フォシーガ錠、「左室駆出率の保たれた慢性心不全」患者にも投与可に ..
・ 「臨床成績」の項に、左室駆出率の保たれた慢性心不全患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験(DELIVER試験)の結果を追記
フォシーガ、標準治療を受けている慢性心不全で追加承認-AZほか
これらは、上記のDELIVER試験の結果に基づき変更されました。今回の電子添文の改訂により、フォシーガは左室駆出率を問わず慢性心不全患者の治療薬として使用いただけるようになりました。日本で承認されているフォシーガの効能又は効果は、「2型糖尿病」、「1型糖尿病」、「慢性心不全(ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る)、および「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」です。
駆出率が保たれた心不全(HFpEF)は慢性心不全の約半数を占め、その病態生理の解明が進んでいる。それでも、ベネフィットの実証という成果を伴った薬物療法をHFpEFで実現することは、今もって困難なようだ。実際、駆出率の低下した心不全(HFrEF)の試験で有効性を示しても、HFpEFでは期待外れに終わる薬剤が相次いでいる。
18:17 · Go to channel · 心不全TOPICS#25 欧州心臓病学会(ESC)速報:DELIVER試験 ..
しかし今般、臨床試験の結果「「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性」が確立されたことから、次のように「効能または効果に関連する注意」に見直しが行われました。
しかし今般、臨床試験の結果「「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性」が確立されたことから、次のように「効能または効果に関連する注意」に見直しが行われました。
フォシーガ ダパグリフロジン 糖尿病 SGLT2阻害薬 DELIVER NEJM 心不全 EF HEFpF.
しかし今般、臨床試験の結果「「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性」が確立されたことから、次のように「効能または効果に関連する注意」に見直しが行われました。
▽「効能または効果に関連する注意」の項において、慢性心不全に関する「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与する」旨の記載を削除する
2023年1月、慢性心不全の適応が拡大され、左室駆出率にかかわら ..
▽「効能または効果に関連する注意」の項において、慢性心不全に関する「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与する」旨の記載を削除する
2008年名大医学部卒。市中病院勤務を経て,15年より名大病院に循環器内科医として勤務。心原性ショックや植込型補助人工心臓,心臓移植などの診療に携わる傍ら,心不全などをテーマに研究に従事する。21年より,DELIVER試験のPIの1人を務めた英Glasgow大学John McMurray教授の下,心不全薬物治療の研究を行う。
[PDF] 左室駆出率の軽度低下または保持 不全、ダパグリフ ロジンが有効
DAPA-HF試験_ 左室駆出率の低下した心不全患者を対象としたDAPA-HF試験_新作成要領
【心不全】HFpEFを対象に後期開発中の有望新薬|DRG海外レポート
米国心臓病学会、米国心臓協会、および米国心不全学会が共同で発行した心不全ガイドライン2022年更新版では、左室駆出率が軽度低下した心不全(HFmrEF)および左室駆出率が保持された心不全(HFpEF)の治療薬としてフォシーガなどのSGLT2阻害薬を推奨している。これは、左室駆出率低下をともなう心不全(HFrEF)でのSGLT2阻害薬の使用を支持するこれまでの推奨を拡大するものだ。
フォシーガ(ダパグリフロジン)の作用機序【糖尿病/心不全/CKD】
DAPA-HF試験_ 左室駆出率の低下した心不全患者を対象としたDAPA-HF試験_新作成要領
心不全TOPICS#37 心不全治療におけるSGLT2阻害薬の ..
フォシーガは、2型糖尿病、1型糖尿病、慢性心不全(慢性心不全の標準的な治療を受けている場合に限る)、慢性腎臓病(末期腎不全または透析施行中の場合を除く)に適応があります。
効能効果ごとの用法用量は、以下のとおりです。
心不全TOPICS#25 欧州心臓病学会(ESC)速報:DELIVER試験 SGLT2阻害薬が ..
フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。
駆出率が軽度低下または保持された心不全に対するダパグリフロジン
インスリン治療が欠かせない1型糖尿病患者の補助治療としてSGLT2阻害薬が注目されている。「スーグラ」(一般名:イプラグリフロジン)に続いて「フォシーガ」(ダパグリフロジン)も1型糖尿病の効能追加が2019年3月に認められ、臨床現場で使用するケースが広がっている。製造販売元のアストラゼネカはフォシーガについてさらなる適応拡大を目指し、慢性心不全/慢性腎臓病患者を対象とした国際共同試験も進めている。SGLT2阻害薬は糖尿病治療の枠を超え、どこまで多くの患者の予後を改善する可能性を持っているのか。アストラゼネカで循環器・腎・代謝疾患領域の開発を担当する皿井伸明医師に話を聞いた。
Dapagliflozin(フォシーガ)投与、EF40-55%以下の心不全患者 4744 人。
フォシーガは、2型糖尿病だけでなく1型糖尿病にも適応があり、慢性心不全や慢性腎臓病の治療にも使用される薬剤です。血糖降下作用がインスリンに依存しないため、単独で用いる場合は低血糖の発生リスクが低いとされています。糖尿病の有無に関係なく左室駆出率の低下した慢性心不全に適しており、標準的な治療に追加することで予後の改善が期待できます。また、食事の影響を受けないため、食前でも食後でも服用できるという利点もあります。
SGLT2阻害薬フォシーガ、日本で慢性心不全の承認取得/AZ・小野
DELIVER試験は、2型糖尿病の有無を問わず、左室駆出率が40%超の心不全患者の治療として、フォシーガの有効性をプラセボとの比較で評価するようにデザインされた、国際共同、無作為化、二重盲検、並行群間比較、プラセボ対照、イベント主導型第3相試験。フォシーガは、基礎治療[ナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤の併用を除く、糖尿病や高血圧などのすべての併存疾患に対する地域の標準治療]への追加治療として1日1回投与された。DELIVER試験は、駆出率が40%超の心不全患者を対象に実施された最大の臨床試験であり、6,263例の患者が無作為化された。
DELIVER試験_左室駆出率が40%を超える慢性心不全患者さんを対象としたDELIVER試験_新作成要領
DELIVER試験_左室駆出率が40%を超える慢性心不全患者さんを対象としたDELIVER試験_新作成要領
DELIVER試験_-亜急性※集団のサブグループ解析_新作成要領
フォシーガは世界110ヵ国以上で承認されているお薬で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使用できます。
試験(D169CC00001試験:DELIVER試験)17)、18)
DELIVER試験_左室駆出率が40%を超える慢性心不全患者さんを対象としたDELIVER試験_新作成要領
承認番号:22600AMX00528(フォシーガ®錠5 mg)、22600AMX00529(フォシーガ®錠10 mg).
・ 「効能又は効果に関連する注意」の項の慢性心不全における「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること。」の記載を削除
ンの DELIVER 試験 8)、エンパグリフロジンの EMPEROR-Preserved ..
ハーバード大学医学部およびブリガム アンド ウイメンズ病院の内科学教授で、第3相DELIVER試験の主任治験責任医師を務めるScott Solomon氏は次のように述べている。
「現在の診療では、罹患期間が長期にわたる心不全患者は、新しい治療を追加しても反応しない、または忍容性が低い進行性疾患に罹患しているとみなされる可能性がある。第3相DELIVER試験のデータは、SGLT2阻害剤であるダパグリフロジンによる治療ベネフィットは、心不全の罹患期間にかかわらず一貫しており、患者にとって治療が決して遅過ぎることがないことを示している」。
フォシーガ承認のアストラゼネカ「1つの疾患としてアプローチ」 ..
昨年、SGLT2阻害薬として初めて慢性心不全での承認を取得し、慢性腎臓病への適応拡大を申請した「フォシーガ」。同薬を開発したアストラゼネカの緒方史子氏(執行役員 循環器・腎・代謝/消化器事業本部長)と矢島利高氏(メディカル本部 循環器・腎・代謝/消化器疾患領域統括部 統括部長)に、その意義や心・腎領域の事業戦略について聞きました。
(編注:HFpEFを対象としたP3試験「DELIVER試験」は今年後半に結果が出る見込み).
▽「効能または効果に関連する注意」の項において、慢性心不全に関する「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与する」旨の記載を削除する
同試験においてフォシーガは、標準治療との併用で、主要複合評価項目 ..
このうち「慢性心不全」の対象については、これまで「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性は確立していない」とされ、「左室駆出率の低下した慢性心不全患者」のみが投与対象となっていました。