翌日、医療機関を受診し、クリンダマイシン点滴、クラリスロマイシン経口投与。解熱剤、鎮


明日インフルエンザの予防接種を受ける予定ですが抗生物質服用中でも問題ないでしょうか?


☆インフルエンザにクラリスロマイシンが有効・大正富山医薬品株式会社のデータ ..

さて実際インフルエンザに罹患してしまった場合、抗インフルエンザ薬を処方して貰うと思います。
薬を飲めば数日の間に解熱し快復に向かいますが、実は抗インフルエンザ薬を使用すると獲得免疫が非常に出来にくくなると言われています。
ところがクラリスロマイシンという抗生物質を一緒に内服すると抗体産生に強い味方となる事が分かってきました。
抗生物質としての効能以外の効果です。
インフルエンザは形が変わりやすいとは言え抗体が出来るメリットの方が大きいので最近はインフルエンザ薬と一緒に処方されることが増えてきています。
また既存の高脂血症治療薬の一部に脳症や脳炎の予防効果が見つかったり、栄養ドリンクに配合されているDADA(ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン)がウイルス量を減少させる可能性があることが実験で分かってきています。
実際にはその効果がまだ人で確かめられたわけではなく実験段階ですが、今後インフルエンザの治療において重要な役割を果たす可能性があります。

ご存じの通りワクチンはインフルエンザにかからないことを保証する物ではなく重症化を防ぐ物として接種しています。
現在日本では鶏卵を使用してワクチンを製造していますが、ここに一つワクチンの効果が落ちる理由が隠されています。
この対策として鶏卵を使わない新しい方法でワクチンを製造する方法が数年の間に始まる事になっています。

クラリスロマイシンの短期投与はインフルエンザ感染にどのように効果的か? --粘膜免疫増強作用と気道粘膜繊毛運動改善効果— · 2

薬を飲んでいるとワクチンが効かないのではないかというご心配は、予防接種をしているとよく受ける相談です。

ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンに大きく分けられます。生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもの、不活化ワクチンは細菌やウイルスを殺し免疫を作るのに必要な成分を取り出し、毒性をなくして作ったものです。

生きた細菌が入っていれば、確かに抗生剤がワクチンの細菌を殺してしまう可能性はあるのですが、小児用肺炎球菌、四種混合、ヒブはすべて不活化ワクチンなので生きた菌は入っていません。免疫を作るのに必要な成分だけがはいっているので、これらは抗生剤を飲んでも効果が無くなったり薄まったりすることはないのです。

生ワクチンには麻しん風しんワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜワクチンなどがあり、これらには生きたウイルスが入っています。しかし、抗生剤は細菌には効きますがウイルスにはまったく効果はありませんので、接種した後に抗生剤を飲んでも効果に問題はおきません。ただし、川崎病のように大量ガンマグロブリン療法という治療を行うと、一時的にウイルスの抗体が血液中に増加するので、ワクチンの中のウイルスが増えることができず免疫ができないことがあります。そこで、大量ガンマグロブリン療法の後には6か月の間隔をおいてから、生ワクチンを接種することになっています(ただし、BCGとロタウイルスワクチンは生ワクチンですが、大量ガンマグロブリンの影響を受けないので間隔をあける必要がありません)。同じ理由で、重症のウイルス感染症の後には一時的に免疫がつきにくくなることがあるので、病気が治った後1~2週間あけて生ワクチンを接種することが勧められています。また、BCGは生きた結核菌が入っていますが、結核菌には上気道炎や気管支炎に使う抗生剤は効果がありませんので、BCGの後に抗生剤を使うことも、ワクチンの効果という面では問題ありません。

○備蓄薬の放出について(平成21年9月4日)

通常流通している抗インフルエンザウイルス薬の市場在庫の枯渇が予測され、新型インフルエンザを治療する医療機関及び抗インフルエンザウイルス薬を調剤する薬局において治療等に影響がある場合に「県備蓄薬」を放出する。

☆インフルエンザにクラリスロマイシンが有効
・大正富山医薬品株式会社のデータによると
①クラリスロマイシンの添加により、培養細胞におけるインフルエンザウイルスの増殖を抑制した。
②クラリスロマイシン投与により活発な線毛運動が維持され、ウイルスの増殖も抑制されていることがわかった。
③クラリスロマイシンはIL-12の産生促進を介して、粘膜免疫に重要なIgAなどの抗体産生を増強していることが明らかになった。
ということです。
東北大学の渡辺彰助教授によると「ニューキノロン投与の場合と比較し、マクロライド投与のほうが発熱回数、発熱日数共に有意に抑えられました。また、インフルエンザ様疾患患児にセフェム系抗生物質を投与した場合と比べ、マクロライド系抗生物質を投与した場合の方が発熱期間が有意に短縮し、肺炎合併率も減少していることがわかります。」ということです。渡辺彰:日胸62(9):819-827二宮恵子:JJ Antibio 56(A):84-86,2003 (2004.12.08記)

クラリス錠 200mg クラリスロマイシン 1 日 400mg

インフルエンザは, オルソミクソウイルス科に属するインフルエンザウイルス, 特にA型とB型のヒトへの感染により, 主に冬季に流行する急性呼吸器感染症である。多くの感染者は軽症だが, 若年小児や高齢者では重症化することがある。米国では高齢者の入院, 死亡の最多要因となるなど, インフルエンザは, 社会・医療・経済への影響が大きい1)。インフルエンザウイルスの主要表面抗原タンパク, ヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)が持続的に変化を起こすため(抗原ドリフト), 常に感受性者が存在し, 毎年世界の全人口の3-18%が感染するとされる1,2)。またインフルエンザウイルスは, これまでヒトに感染性・伝播性がなかったHAとNAの組み合わせを持つウイルスがこれらの性状を持った場合(抗原シフト), 世界的な大流行を引き起こすことがある。このため, インフルエンザのサーベイランスと有効なワクチン戦略は, 公衆衛生上重要である。季節性インフルエンザワクチンとして, 日本国内では, 不活化ワクチンの「インフルエンザHAワクチン」と経鼻弱毒生ワクチンの「フルミスト®点鼻液」が薬事承認済みであり, 現在, 高用量インフルエンザワクチン4価および経鼻不活化ワクチンの薬事承認申請が提出されている3-6)()。

クラリスロマイシン、ルパフィン、プランルカスト、カルボシステインを飲んでおり、アラミストを点鼻してます。インフルエンザの予防接種を受けたいのですが、抗生物質とアレルギーを服用してるので心配です。飲みながら打てるのか、薬をやめて何週間後に打てるのか薬を優先した方がいいのか迷ってます。耳鼻科では内科の先生に内科では耳鼻科の先生に聞いてと言われて困っております。(20代/女性)

副鼻腔炎のためクラリスロマイシンを服用しております。本日インフルエンザ予防接種を受けたのですが、服用をやめた方がいいのでしょうか。

要約 90歳台,女性.インフルエンザワクチン接種2日後より注射部位の発赤が出現し,その後,高熱と全身に無菌性膿疱を伴う紅斑が多発した.生検,臨床像より急性汎発性発疹性膿疱症(acute generalized exanthematous pustulosis:AGEP)と診断した.自験例ではインフルエンザワクチンの薬剤リンパ球刺激試験で陽性反応を認めたが,ワクチンの性質上,偽陽性の可能性もあり注意が必要である.同様の症例で原因の特定には遅延型皮内反応が有用であったとの報告もあるが,自験例ではワクチン以外の要因がなく,注射部位の局所反応に引き続き全身症状が出現してきたことより,インフルエンザワクチンに関連したAGEPと考えた.インフルエンザワクチン接種後に生じる副反応は局所反応が一般的だが,中毒性表皮壊死症,AGEP等と診断された例も散見される.インフルエンザワクチンの需要増加に伴い,局所反応だけでなく,AGEPを含めた重症薬疹が起こりうることを念頭に置き,日常診療にあたる必要がある.

マイコプラズマ肺炎の治療では、特に抗生物質の内服治療が重要です。マイコプラズマは細胞壁を持たない細菌であるため、細胞壁を攻撃する抗生物質(ペニシリンやセフェム系)は効果がなく、細胞内部の機能を阻害するタイプの抗生物質が選ばれます。ここでは、商品名を含めて使用される代表的な内服薬について詳しく解説します。


抗生物質を内服していると予防接種はできませんか? 問題ありません。 抗生物質とワクチンは互いに作用することはありません。

インフルエンザ弱毒生ワクチンは, 逆遺伝学(reverse-genetics)手法を用いてプラスミドに組み込まれた8つのウイルス遺伝子(HAとNA遺伝子は野生株由来, その他6遺伝子は弱毒生ワクチン用のウイルス由来)を細胞に導入して作製される8)。経鼻ワクチンは全身免疫誘導とともに抗原特異的分泌型IgA抗体産生を中心とした粘膜免疫応答を期待できる。鼻腔内という投与経路により, 注射が不要となり, 被接種者および接種者の負担軽減も期待できる。フルミスト®点鼻液は感染価として約107のA型およびB型生ウイルスを含有する4)。6歳未満では, 従来の不活化ワクチンと比較して感染抑制効果が高いとされたが, インフルエンザ関連の入院は減少させなかった9)。国内の2~18歳を対象にした第Ⅲ相試験におけるワクチンの有症状の感染に対する有効性は27.5%〔95%信頼区間(95%CI): 7.4-43.0〕と報告されている10)。50歳以上のワクチン効果は示されていない。また, 2歳未満への接種では入院と喘鳴頻度の上昇を認めたため11), 日本では2~19歳未満が接種対象であり12), 重度の喘息を有する者または喘鳴の症状を呈する者は接種要注意者, 妊婦は接種不適当者(禁忌)とされる。投与方法は, 1回0.2mLを鼻腔内噴霧(各鼻腔内に0.1mLを1噴霧)。2023年現在, 36の国と地域で承認済みである。

[PDF] 1.令和3年シーズンのインフルエンザワクチン接種後 ..

○ワクチンの有効性について

・インフルエンザワクチンは、重症化や死亡の防止については一定の効果がありますが、感染防止に対しては効果が保証されるものではありません。
・いま日本で使われているワクチンは、以前にかかった人の免疫を高めるものであって、感染したことのないウイルスに対しては、効果が限られている(平成21年11月 日本医師会雑誌)
・インフルエンザワクチンは発症を防ぐ効果はあるだろうが、いったん発症すると、脳症の発病阻止には有効性がないということです。(平成21年11月 日本医師会雑誌)
・インフルエンザは気道から侵入するので、これを予防するためには気道で働くIgA抗体ができていることが必要ですが、現在の注射によるインフルエンザワクチンではIgA抗体はできずに、IgG抗体しかできません。IgG抗体はインフルエンザの重症化を防ぐのには役に立ちますが、気道から進入しようとするウイルスを局所で追い出すことはできないのです。(大阪大学大学院医学系研究科・免疫動態学 宮坂昌之先生 談)
・AP通信によると、ポーランドはワクチンを一切輸入していないが死亡率は他の欧州諸国と大差なかった。(平成22年2月24日 毎日新聞)
・医療従事者が再認識すべき、重要なインフルエンザワクチンの常識は、
①A香港型インフルエンザが流行した場合、高齢者にはほとんど効果がない。
②健康成人であっても、発病防止効果は40~50%でさほど高くないし、抗原変異があれば、健康成人での発病防止効果も大幅に低下する。
A香港型インフルエンザに対してワクチン効果が低い原因は、ワクチン製造の際の「鶏卵内での抗原変異」である。
鶏卵内での抗原変異は、H1N1/09にはなく、したがって鶏卵で製造したH1N1/09のワクチンは高い有効性がある。
日本では、B型インフルエンザに対するワクチン効果は低いというのが、一般的な意見である。しかし、欧米の報告を見ると、一定して50~70%の発病防止効果があり、それは小児でも高齢者でも変わらない。B型インフルエンザは、小児では入院の原因にもなり、学級閉鎖、休校を引き起こす。成人では、B型インフルエンザが流行しても、超過死亡の増加は見られず、高齢者やハイリスク患者での重要性は低い。
高齢者でのインフルエンザワクチンの重症化防止効果が強調されてきたが高齢者のワクチン接種率が高い米国、フランス、イタリア各国においても、超過死亡が低下しないことから、最近ではこのような高い重症化防止効果は疑問視されている。
菅谷憲夫 INFECTION FRONT Vol.35 P5-7 2015

抗インフルエンザ薬による獲得免疫抑制をマクロライド薬併用で阻止

○成人のインフルエンザ脳症
松本市の国立病院機構まつもと医療センターに勤務する40代の女性看護師が1月16日朝に自宅で38.7度の発熱があり、自宅近くの医院を受診。その最中に意識障害を起こして松本病院に救急搬送され、同日夕に松本市の信州大学病院に移された。17日朝にインフルエンザが原因で脳障害などを起こすインフルエンザ脳症で死亡した。松本病院によると、看護師はインフルエンザの予防接種を受けていた。看護師は10日にインフルエンザで入院した3人の患者の担当だった。持病はなく、昨年も健康診断を2回受けており、前日の勤務でも体調に変化はなかったという。(平成27年1月20日付信濃毎日新聞)

インフルエンザ脳症とは、ウイルスが脳に入って悪さをするのではなく、ウイルスに体の免疫が過剰反応して起きると考えられている。通常は小児がかかり、健康な成人は国内で1シーズンに1人かかるかどうかという極めてまれな病気だ。(平成27年1月21日付信濃毎日新聞 金井信一郎信州大病院感染制御室副室長談)


○季節性インフルエンザによる死亡者数
人口動態統計によると、過去10年間に季節性インフルで無くなった人は年平均約800人もいる。インフルをきっかけに肺炎などで亡くなった人の数を示す「超過死亡」という推定値でみても、季節性が流行した年は高齢者を中心に数千人~3万人が亡くなっている。(平成21年12月27日 読売新聞)

インフルエンザワクチンの影響が強く疑われる症例はなかった。検討結果 ..

文科省は、インフルエンザの出席停止期間を学校保健安全法の施行規制で、「発症後5日」の出席停止を条件に加え、幼稚園児については、解熱後の停止期間も2日から3日に改めました。そこで、その妥当性検証するため、家庭内と学校内感染の疫学調査とウイルスの消失時間における調査を行いました。
ⅰ)家族内で乳幼児と学童が同世代に感染する割合は、21%と13%で、同世代への感染率は乳幼児の方が高くii)流行状況では、保育園で1)誰とも感染の影響を持たない単独罹患者21%、2)クラスにウイルスを持ち込んだ第1罹患者16%、3)先行の罹患者の感染初期に感染を受けた者62%、4)先行する罹患者の復帰後に感染を受けた者1%であり、小学校では1)30%、2)16%、3)48%、4)5%でした。iii)経時的なウイルス力価の検討から、薬剤投与開始からウイルス消失までの時間(中央値)は、乳幼児で4.1日、学童で2.9日及び薬剤投与開始から解熱までの時間はそれぞれ、1.7日、0.8日と差を認めましたが、解熱からウイルス消失までの時間には差を認めませんでした。
このことから、感染期間の判定は、解熱を基準にするのが妥当で、家族内で乳幼児に高い感染率がみられたものの、保育園で出席停止から復帰した児童からの感染は小学校より少なかったことより、出席停止期間を保育園児で長くする必要はないものと思われました。
さらに、薬剤別の薬剤投与開始からウイルス消失までの時間は、ラピアクタで2.2日、イナビルで3.2日、リレンザ で3.5日、タミフルで4.0日と有意差なく、薬剤投与開始から解熱までの時間はそれぞれ、0.8日、1.7日、1.1日、1.2日とラピアクタとイナビル間以外、有意差は認められなかったものの薬剤間に治療効果の違いがあることが示唆されました。発症からから解熱までの時間は治療開始の時間と薬剤に依存するため、早期の治療と薬剤の選択が出席停止期間を左右すると思われました。

インフルエンザワクチンの4種類とは? 事例で学ぶ 服薬ケア コミュニケーション

○予防接種後副反応等に関する説明をしなければならない(平成21年10月13日 厚生労働省発健1013第4号)

・予診の際は、インフルエンザワクチンの効果や限界、リスク、製品特性(製造法、アジュバントの有無、チロメサール等防腐剤の含有の有無等)、インフルエンザの予防接種後の通常起こり得る反応及びまれに生じる重い副反応並びに健康被害救済制度について、優先接種対象者又はその保護者がその内容を理解し得るよう、「インフルエンザワクチンの接種に当たって」を用いて適切な説明を行う。

インフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告数及び同ワクチンの医療機関納入 ..

○他の予防接種と併施について(平成21年10月13日 厚生労働省発健1013第4号)

・生ワクチンの接種を受けた者については、接種した日から27日以上、不活化ワクチン又はトキソイドの接種を受けた者については、原則として、接種した日から6日以上の間隔を置いてから新型インフルエンザワクチンの予防接種を行う。
インフルエンザの予防接種に併せて、他の予防接種を同時に実施する場合は、医師が特に必要と認めた場合に限り行うことができる。

23価肺炎球菌ワクチン+インフルエンザワクチン群(n=7,292)と非接種群(n=25.393 ..

副鼻腔炎のためクラリスロマイシンを服用しております。本日インフルエンザ予防接種を受けたのですが、服用をやめた方がいいのでしょうか。

インフルエンザワクチン接種後の副反応報告数及び同ワクチンの医療 ..

○妊婦について(平成21年10月13日 厚生労働省発健1013第4号)

・これまで季節性インフルエンザワクチンの接種により先天異常の発生頻度増加等は知られていない。
・バイアル製剤には、保存剤(チメロサール、又は2-フェノキシエタノール)が使用されている。チメロサールはエチル水銀に由来する防腐剤であるが、過去に指摘された発達障害との関連性について、最近の疫学研究では関連性は示されていない。
・プレフィルドシリンジ製剤には、保存剤の添加は行われていないことから、保存剤の添加されていないワクチン接種を希望する妊婦にはプレフィルドシリンジ製剤が使用できる。