成人(15才以上)、1回1錠、1日2回 朝夕に服用してください。
抗アレルギー剤の中でも眠気が少ない理由からよく処方されるのがアレグラ(フェキソフェナジン)ではないでしょうか。
■ 私は小児科医ですが、妊娠中の方に質問されることもよくあります。
有効成分・添加物・内服方法は全て同じです。つまり医療用も市販用も同程度の効果や副作用があると考えられます。60mg錠同士で比較すると錠剤の大きさも同一です。処方薬は30mg錠があり7歳児から使えるのに対し市販薬では15歳以上での使用に制限されています。
例えば三割負担の患者さまがアレグラ錠60mgを1日2回で30日間内服した場合、薬剤費は31.0円 × 2回 × 30日 × 0.3 = 558.0円となります。
ジェネリック薬を使用した場合はこれよりさらに安価に治療することが可能です。
ここでは、小児の薬における服薬指導時のポイントをそれぞれ解説します。
食後で投与されるケースが多いアレグラですが用法をみると、下記のように食後・食前の縛りを受けていません。
1日2回タイプの第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1拮抗薬)です。比較的速効性で、持続時間も長いほうです。くしゃみや鼻水に効果が高く、鼻づまりや目のかゆみにも効きます。アトピー性皮膚炎に対しては、かゆみの軽減効果を期待して処方されます。
非鎮静性で、眠気の副作用もほとんどないとされます。
先発医薬品です。後発医薬品はです。
成人(15才以上)、1回1錠、1日2回 朝夕に服用してください。
このように飲み合わせの悪い薬もありますので、アレグラの処方を受ける際には普段内服している薬を医師に提示していただくようお願いします。
またエリスロマイシン(抗生物質の一種)と同時に内服すると今度はアレグラの血中濃度が上がる可能性があるといわれています。
純粋に薬剤費だけで比べた場合、アレグラの値段は以下のとおりです。
1). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、(0.1%未満)悪夢、睡眠障害、しびれ感。
第一世代の抗ヒスタミン薬には眠気や口渇などの副作用がありますが、新しいものほど副作用が軽減されている傾向にあります。
日本人小児患者注2) 7−11 30mg 50 851±325 150±77 15.8±10.8 40.1±14.6
以上のように、アレグラは抗ヒスタミン薬の中でも比較的制限が少なく、非常に使い勝手の良い薬です。
この中で眠気が出にくい薬はビラノア、デザレックス、アレグラ、クラリチンです。
医療用と同じ成分を同量配合(フェキソフェナジン塩酸塩1錠あたり30mg配合)し、花粉やハウスダストによる鼻みず、鼻づまり、くしゃみなどのつらいアレルギー症状に優れた効果を発揮します。
日本小児アレルギー学会の「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」では、
このように、食後よりも空腹時の方がより効果を発揮すると考えられます。
アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
【効能・効果】
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
アレグラOD錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
鼻づまりを改善する効果は第2世代抗ヒスタミン薬よりもすぐれいます。また、くしゃみや鼻水に対しても第2世代の抗ヒスタミン薬に匹敵する効果が認められています。
② アレルギー性鼻炎の外国人小児患者に本薬 30 mg 及び 60 mg を投与したときの薬物動態
【用法・用量】
通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
小児における薬物動態(アレグラ錠:2006年10月20日承認、
ステロイド点鼻薬は抗炎症作用をもち、アレルギー性鼻炎の薬のなかでも症状改善効果が強い薬です。
アレグラ錠60mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)
1). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、(0.1%未満)悪夢、睡眠障害、しびれ感。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児 ..
【注意】
・すぐに効いてきますが、十分な効果があらわれるまでに数日かかる場合があります。花粉症では、予防的に花粉の飛び始める直前から開始すると効果的です。
生物学的同等性試験(アレグラ錠:2000年9月22日承認、申請資料概要
そんなアレグラですが、「同じものを市販でも購入できる?」「市販のアレグラと処方薬は何か違うの?」と気になっている方が多いのではないでしょうか。
小児における薬物動態(アレグラ錠:2006年10月20日承認、申請資料概要
アレグラに関してはアドヒアランス向上のために、食後で処方されるケースがほとんどかと思いますが、なかなか効果を実感できない方へは食前or食間服用へ処方変更を提案してみてもいいかと思います。
3)小児における薬物動態(アレグラ錠:2006年10月20日承認、申
日頃診療をしていても「眠気の出ない薬を下さい」という要望は少なくありません。
アレグラ アレルギー性鼻炎・蕁麻疹・アトピー性皮膚炎 | 製品情報
小児に対する医薬品の約7割は、添付文書に小児用量が記載されていません。そのため、小児投薬量の算出には主にAugsberger-Ⅱ式やVon Harnackの換算表を利用します。
通常、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60㎎(ドライシロッ.
ここでは、年齢や体重を考慮した小児投薬量計算の具体例について確認します。
小児の手の届かない所に保管してください。 • 他の容器に入れ替えないで ..
抗ヒスタミン薬であるアレジオンDS(一般名:エピナスチン)は、アレルギー性鼻炎の場合、小児には1日1回0.025~0.05g/kg使用します。
2 回、12 歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として 1 回 60mg を 1 日 2 ..
8.1. 〈効能共通〉効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。
アレグラ錠 60mg 1137±79.8 171±12.4 2.2±0.2 3.8±0.2
8.1. 〈効能共通〉効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。
1.次の人は服用しないでください (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。 (2)15才未満の小児。 ..
ロイコトリエン受容体拮抗薬であるオノン(一般名:プランルカスト)は、小児にはプランルカスト水和物として1日量7mg/kg投与します。