薬の名前の由来には様々あります。 ロキソプロフェンナトリウムなどの ..


入浴について

アトピー性皮膚炎患者さんは、たいていは乾燥肌で、皮脂が少なくなっています。
このことは、皮膚のバリア機能が低下しているということです。

それだけに、少ない皮脂をごしごしセッケンやシャンプーで洗い流すのはいいことではありません。
冬場、ドライスキンがひどいときは、セッケンは使わず、ゆっくりお湯につかるだけというのもよいようです。
もちろん、きたなく汚れているところは、上手にセッケンを使って洗って下さい。

湿疹がひどく、びらん・浸出液がひどいときは、セッケンで洗わない場合もあります。
患者の中には、セッケンを使って、びらん部の細菌をそっと、上手に洗い落とす方がよいこともあります。

夏場はセッケンで洗い流し、冬場は使わないこともあります。
皮膚の乾燥状態、湿疹の程度でも洗い方は異なってきます。

用いるセッケンのタイプは固形の方がよいようです。
液体セッケンは合わないことがあります。
食物アレルギーや花粉症などがあれば、植物エキスの入っていないものを選んで下さい。

シャンプーについては、界面活性剤の種類や濃度も重要です。
イオン系は界面活性剤としては強すぎるようで、非イオン系の方がよいようです。
セッケン・シャンプーの界面活性剤成分にも、植物や動物由来のタンパク質を含まないものを選んで下さい。

アトピー性皮膚炎患者さんに、シャワーと入浴とどちらがよいと聞かれると、たいていはゆっくり入浴する方がよいと答えます。
シャワーは、長い時間浴びていると、ドライスキンにはかなりの刺激になります。
塩素の影響も強く受けます。
塩素除去のヘッドがついたシャワーヘッドも販売されています。
子供がとびひ(伝染性膿痂疹)にかかっているときは、シャワーの方がよいでしょう。
入浴すると、お湯に広がった細菌があちこちの皮膚にに接着して、とびひが広がります。

入浴剤については、論議のあるところです。
大阪府立羽曳野病院皮膚科ではかつてカミツレを入浴剤として用いていました。
カミツレは保湿や皮膚保護作用、免疫調節作用がありますが、キク科の植物で、合わない場合があります。
塩素を除くために、入浴剤がよいことも多いようです。
ただ、一番風呂に入らなければ、お湯の塩素は少なくなっているという意見があります。
ビタミンC(アスコルビン酸)をひとつまみ入れると、塩素はなくなります。
重曹をいれるのもよいことがあります。
アスコルビン酸や重曹は薬局で簡単に手に入ります。

入浴は全身の循環を改善し、日々の疲れをとります。
ストレスが悪化原因になっているときは、のんびりした入浴療法は、アトピー性皮膚炎患者さんには絶好の治療になります。





エビオス錠の名前の由来は、発売当初大日本麦酒の工場が「恵比寿」にあり ..

乳剤性(クリーム)軟膏
クリーム基剤は、油脂性基剤よりも接触皮膚炎の頻度が高くなりますが、は優れています。
びらんがあると、しみることがあり、皮膚刺激があるものがあります。

油の量で、水の中に油が混じったと、油の中に水が混じったの2種類があります。
後者の方は油が多く、刺激性は低いですが、多少べとついた感じがあります。
水と油を結合させているのが、いわゆる界面活性剤です。
界面活性剤には、洗剤のような化学物質もありますが、たとえばマヨネーズの卵のようなタンパク質も界面活性剤として働きます。

医科用としては、ケラチナミン軟膏、ウレパール軟膏、パスタロンソフト、ヒルドイド軟膏・ローション、ヒルドイドクリーム、レスタミン軟膏、ザーネ軟膏、ザーネクリーム、ユベラ軟膏、オイラックス軟膏、カチリ(フェノール亜鉛華リニメント)などがよく用いられています。

近年、クリームタイプで最もよく使われるものは、恐らく軟膏・ローションです。
ヘパリン類似物質という血流を改善するものが入っていますが、皮膚科医師は使いやすいクリームタイプの保湿剤として用いています。
もともと高齢者の血液循環のよくない下腿の乾皮症の外用剤として登場したものです。
内科や外科では、ヘパリンは本来血液凝固を妨げる物質として用いられています。

実際、顔面の保湿剤として化粧品のようなものがないかとして用いられています。
顔面の化粧品にヘパリン類似物質が有効かといえば全くそうでなく、むしろない方がよいかもしれません。
何か有用成分がなければ、厚生労働省は医療品として認可しないということです。
それだけに、保湿剤としては、かなり高価です。
また、どうせ化粧品ならと、ヘパリン類似物質をそのままにして、全く中味を変更した後発品にもよいところがあります。
ヒルドイドの後発品のビーソフテンクリーム・ローションは、後発品としてではなく、全く別の保湿剤としてよく使用されています。
他の化粧品メーカーに、もっと良いものが出てくる可能性があり、資生堂や花王がそんなものをつくらないかと期待しています。

ケラチナミン軟膏やウレパール軟膏、パスタロンソフトは、を含み、皮膚のかさつきに効果があります。
びらん部位につけると刺激があり、しみるようです。
肘窩や膝窩よりも、伸側(下肢なら前面、上肢なら外側、体幹なら背中)の方が向いています。
掌(てのひら)や足底の保湿剤としても使われます。
顔面につけると、いくらか刺激感があります。

は、抗ヒスタミン剤(かゆみどめ)のレスタミンを含んでいます。
あまり強い湿疹がなく、かゆいだけのところやじんましんの発疹に使います。
虫刺されの刺されたばかりの塗り薬としてはよい薬です。
単なる保湿剤としても有用ですが、長期に用いるときは、光線過敏症を起こす可能性があります。
長い目で見れば、保湿剤としては抗ヒスタミン剤は入っていない方がよいでしょう。

ザーネ軟膏はビタミンA、ユベラ軟膏はビタミンEを含む軟膏で、保湿剤として用いられます。
は、それほどひどくないしもやけ(凍瘡)や冷え症の手足につけるとよいでしょう。

軟膏には、ステロイドを少し混合したもの(オイラックスH)もあります。
オイラックスの成分クロタミトンは疥癬に効果がありますが、かゆみ止めとしても使用されます。
クロタミトンの接触皮膚炎に注意して下さい。

(フェノール亜鉛華リニメント)は、あせもの他に水痘にも用いられます。
私は他のウイルス性の発疹、手足口病や水いぼにも用いています。
消毒、かゆみ止め、抗炎症の作用を合わせて持っており、表面のウイルスを減らし、二次感染の予防にもなります。
綿棒で皮膚につけると、まもなく乾燥固着します。
あまり湿疹がひどくないあせもには、汗を乾燥させる効果があるの方がよいようです。
ステロイド外用剤を使いたくないアトピー性皮膚炎に、カチリを用いるときがあります。
全身に保湿剤として塗るのではなく、主にびらんの多いところです。
びまん性に紅斑が広がっているところには向いていません。

クリームや液状タイプの外用剤は、市販にはハンドクリーム、化粧品など非常に多数のものがあります。
価格を無視すれば、医科用のものよりよくできたものもあります。
加水分解小麦などの植物成分、香料、パラベンなどの保存料など、用いられている成分に注意して、上手に選択すればこれで十分という市販のものもたくさんあります。

アレロックとアレグラはどちらも1日2回服用するタイプですが、効果はアレロックの方が強めです。

献血の際には必ず 「お薬の名前」 がわかるようにして来てください。 下記 ..

副作用としての眠気が非常に少ないのが特徴です。アレグラは、TVのCMでもありますね。薬の名前は聞いたことがある方も多いと思います。

細胞には「アポトーシス」という死に方があることが知られています。死期を悟った細胞は「もうそろそろお願いします」というサインを周りに出して、ほかの細胞に自分を取り込んでもらいます。このとき、細胞はなるべく迷惑をかけないように、核の中にあるDNAは細かくしておき、なるべく細胞の中のものは漏れ出ないようにします。好酸球の場合、アポトーシスを起こせば危険物である顆粒蛋白などを外に出さずに済みます。アポトーシスは健康な人が細胞の新陳代謝を行う上で欠かせないものです。

第1回 「薬の名前の由来を知ろう」 | 薬剤師のエナジーチャージ 薬+読

油脂性軟膏

ドライスキンを改善し、皮膚を保護し、皮膚刺激を減らすのを目的として用いられます。
油脂性基剤は、の3種のものに分類されます。

は石油を精製して得られた保湿剤では最も一般的なものです。
融点が比較的高いためにワセリンを塗ると、直後に、赤くなったり、べとついたり、かゆくなることがあります。

外用部位をよく考えて、薄くすりこまないように広げるように、必要量を外用したいものです。
塗りすぎると、毛孔がふさがるために、毛包炎ができることがあります。
とびひなどの二次感染にワセリンだけを外用するのは好ましいことではありません。

市販のサンホワイトはワセリンの二重結合を減らした化粧品で、紫外線の影響を少なくしています。

軟膏は、眼科用ワセリンで、精製が進んでいます。
いくらか融点がさがって、べとつきが減り、ワセリンよりやわらかくなっています。
乳児の顔面に、光らない程度、うすくぬるのに向いています。
乳幼児のかさかさした顔面を、よだれやシーツ、父母の衣類などの刺激から保護するのに向いています
同じワセリンでも、精製の具合が異なるために、製造メーカーによって微妙な違いがあります。
実際、合わないワセリンがあると訴える患者がいます。 サリチル酸ワセリンは角層を軟化させる効果が強く、分厚くなった足の裏などによく使われます。
また足の裏の水虫やタコにも有効です。

は、ワセリンとラノリン(羊油)とアズレン(カミツレと同じ)を含んでいます。
保湿効果が高く、融点が低い分、冬でも柔らかくてぬりやすく、使用感はワセリンよりよいようです。
私は乳幼児の体幹・四肢によく使っています。
成人ではラノリンの接触皮膚炎が見られることがあります。

は使用感が非常によく、短期で使うのはよいです。
使っているうちに、馬アレルギーができて悪化することがあります。

は、サメの油を原料とした融点の低いサラサラの化粧品です。
すぐに乾いて、保湿効果が低いのですが、ヒトの脂肪にも同じものが含まれ、塗り心地が非常によい長所があります。
顔面に効果的で、化粧品としても非常によいところがありますが、かなり高価なものです。
サメの絶滅がいわれて手に入りにくくなっています。
メーカーによって精製の具合が異なる上に、別のものを入れて水増ししているといううわさもあります。

は、ワセリン、亜鉛、サラシミツロウ、豚油を含み、炎症を抑える効果があります。
保護効果が強く、ステロイド外用剤に重ねて使用することもあります。
びらん・滲出液のひどいところに塗って、湿疹を乾燥させる効果もあります。
とびひのような細菌感染が合併したところにも使うと、よいことがあります。
びらん・浸出液がなくなれば軟膏が白く残りますが、ごしごしこすって無理に落とさない方がよいでしょう。
びらんのないところにつけると、皮膚が乾燥します。
サラシミツロウはミツバチの巣の成分ですが、接触皮膚炎をおこすことがあります。

や神仙太一膏は漢方で用いられる軟膏です。
やけどなどに用いられ、亜鉛華軟膏に似たところがあります。

は、椿油などとともに植物性の代表です。
融点が低く、保湿効果にとぼしい欠点があります。
しかし、ワセリンほどのべとつき感はありません。
乳児の脂漏性湿疹の痂皮につけて、少しずつ痂皮を取り除いていくのに用いています。
全身の湿疹の保湿剤としても有効です。
グリセリンを使った自家製化粧水にオリーブ油を混ぜることもあります。
単一成分の外用剤のよいところは、かゆみなどが現れたときは原因がわかりやすいということです。
オリーブ油は、主にエクストラバージンオイルとして植物油のものを用いることができますが、皮膚科で治療用として処方箋でもらうこともできます。
近年、オリーブ油のエクストラバージンオイルには、オリーブ油以外の偽物が混じったものが大量に出回っています。
高いからといって、純粋なエクストラバージンオイルとは限りません。
カシューナッツオイル(カシューナッツはウルシ科です)や綿実油などいろんな植物油が混入している可能性があります。
もちろん医療用のオリーブ油が大丈夫という保証もありません。
またオリーブ油は新鮮野菜と同じです。
長期に置いていると、酸化変性します。
一方、いくらか精製したものの方がよいかもしれません。

⑤ 免疫抑制薬
シクロスポリン、タクロリムス水和物があります。
タクロリムス水和物は、アトピー性皮膚炎の治療薬タクロリムス水和物の目薬版です。
免疫抑制薬を有効成分とします。とくに症状が重く、目を擦ることにより外傷性白内障を起こす恐れがある、長期にステロイドを使った場合のリスク・副作用として眼圧が上昇するなどの特殊な場合に主として使用します。一般的な抗アレルギー薬が効果不十分な「春季カタル」に適用します。
リスク・副作用としては免疫を抑制するため、ヘルペスやブドウ球菌による感染症に注意が必要です。
「春季カタル」とは増殖性変化の強いアレルギー性結膜疾患で、まぶたの裏側が腫れる(眼瞼結膜巨大乳頭の増殖)などの重篤な症状を伴います。

商品名「アレグラ」(Allegra、イタリア語の「嬉しい」「楽しい」から)で発売 ..

細胞もひとつの生命です。好酸球も白血球という細胞のはしくれとして、体のなかで生まれ育って免疫関係の仕事をして死んでいく、という宿命のもとにあります。色々な刺激を受けて、それに反応して仕事の種類を決めていて、あたかも体の中に住んでいる働き者の小人のようです。折角なので、好酸球をイメージしたキャラクターを作ってみました。そのまま好酸球くんと名前を付けましたが(ちなみに英語名はEosmanといいます)、くっついたり、話をしたり、走ったりしていますね。

金属アレルギーに関する検査は、クローズドパッチテストで行います。しかし高価な試料価格と安価な検査価格のギャップのため採算がとれません(現状では一部請求できるものもありますが、金属では試料代を患者さんに請求することができず手技量しか請求できません。)
そのため当院では金属アレルギーの検査は実施しておりません。大学病院などでは学術的な意味も含めて実施しているところが多いですので、ご紹介を致します。
※パッチテストの試薬は汗で流れると判定ができないので、多くの検査機関ではパッチテストは汗をかきにくい10月~3月までに限定している期間が多いので事前に確認をされるといいでしょう。


花粉症の目薬「アレジオンLX点眼液0.1%」アレルギー性結膜炎治療薬

)

alegraでは絶大な人気を誇るピトレティカ☆

沢山のお客様が美髪になってきております!!

そんなピトレティカの名前の由来☆



ピトレティカは、

プロが一人ひとりの女性に寄り添い、

すこやかに美をつくりあげるブランドを目指しています。

中央の2つの「P」は、サロンさまとお客さまが寄り添っている姿を。

その回りを囲っている五角形は、

ピトレティカ独自の研究から導きだした5つのメソッドを表現し、

お客さまの美をすこやかに育むことを表しています。

また、pittoretiquaの名前は

一人ひとりの女性が持つ個々の美しさを描き、

いつのあなたにもそんな「時」をつくっていく

という想いをこめてpittoretiqua(ピトレティカ)と名づけられました(

薬物アレルギーを起こした場合は、たとえ軽症でもその薬の名前を覚えておき、必ず医師・薬剤師に伝えましょう。

発ガン性があるという研究者もいます。
ただステロイドを含めて免疫抑制作用をもつものはすべて、それの可能性を秘めています。
この軟膏を顔面に使う場合は、ごく小さい面積(10円玉程度)に塗って、違和感にならしながら、少しずつ使う面積を広げていくのがよいでしょう。
塗るところは、できれば細菌のあまり多くないところ、びらんや滲出液の少ないところに塗った方がよいと思われます。
あまり日光に当たらない方がよいとも言われています。

大人用(0.1%)を薄くしたもの(0.03%)が子供用として売り出されています。

実のところを言うと、にびらんの強い湿疹の強い子供の患者さんにプロトピックの大人用を塗るしかなかったことがあります。

ステロイド外用剤が合わなくなると、首から下にもプロトピック軟膏を使用することがあります。
ただし、月に10本以上使うような状態になると、免疫抑制剤としての問題点が表面に現れることがあり、心配です。
一方、プロトピックの皮膚からの吸収が低いために、角層が厚いところには効果が少ないようです。



アンダーム軟膏・クリーム、スタデルム軟膏・クリーム、トパルジック軟膏、コンベック軟膏、ジルダザック軟膏、フェナゾール軟膏などがあります。
ステロイド外用剤ほどではありませんが、湿疹をある程度改善する作用があります。

ステロイド外用剤を用いるほどではないとき、ステロイド外用剤を用いたくないが、多少とも湿疹を改善したいときになどに使用します。
特に乳幼児に有効です。ただ、最近は下記のような理由で使用されることが少なくなっています。

免疫が低下した高齢者にはよいところがあります。

注意したいこととして、この種の外用剤には患者のなかにを起こすことがあることです。

この外用剤による接触皮膚炎は、外用剤の中で最も起こりやすく、ひとたび接触皮膚炎が起きるとあまりにも症状が強いために、長期にわたって強いステロイドを使うしかないかもしれません。
接触皮膚炎の状態をそのままにしておくと、しばしば自家感作性皮膚炎を引き起こします。
そうなると、湿疹のできたことがないところまで湿疹が拡大します。

また、しばしば塗ったところが日光に反応して湿疹ができるが起こることもあります。
そのために、顔面に使用してこれが起こると本当に悲惨です。

外用剤の成分は、化粧品もそうですが、しばしば何年も皮膚(真皮)や脂肪組織に残ります。
化粧品を中止しても、すぐにはよくならないということです。
少し使っただけでも、それの接触皮膚炎がかなり長く続くこともあるということです。

なおブフェキサマックを主成分とするアンダーム軟膏・クリームは、現在発売中止になっています。
ブフェキサマックを含む市販の外用剤、たとえばロバックS、エンチマックなどはまだ発売されています。
アンダーム軟膏・クリームの次に接触皮膚炎が多いのは、スタデルム軟膏・クリーム(ベシカムという名前のものもあります)です。

またモーラステープなどで用いられるも、このタイプに含まれます。
貼ったところがよくなっても、夏になり、が当たって再び貼ったところの湿疹が悪化するというのは、よくある話です。

それでは、非ステロイド系抗炎症剤の内服はどうかといえば、内服して同じ副作用が出る人もいれば、出ない人もいます。
アスピリンのんで喘息になったり、痛み止めのたぐいでじんましんが悪化するというのはよくある話です。

内服もできれば避けた方が無難というところですが、生理痛や頭痛がひどくてクスリをのまないと我慢できないといわれると、ケースバイケースかもしれません。

アレグラドライシロップ5%(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩シロップ用) ..

点眼液は、他の点眼液に先駆けてですので、になりました。
なお、ソフトコンタクトレンズでもです。
1回使い切りタイプのクロモグリク酸点眼液UDも「ベンザルコニウム」を含まない点眼薬なので、ソフトコンタクトレンズを装着したままの点眼が可能と思われます。
当院では、重症の眼症状の方には、上記2剤の併用にて、ステロイド点眼薬と同等の効果を上げています。
尚、点眼液で緑内障や前立腺肥大禁忌のものはありません。

アレルビの有効成分は「フェキソフェナジン塩酸塩」という、抗アレルギー薬です。 ..

OD錠は、口の中ですばやく溶ける錠剤です。唾液のみで錠剤が崩壊するため、水なしでも服用できます。もっとも、口腔粘膜からはほとんど吸収されないため、錠剤を溶かしたあとの唾液はそのまま飲み込んでください。
なお、寝たままの状態でOD錠を服用する際は、必ず水と一緒に服用してください。体を起こさずに水なしでOD錠を服用すると、誤嚥を起こすリスクが高くなります。

フェキソフェナジン塩酸塩は、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞培

ステロイドの鼻噴霧剤は、鼻アレルギー治療ガイドラインで重症例の第一選択剤として推奨されています。これは、ステロイドの強い抗炎症効果が得られる一方で、前述の全身的なリスク・副作用があまり問題にならないからです。特に最近になって新しく出てきた、吸収されてもすぐに分解されるため全身性リスク・副作用がほとんど出ないとされています。
また、最近では、この鼻噴霧ステロイド剤を単独でスギ花粉症の初期療法として使用した場合の効果が検討され、内服薬による初期療法に勝るとも劣らない効果がみられたとされる報告が出ています。
重症のスギ花粉症の方の場合、方がよいとされ、この花粉飛散前の治療のことを初期療法といいます。一般には、シーズン中に使うのと同じ薬剤を、症状が出始める前から内服し始める治療を行いますが、上述のように、最近では鼻噴霧ステロイド薬で代用する試みもなされています。
ただし、鼻噴霧用ステロイドにも、全くリスク・副作用がないわけではありません。
鼻噴霧用ステロイドのリスク・副作用として、などがあります。
鼻噴霧用ステロイドの剤型としては、液体のものとパウダー状のものとの2種類があります。

名前にアレルギーと付いていますが、スギやヒノキなどの花粉、ハウス ..

好酸球性副鼻腔炎や好酸球性中耳炎は、アレルギーに関連して起こる耳鼻科疾患で、一般的な副鼻腔炎や中耳炎と違い抗菌薬の効果がありません。治療を行っても再発することが多く難治性で、嗅覚障害や難聴を起こしやすいことが問題になっています。特に「ニカワ状」「粘土状」と呼ばれる粘性の高い分泌液が副鼻腔や中耳に溜まって排泄できなくなることが特徴ですが、そのメカニズムは不明でした。私たちの研究から、好酸球が副鼻腔や中耳に集まるとエトーシスを起こすこと、過剰な細胞外トラップが分泌液の粘性を上げていることがわかりました。また、好酸球の細胞外トラップは、好中球のものと比べるとずっと丈夫なことが粘性をさらに高くしているようです。

その中で、同じアレグラFXという名前を使って、更にはプレミアムという ..

アビガンの一般名は「ファビピラビル」(Favipiravir)です。前半部分はおそらく、フラビウイルス(Flavivirus)に対して有効であること、ピラジン(pyrazine)骨格を持っていることから来ていると思われます。語尾の「ビル」(-vir)は、抗ウイルス剤に付けられることになっている語尾で、アシクロビル(商品名ゾビラックス)などもその例です。

ホームページご利用上の注意|アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

さて、セレスタミンにはどんな種類のステロイドが含まれているのかというと、「ベタメタゾン(betamethasone)」です。このベタメタゾンは、ステロイドの中でどのような立ち位置にいるでしょうか。私たち医業者は、ステロイドの強さや効き目の目安(ステロイドの力価)として「プレドニゾロン(プレドニン)換算」ということをやります。プレドニゾロン(プレドニン®)は、生物学的半減期が12~36時間の中間作用型のステロイドであり、その適度な作用時間から用量調整がしやすく、外来診療では最も多く処方されるステロイドです。したがって、他の種類のステロイドがどれくらいの力価を持つのか?を知りたいときには、このプレドニゾロン換算というのをやるとイメージがつきやすいのです。下表()によると力価はプレドニゾロン:ベタメタゾン = 4 : 25~30 ですので、一般的なプレドニン錠5mgは、べタメタゾンだと0.75mgに相当します(海外の正書や論文等では、4:25という比率の記載が多く、プレドニン錠5mgは、5 × 4/25 ~ 0.8mgのべタメタゾンと同程度の力価となります)。逆に言えば、セレスタミン配合錠に含まれるべタメタゾンの量は添付文書によると0.25mgですので、これは、プレドニゾロン換算だと、ちょうど0.75mgの3分の1なので、プレドニン錠5mgの3分の1相当ということになります(5 × 1/3 ~ 1.7mgのプレドニン)。