フォシーガ錠の売上増加、BMS社からのロイヤルティ収入が増加した一方、オプジーボ点滴静注の薬価引き下げ、メルク社からのロイ


消化器領域への参入を機に営業体制も再構築しており、同薬は成長を牽引するドライバーに位置付けられています。パイプラインはステージ3を含む非小細胞肺がんに対する他剤との併用療法が控えており、現在、臨床第3相(P3)試験が進行中。非小細胞肺がんは18年に日本で初めて承認を取得した時の適応ですが、「日本市場は世界市場に比べて非小細胞肺がんで高いシェアを維持している」(同)といいます。


[PDF] 日本ジェネリック 2023年6月薬価基準収載製品一覧

フォシーガは高SGLT選択性に該当しますので、副作用の心配も少なく使いやすいお薬です。
フォシーガに関する多くの研究がなされており、医学的根拠が多数あるところも安心してお使いいただけるポイントになっています。 米食品医薬品局(FDA)が2020年5月5日にフォシーガについて「成人の左室駆出力が低下した心不全に対する、心血管死亡または心不全入院の予防」という適応を追加すると発表しており、ダイエットのみにとどまらず、心血管疾患予防や腎保護など健康維持にも一役買ってくれるお薬です。

初めてトップ10入りしたのは、免疫チェックポイント阻害薬「イミフィンジ」(アストラゼネカ)、同「テセントリク」(中外製薬)、SGLT2阻害薬「フォシーガ」(小野薬品)、抗IL-4/13受容体抗体「デュピクセント」(サノフィ)の4製品。一方、後発医薬品の影響を受けた降圧薬「アジルバ」(武田薬品工業)、PPI「ネキシウム」(アストラゼネカ)、利尿薬「サムスカ」(大塚製薬)と、バイオシミラーが浸透してきた抗がん剤「アバスチン」(中外)はトップ10圏外となりました。

薬価(2024年4月1日以降)250.70 旧薬価(2024年3月31日まで)264.40

免疫チェックポイント阻害剤ではこれまで、他剤の市場拡大再算定に引きずられて薬価が下がる「共連れルール」が適用されるケースがありましたが、薬価制度改革によってこのルールから除外される可能性が出てきており、来年度以降、市場にも影響が出てきそうです。

2023年の国内医療用医薬品売上高トップは、前年に続いて免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(小野薬品工業)だったことが、調査会社エンサイスのスナップショットデータで明らかになりました。薬価ベースで1662億円を売り上げ、同「キイトルーダ」(MSD)との競り合いを制しました。上位10製品中6製品が1000億円を超え、うち4製品を抗がん剤が占めました。

薬価(2024年4月1日以降)169.90 旧薬価(2024年3月31日まで)178.70

初めてトップ10入りしたフォシーガは、売上高が821億円に達しました。前年は圏外だったため比較はできませんが、販売する小野薬品の23年4~9月期売上高は前年同期比36.1%増。もともとの2型糖尿病の適応に加え、慢性心不全と慢性腎臓病の追加が市場拡大の原動力です。今年1月には慢性心不全で、左室駆出率を問わずに処方できるようになりました。

現在オゼンピック皮下注を使用していても、まだ治療目標未達成で、その原因が肥満による内臓脂肪蓄積の患者さんによい適応です。

フォシーガ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

対象:食事や運動または使用している血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者249例
方法:フォシーガ錠5mgまたは10mg(増量時)を 1日1回52週間投与

また、メトホルミンの効果はこれだけにとどまりません。メトホルミンは筋肉の収縮力を上げる働きが期待できるといわれています。つまりダイエット中に減りがちな筋肉量を維持しやすくする作用もあるのです。
体内でエネルギーをつくりやすくし、脂肪の燃焼を促進する働きも期待できます。
さらに、筋肉の線維化や硬化を抑制作用も報告されており、筋肉の回復を高めることができるため、メトホルミンは運動しながら健康的に減量するための手助けとなるお薬です。


薬価: 5mg1錠:169.9円/錠 10mg1錠:250.7円/錠

当院では、体重管理における治療として、GLP-1受容体作動薬、メトホルミン、フォシーガを取り扱っています。これらの治療法は、血糖コントロールに加え、体重減少を促進することで、より健康的な生活の実現を目指します。

【2023年国内医薬品売り上げトップ10】前年に続きオプジーボが首位

2023年度に国内で最も売れた医療用医薬品は、MSDの抗PD-1抗体「キイトルーダ」。薬価ベースで前年度比22.5%増の1649億円(IQVIA調べ)を売り上げ、2年ぶりに首位となりました。2位は同社の新型コロナ治療薬「ラゲブリオ」。同薬は22年9月に一般流通を開始し、前年4位の同「ベクルリー」(ギリアド・サイエンシズ)に代わって市場に浸透。1487億円(前年度比116.4%増)を売り上げました。

フォシーガ錠5mg 及び同錠 10mg の保険適用に係る留意事項の一部 ..

フェトロージャは、多剤耐性菌を含むグラム陰性菌の外膜を効果的に通過して抗菌活性を発揮する新規のシデロフォアセファロスポリン系抗菌薬です。セフィデロコルは細菌のカルバペネムへの耐性獲得に関連する3つの主な機序(βラクタマーゼによる抗菌薬の不活化、ポーリンチャネルの変異による膜透過性低下、排出ポンプの過剰産生による薬剤の細菌細胞外への排出)による影響を受けにくく、抗菌力を発揮します。鉄と結合する独自の構造を有することにより、細菌が養分である鉄を取り込むために利用する鉄トランスポーターを介し、細菌内に能動的に運ばれます。その結果、セフィデロコルは細菌のペリプラズム内に取り込まれ、細胞壁合成を阻害します。セフィデロコルは、欧米において承認を取得し、欧州においてはFetcroja®の製品名で、米国ではFetroja®の製品名でそれぞれ販売されています。台湾においても承認申請を実施済みであり2、現在規制当局による審査が行われています。フェトロージャはWHOの必須医薬品リストにも掲載されており、また、多くの低中所得国、高中所得国で本薬を必要とする患者へのアクセスを改善するために、The Global Antibiotic Research and Development Partnership(GARDP)およびClinton Health Access Initiative(CHAI)との3者連携契約3を通じて準備を進めています。

フォシーガ錠5mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用

初めてトップ10に入ったのは、サノフィの抗IL-4/13受容体抗体「デュピクセント」(8位)と小野薬品のSGLT2阻害薬「フォシーガ」(10位)。デュピクセントの売上高は薬価ベースで866億円。アトピー性皮膚炎を中心に処方が増え、前年度から38.9%の伸びとなりました。フォシーガは、21年に追加された慢性腎臓病の適応で使用を広げ、34.7%増の761億円を販売。順位も昨年の14位から4つ上げました。

フォシーガ錠5mg及び同錠10mgの保険適用に係る留意事項の一部改正 ..

院長である私自身も使用したことがありますが、わずかに胸やけをしたこと以外副作用はなく、その影響か軽度食欲不振が起こりやや痩せたという印象です。手軽にできる分お勧めですが、運動及び食事制限も重要と感じております。

[PDF] 新医薬品一覧表(令和5年11月22日収載予定) 1

厚生労働省は23日、新薬14成分22品目を薬価収載した。収載された新薬は下掲の通り。
このうち「デベルザ錠」「アプルウェイ錠」「フォシーガ錠」「ルセフィ錠」の3成分4製品は2型糖尿病治療に用いるSGLT2阻害薬。4月に収載された「スーグラ錠」(アステラス製薬)と合わせて、SGLT2阻害薬は5製品となった。
「アテディオ配合錠」(バルサルタンとシルニジピンの配合薬)と「ザクラス配合錠」(アジルサルタンとアムロジピンベシル酸塩の配合薬)は、既収載品医薬品の配合薬のため、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。

医科診療報酬に関する質問です。「しろぼんねっと」は最新の保険診療点数や、薬価・添付文書の検索ができる、医療従事者のための情報サイトです。

フォシーガは、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者4304例を対象にプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第3相試験「DAPA-CKD試験」で、ACE阻害薬もしくはARBとの併用で、複合主要評価項目(腎機能の悪化もしくは死亡)のリスクを39%低下させ、また全死亡の相対リスクを有意に31%低下させたとされている。