花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり


かぜ薬と乗り物酔い薬など、同じ枠内にあるOTC医薬品どうしも、同じ理由で飲み合わせには気をつける必要があります。特に、総合かぜ薬は解熱鎮痛薬と鼻炎薬、せき止め薬を合わせた薬ですので、それらの併用は成分が重複してしまいます。
薬を変えるときの間隔は、前の薬を続けて服用するときの間隔と同じです。かぜ薬から、せき止め薬を事例にとれば、かぜ薬が1日3回の場合は4時間以上、1日2回の場合は、6~8時間以上空けてから、せき止め薬を服用できることになります。

(便秘薬と胃腸薬)
便秘薬には、腸まで溶解せずに運ばれるように工夫している錠剤が少なくありません。
胃腸薬の中には、一緒に飲むと便秘薬が早く溶けてしまい、効果が出なかったり、吐き気や胃痛などの副作用を一時的に起こすものがあります。
胃腸薬を服用したときは、便秘薬との服用間隔を1時間以上空けるようにしましょう。


それについて薬剤師の鈴木伸悟先生は次のように説明します。 「胃の中はもともと強い酸性ですが、牛乳を飲むことで中和されて中性になります。

牛乳アレルゲンは加熱しても、アレルギーを起こす力はあまり弱まりません。牛乳アレルギーの人は羊、山羊の乳には、交差反応をしますが、豆乳は大丈夫です。しかし、赤ちゃんに飲ませすぎると大豆アレルギーを引きおこす場合があります。
ミルクアレルギーの乳児には、特別用途食品としてタンパク加水分解乳が厚生労働省より認可されています。ニューMA-1、ミルフィー といった治療乳があります。ニューMA-1でもアレルギー症状を起こす重症のミルクアレルギー児では、特殊ミルク「エレメンタルフォーミュラ」が使用されます。大きくなってからも、これらのミルクを料理に使うこともできます。
牛乳を除去すると、カルシウムの摂取は必ず不足します。小魚などをよく食べて、意識的にカルシウムを補うことが必要です。
牛乳成分が加工品に含まれている場合は、含有量が最も問題であり、加熱や発酵といった加工処理の違いはあまり影響しないようです。このように牛乳タンパクは、様々な加工に使用されるため、完全な除去のためには原材料表示に十分注意することが必要です。また、牛乳成分は調整剤をはじめとした医薬品に含まれる場合もあり、注意が必要です。
「乳」の文字がつく食品成分の中で次の成分は、牛乳とは関係なく除去の必要はありません。

しかし、ある時からまた下痢に悩まされるようになりました。牛乳を飲まずにいるのに食後30分以内に突然、激しい腹痛と便意に襲われるのです。ひどい時はコース料理をいただいている最中にトイレとテーブルを繰り返し行き来するなんてことも。外食を済ませ、車に乗って帰ろうとした途端に激しい便意に襲われ、慌てて駐車場まで引き返し、全力でトイレに駆け込むことも珍しくありませんでした。

水以外のものでのんだりしても大丈夫ですか。 | くすりの情報Q&A

そのほか、身近な食品のなかで特に注意したい組み合わせとして、以下のような例が挙げられます。

薬と薬、薬と飲み物や食べ物との組み合わせによっては、効果が弱まったり、強まったり、副作用が強く出たりすることがあります。薬に添付されている説明書には、一緒に飲んではいけない薬などについて記載されていますので、忘れずに確認しましょう。

現在、医師からザイザルが処方されている方は、市販のアレグラを飲むことはしないでください。

(便秘薬と牛乳、乳製品)
ふだん胃の中は強い酸性で、大腸は中性です。ビサコジルを主成分とする便秘薬(腸溶錠)は、中性になると溶けるように作られています。
食後は、食べ物で胃酸が薄まって中性にかたよっているため飲んではいけません。胃で溶けてむかつきの原因となることがあります。就寝前などの空腹時に飲むようにしてください。
同様に、牛乳と一緒に飲むと胃で溶けることがあります。
また、ヨーグルトなどの乳製品には整腸作用があるものが多く、お通じもよくするといわれていますが、牛乳同様、便秘薬と一緒にとるのは避けましょう。乳製品を食べるときは、効果が出なかったり、副作用の原因となりますので、便秘薬の服用前後は1時間以上空けてください。

水以外の飲み物と一緒に飲むと、薬の成分が飲み物の成分と作用しあって、予期しないトラブルが起きることがあります。
例えば、グレープフルーツジュースの場合、含まれている成分が薬の代謝を阻害することによって薬が効き過ぎてしまうため、降圧剤や抗生物質、胃腸薬などと一緒に飲むのは危険です。また牛乳は、含まれているカルシウムが薬の成分と結びついて反応することがあります。
コーヒーなどのカフェイン入りの飲み物は、一部の頭痛薬や風邪薬、鼻炎薬などカフェイン入りの薬と一緒に飲むと過剰摂取になるので危険です。アルコールと薬を一緒に摂るのは、さらに危険なので止めましょう。
やはり、薬は水か白湯で飲むのが一番です。最近では水なしでも飲める薬も開発されていますが、薬全体のごく一部です。また、唾液が少ないなど、水なしで飲める薬が飲み込みにくい場合は、水や白湯と一緒に飲んでかまいません。

中でもカルシウムは特に含有量が多く、吸収性がいいので、幼少児から高齢者まで多くの人が牛乳を飲むことを習慣としています。 牛乳 ..

また、グレープフルーツやグレープフルーツジュースは、薬との組み合わせに特に注意したい食品です。飲み薬の代謝には酵素(こうそ)が必要ですが、グレープフルーツはその酵素の働きをおさえてしまうためです。ご紹介した以外にも、グレープフルーツとの組み合わせを避けたいお薬は少なくありません。

その他では、骨粗鬆症に使われる各種ビスフォスフォネート製剤などがあります。但し、同じグループに属する薬でも、キレート化合物の作り易さにより、影響に違いがあるようです。
また、酸性下の胃内では溶けず、中性の腸で溶けるようにした「腸溶錠」というタイプの薬を牛乳で飲むと、薬が中性に近くなった胃で溶けてしまいます。胃を荒らす原因になりますので要注意です。アスピリン腸溶錠(バイアスピリン)や大腸刺激性下剤のビサコジル(コーラック)が該当します。しかし、これらも抗生物質同様、2時間ぐらい時間を空ければ、服用に問題は合いません。


服用後、じんましんや湿疹、吐くなどのアレルギー反応を起こす場合があります。 ..

薬を水なしで飲むのは危険です。カプセルや錠剤がのどや食道に貼り付いた場合、その部分の粘膜を傷めてしまうことがあるからです。
しかも、薬は水に溶けることで吸収がよくなりますし、水に溶けてから効き目を発揮するまでの時間を想定して作られていますので、コップ1杯(約200cc)の水かぬるま湯で飲むようにしましょう。特に抗生物質や解熱鎮痛剤などは、多めの水で飲むことで胃の保護にもなります。ただし、のど用の薬など、水なしで服用するものもあるので、処方された薬の用法を守って正しく服用しましょう。

ミルクに溶かして飲ませると、ミルク嫌いになってしまうお子様もいるので、やめましょう。 シロップの飲ませ方

ただ、薬と食べ物との組み合わせを気にするあまり、さまざまな食品を必要以上に避けてしまうと栄養バランスが崩れ、かえって健康によくない影響を与えることもあるかもしれません。

注意したい組み合わせについては、お薬をお渡しするときに薬剤師が説明しますので、気になることがあれば気軽に質問してくださいね。

食物アレルギーの仕組みって?発症したらどうする? | 味の素株式会社

まずザイザルと飲み合わせの悪い薬として、テオフィリン(気管支拡張薬)・リトナビル(抗ウイルス薬)・ピルシカイニド(抗不整脈薬)があります。また、ザイザルはアルコールとの相性も良くありません。ザイザルを内服する際は、飲酒は控えていただくようにお願いします。

薬を飲むと病気の原因となる患部だけでなく全身に行きわたります。そのため ..

小麦アレルギーは、比較的頻度の多いことが知られています。ただし、IgE抗体が陽性であっても症状のないことも多く、正確な診断には食物負荷試験が欠かせません。また、IgE抗体価とアレルギー症状の強さもほとんど関係なく、どの程度まで除去をする必要があるかを診断するためにも食物負荷試験が必要です。
即時型小麦アレルギーの多くは、小麦とライ麦・大麦・オート麦などには交差反応します。米やその他の穀物には反応がありません。
その他の雑穀に含まれるアレルゲンは、ほとんどが穀物に共通の成分であり、米単独のアレルギー患者はごくわずかです。
小麦アレルゲンは、パンやクッキーのように高熱で焼かれてもアレルゲン性が低下することがありません。一方、味噌や醤油に含まれている小麦は、1年近い発酵過程でタンパク質がほとんど分解しているために、アレルゲン性がほとんどありません。
大麦を食べることはできませんが、麦茶には反応しないことが多く、病院で確認されれば飲むことができます。
小麦アレルギーの多くは成長と共に耐性獲得しますが、重症児では小学生になっても典型的な即時型の皮膚症状や呼吸器症状、アナフィラキシーを起こします。
食物依存性運動誘発アナフィラキシーは、中学生から成人に発症し、食べた後で運動すると誘発されるアナフィラキシーですが、小麦はその原因食品として最も多い食品です。米に強い即時型アレルギーを起こすことは、ごく希にしかありません。

例) 乳糖不耐症:乳糖が消化できない体質のため牛乳を飲むと下痢をする。 薬理 ..

ミルクアレルギーは卵についで多く、食物アレルギーの原因食材の約2割を占めます。発症時期は殆ど1歳未満で、典型的なタイプは即時型アレルギーです。それまで母乳栄養のみだったお子さんに初めてミルクを飲ませたところ、2時間以内(殆どは30分以内)に口の周りから顔、首、体へと、蕁麻疹の様に赤く盛り上がった発疹が広がります。症状の強い方はその後に吐いたり咳込んだりすることもあります。ただ、口の周りの発疹は荒れやすいので、アレルギーが関係なくとも湿疹ができることもあります。見分け方は2016/2/13ブログも参考にお読みください。症状経過(時間的一致+再現性)と検査から総合的に評価して乳アレルギーと診断された場合は除去が必要になります。しかし、赤ちゃんにとってミルクは大事な栄養源。母乳が出にくくなっているお母さんもいますし、園では搾乳のお預かりが難しい場合もあります。その場合にはアレルギー治療乳を代替品に用います。幾つか種類があり症状の程度によって主治医と相談して決めることになります。市販されているペプチドミルク(E-赤ちゃん、アイクレオHIなど)は部分的加水分解乳と言って、低アレルゲン化しており軽症には使用できるかもしれません(治療乳ではありません)。乳は様々な食品に含まれていることがあるので、万が一の誤食のために抗ヒスタミン薬を処方してもらっておいても良いと思います。アナフィラキシー歴がある体重15kg以上のお子さんならエピペンも必要です。

50代男 月1回以下 牛乳特に冷たい牛乳を飲むと下痢気味になりやすい。 50代 ..

乳児期早期には特殊な起こし方もします。「新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症」と言って頻度は0.13%と稀です。ミルクを飲んで1-4時間程すると何度も吐き続け、下痢や血便を伴う例もあります。乳が最も多く、大豆や卵黄などで起こすこともあると言われています。即時型アレルギーと違って発疹は伴わず、発症までの時間も遅い傾向があります。アレルギーを起こす機序が違うので一般的なアレルギー検査では陽性になりません。リンパ球刺激試験と言う特殊な検査が比較的有効と言われていますが、必ず陽性になるとも限りません。負荷試験も摂取から発症までの時間がかかり過ぎるので、外来では困難です。証明する手段が乏しいので病歴で判断するしかありません。再現性があるかどうか。赤ちゃんはもともと吐きやすいので、1回吐いたからすぐアレルギーと思い込むと全てのものが食べられなくなってしまいます。同じ量を飲んでも吐いたり吐かなかったりと、再現性が乏しいのであれば考えにくくなります。何度繰り返しても一定量を超えると必ず吐く場合は受診してみましょう。抗ヒスタミン薬も効きにくいので、治療は除去かアレルギー治療乳への変更のみです。ただ、このアレルギーは殆どが治る(寛解)とも言われています。1年経ったら再評価してみましょう。食べられるようになっているかもしれませんよ。

これは、牛乳やミルクに対する牛乳不耐症が原因(一種の牛乳アレルギー)のようです。 ..

薬の袋に書いてある「食前・食後・食間」は、その薬を飲むタイミングのこと。
胃の中に何もない状態の時に飲んだ方が効果的な薬は、「食前」に飲みます。これは、胃の中に入っている食べものと薬が混ざってしまうと、薬の効果が弱まってしまうためで、薬を飲んで30分ぐらい空けてから食事をします。漢方薬やある種の胃腸薬、糖尿病薬などがあてはまります。
「食後」と書かれているのは、食後すぐに飲むことを指示したものではなく、「食後30分以内に飲むように指示したもの」です。
胃に刺激を与えるような強い薬の場合は、胃に食べ物が入っている状態の時に飲まなければ、薬で胃が荒れてしまいます。胃に入った食べ物は、大体30分ぐらいかけて徐々に消化されていきますので、この間に飲みましょうという意味なのです。具体的に、「食後なるべく30分以内に服用してください。」と書いてある場合もあります。
「食間」というのは、食事をしてからおよそ2時間は経過してから飲むもの。食事の影響を受けやすい胃腸薬や漢方薬に記載します。

症状は比較的軽い場合が多いのですが、シラカバなどカバノキ科の花粉症の人が豆乳を摂取してアナフィラキシーをおこした例もあります。 ..

次に、薬と飲み物との組み合わせについてお聞きしました。水なしで服用できるタイプの薬を除き、基本的に薬はコップ一杯程度の水で服用するのがよいとされています。それは、なぜなのでしょうか。

一般の育児用ミルクを飲むと下痢や腹痛などをおこすお子さまのための乳糖を含ま ..

医療機関を受診したときや薬局で薬を受け取るとき、いつも飲んでいる薬やサプリメントがないか聞かれたことはありませんか? それは、飲み合わせによっては薬の効果が強く出すぎたり、弱まったり、副作用が生じたりする可能性があるため。また、薬やサプリメントに限らず、日ごろ口にする食べ物や飲み物との組み合わせにおいても思わぬ健康トラブルを招くことがあり、注意が必要な場合もあります。

とはいえ、薬を受け取るときに、これから口にするだろう食品をすべて薬剤師に伝えるのは難しいもの。では、薬と食べ物の組み合わせによるトラブルを防ぐためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

“知っているようで知らない”薬に関する基礎知識や、薬との上手な付き合い方についてお伝えする、本シリーズ。第2回目は、知っておきたい薬と食べ物の組み合わせについて、よく見られる例を挙げながらわかりやすく解説します。

このような特徴から、ザイザルは1日2回以上薬を飲むのが難しい大人の方や、小さな ..

処方薬も市販薬も、どちらもコップ1杯の水と一緒に服用することを前提につくられています。もし水以外の飲み物と服用した場合、体質や健康状態にもよりますが、思わぬ相互作用が出る可能性があります。

お湯と一緒に服用する場合は、37℃くらいのぬるま湯がおすすめです。熱すぎるとお湯を少しずつしか飲めませんし、お薬が必要以上に早く分解されてしまう可能性もあります。逆に、冷たすぎるとお薬が溶けるスピードが遅くなってしまうので注意しましょう。

また、炭酸水で飲むのはおすすめできません。同じ水とはいえ、炭酸の泡でお薬を飲み込みにくくなりますし、炭酸が胃酸のpHを変化させてお薬の吸収に影響してしまう可能性があるからです。特に、胃薬と一緒に飲むと、本来の目的である胃酸を中和する効果が期待できなくなります。

赤ちゃんのうんち 牛乳を飲むとうんちが白っぽくなるのはなぜ?

主に4種類あります。通常の錠剤、OD錠、シロップ、粉薬(ドライシロップです。)OD錠とはラムネのように口の中で溶けるタイプの錠剤で、服用する際に水が必要ないのでお子さまや高齢の方でも非常に飲みやすい剤型です。シロップは多少の苦味があるため、お子さまに内服させる場合はジュースなどに混ぜると少し飲みやすくなります。
粉薬(ドライシロップ)はいちごミルク風味がついています。水やぬるま湯に溶かして内服します。ご希望の剤型をお伝えいただけるとお子さまの治療の継続につなげることができます。