それは、コブラ「LTDx」は「ストロングロフト」だということ。実際、非常にストロングだ。


プーマジャパンから、コブラの中空アイアンのアナウンス。「プーマジャパンは、革新的なゴルフクラブを生み出し続けるCOBRA Golfから、新しくなった『KING FORGE D TEC』と『KING FORGED TEC X』アイアンを国内正規取扱店にて11月9日より発売致します」と、同社。


早速コブラのフォージドテックシリーズの試打をした結果がこちら!

コブラは古くはグレッグ・ノーマンが愛用したことで人気を博したメーカーです。現在はリッキー・ファウラー、ブライソン・デシャンボー、レキシー・トンプソンなどの有力選手が看板プロとして活躍しています。先進的なクラブを世に送り出し、他メーカーとは異なる独創性がクラブマニアに評価されています。今回は、コブラから発売されているアイアンとその選び方を紹介します。

コブラのアイアンは現在、「KING フォージドテック」「KING フォージドテック ワンレングス」の2機種、「KING ラッドスピード」「KING ラッドスピード ワンレングス」の2機種、そして「KING ツアー MIM」の1機種、合計5機種がラインナップされています。

特徴的なのは「ワンレングス」といって、シャフトの長さが同じアイアンセットがあることです。これは契約プロであるブライソン・デシャンボーが愛用するワンレングスアイアンのアイディアを採用したものです。

コブラのアイアンは、テクノロジーを駆使した複合構造に特徴があります。斬新なアイディアで機能性を高め、また「アーコスキャディ」という、自分のラウンドデータを集積し、AIでアドバイスを貰う事ができるデバイスも装備されています。

【関連】

フォージドTecアイアンシリーズのあまがみ評価は以下のとおり。

コブラのアイアンは、初の3Dプリント技術によるパーツをヘッドに採用し、最適重心設計を追求した「KING ラッドスピード」と、クラシックな外観に中空構造を採用した中上級者向けアイアン「KING フォージドテック」があり、それらにそれぞれアイアンセット内の長さが全て同じ『ワンレングス』モデルがラインナップされています。

『ワンレングス』アイアンは、他のメーカーにはほとんどラインナップされていないので、『ワンレングス』が使いたいということであれば、コブラのアイアンを選ぶことになるでしょう。

マッスルバックを思わせる外観でありながら、中空構造を採用した「KING フォージドテック」は、7番アイアンのロフト角が29.5度と、中上級者向けアイアンとしてはかなりロフト角が立っており、飛距離性能が高いモデルです。

しかし、新たに発売された「KING ラッドスピード」アイアンは、7番アイアンのロフト角が27.5度と、さらにストロングロフトになっています。

さらに「PWRSHELLテクノロジー」と呼ばれるコブラ独自の設計により、スイートエリアの拡大と優れた初速性能を備えています。コブラのアイアンの中から飛距離性能重視のアイアンを選ぶなら「KING ラッドスピード」が良いでしょう。

コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。

コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。それは売れるからだ。

『ワンレングス』アイアンが、コブラのアイアンの大きな特徴のひとつです。『ワンレングス』とはアイアンの各番手の長さが全て同じであることで、ブライソン・デシャンボーはすべての番手を6番アイアンにそろえているといいますが、市販されているコブラの『ワンレングス』アイアンは、7番アイアンの長さに全て揃えられています。

アイアンの長さを同じにすると、どの番手も同じような感覚で打つことが出来るので、番手を変えても同じスイングで打てるのが最大のメリットです。コブラには「ラッドスピード ワンレングス」と「KING フォージドテック ワンレングス」がラインナップされているので、この2機種から飛距離や形状の好みで選ぶといいでしょう。

新しいコブラ「LTDx」アイアンは、通常シャフトとワンレングスともにラインナップしている。

Cobra(コブラ) KING FORGED TEC(キング フォージドテック) アイアン 2022年モデル を試打しました。

2022年春時点で販売されているコブラのおすすめアイアンを紹介します。アイアンは現行モデルで4機種あります(※女性用モデル除く)。アベレージゴルファー向けの「KING ラッドスピード」とそのワンレングス仕様。アスリート向けの「KING フォージドテック」とそのワンレングス仕様、そして「KING ツアー MIM」の計5機種です。どれもが高機能で、クラブの性能で恩恵を受けたいゴルファーに向いています。


在庫一覧を表示 · コブラアイアンセット KING FORGED TEC 2022 ONE LENGTH US

コブラ「KING ラッドスピード」アイアンは、初の3Dプリント技術によってパーツを製造したヘッドを採用した極めて珍しいアイアンです。複雑な内部構造のヘッドを精密に製造することができる3Dプリント技術を採用することで、理想的な重心設計のヘッドを見事に具現化しました。

優れた寛容性を発揮する理由は、トップラインには前作よりも2g軽量化したブラックカーボンを採用してさらなる低重心化を図るとともに、トゥ側に10g、ヒール側には3gのタングステンウェイトを配置することで大きな慣性モーメントを実現しました。これによりボールが上がりやすく、ミスヒットに強いアイアンとしています。

コブラ KING フォージド TEC-X アイアン 2022 KBS ツアーライト

Cobra(コブラ)
King Forged TEC(キング フォージドテック) アイアン
/2022年5月発売モデル
【番手/ロフト】
・7番/29.5°
【シャフト】
・MODUS3 TOUR 105 (S) /¥151,800(税込)

コブラ KING フォージド TEC-X アイアン 2022 KBS ツアーライト ..

新しいコブラの「KING FORGED TEC BLACK」は、最新版の“ゴルフメーカーのアイアン発売指南書”に書かれている王道の“ニューモデル“の一つだ。

コブラ アイアンセット 在庫一覧|中古 ゴルフクラブ|クラブ買取

コブラ「KING ラッドスピード ワンレングス」アイアンは、「KING ラッドスピード」の『ワンレングス=均一なクラブ長さ』バージョンです。すべての番手がカーボンシャフトでは37.5インチ、スチールシャフトでは37.25インチというふうに、一般的な7番アイアンの長さに統一されています。番手ラインナップは4番アイアン(19.5度)から9番アイアン(37度)、PW、GW、SWがありますが、ウエッジ3本も同様に7番アイアンの長さです。

ヘッドの特徴は「KING ラッドスピード」と同様に優れた飛距離性能と寛容性を備えています。4番〜6番の長めの番手は、ヘッドの入り方が甘くなってもボールにヒットしやすくなるよう、他の番手よりもソール幅が厚くなっています。

コブラゴルフ/KING/Forged Tec アイアンの口コミ評価

コブラが目的に応じたアイアンを創るとなれば、間違いは犯さない。流れがよくセクシーで従来ロフトの鍛造ブレードがお望みなら、コブラにはブレードの中のブレードがある。革新的な製造方法が良いなら、コブラはそれにも対応可能だ。

コブラは2022年4月にLTDxシリーズを発売し非常に人気を集め ..

つまりこういうことだ。2022年のコブラ「KING FORGED TEC」アイアンは、2年目の売上アップのため“新しいスーツを纏った”ということ。それだけだと微妙だけど、このアイアンには思わず二度見しちゃうような工夫も凝らされている。

【中古ゴルフクラブ】コブラ KING LTDx ワンレングス アイアン 2022 (日本仕様)

イノベーションは、コブラの誇りだ。その革新性がどうゴルフを変えるのかは議論の余地があるが、同社には敬意を表すべきだろう。コブラは何もしないというわけではなく、ビッグ5の中では弟分ではあるが、やる時はとことんやるメーカーなのだ。

コブラ キング FORGED TEC アイアン2機種を比較試打

過小評価されたり正当に評価されていないアイアンといえば、まずコブラが頭に浮かぶ。PGAショーで新しくリリースされた「KING TOUR」アイアンを試したが、すごくイイ感じだったし、「KING FORGED TEC」は昨年の『上級者向け飛び系アイアンテスト』では総合6位。また同シリーズのさらに易しい「FORGED TEC X」は『初・中級者向け」(スコア改善型)アイアンテスト』では2位だった。

コブラ2024最新作『KING TEC / TEC Xアイアン』11/9(土)発売決定!

そこで登場したのが、コブラの新しい初・中級者向け(スコア改善型モデル)アイアンの「LTDx」。生涯忘れられないショットが打ちたい?コブラがそれを叶えてくれる。

【試打&評価】コブラ KING FORGED TEC アイアン(2022)

実際、天邪鬼で皮肉屋な我々スタッフのトニー・コビーですら、「KING FORGED TEC」シリーズを“コブラ史上最高のアイアン”と言うほどだ。

初・中級者向けにとって究極の理想 ~コブラ「LTDx」アイアン~

新しいコブラ「LTDx」アイアンには、お伝えしたいテクノロジーがたくさんあり、そのうちのいくつかは非常にイケてるし、とっても革新的だ。しかし、その前に伝えておきたいことが一つある。

球が上がる!飛ばせる!コブラ2022年最新作「LTDx アイアン」

『KING フォージドテック ワンレングス』は、その名の通り、コブラの中上級者向けモデル『KING フォージドテック』のワンレングス仕様です。アイアン番手の長さを全て7番アイアンに統一することによって、アドレスやスイングでの再現性が高くなり、番手間での一貫性や正確性が高まります。長さは「アーコスキャディ」センサーがない場合、37インチ(スチールシャフト)です。

『KING フォージドテック ワンレングス』は、一般的なアイアンとは逆に、長い番手ほどライ角がアップライトになる独自のフロー設計を採用しています。さらに、短い番手になるほど重いシャフトを採用し、同じ長さでありながら、各番手の弾道がさらに最適化するように、工夫された仕様になっているのが特徴です。

今回はクラブフィッターの小倉勇人さんにコブラの2022年最新作「LTDxシリーズ」のアイアンについて解説していただきました。

一方、コブラでは「FORGED TEC X」を「上級者向け飛び系」としているが、このモデルは、大きめのヘッド、厚いトップライン、大きめのオフセット、そしてストロングロフトということで、「上級者向け飛び系」と「「初・中級者向け」(スコア改善型)」の中間くらいと言えるだろう。

【試打&評価】コブラ LTDx アイアン(2022)/やさしくぶっ飛ぶ

コブラ「KING ツアー MIM」アイアンは、初のMIM製法をヘッド全体の成形に採用したアイアンです。MIM製法とは、粉末状の金属をベースとした素材を金型に射出し、焼結して成形する製造法のことです。この製法により、軟鉄鍛造と同等以上の軟らかい打感を実現します。小型で複雑な形状の金属加工に適した製法であり、正確なショットが求められるアイアンという道具には最適な製造法と言えるでしょう。

そうしてできたヘッドは、コンパクトかつスマートなルックスのキャビティヘッドとなっています。丸みを帯びたシェイプ、ほんの少し感じられる程度のオフセットで、ボールを包み込むような顔をしており、コントロールショットがしやすい印象を持たせてくれます。ロフト角は7番アイアンで33度、この設定からも操作性を重視する中上級者向けのアイアンということがわかるかと思います。