一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


皮膚の状態や副作用の有無を診察して、ニキビの改善が乏しい場合には増量していきます。推奨用量は0.5mg~1.0mg/kg/日で、極量は2mg/kg/日です 13


イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。

長年悩んでいるニキビに対して、イソトレチノインは効果的な治療薬として多くのクリニックで使用されています。特に、重度のニキビで他の治療法が効かなかった場合に用いられ、皮脂分泌を大幅に抑えることで、再発しにくい肌へと導きます。ここでは、イソトレチノインの特徴や治療の流れ、治療中のケア方法について見ていきましょう。

なお、電解質異常や急性腎不全も副作用としてあげられていますが、実際には持病がなく、ニキビを生じるような若い方にそのような症状が生じることはほとんどありません。もし口喝が生じたりしたら、水分摂取を習慣づけてもらえば十分です。

イソトレチノイン(アクネトレント)の1ヶ月分30錠の料金(税込)です

イソトレチノインは、妊娠あるいは妊娠している可能性のある人は服用できません。
男女とも服用期間中とその前後1か月間に性行為をする場合は必ず避妊が必要です。
胎児に先天異常や流産、早産、死産を引き起こすおそれがあり、禁忌(服用してはいけない)とされています。

治療開始から約1ヵ月後、最初の定期健診を行います。
・皮膚の状態を確認し、治療効果を検証
・副作用の有無や程度をチェック
・必要に応じて、再度血液検査を行い、肝機能や脂質値の変化を確認
・必要に応じて、用量の調整
この定期健診は、治療期間中(通常4〜6ヵ月)、毎月継続して行われます。患者さんの状態に応じて、治療計画が適宜調整されていきます。

おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。

また、母乳にも影響しやすく、服用中とその前後1ヶ月間は授乳や献血もできません。
妊婦への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあるためです。

院長の今井が留学していたアメリカの皮膚科(Medical College of Wisconsin)で一般的だったニキビ治療薬が「イソトレチノイン」です。
実際、2024年1月に米国皮膚科学会(AAD)から、8年ぶりの改訂版となる最新のニキビ治療ガイドラインが公開されました(JAAD誌:)が、このガイドラインで「有益な実践」とされる5つのうちの1つが「イソトレチノイン」です。
しかし、日本での保険適用はありません。
そこで、自費診療として、下記の価格表のように現実的な価格でイソトレチノインを処方しております。
現在の治療効果に満足していないニキビの患者さんや重症の患者さんは、皮膚科専門医がイソトレチノインを処方している当院までご相談ください。

イソトレチノインの服用のタイミングや服用量の目安について解説します。

イソトレチノインはビタミンA誘導体で、主に皮脂腺の働きを抑えることでニキビを治療します。皮脂の過剰な分泌が抑えられるため、毛穴が詰まりにくくなり、アクネ菌の繁殖を防ぐことができます。この薬は特に重度のニキビに対して効果的であり、治療を続けることで長期間にわたりニキビが再発しないことが期待されます。
もう一つ重要な副作用として催奇形性があり、妊娠についての注意点があります。
しかし、イソトレチノインには強力な効果がある分、副作用のリスクも伴います。主な副作用は乾燥肌、唇のひび割れ、目の乾燥などが一般的な症状として現れます。また、稀にうつ症状や肝機能障害を引き起こすこともあるため、治療は必ず医師の指導のもとで行う必要があり、治療を始める前には血液検査が必要になります。

■20歳の男性。この方はかなり重症でボコボコ赤い盛り上がりが毎日出現。
痛みも伴い、膿疱(ウミ)も多発。
炎症部位の赤みも強く、ノイローゼになっていたケースです。
イソトレチノイン40ミリ内服開始。途中フラクショナルレーザーを追加照射。1年の経過で改善しました。
同時に口周りのほくろ除去も行い(ダイオードレーザー)、かなり印象が変わったと思います。


イソトレチノインが配合された薬の商品名には、ロアキュタンやアキュテインなどが。

ニキビはアクネ菌に対抗しようと過剰に免疫反応がはたらくことで炎症が起こっている場合があります。
イソトレチノインにはそのする効果があります。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

美容皮膚科では、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行いますので、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

イソトレチノインは以下の副作用があるため、処方する前にようにしましょう。

イソトレチノインの適切な服用量と使用法を患者に指示せず、副作用も適切に管理していないクリニックがあります。そういった場合、有効率が低くなり、再発率も高くなります。適切な用量と治療期間を守ることが大切です。

イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。

イソトレチノインの使用を考えている場合や詳細な情報が必要な場合は、必ず医師に相談してください。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

②保険治療をやっても毎回毎回ニキビが繰り返しできてしまう方
保険治療で処方される抗生物質を長く飲んでいる・付けている場合、耐性菌が出る可能性が高くなるだけです。そういう方はイソトレチノインで繰り返しの循環を終わらせましょう。

イソトレチノインの重大な副作用の一つに、という副作用があります。

イソトレチノインの内服量は、体重によって異なります。通常、重症のニキビ治療に対しては0.5〜1.0mg/kgを2回に分けて服用します(場合によっては1回)。

イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。

また他の主な副作用には、頭痛、鼻出血、視覚障害、発疹、悪心、嘔吐、皮膚の乾燥、関節の圧痛、うつ病などがあります。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

イソトレチノイン治療は、医師と患者さんが密に連携しながら進めていく必要があります
ハートライフクリニックでは、定期的な受診と自己管理を通じて、安全かつ効果的な治療を目指します。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

イソトレチノインの効果は個人差がありますが、通常4〜8週間程度で改善が見られ始めます。多くの患者さんは4ヶ月前後で顕著な効果を実感します。ただし、完全な改善には6〜8ヶ月の治療期間が必要な場合もあります。

イソトレチノインに加えることにより、効果や持続をさらに高めることができます。

イソトレチノインが使えない方

・妊娠中の方(催奇形性のため)
・妊娠を考えている方
・授乳中の方
・小児(少なくとも12歳以下では使用できません。
骨の発達障害のため)

イソトレチノインはすべての患者さんに適応となる薬ではありません。

国際一般名でイソトレチノイン(: isotretinoin)は、13-シスレチノイン酸(: 13-cis-Retinoic Acid)とも呼ばれ、主に(ニキビ)の治療で使用される。日本では未承認医薬品。海外では経口製剤をアキュテイン(Accutane)またはロアキュテイン(Roaccutane)としてが販売している。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

ほぼ同じだと思われがちですが、よく考えてみると両者は異なることに気がつきます。重症ニキビに対してベピオゲルやデュアックゲルなどの標準治療を適切に行えば、それなりの効果が得られ、やがて軽度~中等度の症状に落ち着きます。しかし、そこからなかなか良くならず治療が長期におよぶ場合があります。つまり症状は軽度~中等度であるが、難治性のニキビというわけです。そのようなケースではやはりイソトレチノイン内服が推奨されます。重症でなければ適応外などという保険診療にありがちな処方制限がないのが自由診療のメリットです。

イソトレチノインが酒さ(赤ら顔)の改善に効果を示す理由は主に3つあります。

イソトレチノインの治療は強力で効果的ですが、副作用も多いため、必ず医師の指導と監督の下で行うことが重要です。

イソトレチノインが酒さ(赤ら顔)の改善に効果を示す理由は主に3つあります。

どの薬剤にもアレルギーリスクはあるものですが、スピノロラクトンを内服し始めて4週間以内に蕁麻疹や皮疹、肌の痒みなどのアレルギー症状が起きた場合は内服を中止します。非常に稀ですが、重度のアレルギーの報告がありますが、他の薬剤と比較し頻度が高いわけではありません。副作用については、診察時に説明用紙で詳細に説明しております。心配な点は医師にご相談下さい。

イソトレチノインは、以下3つの働きからニキビに効果があるとされています。

前院を含めると16年以上、延べ1万5000人以上の患者にイソトレチノイン治療を行っています。肌のクリニックは、皮膚科で改善しない重症ニキビ患者さんを中心に、古くから多くの症例を経験しているニキビ治療専門の皮膚科ですので、安心してご相談ください。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

まれにニキビが再度悪化し、数ヶ月追加でイソトレチノインを飲まれる患者さんもいます。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、服薬期間中とその前後1か月間は妊娠してはいけません。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。