クラリスロマイシンとデパス、リーゼなどの抗不安薬やサイレースは併用はしない方が良いですか?現在心療内科で上記の薬を処方されています。
具体的に飲み合わせに注意が必要な医薬品や、ロキソニン、アレグラなどとの飲み合わせについては以下で薬剤師が詳しく解説いたします。
[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ
漢方薬で体調を管理したい、薬の飲み合わせについて詳しく知りたい、健康相談をしたい方はお気軽にYOJOの薬剤師にご相談くださいね。
葛根湯は一般的に安全性の高い漢方薬ですが、他の医薬品との併用によって予期せぬ副作用が現れる可能性もあります。以下では、他の薬との飲み合わせについて詳しく説明します。
このお薬には一緒に飲んではいけないお薬や、一緒に飲 むときには医師や薬剤師の指導が必要なお薬があります。
葛根湯や他の漢方薬との組み合わせについて知りたい方は、ぜひご相談ください。LINE登録後、体質チェックを行った上で、薬剤師とのチャット相談が可能です。
葛根湯は、風邪の初期に効果が期待できる漢方薬で、多くの方が飲んだことのある薬かもしれません。ただし、「甘草」や「麻黄」など副作用に注意が必要な成分が含まれているため、長期間の服用は避けたほうが良いでしょう。また、他の薬と併用する場合も、飲み合わせに注意が必要です。
抗悪性腫瘍薬については情報が非常に限られていること、重篤な副作用がある ..
実は私が以前、クラリスの併用禁忌を見逃してスルーした経験がありますので自戒もこめて、クラリスロマイシンと併用できない薬剤をまとめてみました。
クラリスロマイシンと併用することによって、CYP3A4阻害作用によりベルソムラ(スボレキサント)の代謝が阻害されベルソムラ(スボレキサント)の作用が著しく増強するとされています。
アストミン錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬からベルソムラに切り替わるケースもあるかと思いますので、その際はクラリスロマイシンの併用がないか要チェックです。
インタビューフォームではスボレキサント(ベルソムラ)とクラリスロマイシンの併用データはありませんが、CYP3A阻害作用を有するケトコナゾールのデータはありましたので参考にアップします。
6 胃の働きを良くするプリンペラン、併用薬との飲み合わせは大丈夫?
6歳の娘です。
体の痒みがあるので、2回/日アレロックを服用しています。
今回、風邪症状等があり、クラリスロマイシン、アスベリン酸、ムコダイン、オノンドライシロップを処方されました。
アレロックと一緒に飲んでも大丈夫ですか?
クラリス | 配合変化 | IF | 医療関係者向け情報 | 大正製薬株式会社
肺動脈性高血圧症治療薬のアドシルカ(タダラフィル)のみがクラリスロマイシンと併用禁忌となっています。
クラリスロマイシン力価(含量)はHPLC法により測定。 試験項目, 配合後, 評価基準.
オピオイドによる嘔気は3割に出現し1,2週間で改善する。
・嘔気時はオピオイド変更の検討、高Ca血症、AXRでイレウス、頭部CTで脳転移チェック。
内服困難な時:
①アンペック坐薬(モルヒネ)
・アンペック坐薬10mg 2錠分2→フェントステープに変更も可。
・アンペック坐薬10mg 1錠 疼痛時 3時間あけて呼吸状態見ながら
→イーフェンバッカルに変更も可。
②モルヒネ
・モルヒネ塩酸塩10mg/1ml 5A
生食45ml
1ml/hr(24mg/日)
・疼痛時は1時間分を早送りし、呼吸数10回以上なら30分あけて再投与。
例)フェントステープ6mgをモルヒネ60mg/日に変更する場合
フェントステープ6mgの力価はモルヒネ静注60mgだが、フェントステープの血中濃度は12-18hrほど残存するため、フェントステープを剥がして12時間後に力価の1/4-1/3のモルヒネ量(15-20mg)で開始する。
もしくは、
①フェントステープ6mgを3mgに変更
②6hr後にモルヒネ15mg/日で開始
③さらに12hr後にモルヒネ30mg/日にアップ
④フェントステープをなくして6hr後にモルヒネ45mg/日にアップ
⑤さらに12hr後にモルヒネ60mg/日にアップ
オピオイドの切り替え方法について:
・モルヒネ経口からパッチは:貼ったときに1回併用(1日2~3回製剤)
・オピオイド注射からパッチは:パッチ貼付後の12時間後にOFF、または6時間後に半量、12時間後にOFF
・オピオイド注射からモルヒネ経口は:モルヒネ経口服用1時間後にOFF
・パッチからオピオイド注射は:パッチ剥離後6時間後に半量で開始し12時間後に全量。ただし、痛みが強い場にはパッチ剥離時に半量で開始し6時間後に全量にする
不穏時/せん妄:
・ドルミカム10mg/2ml+生食100mlを4ml/hr(2セットを8ml/hr)で落ち着くまで投与。
呼吸困難時:
・オプソ(モルヒネ内服液)5mg 0.5~1包内服
・モルヒネ塩酸塩2mg/2ml皮下注
cf)気道狭窄、SVC症候群、胸水、心不全、貧血ないかチェックする。外気の入れ替え、うちわ、匂いのきつい食べ物を避けるetc。
気持ちのつらさ:
ソラナックスを1週間投与しても無効な時:
・レクサプロ(エスタシロプラム/SSRI)10mg1錠分1夕食後 嘔気の副作用あり
・サインバルタ(デュロキセチン/SNRI)20mg1錠分1朝食後、2錠まで増量可能
SSRI/SNRI使用も無効な時は精神科コンサルト
cf)リフレックスは副作用も少なく、マイルドな効果なので、内科入院中のうつ状態に使いやすい。
cf)「1日中気持ちが落ち込む」「今まで好きだったことが楽しめなくなった」どれかが当てはまるなら治療開始。
骨転移の疼痛:
・ゾメタ(ゾレドロン酸)4mg/5ml+生食100ml点滴を4週間毎
cf)・整形外科、放射線科コンサルト。コルセットの着用など。
・麻薬にロキソニン60mg3T/3x追加も可能。
・大腿部痛は大腿骨転移か、腰椎転移の神経根症状か、DVTか。
注)
・オピオイドとNSAIDsの併用は当然可能。
・疼痛が強い場合はWHO除痛ラダー第3段階の薬剤から開始してもよい。
・モルヒネは腎障害時には減量する(代謝産物のM-6-Gに薬理活性があるため)。
・フェントステープやデュアロテップパッチは剃毛してから使用してはならない!血中濃度が急上昇する。
・フェントステープの上限はなし。
・フェントステープの増量は2日あけて行う。1mg→2mg→4mg→6mg→8mg。
・フェントステープ1mg,2mg,4mg,6mg,8mgに対して、レスキューとしてアンペック坐薬5mg,5mg,10mg,20mg,20mg/回を使う(もしくはイーフェンバッカルでも良い)。
・力価:
経口モルヒネ 60mg/日
=モルヒネ坐薬 40mg/日
=オキシコンチン 40mg/日
=フェントステープ 2mg/日
=デュロテップパッチ 4.2mg/日
=レペタン坐薬 1.2mg/日
=モルヒネ静注 30mg/日
=フェンタニル静注 0.6mg/日
注)腎機能障害時の容量調節
・モルヒネ:GFR>50:75-100%,GFR10-50:25-50%,GFR
・オキシコドン:GFR>50:100%,GFR10-50:50%,GFR
・フェンタニル:GFR>50:100%,GFR10-50:75-100%,GFR
・メサドン:GFR>50:100%,GFR10-50:100%,GFR
・トラマドール:GFR>50:100%,GFR10-50:50%,GFR
・タペンタドール:GFR>50:100%,GFR10-50:75-100%,GFR
cf)透析時:GFR<10mL/分を参考に投与量を決める
・モルヒネ:使用を推奨しない。
・オキシコドン:投与量を調節して使用。血液透析中、一過性に血中濃度が低下、疼痛出現あり。血液透析前に少量のオキシコドンを追加する。
・フェンタニル:投与量を調節して使用。血液透析では血中濃度は低下しない。透析膜の種類により低下する場合がある。
・メサドン:投与量を調節して使用。血液透析では血中濃度は低下しない。透析膜の種類により低下する場合がある。
・タペンタドール:投与量を調節して使用。血液透析で一過性に血中濃度が低下する。
・トラマドール:使用を推奨しない。血液透析で一過性に血中濃度が低下する。活性代謝物のO-デスメチルトラマドールの血液透析時の薬物動態は不明なため血液透析時の投与は避けた方が望ましい。
・コデイン:使用を推奨しない。
注)化学療法時の食事
・生もの、生野菜、マヨネーズ(自分で開封したものは可)、はちみつ、カスタードクリーム、ホイップクリーム、明太子
・免疫抑制剤の薬効に影響するもの:グレープフルーツ、スウィーティー、文旦、ざぼん、八朔、バンペイユ、ルイボスティー、セイヨウオトギリソウ(=セント・ジョーンズ・ワート)ハーブの一種etc。
cf)
・嘔気、嘔吐:シスプラチン、シクロホスファミド、ダカルバシン、イリノテカンなど嘔気、嘔吐にはプリンペラン無効ならアプレピタント80mgを2〜3日投与、無効ならデキサメタゾン8mgを2〜3日投与する。
・皮膚障害:フッ化ピリミジン系やキナーゼ阻害薬は手足の異常感覚や紅斑、水疱、潰瘍を生じやすく、抗EGRF抗体薬は顔面、体幹にざ瘡を生じるので尿素含んだウレパールやヒルドイド、ビタミンA,E含んだユベラで予防し、生じた場合はmediamクラスのロコイド(顔面はmediamから始める)、strongのリンデロンV、very strongのアンテベートを使う。感染ありそうならアクチアム軟膏やダラシン軟膏、ミノマイシン内服を併用する。
・間質性肺炎:咳、空咳、息苦しさ、熱があれば考えてKL-6を測定する。自然軽快することが多い。ゲフィニチブ、エルロチニブ、エベロリムスなど分子標的薬で多い。
・末梢神経障害:手足の痛みや筋力低下、起立性低血圧など末梢神経障害はタキサン系、ビンカアルカロイド、シスプラチン、ボルテゾミブで起きやすい。疼痛にはデュロキセチン、オキシコドン、ロキソニン、異常感覚は靴下手袋、マッサージ、ストレッチが有効。ケモしてない時の手足の痛みはPMRかもしれない。
・HBV再活性化:ステロイド含むケモ中にはB型肝炎の再活性化に注意する。s抗原陽性ならケモが始まる前から核酸アナログを開始する。s抗原が陰性でもs抗体またはc抗体が陽性ならHBVDNAを測定し、2.1log copies/ml以上なら核酸アナログ開始、2.1以下なら1〜3ヶ月毎に測定する。
・脊髄圧迫:頚部痛や背部痛、腰痛あれば骨転移による脊髄圧迫を疑い、全脊椎MRIを。デキサメタゾン10mg投与後、4mgを1日4回からから開始し、1日1回に漸減していく。対麻痺や不全麻痺ある場合はデキサメタゾン96mg/日を3日ごとに半減していく。
・SVC症候群:顔面浮腫や両上肢浮腫、嚥下困難あればSVC症候群を疑い、胸部レントゲンや造影CTやMRIをする。
・腫瘍崩壊症候群:ケモ開始後に倦怠感、嘔吐、痙攣、不整脈をきたし、尿酸8mg/dl以上、K6mEq/L以上、リン6.5mg/dl以上、Ca7mg/dl以上(もしくは基礎値から25%以上の上昇)のうち2項目以上満たせば疑い、2-3L/m2/日の生食輸液とアロプリノール200-300mg分3を投与する。
・高Ca血症:食欲不振、便秘、嘔吐、多飲多尿、筋力低下、意識障害あれば高Ca血症疑い、12mg/dl超えてれば200-300ml/hrで生食輸液し、ビスホスホネートを開始する。
cf)クラリスとリポバスは併用禁忌! CYP3A4阻害の強さ:クラリスロ ..
クラリスロマイシンを併用することで、オーラップ(ピモジド)の代謝が阻害され、QT延長、心室性不整脈( Torsades de pointesを含む)等の 心血管系の副作用が報告されているため併用禁忌となっています。
・葛根湯は他の医薬品との飲み合わせで禁忌のものはありません。
クラリスロマイシンと併用することで、肝臓に関連した副作用が発現、重症化するおそれがあるため併用禁忌となっています。
具体的な飲み合わせの注意点は以下で詳しく解説いたします。
クラリスロマイシンと併用することで、バニプレビルの血中濃度が上昇し、悪心、 嘔吐、下痢の発現が増加するおそれがあるため併用禁忌となっています。
クラリスロマイシンと下記の薬は併用可能でしょうか。
またクラリスロマイシンは、ワーファリン(一般名:ワルファリンカリウム)やリピトール(一般名:アトルバスタチン)、アダラート(一般名:ニフェジピン)など処方頻度の高い薬剤と併用注意となっていますので、「クセ者」の薬剤としてマークしておくとよいでしょう。