おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。


以上から、体重50kgの人の場合、1日20mgずつ300日間服用するとイソトレチノインを辞めた後も再発しにくいと言えるでしょう。


・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

ほかにも、イソトレチノインとの関係性が明確にされていない副作用が起こる可能性もあるため、イソトレチノインでのニキビ治療を検討している人は、専門医とよく話し合ってから服用するようにしましょう。

イソトレチノインとうつとの関連性には決着がついていませんが、イソトレチノインはPET検査で脳機能の変化に影響していることが示唆されています17。症例報告は多数あり、現時点では精神的な副作用がある(可能性がある)として対処すべきです。

イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。

イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の過剰分泌を抑えるとともに、抗炎症作用もあるとても優れた成分です。

ただ、イソトレチノインが知られてきた一方で「イソトレチノインを服用しているとレーザー治療を受けられない」という噂も広がっています。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。


※予約の有無にかかわらずイソトレチノイン希望の方は優先的に診療しており、待ち時間の短縮に努めております。未成年の場合は必ず法定代理人(親権者)の同意が必要ですので、受診当日の法定代理人の同伴が必須となります(初回のみ)。

ニキビの最高の治療法は間違いなくイソトレチノイン内服です。従来の保険治療ではニキビは必ず再発します。当院では軽度~中等度であっても(重症でなくても)希望があれば積極的に治療しています。保険治療で何年もニキビの再発に悩まされるくらいなら、多少の費用がかかっても短期間でサッサと完治させた方が良い、というのが当院の基本的な考え方です。長い目で見れば安上りです。「保険治療で効果不十分の場合に限る」「重症でなければ処方できない」という考えではありません。自由診療のメリットを最大限活用するのが良いです。予約は不要です。初回は30日分処方します。次回以降は60日分の処方が可能です。当院では最大限の効果をあげるための使用法を提示し、再発率をできるだけ低くすることを目指します。また重症ニキビの患者さんは粉瘤やケロイドを併発していることも多く、当院で外科的切除を行うことも可能ですし、熟練した形成外科医をご紹介することもできます(保険適応あり)。

あわせて近年では
比較的低容量のイソトレチノイン(0.3~0.5mg/kg/day)
でも効果が期待できるとされており、
日本人においては欧米人と比較すると
重症の方が少ない、副作用を軽減する、
他のニキビ治療約と異なり保険適応と
ならないことなどの事情もあり、
この低容量で開始することが多いようです。

イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。

体重50kgの人の場合、1日25mgの服用を240日間(約8ヵ月)続ければ、イソトレチノインの服用を中止しても再発が起こりにくくなる算出方法です。

ちなみにイソトレチノインを小鼻縮小目的で使う間違って人もいるけれど、鼻整形に代用できるような効果は全くないですし、デマです。鼻の形がイソトレチノインのお薬なんかで良くなるはずがありませんので、間違えないようにしましょう。


イソトレチノインは炎症をともなう重症ニキビ(難治性ニキビ)に対して非常に ..

イソトレチノインが日本で未認可なのは、ニキビは身体的に不調をきたす病気ではないことから、「疾病の治療目的」というよりは「美容目的」と解されることも多く、特にイソトレチノインのような催奇形性等の重篤な副作用がある薬は、認可されにくくなっていることがその理由です。

イソトレチノインはニキビにとても効果的ですがこの薬は催奇形性、炎症性 ..

実際にイソトレチノインを服用した場合、脱毛レーザーやその他レーザー治療ができないのか、解説します。

Hidradenity炎Suppurativa患者におけるイソトレチノイン誘発性仙腸炎

いずれにせよ「作用が強い薬」は副作用も伴うものですから、かならず医師に処方してもらい、医師の管理下で使用するようにしましょう。
(参照:)

標準的な内服期間は、6-12か月程度です。 海外の論文によるとイソトレチノインの内服トータル量が多いほど再発しにくいので、

重度のニキビ患者に対して約5ヶ月に渡って1mg/kg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、90%の患者で炎症性ニキビの95%以上の減少が認められました。また、用量依存的に有効率が上昇(つまり、用量が多ければ多いほど有効率が上昇)したことも報告されています 4

イソトレチノインの副作用・危険性で挙げられているものを論文ベースでまとめたいと思います。 ・脱毛症

イギリスの若年者を対象とした研究では、ニキビがあると、健常者の2倍近くの感情的な問題を抱えることが報告されています15。また、軽度から中等度のニキビでも、重大なうつ病と自殺念慮に関連する可能性があり、心理的変化は必ずしも重症度と相関していません16

最近イソトレチノインに対する質問をよくいただくのでイソトレチノインを飲む量について皮膚科医が解説します! ..

うつ症状がある方はイソトレチノイン治療が受けられないかというと、必ずしもそうではありません。ニキビ自体がうつと関連している可能性もあり、効果的な治療によりうつ症状が改善する可能性もあります。

イソトレチノイン服用中・服用後のレーザー治療は本当にできない?

イソトレチノインを服用開始後、2~3ヵ月ほどでニキビの改善がみられる場合が多いです。
また個人差はありますが、イソトレチノインの効果は長く続きやすいと考えられています。

本邦での集簇性痤瘡,重症痤瘡患者の頻度および経口イソトレチノインに対する皮膚科医の意識調査

当院で治療を受けたほとんどの患者が、以前に抗生剤や塗り薬などの皮膚科治療をすでに受けており、改善が認められなかったことを考えると、イソトレチノインの効果は非常に高く、再発率が低い治療と言えます。

ORAL USE OF ISOTRETINOIN FOR THE TREATMENT OF ACNE

イソトレチノインは効果の分だけ副作用も心配があります。以前から「個人輸入・自己判断での使用は避けるよう」にはよく言われていますが、最近はTikTok(下記参照)などでも、使用者個人が宣伝することもあります。

イソトレチノイン(isotretinoin, 13-cis-retinoic acid)

1日の投与量は0.5mg/kgです。例えば体重50kgであれば1日の投与量は25mgとなります。食中または食後に内服してください。空腹時に内服してはいけません。治療期間は6ヵ月間(24週間)が目安です。服用開始してから最初の1ヵ月で一時的に症状が悪化する場合がありますが、自然に改善するのを待ちましょう。次第に落ち着きます。投与前に血液検査を行います。健康診断など直近の採血データを持参いただければ代用できます。再発または効果不十分の場合には最低8週間以上の間隔を空け2回目の治療を行います。

尋常性ざ瘡へのisotretinoin、自殺・精神疾患リスクと関連せず

“一部の皮膚科医は、イソトレチノインは重度ニキビ治療への普及が十分と考えており、TikTokのトップビデオの60%がプラスの効果を言及するのを見て喜ぶでしょう。でも、対照的に、TikTokの動画の77%は、イソトレチノインの否定的な側面に言及…”

イソトレチノインはレチノイン酸の一種(イソ体)である飲み薬です ..

これ以外にかかる費用として
初診料 3,300円(税込)、再診料 1,100円(税込)、血液検査 3,300円(税込)
※各種クレジットカードがご利用いただけます。
※費用その他の問題でイソトレチノイン治療が難しい方にはスピロノラクトンを提案します。詳細は下記をご参照ください。

イソトレチノイン220mg/kg以上投与患者で再発リスクが有意に減少 ..

つまり体重60kgの人であれば、
1日30mg服用を256日(約8カ月半)
続ければイソトレチノインをやめても再発しにくくなる、という計算です。

イソトレチノインは体の中から皮脂腺にアプローチして、ニキビの根

前院から13年以上、8000名を超える患者さんにイソトレチノイン治療を行ってきましたが、イソトレチノインの精神的な副作用は、重大な副作用で注意すべきものであるものの、それが原因で治療を中断した方はごく少数です。

本改善を叶える治療薬です。 ~皮脂腺を縮小して、皮脂の分泌を抑制~

②女性の場合、妊娠中・妊活中は飲めない
妊娠中に飲むと赤ちゃんの奇形の発生率が高まるため、妊婦さん・妊活中の方は飲めません。
ただイソトレチノイン自体は体からすぐ排出されるので、飲み終わって1ヶ月経てば普通通り妊娠していただいて大丈夫です。妊娠中・妊活中は絶対に飲めないので注意してください。

従来の治療で治りにくいニキビの方はぜひ一度ご相談ください。 イソトレチノイン内服とは

作用としては、他の外用剤や内服薬と
異なり下記のようにニキビの発症要因
である4項目を全て一剤で抑制するので
効果的なのです。