一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


イソトレチノイン(当院はアクネトレントを使用しています。)はビタミンA誘導体の内服薬です。
ニキビ発症の主要な原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えることでニキビを改善し、新しいニキビができにくくなります。
イソトレチノインは治療効果が非常に高く、6ヶ月間〜8ヶ月間内服することでニキビを大きく改善します。また、ニキビ症状が落ち着いた後もニキビの再発抑制効果がある飲み薬です。
(*再発を抑制する場合は長めに内服する必要があります。)
イソトレチノインの内服治療は有効性が高く、90%以上の方に改善がみられます。
日本では保険適用外のお薬ですので自費診療となります。
また、ニキビほどではありませんが、皮脂抑制作用により酒さ(赤ら顔)に対する治療効果もあります。


しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。

イソトレチノインは、1日1錠(20mg)を食後に内服します。約半年間、継続して内服治療を行うことで、治療終了後にはニキビの出来にくい肌へと改善します。
体重に応じて約8〜12ヶ月継続して内服を終了した後は、数年にわたりニキビが出来にくくなります。効果が不十分な場合は増量したり、内服期間を延長することもあります。
牛乳、油を多く使う食品と一緒に内服すると吸収が過剰になる可能性があるので避けて下さい。

A. イソトレチノインは、光感受性を高めるため基本的に服用中はレーザー治療を行っておりません。

また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。

主なニキビ治療薬には、毛穴の詰まりを改善する塗り薬や、抗菌薬の塗り薬、飲み薬などがあり、保険適用の薬を使うことが多いです。しかし、場合によっては保険適用外の薬が有用であることもあります。ここでは、保険適用外ではありますが、重症のニキビにも効果が期待できる「イソトレチノイン」という飲み薬について、効果や使い方、副作用などを詳しく解説します。

イソトレチノインの処方は自費診療になります。
また肝機能障害などを来すことがあるので、1~2ヶ月に一度で血液検査を行いますが、血液検査は自費になり、おおよそ4,000円程度かかります。
治療中、皮膚や粘膜が乾燥しますので、保湿剤でしっかり保湿してください。
副作用で頭痛、めまい、視力低下、ドライアイ、口渇感(唇の乾燥)、胃痛、体のだるさを訴える方がいらっしゃいます。また、非常にまれですが脱毛が報告されています。

イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。

イソトレチノインとは、ビタミンA誘導体を含む飲み薬です。ビタミンA=レチノールという成分であり、ビタミンA誘導体はレチノールの構造が変化した成分のことです。皮脂分泌の抑制や毛穴の詰まり改善、炎症抑制、抗菌作用などさまざまな効果が期待でき、他の治療薬ではなかなか改善しない重症のニキビや、繰り返しできるニキビの治療に使うことがあります。

これは好転反応と呼ばれ、イソトレチノインの作用で肌のターンオーバーが促され、角栓や皮脂が押し出されることで起こる現象です。

イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。

これだけ長く、これだけ多くの患者たちが使用しただけに
(推定千三百万人にのぼります)副作用への対処を含め
最大効果を引き出すための服用方法も明らかになってきております

ニキビ治療において、通常は保険診療から治療を開始しますが、他の治療法が有効でない難治な重症のニキビに限り、イソトレチノインを治療の選択肢としてご提案いたします。
イソトレチノイン治療は、多くの副作用が生じてしまう可能性があるため、リスクを理解して治療に臨まれる患者様にのみ処方いたします。


☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない

イソトレチノインの効果が現れ始めている状態であり、自己判断で治療を途中で辞めずにどうしても気になる場合は医療機関に相談しましょう。

イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。

イソトレチノインとは、
イソトレチノインとはビタミンAの内服薬です。皮脂の分泌を抑え、抗炎症作用があり重症ニキビの治療に非常に効果的です。他の治療で満足な結果が得られなかった場合にも期待ができます。アメリカではFDA承認されており、イソトレチノインはニキビ治療として一般的ですが、日本では厚生労働省未認可のため保険外の内服薬となっております。脂溶性ビタミンAは体内に蓄積され、催奇形性があるため、内服終了後半年、完全に排出するまで妊娠を控えていただくことを医師が説明し、同意書をいただいております。

イソトレチノインの服用に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

この副作用は代表的なもので、ほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。それに伴い、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です。顔だけでなく体全体が乾燥しますので、保湿剤をしっかり使用していただきます。保湿対策を十分行うことによって、治療に耐えられないというほどの乾燥は起きません。

イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。

イソトレチノインは、先発医薬品が
「アキュテイン」という製品名で、
現在はすべて後発医薬品に置き換わり、
「ロアキュテイン」、「イソトロイン」、
「ソトレット」、「クララビス」などがあります。

当院では「イソトロイン」を採用しています。

イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。

これより少ない服用量ですと、より早い時期にニキビの再発、再治療の必要が生じることになります。
副作用を抑えるため1日20mgという低用量で治療する報告も最近あります。

イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。

イソトレチノインには、重症のニキビの約98%に改善をもたらすだけでなく、服用をやめても長い期間にわたってニキビの再発を抑える効果が期待できます。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

ビタミンAのサプリメントを服用している方は、ビタミンAが入っていないサプリメントに切り替えていただき、再開する場合は一週間あけてから服用を開始してください。
テトラサイクリン系の抗生物質(ミノマイシン、ミノサイクリン、ビブラマイシン、ドキシサイクリンなど)、ステロイド、フェニトインとの内服併用は控えてください。

上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。

空腹時に服用するよりも 服用の一時間前、同時に、或いは一時間後摂食した方が1.5倍から2倍も生物学的利用率が上がるのです。さらなる事実としてはその食事が高脂肪、高カロリーの方がより望ましいとされています。

症状や副作用を観察しながら、40mgに増量することもあります。

本剤は、ビタミンAに似たレチノイドと呼ばれるグループに属するお薬です。イソトレチノインを有効成分として含んでいます。ニキビの治療には、通常3~8ヶ月本剤を服用します。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

イソトレチノインはアメリカのFDA(1982年)承認 、欧州委員会CEマーク(1983年)で承認されており、として推奨されている内服薬です。

イソトレチノインは経口イソトレチノインというビタミンA類似薬です。
皮脂の分泌を抑え、抗炎症効果があり重症ニキビの治療において、他の治療で満足な効果得られなかった等の場合にも効果が期待できるお薬です。

日本国内のクリニックで処方されているイソトレチノインの費用相場は、

イソトレチノインとは、難治性のニキビや繰り返しできるニキビに使われる飲み薬です。
「繰り返しニキビができてしまう」、「皮膚科で治療を受けたのにニキビがなかなか治らない」というようなお悩みはありませんか。
もし他の治療を受けてもニキビが治らないときには、イソトレチノインを服用することで症状がおさまるかもしれません。

また、服用期間によっても費用は異なることを理解しておきましょう。

イソトレチノインは繰り返してしまうニキビに効果があるため、決められた量と期間の服用をすれば、治療後のニキビの再発を防ぐことができます。

イソトレチノインの副作用として、胎児に対する重篤な影響があります。

イソトレチノインによるニキビ治療で一番つらいのが粘膜の乾燥です。当院ではお肌を守るために低刺激で、保湿力の高いスキンケア用品を取り揃えています。

皮膚科でのイソトレチノインでも保険適用外となるため注意が必要です。

ここではイソトレチノインの特徴や飲み方、使用上の注意事項などを紹介します。よくある質問についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

イソトレチノインを服用中の肌は非常に敏感でデリケートな状態です。

再発を防ぐための服用量と服用期間は体重から計算でき、体重1kg当たり、イソトレチノインの積算量が120mg~150mgで再発しにくくなると言われています。

おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。

イソトレチノインは主にニキビ治療に用いられる内服薬で、皮膚の新陳代謝を促進したり、皮脂の過剰な分泌を抑える効果があります。