秋花粉の飛散で「アレグラ」「アレロック」など抗アレルギー薬の検索が増加。「子宮筋腫」「更年期障害」など女性に多い病気も増加。
どんなに対策を行っても、花粉症の症状を抑えられない場合があります。
そのような場合は治療薬で症状を抑えましょう。
薬には、医師から処方を受けて使用する処方薬と、市販でも買える市販薬があります。
昨今の医療負担を軽減する取り組みとして、副作用が少ない薬剤が市販薬として販売されており、それらは「スイッチOTC医薬品」と呼ばれています。
様々な事情で医療機関を受診しにくい場合は、市販薬も検討すると良いでしょう。
【予防】アレグラとアレロックの違い 【インバースアゴニスト】 ..
商品名(成分名) 用量 用法 小児用量(1日量)
・クラリチン(ロラタジン) 10mg 1T 分1 寝る前
7歳以上の小児は10mg(1g)、3歳以上7歳未満5mg(0.5g) 分1
・アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩) 60mg 2T 分2 朝夕食後
12歳以上120mg(2.4g)、2歳以上12歳未満60mg(1.2g)、6ヵ月以上2歳未満30mg(0.6g) 分2
・エバステル(エバスチン) 10mg 1T 分1 寝る前
小児用量は「適宜増減」のみの記載。
・アレジオン(エピナスチン塩酸塩) 20mg 1T 分1 寝る前
7歳以上20mg(2g)、3歳以上7歳未満10mg(1g) 分1
・タリオン(ベポタスチンベシル酸塩) 10mg 2T 分2 朝夕食後
7歳以上20mg
・アレロック(オロパタジン塩酸塩) 5mg 2T 分2 朝夕食後
7歳以上10mg(2g)、2歳以上7歳未満5mg(1g) 分2
・ジルテック(セチリジン塩酸塩) 10mg 1T 分1 寝る前
7歳以上15歳未満10mg(0.8g)、2歳以上7歳未満5mg(0.4g) 分2 朝夕食後
成人には分1だが、小児には分2なので注意!
・ザイザル(レボセチリジン塩酸塩) 5mg 1T 分1 寝る前
7歳以上15歳未満5mg(10ml)、1歳以上7歳未満2.5mg(5ml) 分2 朝夕食後
6ヵ月以上1歳未満1.25mg(2.5ml) 分1 寝る前
成人には分1だが、7歳から15歳までは分2、1歳未満では分1なので注意!
ザイザルはジルテックの光学異性体で、眠気を少なく改良したもの。
・ザジテン(ケトチフェン) 1mg 2T 分2 朝夕食後
7歳以上2mg(2g)、3歳以上7歳未満1.2mg(1.2g)、6カ月以上3歳未満0.8mg(0.8g) 分2 朝夕食後
・レミカット(エメダスチンフマル酸塩) 2mg 2T 分2 朝夕食後
小児適応なし
・セルテクト(オキサトミド) 30mg 2T 分2 朝夕食後
1mg/kg(0.05g/kg) 分2 朝夕食後
・ビラノア(ビラスチン) 20mg 1T 分1 寝る前または起床時(食前1時間前、食後2時間後以降に内服する)
2016年11月発売。2017年11月から長期処方可能へ。
薬の血液中の濃度が1時間でピークになり、効き目が速くあらわれる。
効果は強めでジルテックやザイザルと同程度。
現在使われている抗ヒスタミン薬のなかで、眠気がもっとも起こりにくい。アレグラやクラリチンと同程度。
食事の影響で40%程度効果が減弱するため、空腹時に内服する必要がある。
・デザレックス(デスロタラジン) 5mg 1T 分1 寝る前
2016年11月発売。2017年11月から長期処方可能へ。
クラリチン(ロラタジン)は肝臓で代謝され、デスロラタジンとなって作用する。薬物代謝酵素の影響を受けず、クラリチンよりも早く効き、効果も高い。
眠気が少ない。
・ルパフィン(ルパタジン) 10mg 1T 分1 寝る前
2017年11月発売。2018年11月長期処方可能へ。
抗ヒスタミン作用に加えて、抗PAF(血小板活性化因子)作用を持つため、効果が強い。眠気は多い。
・ディレグラ配合錠(フェキソフェナジン塩酸塩+塩酸プソイドエフェドリン) 4T 分2
アレグラと同成分のフェキソフェナジンにα交感神経刺激薬のプソイドエフェドリンを加えた配合薬。鼻閉がひどい場合。
鼻閉症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、鼻閉症状の緩解がみられた場合には、速やかに抗ヒスタミン剤単独療法等への切り替えを考慮する。
高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、緑内障、甲状腺機能亢進症、前立腺肥大、腎機能障害には注意!
抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代があり、後から開発された第2世代のほうが眠気などの副作用が弱く、飲みやすいかもしれません。抗ヒスタミン成分は点眼薬や点鼻薬、内服薬など幅広いタイプの市販薬に含まれています。
内服薬(アレロック、ザイザル、ルパフィン、クラリチン、ビラノア
・ビラノア:眠気の来ない抗ヒスタミン薬です。運転時の注意喚起などの記載がない薬で、眠くなることで支障が出る方に良く処方されています。効果もまずまず良好です。空腹時に内服しないと効果が低下します。前の食事から2時間後〜次の食事の1時間前であれば、日中に内服することも可能です。内服すると30分程度で鼻水が減少するため、症状の強い時間帯に内服するのが良いです。
【抗ヒスタミン薬で眠くなる理由】
抗ヒスタミン薬は、体内で発生したヒスタミンを身体が受容してしまうのを防ぐ働きがあるため、くしゃみや鼻水、かゆみといったアレルギー症状を抑えることができます。
しかし、その受容体(H1受容体)は脳にもあり、脳に抗ヒスタミン薬が入り込むことで、脳内でヒスタミンが働くことができなくなってしまいます。
ヒスタミンは、脳を活性化させる働きがあるため、それが働かなくなると「眠気」「集中力の低下」といった反応が起こってしまうのです。
アレロック(オロパタジン); アレグラに鼻づまりによく効く成分を配合 ..
代表的な抗ヒスタミン薬の副作用は眠気です。もともとアレルギーをおさえる薬として使われていた薬剤で、眠気が強いため睡眠改善薬として発売されている薬剤「ドリエル」もあるほどです。眠気の出やすさと薬の強さは関係ありません。眠気が強いからといってアレルギーの症状を改善する効果も強いというわけではないのです。
多くの抗ヒスタミン薬の添付文書は自動車の運転に関しての注意喚起がされており、医師が処方する際に参照する添付文書には以下の3群に分けて記載があります。花粉症の時期には眠くならない薬を探される方もいらっしゃると思いますので参考にしてください。
2001年から販売された「アレロック」。
第二世代の抗ヒスタミン薬の中では比較的作用が強く、第一世代の抗ヒスタミン薬に比べてまだましだとはいえ、眠気の頻度が多いのが難点です。
これらの内服薬にはある程度の強弱がありますが、その効果には個人差があります。
制酸薬との併用はアレグラの吸収率を低下させる。 アレグラの成分フェキソフェナジンはマグネシウムアルミニウムと結合しやすく吸収が阻害される。
首痛いの終わったら目痒いスタート。えー更年期障害で目が痒くなったりします?って笑われるけどちゃうねん。どこもかしこもパワーダウンしてんねん。免疫力体力精神力軒並み低下。なんにでも罹れる。抗ヒスタミン剤片っ端から試してるけど、効くのはアレロックだけ。もう販売中止😭
アレロック顆粒0.5%の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
そこで、この記事では販売中止?の理由を深堀りし、販売状況はどうなっているのかについても探っていきます!
アレロック顆粒0.5%(一般名:オロパタジン塩酸塩顆粒) ..
アレロック錠は、有効成分の含有量が2.5mgのものと、5mgのものがあります。飲み方、使い分けは後ほどご説明します。
アレロックOD錠も錠と同様に、有効成分の含有量が2.5mgと5mgがあります。OD錠とは、口腔内崩壊錠の事で、口の中に入れると唾液で溶けるように作られているため、水無しで服用することができます。口の中ですぐ溶けるから早く効くと思っている方が多いようですが、ですので、飲みやすさで選ぶのが正解です。
同様に、アレロック顆粒0.5%も、粉薬の方が早く効くなどはありません。粉薬は小児など錠剤がのめない人のために使われることが多い剤形です。子供の飲み方についても、後ほど詳しくお伝えします。
添付文書に運転禁止の注意がない薬は、次の5つの薬だけです。 アレグラ(フェ ..
アレロックと並び、即効性が高い薬として処方される薬です。ただし、眠気が出やすいため、服用後に自動車の運転は控えてください。
1日1回で良く、眠くもならないがアレグラと同じく効きが悪い。 ..
結論から言うと、自分で最適な薬を判断することは極めて難しいです。理由としては、他の薬との飲み合わせや体質、運転の有無などから総合的に判断する必要があるからです。そのため、かかりつけの耳鼻咽喉科の医師に相談することが理想です。ただし初発症で病院に行く時間が無い方は、市販のアレグラやクラリチンを試してみるのも良いでしょう。副作用が小さいため、日常への影響が少ないためです。
また「既に花粉症薬を飲んでいるが、今の薬では効かない」という方は、時間を確保して医師に相談しましょう。副作用を抑えながら強度を上げるために、ビラノアを処方すべきか等も判断してくれるはずです。
アレグラ・ザイザル・クラリチン・ジルテック・アレロック・アレジオン ..
頻度は高くありませんが、アレグラを内服することによって生じる副作用も報告されています。強いアレルギーであるアナフィラキシー反応や、ショック、肝機能障害、白血球数の減少、頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、 下痢、消化不良など、その症状は多岐に渡ります。アレグラを飲み始めてから体調に異変を感じた場合にはそれ以降の内服を中止して、処方をもらった病院まで早めにご相談ください。
アレグラには市販薬もありますが、市販薬と処方薬の使い方には少し違いがあるので確認してください。 ..
一般的に効果が強いと言われる薬、眠気が強いといわれる薬がありますが、効果には個人差があります。効果が強いといわれる薬でもその人にはあまり効かなかったり、眠気が少ないと言われる薬でもその人には眠たかったり。その逆もあります。抗ヒスタミン薬はいろいろ種類があるので、自分に合う薬を一緒に見つけましょう。
効果と眠気の副作用は個人差が大きいので実際に試してみないと分からない ..
最近では、市販薬の中でも処方薬と同量の成分が含まれているものが増え、買う側にとっての選択肢が広がっています。しかし、副作用が強い市販薬は「要指導医薬品」や「第1類医薬品」に分類され、購入時は薬剤師および登録販売者による詳しい説明が必要です。
アレグラやアレジオンをはじめ、抗ヒスタミン薬は市販でも購入できます。 しかし ..
副作用の度合いには個人差がありますので、ご自身のその日の体調や症状、生活スタイルに合った薬を選ぶことが大切です。
アレルギー性鼻炎 福岡市 東区 千早 丸岡内科小児科クリニック
抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代があり、開発された年代によって分けられているのと、第1世代は効き目が強いのですが眠気、口の渇きという副作用が強いのが特徴です。
アレロック細粒0.5%、1回0.5g(2.5mg)(2~7歳)/1日2回 1回1g(5mg)(7歳以上 ..
アレルギー性疾患治療剤患者さんのライフスタイルに合わせ、水なし又は少量の水でも服用することが可能な製剤であるアレロック®OD錠や小児から高齢者まで幅広い年齢の患者さんに使用してもらえるように開発努力している企業努力が感じられるラインナップと言えます。(ジェネリッックメーカーに関しましては普通錠、OD錠、顆粒全てを取り揃えているとは一概にいえません)
アレロック(オロパタジン); ジルテック(セチリジン); ルパフィン ..
鼻づまりの症状が強い人に使います。単剤で使うこともありますが、抗ヒスタミン薬で効果がイマイチな場合に併用することもあります。
くすりの情報Q&A Q29.くすりの使用期限と上手な保管方法は。
花粉症でアレロックを飲み続けている方にとっては、販売中止という情報は衝撃的ですよね。
具体的に飲み合わせに注意が必要な医薬品や、ロキソニン、アレグラ ..
舌下免疫療法は、スギやダニを原料とするエキスから作られた薬で、少量から服用することによって体を慣らし、アレルギーによる症状を和らげる治療です。アレルギー症状の有無に関わらず毎日長期間(3~5年間)にわたり継続して服用する必要がありますが、薬を飲まなくても良いほどの症状の改善が期待出来ます。鼻症状が強く、ステロイドを内服しないといけないような難治性のアレルギー性鼻炎や、喘息に合併する場合などで特におすすめしたい治療です。副作用としては、口の中の腫れ,かゆみ,不快感,異常感、唇の腫れ,喉の刺激感や不快感、耳のかゆみなどが内服開始後1~2か月以内に起こることがあります。重大な副作用としてはアナフィラキシーショックが挙げられますが、舌下免疫療法では非常に稀(100万人に1人)です。初回投与は院内で行い、30分観察を行います。治療にあたっては、アレルゲン検査が必要となりますので、ご希望の方は医師と相談ください。
アレグラは、TVのCMでもありますね。薬の名前は聞いたことがある方も ..
腎機能障害や肝機能障害があっても使用しやすいです。他の抗ヒスタミン薬は「腎(もしくは肝)機能障害がある場合は慎重に投与するように」といった注意書きがあるものが多いですが、アレグラにはいずれもありません。アレグラは腎臓で代謝されるため腎機能障害がある場合は減量して投与しますが、いろいろな合併症が疑われる場合でも比較的処方しやすいお薬ということができます。