバーが早くなり、肌の古い角質が剥がれ落ちるための正常な反応です。多くの場合一過性で、(継続的に使用していても)日にちが立つと症状が落ち着くのがほとんどです。
■施術範囲鼻下・口周り(マリオネットライン内側)・あご(フェイスラインまで)
〒600-8007 京都市下京区四条通東洞院 東入立売西町66番地
京都証券ビル6F(京都大丸西横)
トレチノイン+ハイドロキノンクリーム10g 4000円(税込み)
ハイドロキノンはシミの原因であるメラニン色素を消す有効成分として知られています。その美白効果は、アスコルビン酸(ビタミンC)、アルブチン、エラグ酸の60~100倍にもなります。
トレチノインを塗布してから時間をおいて保湿剤を使用しても大丈夫です。
一般的には、ビタミンAの誘導体(オールトランスレチノイン酸)の外用剤やメラニン合成酵素阻害剤のクリームなどを1日1~2回塗布します。サンスクリーン(日焼け止めクリーム)や保湿剤も毎日使います。必要に応じて、さらに強い酸を使用して科学的に皮フを溶かします( ケミカルピーリング )。
また、レーザーを使用する場合もあります( フラクショナルレーザー )。ニキビ・ニキビ跡・シワに効果があります。2週間に一度の割合で通院していただきます。治療には少なくても3ヶ月程度要します。また、副作用としては使用数日より患部の発赤、ヒリヒリ感が出ます が、そのまま治療を継続しても徐々に治まります。
治療期間中は避妊をしなければなりません。妊娠を希望する人、妊娠中の人はこの治療はできません。
通常、トレチノインを塗り始めて2~3日後からレチノイド反応が始まります。
イソトレチノイン服用中は日焼けの影響を受けやすくなります。そのため、長時間紫外線を浴びることは避けてください。そして、必ず日焼け止めをご使用ください。
シワの改善には、お肌の潤いを保ち、たるみを防ぐことが大切です。
トレチノインを塗ると、その部分の細胞が活発となり、ターンオーバーのサイクルが短縮されます。
こうして新しい皮膚が形成され、徐々にシミやシワなどを目立たなくするため、美白対策にとても有効なクリームです。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
使用により一時的な反応性皮膚炎が起きます。皮膚が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきますが、正常な反応です。脱皮するがごとく新しい皮膚が再生されます。
レーザー治療後の色素沈着予防にも有効ですので、オススメします。
. 治療は、前半の漂白していく治療期間(2~8週間)と後半の炎症を冷ましていく期間(2~8週間)に分かれます。使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり、垢のように皮膚がぽろぽろむけてきます。その後、徐々に赤みが増してきますが、シミは薄くなってきます。始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。治療中は、必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。シミの治療期間の目安は4~12週間です。シミが満足できるところまで薄くなった時点でトレチノインゲルを中止し、ハイドロキノンの外用を続けていただきます。トレチノインゲル外用中および外用中止後2~4週ほどの間は赤みが続きます。
WebメディアLiruuのレチノールに関する記事を監修いたしました。 小じわ予防 ...
イソトレチノインは保険治療で処方される内服薬よりも、です。(なお、です。)
イソトレチノインの副作用に怖いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、適宜医師までご相談いただければ特段副作用もなく治療を行っていくことができます。
そのため少しでも以下のような副作用や、違和感を感じたら医師までご相談ください。