蓄膿症でクラリスロマイシン、アンブロキソール、モンテルカストを服用中。歯科 ..


年齢 使用理由 (合併症) 経過及び処置 5 男 70代 慢性関節リウマチ(なし) 1000mg 159日間 特発性S状結腸穿孔 投与開始日 : 慢性関節リウマチに対し,本剤1000mgを投与開始。 投与159日目(投与中止日) : 朝,排便時に多量の下血あり,緊急入院。X線,CTスキャンにて消化管穿孔を認め,触診にてレンガ色の血液付着,指先にmass(塊)を触知し,同日外科にて緊急手術施行(手術所見:小腸は,massive(強固)に小腸同士及び前腹壁と癒着。S状結腸は腫大し,赤黒く変色。後壁に穿孔部あり,便と暗赤色の血液が貯留。Colon elongation(結腸伸展)あり。横行結腸にまで便が一塊となっている)。特発性S状結腸穿孔の診断にて全投与薬中止。術後呼吸状態不安定のため,呼吸器管理とする。 中止10日後 : 抜管。 中止13日後 : 軽快。 〈DLST結果〉 ジクロフェナクナトリウム 陽性 企業報告 併用薬:オキサプロジン,塩酸ラニチジン,ジクロフェナクナトリウム 【5】 ナテグリニド 販売名(会社名) スターシス錠30mg,同錠90mg(山之内製薬)ファスティック錠30,同錠90(味の素) 薬効分類等 糖尿病用剤 効能効果 インスリン非依存型糖尿病における食後血糖推移の改善(ただし,食事療法・運動療法を行っている患者で十分な効果が得られない場合,又は食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用している患者で十分な効果が得られない場合に限る) 《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 [禁 忌] 透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者 [副作用(重大な副作用)] 低血糖:低血糖及び低血糖症状(空腹感,冷汗,めまい,ふらつき,動悸,脱力感,気分不良,ふるえ,意識消失等)があらわれることがある。本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与し,α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース,ボグリボース)との併用により低血糖症状が認められた場合はブドウ糖を投与するなど適切な処置を行うこと。 〈参 考〉 企業報告 症例の概要 NO.


通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日400mg(力価)を2

年齢 使用理由 (合併症) 経過及び処置 4 男 70代 慢性関節リウマチ(なし) 1000mg 879日間 十二指腸潰瘍穿孔 投与開始日 : 慢性関節リウマチに対し,本剤1000mgを投与開始。 投与879日目(投与中止日) : 腹痛の発現。近院にてイレウスの疑いを指摘された。 中止1日後 : 腹痛の増強。 中止2日後 : 当院受診。急性腹症の疑いにて外科紹介。外科受診時に脱水著明,腹部に筋性防御を認め,意識も朦朧。腹部単純写真,腹部CTで気腹を認め穿孔性腹膜炎の診断で緊急手術目的のため入院。緊急開腹手術施行。腹腔内に多量膿性の腹水貯留あり,十二指腸球部前壁に約5mm大のpunched out hole(穿孔)を認めた。十二指腸潰瘍穿孔に大網充填,腹腔内ドレナージ施行。 中止10日後 : 半抜糸した正中創の間より腹水の流出とともに腸管を視認されたため,緊急手術施行し,腹筋膜再縫合。 中止12日後 : 内視鏡検査施行。十二指腸bulbus:前面に厚い白苔を有する潰瘍:ファイバーは十分に通過可能。 中止41日後 : 上部消化管内視鏡検査にて十二指腸潰瘍はほぼ消失。 中止42日後 : 退院。 〈DLST結果〉 ジクロフェナクナトリウム 陽性 企業報告 併用薬:ジクロフェナクナトリウム,テプレノン,フェルビナク NO.

年齢 使用理由 (合併症) 経過及び処置 3 女 60代 慢性関節リウマチ(骨粗鬆症,シェーグレン症候群) 1000mg 7日間500mg71日間 吐血(食道潰瘍),嘔気 投与開始日 : 慢性関節リウマチに対し,本剤1000mgを投与開始。 投与8日目 : 嘔気を訴えたため,本剤500mgに減量。 投与35日目 : 吐血して他院に入院。 投与50日目 : 消化器検査にて食道潰瘍と診断。 投与78日目(投与中止日) : 本剤投与中止。 中止7日後 : 軽快(消化器症状の消失)。 〈DLST結果〉 インドメタシン 陽性 プレドニゾロン 陽性 企業報告 併用薬:インドメタシン,プレドニゾロン,イプリフラボン,レバミピド,カルシトリオール NO.

至急 4日前から風邪気味で、ベンザブロックLプレミアムを一回2錠×3回 ..

2006年 京都薬科大学 薬学部卒。

調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。

薬局薬剤師としては、新規開業、継承に携わった経験、管理薬剤師としての経験を活かし、現在福岡県内でティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。

1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。

当面の目標は、
「息子の成長スピードに負けないこと」

座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」

またクラリスロマイシンは、ワーファリン(一般名:ワルファリンカリウム)やリピトール(一般名:アトルバスタチン)、アダラート(一般名:ニフェジピン)など処方頻度の高い薬剤と併用注意となっていますので、「クセ者」の薬剤としてマークしておくとよいでしょう。

併用禁忌を見逃すケースがありますので注意が必要です。

最近では電子薬歴が普及したため、併用禁忌のスルーは少なくなっているかと思いますが、特にベルソムラ(スボレキサント)やエルゴタミン製剤との併用は見落としやすい傾向にあるので注意しましょう。

クラリスロマイシンと併用することで、バニプレビルの血中濃度が上昇し、悪心、 嘔吐、下痢の発現が増加するおそれがあるため併用禁忌となっています。

具体的な飲み合わせの注意点は以下で詳しく解説いたします。

年齢 使用理由 (合併症) 経過及び処置 2 女 60代 糖尿病〔糖尿病性腎症,糖尿病性網膜症,慢性動脈閉塞症(両下肢切断術後)〕 270mg 不明 低血糖 投与中止日 : (昼過ぎ)家人より,意識消失し倒れているところを発見され救急車で来院。来院時,多量の発汗を認め昏睡状態であった。血糖値11mg/dLであり,低血糖による昏睡と判断し,外来で直ちに40%ブドウ糖120mL静注。血糖値は150mg/dLまで回復し,同時に意識回復認めた。5%ブドウ糖500mLにてルート確保し,入院。入院後も21時に血糖値78mg/dLまで低下したため,40%ブドウ糖40mL静注。 中止1日後 : 6:00 発汗多量あり。血糖測定にて低値となり,40%ブドウ糖40mL静注。7:00 血糖値44mg/dL。興奮気味となる。40%ブドウ糖80mL静注。(インスリン36.0μU/mL)。9:00 血糖値172mg/dL。11:00 血糖値47mg/dL。40%ブドウ糖40mL静注。経口でジュース等を少量飲む。12:00 5%ブドウ糖500mLメイン内に40%ブドウ糖40mL追加。13:30 血糖値22mg/dL。40%ブドウ糖40mL静注後,メイン(5%ブドウ糖+40%ブドウ糖40mL)内に更に,40%ブドウ糖60mLを追加した。(メイン中にはトータル5%ブドウ糖 500mL+40%ブドウ糖100mL)14:00 透析開始。15:00 血糖低値,不穏出現。40%ブドウ糖40mL静注。夕食少量摂取(4割)。20:00 血糖値76mg/dLであり,40%ブドウ糖40mL静注。 中止2日後 : 6:00 血糖値107mg/dL。低血糖症状も消失(再度出現なし)。5%ブドウ糖500mL+40%ブドウ糖20mL点滴終了後,抜去。17:00 血糖値は81mg/dLであったが,食事全量摂取後は血糖値80~120mg/dLと安定した(翌日以降も)。 企業報告 臨床検査値 投与中止日 白血球数(/mm3) 17990 赤血球数(×104/mm3) 305 ヘモグロビン(g/dL) 9.5 ヘマトクリット(%) 29.2 血小板数(×104/mm3) 26.3 AST(GOT)(IU/L) 18 ALT(GPT)(IU/L) 10 Al-P(IU/L) 387 LDH(IU/L) 477 BUN(mg/dL) 94.5 クレアチニン(mg/dL) 7.6 血中ナトリウム(mEq/L) 140 血中カリウム(mEq/L) 6.6 血中塩素(クロール)(mEq/L) 103 血糖値(mg/dL) 11 総コレステロール(mg/dL) 141 併用薬:ラクトミン,塩酸セトラキサート,沈降炭酸カルシウム,サナクターゼ配合剤,アルファカルシドール NO.

クラリスロマイシンと併用することで、肝臓に関連した副作用が発現、重症化するおそれがあるため併用禁忌となっています。


抗菌薬のクラリス(一般名クラリスロマイシン)、ラベキュアパック(ラベプラゾールナトリウム・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン)の併用禁忌に「フィネレノン、イサブコナゾニウム硫酸塩」が追加されました。 これは、腎臓病進行抑制薬のケレンディア錠、抗真菌薬のクレセンバの添付文書との整合性を図られた追加です。

肺動脈性高血圧症治療薬のアドシルカ(タダラフィル)のみがクラリスロマイシンと併用禁忌となっています。

クラリスロマイシンに併用禁忌追加

これらをクラリスロマイシンと併用することでCYP3A4が阻害され、代謝が阻害されることで、エルゴタミン製剤による血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがあるとされています。

事例04 お薬手帳から飲み合わせの良くない薬を発見

年齢 使用理由 (合併症) 経過及び処置 1 男 60代 冠動脈狭窄症に対する心臓手術の心停止及び心筋保護(糖尿病,閉塞性動脈硬化症,脳梗塞後遺症,慢性腎不全) 900mL 1日間 高カリウム血症 投 与 日 : 冠動脈狭窄症(2枝)に対し,本剤を初回単独使用。2回目及び3回目はL-アスパラギン酸カリウムを用いたcold blood cardioplegia(冷却血液加心筋保護法)(ともに液温5℃)で,冠動脈バイパス術(バイパス本数:2本)を施行(大動脈遮断時間:94分)。 体外循環中 : 血清K値が6.4mEq/Lまで上昇。 大動脈遮断解除時 : 心停止の危険性があるため,補助循環を続けつつGI(グルコース+インスリン)療法を行い,さらにフロセミド10mgを4回静注投与。 手術終了時 : 術前からあったST-T,wide QRSの心電図異常に加え,上室性頻拍発生。 大動脈遮断解除1時間後 : 血清K値は5.8mEq/Lまで低下し,体外循環を離脱。 大動脈遮断解除2時間後 : 血清K値は5.1mEq/Lまで低下。 終了2日後 : 上室性頻拍消失。 企業報告 臨床検査値 投与直前 (投与時)体外循環中 終了1時間後 終了2時間後 終了1日後 終了3日後 終了6日後 終了13日後 K(mEq/L) 5.0 6.4 5.8 5.1 4.9 4.4 3.3 4.5 BUN(mg/dL) 33 ― ― ― 32 32 44 48 クレアチニン(mg/dL) 2.0 ― ― ― 2.3 2.3 2.3 2.6 併用薬:L-アスパラギン酸カリウム,塩化カリウム,塩化カルシウム,グルコン酸カルシウム,炭酸水素ナトリウム,塩酸ドパミン,塩酸ドブタミン,ニトログリセリン,硝酸イソソルビド,アルプロスタジル,塩酸リドカイン,フロセミド,D-マンニトール,生理食塩液,リンゲル液,ブドウ糖,ヒトインスリン,ヘパリンナトリウム,硝酸プロタミン,クエン酸フェンタニル,プロポフォール,トラネキサム酸,カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム,ヘモコアグラーゼ,加熱人血漿たん白,人赤血球濃厚液,硫酸アミカシン,フロモキセフナトリウム,ジゴキシン,ファモチジン,塩酸チクロピジン,塩酸チアプリド,塩酸フェニレフリン 【2】 塩酸アマンタジン 販売名(会社名) アテネジン細粒,同50,同100(鶴原製薬)アマゾロン細粒,同錠50,同錠100(沢井製薬)グランザート細粒10%(シー・エイチ・オー新薬)シキタン,同100(全星薬品工業)シンメトレル細粒,同錠50mg,同錠100mg(日本チバガイギー) トーファルミン細粒,同錠50,同錠100(東洋ファルマー)ボイダン,同散,同D(イセイ)ルシトン細粒,同錠(辰巳化学)ロティファミン錠100(大洋薬品工業) 薬効分類等 抗パーキンソン剤 効能効果 (1)パーキンソン症候群(2)脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下の改善(ルシトン,ロティファミンを除く) (3)A型インフルエンザウイルス感染症(シンメトレルのみ) 《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 [副作用(重大な副作用)] 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。 〈参 考〉 企業報告 症例の概要 NO.

クラリス クラリスは「マクロライド系」にあたる抗生物質です。 細菌の蛋白合成を妨害し、菌にダメージを与えます。 風邪のほか、中耳炎、肺炎などの感染症の治療でも用いられる薬です。

葛根湯は、風邪の初期に効果が期待できる漢方薬で、多くの方が飲んだことのある薬かもしれません。ただし、「甘草」や「麻黄」など副作用に注意が必要な成分が含まれているため、長期間の服用は避けたほうが良いでしょう。また、他の薬と併用する場合も、飲み合わせに注意が必要です。

湘南メディカル記念病院

インタビューフォームではスボレキサント(ベルソムラ)とクラリスロマイシンの併用データはありませんが、CYP3A阻害作用を有するケトコナゾールのデータはありましたので参考にアップします。

のどの痛みの治療法|一般内科

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬からベルソムラに切り替わるケースもあるかと思いますので、その際はクラリスロマイシンの併用がないか要チェックです。

なんで薬局ってパチンコの換金所みたいなスタイルなんですか?

クラリスロマイシンと併用することによって、CYP3A4阻害作用によりベルソムラ(スボレキサント)の代謝が阻害されベルソムラ(スボレキサント)の作用が著しく増強するとされています。

医療用医薬品 : クラリスロマイシン

実は私が以前、クラリスの併用禁忌を見逃してスルーした経験がありますので自戒もこめて、クラリスロマイシンと併用できない薬剤をまとめてみました。

クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」の基本情報

病院で処方される咳止めの一つであるフスコデ配合錠には、気管支を拡張する作用があるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれています。
市販の咳止め製品にも気管支拡張成分としてdl-メチルエフェドリン塩酸塩やテオフィリンが含まれているものがあります。そのため、葛根湯との併用には注意が必要です。特に高齢者や持病のある方は医師・薬剤師にご相談ください。

ベンザブロックL錠 | のどからの風邪(かぜ)に銀のベンザ

市販の総合風邪薬には、解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンやイブプロフェンが一般的に含まれています。また、咳を抑える効果があるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれていることもあります。さらに、頭の重い感じを緩和する無水カフェインや炎症を抑えるグリチルリチン酸などの成分も含まれている製剤も存在します。エスタックシリーズには、生姜(しょうきょう)や桂皮(けいひ)などの生薬成分も含まれているものがあります。
以上のことから、併用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談してから行いましょう。

アイン薬局

2006 年に発売されたクラリスロマイシン DS 製剤は、懸濁性や苦味のマスキング法に改良を加え、口腔内の pH 6.8 程度の環境下では原薬が溶け出さないよう工夫されている。一方、ムコダイン DS は酸性製剤であるため、クラリスロマイシン DS を同時に服用すると、前述のような製剤加工が施してあっても、酸性条件下で製剤加工が壊れてクラリスロマイシン原薬が溶出し、強い苦味が発現することが知られている[文献 2]。本報告では、苦味発現に関して後発品を含む各製剤を対象とした検討を行っているため参照されたい。