イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。
ニキビはアクネ菌に対抗しようと過剰に免疫反応がはたらくことで炎症が起こっている場合があります。
イソトレチノインにはそのする効果があります。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
イソトレチノインはアメリカで使われいてるニキビ治療のための飲み薬ですが、日本では承認されていません。
副作用に注意しながら続ける必要があるため、渋谷駅前おおしま皮膚科では血液検査を行いながら、医師が慎重に経過を確認しています。
このようにイソトレチノインは長期に渡ってニキビのトラブルに効果を発揮する薬です。しかし効果が高い分、です。ここからは、イソトレチノインがもたらす恐ろしい副作用について紹介します。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
内服終了後もニキビができにくくなるのは、イソトレチノインのメリットと感じますが、副作用もあるので、しっかり理解して治療を検討しましょう。
イソトレチノインを数ヶ月続けた後は、服用を辞めてもニキビは数年できにくいとされています。
服用を辞めた後に再発が起きにくいイソトレチノインの量や日数は、体重から計算できます。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
しかし副作用は全員に起こるわけではありませんし、程度にも個人差があります。
・HP上の “イソトレチノイン治療予約 ” からご予約ください。
・問診への記入をお願い致します。
これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
皮膚の状態や副作用の有無を診察して、ニキビの改善が乏しい場合には増量していきます。推奨用量は0.5mg~1.0mg/kg/日で、極量は2mg/kg/日です。
イソトレチノインは皮脂腺の細胞を退縮させる作用があります。薬を飲み始めると、約1~2週間で肌に強い乾燥を感じるようになるのはこのためです。結果として毛穴も縮まり小さくなります。 ニキビの原因菌であるアクネ菌や黄色ブドウ球菌は、毛穴や皮脂腺に潜んでいますが、イソトレチノインにより皮脂線が退縮するとそこに住めなくなり、抗生物質を使用しなくてもニキビの原因菌の数が激減します。
イソトレチノインには副作用があることから、怖いと感じている方もおられますよね。
イソトレチノインは、皮脂腺を縮小(退縮)させる作用があり、その結果、ニキビの原因である皮脂分泌を抑制します。皮脂の分泌量が減ることで、アクネ菌などニキビの原因菌が定着できなくなるため、炎症の進行を防ぎ止めることができます。
イソトレチノインの内服期間や辞めた後の経過は、個々人で違うと思います。
イソトレチノインは皮脂腺を小さくする効果を持っているため、ニキビや毛穴のトラブルを長期間にわたりコントロールすることにも期待できます。
上記のような副作用が起こるリスクを考えると怖いと感じてしまいますよね。
個数が少ない場合はラジオ波メスでの除去を推奨します。ただ数が20個超など多い場合には取りきるのが難しく、また除去してもすぐに新しい脂腺増殖症ができて外科的な除去が困難な場合があります。その際にはイソトレチノインを内服することで、脂腺増殖性を小さく、もしくは消失させることが可能です。しかし、イソトレチノイン内服をやめたときに再発する可能性があります。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
約4週間に1度の通院が必要です。治療期間は1クール、6ヶ月間です。治療の効果が弱い場合は、1クールの期間を8ヶ月間に延長することもあります。採血等の副作用チェックが必要なため、定期的に通院できるかどうか、事前にご確認をお願いいたします。
これらの疾患を防ぐためには、イソトレチノインを服用する際にはです。
・ お薬処方には、肝機能障害、腎機能障害、血糖値、中性脂肪等の確認のため採血を行います。初回の採血で異常が認められない場合でも治療中に出現することもあるため、定期的な採血が必要となります。
・ 必ず医師の指示に従って服用してください。
・ 服用期間中とその後1ヶ月間は妊娠、授乳、献血をしないでください。
※妊娠女性への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあります。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
イソトレチノインには抗炎症作用があります。ニキビの赤みは、アクネ菌などの原因菌が増殖することで、それを排除しようする免疫反応が起こり、炎症を起こしている状態です。抗炎症作用が働くことで、ニキビの赤みを抑えてくれます。
万が一の副作用にも、DMMオンラインクリニックであれば迅速に対応してもらえます。
難治性ニキビは、肥大化した皮脂腺を収縮させ、皮脂の過剰分泌を止めることが治療のポイントとなります。イソトレチノインは体の中から皮脂腺にアプローチして、ニキビの根本改善を叶える治療薬です。
上記に当てはまる方はイソトレチノインの服用が出来ないので注意しましょう。
写真はひたいの3ミリほどの黄色いできもの、脂腺増殖症を当院でイソトレチノイン内服を開始してから6か月後の症例。完全に消失して平坦になっているのがわかります。写真では1箇所だけを拡大して見せていますが、ほかの多発していた脂腺増殖症も消えました。
イソトレチノインを服用して角栓が出てくるという情報はありませんでした。
・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。
イソトレチノインの効果はいつから出てくるのかについては個人差があります。
・医師の診察
治療適応があるかどうか診察いたします。
当日はお肌の状況をお写真で記録させていただきます。
副作用や採血の必要性についてに説明致します。
イソトレチノインを何ヶ月服用するかについては個人差があります。
粘膜の乾燥(皮膚、口、鼻、目の粘膜の乾燥)、赤ら顔、乾燥による皮膚炎、鼻血、ドライアイなどが高い確率で生じる可能性があります。稀な副作用として、頭痛、疲労感、吐き気などが生じる可能性があります。重大な副作用として、アナフィラキシーショック、鬱などの精神症状、視力低下・視野障害、胎児の催奇形性などの可能性があります。
イソトレチノインは副作用をはじめ、服用する上で注意が必要な薬です。
・ イソトレチノインは光感受性を高める可能性があります。光治療中、レーザー治療中、脱毛治療中、レーシック治療(6か月以内)の方は、必ず医師にお知らせください。
・ イソトレチノインは光感受性を高める可能性があるため、服用中の日焼けは厳禁です。UVケアを徹底して行ってください。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
イソトレチノインをやめると治療中よりも多少皮脂量は増えますが、多くの場合ニキビが増えるほどの量ではありません。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
イソトレチノインは、毛穴の詰まり(角化異常)を改善して、正常に整える効果があります。皮脂が毛穴に停滞するのを解消するため、アクネ菌の増殖も抑えられ、アクネ菌が引き起こしていた炎症も沈静されます。
【ニキビ治療】イソトレチノインの内服を辞めた後の副作用について
イソトレチノインは保険適用外なので、決して安い治療価格ではありません。そのため、イソトレチノインをできるだけ最短期間で内服終了したい方もいるのではないでしょうか?私もそのひとりでした。