一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


血栓症リスクのある方
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患のある人
・35 歳以上で 1 日 15 本以上喫煙する人
・心臓弁膜症のある人のうち肺高血圧症や心房細動のある人
・糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症のある人
・抗リン脂質抗体症候群のある人
・血栓ができやすい体質の人
・手術・出産などの長期間安静状態の人
・脂質代謝に異常のある人
・高血圧のある人

マーベロン、ファボワールに含まれる成分で過敏症のあった人
エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳がん、子宮内膜がん)
子宮頸がんの人
診断の確定していない異常性器出血のある人(性器癌の検診が必要)
前兆がみられる片頭痛のある人(脳血管障害リスク)
肝臓に重篤な障害のある人(増悪するリスク)
肝臓に腫瘍のある人(増悪するリスク)
耳硬化症のある人(症状の増悪)
妊娠中に黄疸や妊娠ヘルペスがあった人(再燃のリスク)
妊婦または妊娠している可能性のある人
授乳中の人
現在、身長が伸びている人
ヴィキラックス配合錠(C型肝炎治療薬)を使用している人



イソトレチノインには以下のような副作用が見られることがあります。

イソトレチノイン内服治療後は長期的にニキビが落ち着くことが多いですが、再発することもあります。
再発の際も症状は軽度なことが多いですので、その際はニキビの塗り薬で対応します。
それでもニキビが悪化する場合には、2回目のイソトレチノイン内服を行うことがあります。

当院医師の判断のもとPRSS社より購入しています。
個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報はをご確認ください。
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はをご確認ください。

イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、下記の作用があります。

イソトレチノインは、重度のニキビ、さらには脂漏性皮膚炎、鼻しゅさ(鼻瘤)に有効なビタミンA誘導体です。
イソトレチノインを服用すると、①皮脂の分泌を抑える効果、②皮脂腺自体を縮小させる効果、③皮膚の角化を抑制し、毛穴が詰まりにくくなる効果を発揮します。
ニキビの原因は皮脂が毛穴に詰まることなので、上記3つの効果により、重症のニキビの進行の抑制・改善効果が期待できます。

日本においては保険収載されていない為、自費の治療です。
しかし、海外のニキビの治療ガイドラインにおいて難治性のニキビに対してイソトレチノインは高いレベルで推奨されており、海外では30年以上前から使用されている薬剤となります。

男性であればホルモン療法が適応外なのでイソトレチノイン療法を考慮。

イソトレチノインの重大な副作用として、妊娠した女性への投与による流産、胎児奇形が報告されています。
また、治療期間中は紫外線の影響を受けやすくなります。十分な紫外線対策を行ってください。

※10mgに関して:主に、すでにイソトレチノインを内服している方が、治療の進行状況に応じて内服量を調整する場合に処方しております。

イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。

飲み始めて1~2週間くらいで逆にニキビが悪化することがありますが、これは「好転反応」と言って、お薬の効果が出始めている証拠です。飲み続ければ1ヶ月ほどで気にならなくなり、ニキビがなくなってくるので、お薬をやめないようにしましょう。

イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシスを促すため 8、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。しかし、収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、大部分の皮脂は戻ります。


また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。


ため、ニキビの炎症が治まった後にが残ってしまいます。炎症によってメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)が活性化することでシミ(炎症後の色素沈着)が長く残ったり、炎症にともない細い血管が増えたり拡張することで赤みが長い間残ってしまいます。また、皮膚の深い部位(真皮や皮下脂肪)に炎症が続くと、炎症によって周囲の組織が破壊されることで瘢痕(へこみ)が残ってしまいます。
にきび痕としてのこる赤みへこみは見た目の印象に強く影響するため、精神的にもストレスが多くQOL(生活の質)を著しく低下させます。

血管増生による赤みと皮膚のへこみが残った場合、保険治療では治療が難しいため自費診療を行う必要があります。治療に必要な時間も費用面での負担も大きくなってしまいますので、ニキビ跡を残さないためには、早めに赤く腫れ上がったニキビを治療する必要があるのです。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

外用剤によるコメド治療と抗菌薬の内服では改善がみられず、イソトレチノインによる治療を開始しました。

イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。

肝斑は、頬や目の下、額にあるモヤモヤとした薄茶色のしみです。通常のしみ(老人性色素斑)はしみとお肌の境目がはっきりしていますが、肝斑は境目が曖昧です。
原因は様々ありますが、紫外線や皮膚の摩擦、女性ホルモンが原因と考えられています。
30-60代の女性に多く、肝斑の上に老人性色素斑が重なっていることも多くあります。
肝斑の上の老人性色素斑を治療したい場合は、まず肝斑の治療を行っていただく必要があります。
また、少しの刺激でメラニン(肝斑の原因組織)が出やすくなっている状態なので、強い刺激や治療を行うと逆に悪化してしまいます。そのため優しい治療を定期的に、根気強く行っていく必要があります。

イソトレチノインはマツキヨを含めた薬局の市販はされていない理由は2つです。

効果:皮脂分泌の抑制: 皮脂腺を収縮させ、皮脂の過剰な分泌を減少させます。
抗炎症作用: アクネ菌による炎症を抑え、赤みや腫れを減少させます。
細胞の正常化: 異常な角化を防ぎ、毛穴の詰まりを減らします。
副作用や注意点:一般的な副作用には肌の乾燥、日光過敏、頭痛などが含まれますが、重篤な精神疾患や肝機能障害のリスクもあります。
使用できない方:妊娠中や授乳中の方、肝機能障害や精神疾患のある方、特定のアレルギーがある方は使用できません。
価格:料金は1ヶ月分20mg:16,500円(税込)です。肝臓・妊娠検査別途料金となります。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

頭痛の副作用が出やすくなるためビブラマイシン、ミノマイシンといったテトラサイクリン系の抗生剤とは同時に内服できません。
そのほかの抗菌薬、鎮痛薬、アレルギー薬、経口避妊薬(ピル)との併用は問題ありません。

・ 妊娠の可能性がある女性は妊娠反応検査も受けていただきます。

イソトレチノインは、免疫反応を正常化する作用(過度に免疫が反応してニキビの炎症が悪化することを防ぐ)があり、免疫反応を抑えることでニキビの炎症を緩和してくれます。

副作用に対して不安を感じる患者様もいらっしゃるかもしれませんが、

イソトレチノインは、免疫反応を正常化する作用があり、免疫反応を抑えることでニキビの炎症を緩和してくれます。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の個人での輸入は可能ですか?

※当クリニックの価格はすべて税込表示です。
※イソトレチノイン (ニキビ治療薬)は、公的医療保険が適用されない自由診療です。
※お支払い方法について:当クリニックでは、現金、各種クレジットカード、各種電子マネー、によるお支払いが可能です。
※利用できるクレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSです。
※によるお支払いの場合、現住所確認ができる身分証をご持参ください。また、手続きに時間を要しますのでご希望の方は事前にお申しつけください。

ポイントとしては、妊娠を希望される若い女性の場合は注意が必要です。

イソトレチノインは、赤ら顔(酒さ)の症状も抑制します。ニキビの発症メカニズムの一つとして、アクネ菌に対する過剰な免疫反応があり、これが皮膚の炎症と赤みを引き起こすのです。

個人輸入や通販でイソトレチノイン(アキュテイン)を購入すると、です。

経口イソトレチノインには、皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります 7 20。この作用により、ニキビの原因菌であるアクネ菌は定着できなくなり、抗生物質よりもアクネ菌を減らすことができます 21

イソトレチノインの副作用として、胎児に対する重篤な影響があります。

イソトレチノインの軽症の副作用としては乾燥肌や唇のひび割れ、目の乾燥などがありますが、これら以外に肝機能障害や血中脂質の変化が報告されており定期的な血液検査が必要な場合もあります。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

脱毛、Vビーム、シミ取りなど各種レーザー、IPL光治療、ポテンツァ、ダーマペン、ピーリング、ほくろ除去などの小手術はいずれもイソトレチノイン内服中でも施術可能です。
しかしながら、イソトレチノイン内服中は皮脂の分泌が抑制され、皮膚は敏感な状態にあるため合併症のリスクが高まる可能性がありますので、施術をご希望の場合はご了承ください。
お肌が敏感になりやすいですので、スキンケアを十分に行う必要があります。
イソトレチノイン内服中に開腹手術や美容外科での大きな手術は避けてください。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

イソトレチノインは効果的な難治性ニキビの治療法として広く用いられていますが、使用にあたっては副作用やリスクもあるお薬です。