体質や持病の種類・程度によっては、フォシーガが服用できないケースがあります。


SGLT2阻害薬に特有の症状ではありませんが、ショック・アナフィラキシーに注意が必要です。


[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..




そのため、カナグル、フォシーガ、ジャディアンスを中心に説明します。



デベルザなどSGLT2阻害薬の特徴的な副作用として、性器感染や尿路感染(膀胱炎など)があります。これは、SGLT2阻害薬の作用により尿中に糖分が多く排出され、尿路や陰部で雑菌などが繁殖しやすくなるためです。尿路感染や性器感染症は治療が遅れると腎盂腎炎や敗血症、陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)などをまねくことがあるため、大変危険です。
このようなことから、デベルザを服用している場合は陰部を清潔に保つようにしてください。そして万が一、排尿痛や陰部のかゆみ・違和感などが生じた場合は、すみやかに受診して適切な治療を受けてください。

糖尿病の薬なのに腎臓を守る?SGLT2阻害薬の腎保護作用について

もともとは2型糖尿病治療薬として登場したSGLT2阻害薬は、新しいエビデンスをもとに適応が拡大しています。現時点では薬剤ごとに違いがあるため、処方を見た時にどのような疾患で服用されているのか、処方目的の確認が必要ですね。

。CKDステージ2〜4かつ尿中アルブミンの排泄を認める患者を対象に、ACE阻害薬またはARBとの併用により、プラセボと比較して複合主要評価項目(腎機能の悪化、末期腎不全への進行、心血管死または腎不全により死亡の発生)を低下させる効果(HR0.61;95Cl 0.51-0.72;p

スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、デベルザ、アプルウェイ、カナグル、ジャディアンス

8.添付資料

図1 SGLT2阻害薬の薬剤間におけるeGFRの変化量

ジャディアンスは一般名を「エンパグリフロジン」といいます。2型糖尿病ほか、慢性心不全の患者さんにも使用することができます。

SGLT2阻害薬「フォシーガ」「アプルウェイ/デベルザ」など承認取得

ただし、フォシーガは腎臓(近位尿細管)に働き利尿作用があるため、
就寝前に服用すると夜中にトイレで目が覚める原因となる可能性があり、服用のタイミングには注意が必要です。

ルセフィは一般名を「ルセオグリフロジン」といいます。国内創製・開発のSGLT2阻害薬です。2型糖尿病の患者さんには使用できる一方、 腎機能が低下している方や1型糖尿病の方に使用することはできません。


A スーグラ · B ルセフィ · C フォシーガ · D デベルザ · E カナグル · F ジャディアンス.

SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えて細菌が繁殖しやすくなるため、注意が必要です。

フォシーガ®、ジャディアンス®、スーグラ®、ルセフィ®、デベルザ®、カナグル®など

フォシーガは、一般名を「ダパグリフロジン」といいます。110ヶ国以上で承認されている、インスリン治療との併用が可能な薬です。2型糖尿病ほか、慢性心不全や糖尿病のない慢性腎臓病、1型糖尿病の患者さんにも使用することができます。

【SGLT2阻害薬】スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、アプルウェイ、デベルザ、カナグル、ジャディアンス 10分で解説糖尿病治療薬.


下図は、カナグル100mg投与後の1日あたりの尿糖の量の推移を示した図です。

(カナグルの2型糖尿病患者を対象にした第I相反復投与試験より)






カナグルは、半減期(血中濃度が半分になるまでの時間)が10.2時間と長いため、投与中止した後も、しばらく尿糖の排泄が続いています。

カナグルを投与すると、すべての人で尿糖が100g増えるかというと、そういうわけではありません。

日本人2型糖尿病の人を対象とした他の臨床研究では、カナグル100mgを投与した後の尿糖が増えた量は、平均 45.1g/gCreであったと報告されています。

(尿糖の排泄量は、一日均等ではないため、両者を比較するのは、若干無理がありますが。)



[PDF] SGLT2 阻害薬服用患者の併用薬による 肝機能に及ぼす ..

血液は腎臓で濾過され浄化される。濾過の過程で最初に作られる尿(原尿)には、まだ体に必要なものが含まれており、それらは再び腎臓で吸収され血液中に戻る。血液中のブドウ糖(血糖)も体に必要なもので、高血糖でなければほぼ100%再吸収され、尿糖としては排出されない。
このようなブドウ糖の再吸収を担っているのがSGLT2 で、その働きを妨げる薬がSGLT2 阻害薬である。血液中の過剰なブドウ糖の再吸収を減らし、尿糖として排出することで高血糖を改善する。

デベルザ/アプルウェイ: ; ジャディアンス:9.88h ; カナグル:10.2h ; ルセフィ:11.2h ; フォシーガ:12.1h





この原尿ですが、健常成人では、1日150Lの血液をろ過して作っています。



原尿中のブドウ糖を、そのまま外に出すともったいないため、腎臓の尿細管という所で、SGLT1、SGLT2という蛋白質を通じて、体内に再吸収されます。

SGLT1とSGLT2は両方とも、糖分の再吸収に関わっており、原尿中のブドウ糖の約9割が、主としてSGLT2により再吸収されます。






上図は、SGLT2阻害薬のカナグリフロジン(カナグル)により、腎臓の尿細管で、SGLT2が阻害され、尿中に大量の糖分が漏れる様子を描いたものです。

ところで、SGLT2阻害薬を飲むと、どのくらい尿糖が増えるかご存知でしょうか?





これは、角砂糖(1個 3~4g)では、だいたい、20個~30個分に相当します。

結構、多くの糖分が外に出ていきますね。

フォシーガ、ルセフィ、デベルザ、カナグル、 などがそれに当たります ..

最近はフォシーガやジャディアンスの処方が多い印象です。やはりエビデンス重視ですよね。

【SGLT2阻害薬】スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、アプルウェイ、デベルザ、カナグル、ジャディアンス 10分で解説糖尿病治療薬

SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えるため、尿路感染症の副作用に注意が必要です。

トホグリフロジン製剤(商品名:アプルウェイ®︎、デベルザ®︎); ダパグリフロジン製剤(商品名:フォシーガ®︎) ..

他のSGLT2阻害薬と比較して、作用時間は短いですが、逆に、夜の作用を抑制して夜間頻尿を抑えられる点はメリットとなります。また、基本的に2型糖尿病の方への処方となります。

SGLT2阻害薬「フォシーガ」 体重減少の効果は、リベルサスについで2番目に強いです。 体重減少の他に、血圧や脂質を下げる効果もあります。

SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えるため、尿路感染症の副作用に注意が必要です。

[PDF] 世間を騒がせている 糖尿病の新薬ってどんなお薬なの?

効果が示されています。安全性を確認するための海外大規模臨床試験で、2型糖尿病患者において、SGLT2阻害薬を上乗せした群は、標準療法に比べて心血管イベントや心血管死・心不全による入院を抑制する効果が確認されました。

欧米ではこの薬剤が広く使用され、良い結果を挙げているそうですが、そ

いずれも1日1回です。SGLT2阻害薬は、食事の影響を受けにくいため、食前投与でも食後投与でも構いません。食前のSU剤と併用なら朝食前にまとめることも可能です。

もそも欧米人の糖尿病患者さんと日本人の糖尿病患者さんでは体格に大

(注3)クラスエフェクト:
個別の薬剤で薬効が異なることなく、薬剤全般に共通する効果。本研究の場合、SGLT2阻害薬の各薬剤間では効果に差がない
ことが考察され、その効果はSGLT2阻害薬全般に共通するクラスエフェクトと考えられます。

軽度の副作用として、頻尿が、また女性だとカンジダ尿路感染が報告されています。 フォシーガ

SGLT2阻害薬は前述のGLP-1受容体作動薬と並んで、所謂”やせ薬”と称されます。

今、期待のお薬 vol.2 SGLT2阻害剤 余分な糖を尿から捨てるお薬

ジャディアンスとカナグルは、主要評価項目であるMACEのリスクを抑制、フォシーガはMACEで有意差を認めなかったものの、もう一つの主要評価項目である心血管死・心不全による入院リスク(心血管死は有意差なし)を抑制しました。