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1991年になると、あれほど隆盛を誇ったレーサーレプリカブームは急激に陰りをみせた。熱くなり過ぎたブームの反動は大きく、それまで最も重視された新機能やスペックの追求から一転し、空冷、2本サス、パイプハンドルなどオーソドックスなスタイルに人気が集まった。さすがにQ2クラスでは空冷エンジンの新調までには至らなかったが、2月にヤマハのジール、3月にホンダのジェイド、4月にはカワサキのバリオス、そして5月にはなんとGSX1100S KATANAのレプリカであるGSX250S KATANAと、ネイキッドのニューモデルが次々に登場した。GSX250Sはともかく、前年のアクロス、ジール、ジェイド、バリオスなどは、兄貴分である400が存在しない250専用のニューモデルであり、ある意味でQ4は黄金時代を迎えた。
コブラ (COBRA)【1989年式】 に関するこのページの内容
●せっかくなので「コブラ」カタログ内より筆者の妄想がレッドゾーンに達した素晴らしいビジュアルをご紹介。当時、彼女いない歴=年齢と同じというまるでイケてない大学生だったため、このようなシチュエーションには身悶えるほど憧れたもの。せめて形から入ろうと白いタンクトップを買い求めた苦い記憶が……
ネイキッドというジャンルも言葉もまだ定着していなかった1980年代末、前年に登場したウルフ(RGV250ガンマのノンカウルバージョン)とともに、とんがったノンカウルスポーツという立ち位置で登場したコブラ。レーサーレプリカとネイキッドブームの間で誕生したのだが、GSX-R250のノンカウルバージョンというイメージが強くどちらのブームにもマッチしなかったようで、一代限りの短命に終わってしまった。
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●上で紹介した「GSX-R250R」からフルカウルを取っ払い、街乗りでの楽しさをさらに高めるウルフとほぼ同様の“おこだわり”モディファイが施された4スト45馬力のネイキッドバージョンが「コブラ」(53万9000円)です。毒蛇コブラが威嚇行為をしているような緊張感ある張り出しを見せる左右ラジエターシュラウド(RADIAL FLOW RADIATORと金文字で記載=湾曲したラジエターだったのです)が一番の見せ場ながらイマイチな雰囲気が漂っておりますね(燃料タンク容量13ℓ・車両重量160㎏・シート高730㎜)。残念ながら漫画や映画の『コブラ』のようには大ヒットしませんでしたから、速攻で販売は終了……(汗)
●400と同時開発された兄弟車で、“艶”をキーワードにしてボリューム感や曲線美を意識し、遊び心を持たせたデザインとされました。ステンレス製エキパイの取りまわしも250独自でクロスしている形状と輝きがとても美し〜い! 艶やかな鋼管ダイヤモンドフレームに搭載されたGSX-R250R系エンジンは、低中速の扱いやすさを向上させたモディファイを受けつつも最高出力45馬力/1万4500回転、最大トルク2.6㎏m/1万500回転を発揮し、キビキビした走りが身上(燃料タンク容量14ℓ・車両重量176㎏・シート高750㎜)。価格は51万5000円でありました。特筆すべきは初期型バンディット……250/400とも、センタースタンドを標準装備していたんです! 大宇宙センタースタンド教の筆者としては声を大にして書いておきます!?
スズキ COBRA(1989年発売モデル)の歴史 | 中古バイク情報はBBB
●レプリカ的な外観ながら扱いやすさをウリにした1987年登場の「GSX-R250」から一転、FZRとCBRがジャンルをノシていたことにブチ切れ(?)「出るとこ出たらぁ!」とばかりSP250Fレースでもライバルを一蹴するべく戦闘モードで開発されたのが「GSX-R250R」(59万9000円)でした。「コブラ」にも踏襲されたアルミツインスパーフレームにサブフレーム付きスイングアーム、調整範囲の広い前後サスや強力な制動力を誇るTOKICO製ブレーキキャリパーなどを全力で注入し走行性能は一躍トップクラスへ(燃料タンク容量13ℓ・車両重量164㎏・シート高730㎜)。ただ、顔が“ウーパールーパー”だったため(以下略)
4メーカー最後のQ4となったZXR250がカワサキから登場し、Q4レーサーレプリカが出揃った1989年も押し迫った12月、ネイキッドスタイルのバンディット250がスズキから登場した。1989年といえばポストレーサーレプリカの大本命となったゼファーが登場した年であり、時代の流れを見極めた迅速な対応は、さすがQ4に先鞭をつけたスズキだけのことはある。実は少し前の9月、新型フレームになったGSX-R250Rをベースにしたノンカウルバージョン、コブラを発売していたのだが、単にカウルを外して丸目ヘッドライトを装着したGSX-Rの廉価版というイメージは拭えなかった。しかしバンディット250はエンジンこそGSX-R250系であったが、先行発売された400同様、パイプフレームを新調しスタイルも一新。本格的な新世代ネイキッドQ4の第一弾であった。
スズキ コブラ 1989年式の諸元・スペック情報 | ウェビック
クランクまわりの剛性アップなど各部の見直しによって、レッドゾーンの入口はさらにアップし19000rpmとなった新エンジンを、マスの集中化を実践し半年前の6月に発売され好評のバンディット400に続いて登場した250バージョン。同年モデルチェンジを行ったGSX-R250Rのエンジンをベースに、キャブやギア比などを変更し低中速域を重視したセッティングとし、鋼管製のダイヤモンドフレームに搭載。400同様美しい曲線で構成されたスタイリングでQ4ネイキッド時代の幕を開けた。
●『セナさんの自分時間が、はじまる。』と同(1988)年、初のF1ドライバーズタイトルを獲得したアイルトン・セナ選手を広告キャラクターにしたことでも有名な「VT250スパーダ」(燃料タンク容量11ℓ・車両重量153㎏・シート高740㎜)。当時世界初となる一体成型アルミ鋳造技術を駆使した“CASTECフレーム”を中心に据えた、デザインといいカラーリングといいイタリア~ンな雰囲気はバンディット250に通じるところがありますね。なぜみんなイタリアに傾倒していたのか(笑)? 水冷4ストVツインは低中速域を強化した40馬力仕様となっており、当時価格は49万8000円。なお、スパーダとはイタリア語で“剣”とのこと
コブラ250(自動車、オートバイ)の中古品・新品・未使用品一覧
●3ヵ月前にデビューしたばかりのNSR対抗Vツイン2ストレプリカ「RGV250Γ」(56万9000円)からフルカウルを取っ払った……だけでなく、フロントブレーキのシングル化、ライポジ見直し、ミッション変速比&リヤスプロケ変更、エンジンを黒く塗装、サーボモーターカバー新設など手間ヒマかけて“裸”にした車両が「ウルフ」でした(燃料タンク容量17ℓ・車両重量144㎏・シート高755㎜)。45馬力、有名な『街はウルフだ。』とのコピーや迫力あるスタイリング(DC-ALBOXフレームの存在感!)、その名に違わぬ爆裂加速力も最高で価格は50万9000円。なんで売れなかったんでしょう? スズキはいつも35年早い(汗)
源助の愛車紹介!第3回 SUZUKI GSX250S COBRA
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スズキ「COBRA」/250cc・4気筒バイクを振り返る!【絶版名車解説】
●押しも押されもしない大ベストセラーモデルの2代目「VT250F(MC08)」のハーフカウルをはぎ取って端正な丸目ヘッドライトで登場した「VT250Z」。ともに成功したことを受けてベースモデルが3代目「VT250F(MC15)」に進化したときもノンカウルモデルが速攻で登場しました。それが写真の「VTZ250」だったのです。当時価格は39万9000円(燃料タンク容量13ℓ・車両重量159㎏・シート高745㎜)。改良を加えられたVツインエンジンはVT系空前絶後の43馬力を発揮しつつ定速で巡航すれば燃費も抜群! 実は筆者も購入し、全国各地へのラーメン聖地巡礼キャンプツーリングに大活躍してくれました
スズキ「コブラ」紹介動画! SUZUKIが作った変態バイク ..
その流れを敏感に察知していたのか、スズキは1988年6月にRVG250ガンマをベースにしたネイキッドバージョンのウルフを発売。続く1989年9月にはGSX‐R250Rベースのコブラを、同12月にはバンディット250を、1990年にはGSX‐R250ベースのアクロスを投入し、レプリカベースのネイキッドラインアップを拡大していく。
そして所有しているバイク達で一番楽しいいバイク! スズキ「コブラ ..
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かつて存在した、スズキのウルフ250とコブラ。(番外編vol.3157)
見比べればすぐにわかるが、コブラはフレームもタンクもシートカウルもGSX‐R250Rと共通。カウリングを取り外して丸目1灯ヘッドライトとし、専用メーターとラジエターシュラウドを取り付けて、フロントブレーキを大径シングルディスクにしたのみ。
スズキ コブラ [250cc] カスタムパーツ(エンジン) ..
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グラデイウス400ABS · コブラ · コレダスクランブラー50 ..
シュラウドの張り出しを強めにすることで、コブラが興奮して頭を広げた姿をイメージしている。
スズキ コブラを買うなら価格.comバイク。充実したクチコミ・レビューで新車情報や値引き情報を徹底比較!
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グランツーリスモ7/収録車種 | グラソツーリスモシリーズ総まとめwiki
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送料込み!スズキ コブラ250 GJ73A サービスガイド マニュアル
古今東西、スポーツカーと呼ばれる車種は数多く存在します。また人それぞれ、スポーツカーに対するイメージや解釈も異なることでしょう。では、かっこいいス
動画あり 機関良好 コブラ250 GJ73A COBRA 4気筒 バリオスの通販
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コブラ · グラストラッカービッグボーイ/JBK-NJ4DA 09 ..
カウルのない分だけ乾燥重量も4kg軽く、エンジンが吹け切ることの少ない市街地やタイトなワインディングでの戦闘力はGSX‐Rよりも明らかに上だった。
美品/コブラ KING LTDx MAX ♯3 フェアウエイウッド □純正品シャフト:SPEEDER ..
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そんなカオスな時代に「ウルフ250」と「コブラ」は産声を上げました。 ..
エンジン型式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 248㏄
内径×行程 49.0×33.0㎜
圧縮比 12.5
最高出力 45PS/15000rpm
最大トルク 2.6㎏-m/10500rpm
燃料供給方式 キャブレター[BDST32]
変速機型式 常噛6段リターン
全長×全幅×全高 1990×695×1010㎜
軸間距離 1380㎜
シート高 730㎜
乾燥重量 139㎏
燃料タンク容量 13L
タイヤサイズ(前・後) 110/70-17・140/60R18
当時価格 53万9000円
バンディット250・BANDIT250(GJ74A)/1989年
ライバル(ほぼ)不在のまま1985年から覇道を突き進んだヤマハ謹製“力の象徴”「VMAX」! 15年近い年月が経過して圧倒的だった最高出力の...