一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
イソトレチノインの購入費用の他にも、診察費や治療の進行を確認するために血液検査の費用が必要です。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
他にもイソトレチノインとは飲みあわせの悪い薬が存在するため、薬を服用中の方は医師に事前に相談して服用しても問題ないかを確認しておきましょう。
18歳未満の方の服用は禁止されていませんが、保護者の許可が必要であるため注意が必要です。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。
個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報はこちらのページ
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらのページをご確認ください。
イソトレチノインは医師の診察が必要なため薬局などで市販されていません。
初診時にイソトレチノインはニキビ治療薬であって、ニキビ跡を改善させる効果は少ないことを説明をしていますが、実際には肌のターンオーバーを亢進させる作用があるため、ニキビ跡の赤みも改善させる効果が期待できます。
特に1〜2週間は悪化するリスクがありますが、イソトレチノインの効果が現れている証拠です。
イソトレチノインは以下の薬剤との併用に注意する必要があります。
イソトレチノインは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
イソトレチノインを服用する際は、注意点を事前に理解して服用することでリスクを避けられます。
これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
そのため、女性はイソトレチノイン内服中と内服後1カ月は妊娠を避けましょう。
イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。
イソトレチノインは妊娠中の女性に対して、胎児奇形の副作用をもたらす可能性があります。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
イソトレチノインによる肝機能の低下を確認するためには、定期的に肝機能を検査するようにしましょう。
イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。
しかし、イソトレチノインの処方が許可されているアメリカでは、イソトレチノインを含む医薬品は精神的副作用の表示が必要とされています。
イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。
イソトレチノインは皮脂分泌抑制作用、角化抑制、抗炎症作用があり、重症ニキビや酒さに効果的な治療です。重大な副作用として、胎児の催奇形性や乾燥があるため、個人輸入ではなく、医師の指示に従って服用するようにしましょう。気になる症状がある方は、当院へお気軽にご相談ください。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
思春期のニキビでイソトレチノインを使う際の理論的な注意点は骨への影響になります。身長の伸びに影響が及ぶ可能性が理論的にはありますが、過去の論文データでは半年程度の短い期間のイソトレチノイン内服では骨への大きな影響は出ないとされています。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
この患者のケースのように、イソトレチノインによる改善が乏しい場合、薬の量を増量していく必要があります。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
イソトレチノインは、まれに抜け毛が増える脱毛症状が見られる場合があります。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
理論上は体重50kgの人の場合、1日20mgの服用を約10ヵ月続けると、イソトレチノインの服用を中止しても再発しにくくなります。
イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
またイソトレチノインは、体重1kgあたりの積算量が120mgを超えると再発しにくくなるといわれています。体重50kgの人が1日20mgを服用する場合、
体重1kgあたりの1日量=20(mg)÷50(kg)=0.4(mg/kg)
体重1kgあたりの量が120mgを超える日数=120(mg)÷0.4=300(日)
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノイン治療後の再発率と再発に影響する因子の調査によると、再発を防ぐためには完全に臨床的改善がみられるまで治療を続け、治癒してから投与量に関係なく2ヵ月以上治療を延長することが重要です4)。
イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。
3ヶ月後の改善も乏しかったため、さらにイソトレチノインを増量し、5ヶ月目で赤い炎症性のニキビも膿を持った白ニキビも消失しました。ただ、ニキビ跡の凹みは一度出来てしまうと一生残ってしまうため、残存しています。
イソトレチノインの他、「ロアキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などと呼ばれます。
軽度なことが多いため、ほとんどの場合はベピオゲル、ディフェリンゲル、アゼライン酸など、ニキビの塗り薬で対応します。それでもニキビが出続ける場合には2クール目のイソトレチノイン内服を開始することがあります。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
イソトレチノインには皮脂分泌の抑制や毛穴つまりの解消などの作用から、服用後は長期的に効果が持続することが多いです。しかし中には再度ポツポツとニキビが出てくることがあります。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
治療開始1ヶ月後に、膿を持ったニキビが多数出現し、悪化の程度がひどかったため、イソトレチノインを増量しました。
イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
皮膚の乾燥は、イソトレチノインを使用する方の多くが感じる副作用の一つです。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
ほとんどの患者さまはイソトレチノイン内服から6ヵ月で効果が期待できますが、治療期間には個人差があり、延長することもあります。患者さまの症状の程度や状態、ご希望に応じて、Vビーム2の併用なども行い、より効果的に治療を進めていきます。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
【過去の治療歴】市販のニキビ治療薬(複数種類)、ピーリング石鹸、ビタミン剤、抗生物質(セフロキシム、ロキシスロマイシン)、漢方薬(桂枝茯苓丸加ヨクイニン、当帰芍薬散、荊芥連翹湯)、外用剤(アクアチムクリーム、ダラシンローション、ディフェリンゲル、ベピオゲル)、光治療(クリアタッチ)
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
副作用は人により現れ方が異なるため、万が一の場合に対応できるように以下の副作用を覚えておきましょう。