【スペースコブラ】オープニング & エンディング曲(フルVer.)


出崎統監督によるテレビアニメのDVDパートワークの数々が、書店で発売中である(発行元ぴあ)。「あしたのジョー」(パート2含む)が好評だった結果、「宝島」「ガンバの冒険」と続き、1月23日からは「」全31話が発売開始となった。1982年7月3日公開の「SPACE ADVENTURE コブラ」に続き、同年10月7日から83年5月19日まで放送されたテレビシリーズである。
ギルドに属さない宇宙海賊コブラが、美女の依頼に応えて謎解きや宝さがしをしたり、巨悪へ無謀とも思える戦いを挑んだりと、痛快娯楽の極みといったアクション作品である。星から星へと旅をする宇宙船乗り、行く先々にも人間ばなれした異星人たちがいるというスペースオペラの古典的な世界観をストレートに援用している点でも独特である。
どんな危地にも動じず、しかし行動原理は人間くさい感情で、タフで優しく無敵のヒーロー像、コブラ。その点ではハードボイルド探偵、西部劇のガンマン、流浪の剣豪などとも重なる部分が多い。そして身体・精神と一体化した左腕の仕込み銃「サイコガン」で悪党を一掃する「カタルシス重視の作品」で、同時にヒロインの肌は露出が多く、グラマラスであって、いろんな点で目を楽しませる工夫に富んでいる。「オトナのための童話」的なニュアンスを強く感じる作風なのだ。
本作は深夜帯ではなく、フジテレビの木曜日午後7時から放送されていた。エロスとバイオレンス満載という点で、現在では絶対に不可能な放送枠であるが、このころのSFアニメがいかにパワフルだったかというひとつの証左ではないだろうか。
たしかに1982年秋口のアニメ雑誌を調べてみると、SFアニメの著名タイトルがずらっと並び、激戦をくり広げていた時代性が如実に分かる。同期の10月新番組としては「超時空要塞マクロス」「わが青春のアルカディア無限軌道SSX」があって、これに「六神合体ゴッドマーズ」「戦闘メカ ザブングル」「銀河烈風バクシンガー」「太陽の牙ダグラム」といった継続番組(ロボットアニメ)が加わる。映画も1983年春に結集するSFアニメ大作群「宇宙戦艦ヤマト 完結編」「幻魔大戦」「クラッシャージョウ」「うる星やつら オンリーユー」というラインナップの過密興行に先行する情報が、公開約半年前なのに大量に載っていて期待感を高めている。加えて「魔法のプリンセス ミンキーモモ」「太陽の子エステバン」「さすがの猿飛」「FUTURE WAR 198X」など、元気のいい作品から新聞で話題になった作品まで併走しているのだから、実にエネルギッシュな感じがする。
2000年ぐらいに深夜アニメが盛んになり始めたころ、あるベテラン監督がこんなことを語っていた。「前はアニメ雑誌を見れば、業界全体が編隊飛行をしているような感じがあった。めざす方向性はいっしょで、右を見ればこう飛んでいるのか、左を見ればこんな飛び方があるのかと、そういう印象だった……」と。そんな状況のピークもまた、おそらくこの1982年ごろなのではないか。
検証してみると、興味深いことに気づいた。1978年にアニメ雑誌「アニメージュ」が創刊されて、「ジ・アニメ」「アニメディア」「マイアニメ」と同じA4サイズのアニメ雑誌が増殖した。これにB5サイズの「アニメック」「OUT」が加わるのだから、明らかに飽和状態である。それでも一人で何誌も買うほどニーズがあり、作品、作家のほうも何かにつけてパワフルであった。1985年には、さらにA4ワイドの「ニュータイプ」が加わるのだが、1986年末には一挙3誌が休刊してしまう(発売月は1月先行するので表記上は1987年初頭)。そして1977年の劇場版「宇宙戦艦ヤマト」から始まった青年層向け最初の「アニメブーム」は、ここでいったん区切りがついたとされている。
その間、約8年ということになる。そしていま話題にしている「1982年」が、その中点の4年目にあたる。まさに上がるだけ上がり、やがて下がり始める直前の「ピーク」と見て間違いない。
ピークを形成する要因のひとつは、1978年日本公開(米国1977年)のアメリカ映画「スター・ウォーズ」による「宇宙SFブーム」である。そしてその初期3部作の完結編「ジェダイの帰還」の公開もまた、1983年である。連動性は、かなり強い。宇宙SFブームも「この辺で一段落かな」というこの時期、数々の「次の動き」が始まっている。
まず、出崎統監督の「コブラ」は劇場版に先行してパイロット版が制作されているが、これは北米輸出を前提にしていた。そして「」の放送開始ごろ、出崎統監督は翌年公開の「ゴルゴ13」の準備を併走していて、同時に記事になっている。CGを初めて本格的にアニメへ組み込むという、挑戦の意欲が監督の口から語られているのだ。そして「」の絵コンテ(さきまくら名義)は初期話数に留まり、「出崎統監督のテレビアニメ」は、しばらく放送されなくなってしまうのだ。
東京ムービー新社(トムスエンタテインメント)が、合作など海外向け作品に注力を始めていたのが、その最大の理由である。出崎統監督ら主力クリエイターは、予算も市場も大きい外国市場に振り向けられ、円高になってメリットがなくなる時期まで、この状況が続く。その円高時期は1986年から1987年ごろまでなので、アニメ雑誌休刊ともシンクロしていた。
日本の年表だけを見ていると、1983年末にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)がスタートしたことと、「少年サンデー」「少年ジャンプ」原作のアニメが他社のアニメ雑誌に掲載しづらくなったこと、ファミリーコンピュータが1983年に発売されたことによって、1986年の衰退へ向かうように見えてしまう。しかし「」と出崎統監督の動きに注目すると、決してそれだけではないことが分かってくる。むしろ「ベテラン戦力の国外流出」が相当、歴史に大きな影響をあたえているはずなのだ。これは目に見えにくい影響であるがゆえに、注意喚起しておかないと見逃してしまう。
だからこの件は、手を替え品を替え何度でも話すようにしている。理由は「そろそろ合作ブームの当事者たちがリタイアするから」である。どの会社がどんなスタッフで、どんなタイトルを何本ぐらい手がけていたのか、それすら明解ではない現況。なんとか歯止めをかけたいものである(敬称略)。


『シークレット•デザイアー (Secret Desire)』【スペースコブラED】前野曜子 バンドカバー

世界各地で発生した事故や災害で絶体絶命の危機に瀕した人々を、「国際救助隊」(IR ...

富野由悠季監督が、井荻麟(いおぎりん)名義でオープニング・エンディング曲を作詞し ...

【スペースコブラ】オープニング & エンディング曲(フルVer.) より

「スペースコブラ」とは、寺沢武一氏の漫画「コブラ」を原作とした、1982年10月からフジテレビで公開されたSFアドベンチャーアニメである。全31話で構成され、主人公である宇宙海賊「コブラ」の宇宙で惑星と惑星の間をまわる冒険を描いている。サイコガンと言われるレーザーガンを操るコブラのその絶対に負けない力強さと、気の利いたセリフに日本中の人々が夢中になった。

。コブラには、最早忘れ去られつつある男のダンディズムとロマンがあり、それを表現するサウンドですから貴重です。

前野曜子「シークレット・デザイアー」『スペースコブラ』エンディング・テーマ1982年(昭和57年)発売 作詞:冬杜花代子 作曲:大野雄二.


・物語について
本作は数話にまたがってシリーズもののストーリーを展開するパートと、一話完結のストーリーを繰り返すパートを繰り返すことで全体の物語が構成されている。まずその分類から追ってみよう。

まず最初の2話であるが、ここは「コブラ」の物語設定の植え付けをしている部分である。「コブラ」がどのように登場するかが第1話、コブラを特徴付けるサイコガンについてが第2話、という形で必要な設定をじっくり描くのだ。これでコブラとレディというキャラクターと、その武器のサイコガンというものを設定上でキチンと根付いたものにしてから本題へ進むというゆったりさは、当時のアニメでよく見られる贅沢な作りでもあるだろう(当サイト考察作品の中では「母を訪ねて三千里」と「魔法の天使 クリィミーマミ」は例外であるが)。地に足が付いたこれらの設定はブレることはなく、また序盤では敵が主人公の顔を知らないまま話が進むという点に説得力も与えてくれる。内容的に敵がコブラの顔を知っていると進みにくいという展開が、この先にいくつかあるからだ。

次は3話から12話まででひとくくり、ここは公式設定では「イレズミの女編」と言われている。ジェーン・キャサリン・ドミニクという三姉妹を軸に、コブラが財宝を探すというまさに「宇宙海賊」らしい展開を見せてくれる。ここではコブラが追う財宝の謎がひとつひとつ解けて行くという展開で視聴者を物語から離さないだけでなく、クリスタルボーイを筆頭に様々な魅力ある敵が物語を強く印象付け、「スペースコブラ」という作品の屋台骨であり見たことある人にとっては最も印象に残っている展開でもあろう。本シリーズの最大の盛り上がりどころは8話のコブラとクリスタルボーイの対決で、ここでは二人の強者による戦いが迫力たっぷりに描かれて見る者を魅了したはずだ。クリスタルボーイが倒された後も消化試合にはならず、サンドラという新しい敵と財宝の秘密であった最終兵器がその後釜としてキチンと役を果たすからこそ、物語の盛り上がりが削がれることなく突き進んだ感があった。

ここで3話の一話完結ストーリーを挟む。3話のうち1話(13話)は「イレズミの女編」の流れを継いでギルドとの正面対決を描くが、次(14話)はギルドとは無関係との敵との戦いになり、残りの1話(15話)はコブラと旧友の物語というそれぞれパターンの違う話を持ってきた。この一話完結ストーリーのバリエーションの多さこそが本作の「売り」の1つであり、似たような物語を二度見せないという制作者の姿勢がよく見えるところでもあろう。

続いて16話から19話までは4話構成の「ラグ・ボール編」だ。ここには本来ガンアクションものである「コブラ」という物語に、アクションとは無縁の球技を入れて物語に変化を持たせている。だがその球技も現実に存在するスポーツではなく、独自設定による暴力的なルールを持つスポーツとしたことで物語の雰囲気を壊すことを防止した点は評価したい。ここでは「イレズミの女編」からの流れである「ギルドとの戦い」と、球技を中心とした人間ドラマという2つの物語が同時進行している点が、本作の他の部分にはない特徴的な部分であり、「ラグ・ボール編」の魅力でもあろう。コブラがチームをまとめて這い上がって行く様子は彼を「一人の人間」として完成させたと言っても過言ではない。ここで描かれたコブラの人望やセンスという面は、コブラというキャラクターを「アクションバカ」にしなかったという意味で非常に大きい。またここでは「イレズミの女編」とは違い、コブラに手を貸す側の人間に魅力的なキャラクターが多い。

次に20話と21話が2話完結の「ソード人編」。ここはギルドと無関係にコブラがある惑星のある種族の勢力戦争に巻き込まれ、これに介入するというこれまた他では見られなかった展開だ。こうしてコブラがギルド以外の勢力と戦うことになるストーリーは、「コブラ」という物語の世界観の深さを見せつけてくれる。

22話から26話の5話はまた一話完結ストーリーとなる。ここでも1話1話全て違う展開を見せつけられるのは面白い。22話はコブラとタートル号の秘密に迫ると見せかけておいて、いつも通りのギルドとの戦いになるという意表を突いた展開となる。23話はドミニクとコブラが共にギルドの一部隊と戦うだけでなく、二人の甘い世界も一瞬だけ描いてくれた。24話ではギルドと無関係な強大な悪に翻弄されるコブラが描かれるが、「反則技」で切り抜けるというコブラらしくない展開。25話はサブタイトルの通り、コブラがギルトに一度は倒される。26話では事件があってその犯人捜しという推理小説的展開を、ギルド抜きでやってしまう。こんな感じでまさに変幻自在に次から次へと違うタイプの物語を見せつけられる。

そして最後、27話から31話でコブラとギルドの親玉であるサラマンダーとの戦いだ。私はサラマンダー編と名付けたが、公式には「シドの女神編」と言うらしい。ここではこれまでの「勢いで突き進む」という物語展開を改め、順を追って物語が展開して行くというこれまたここまでとは違う雰囲気で進んでいく。特に最初である27話は「事件の発端」だけで、本編での物語の条件設定だけで1話を費やす形になるのだ。続いてコブラと共に戦うキャラを一人ずつ出すという展開に2話を割き、コブラの旧友3人に設定と印象を植え付けた上で万を侍して本編突入となる。だがこの本編に入るまでがちょっと冗長と見えてしまうのは否めない。なんてったって全31話の最後の5話という段階だから、多くの人が見ていて「そんな事している場合か?」と思うことだろう。だがこれは後で振り返ると、「世界名作劇場」シリーズのように序盤でさんざん拡げた伏線を回収することもないのだから妥当と見る事も出来る。だがその中で、本文でも語ったが28話は4話でやったことの繰り返しになってしまったのが痛い。もうちょっと設定を変えられなかったのかと思うところで、私が「スペースコブラ」全話を通し視聴して最も残念と思ったところでもある。
サラマンダーとの二度にわたる戦いは、最初はサラマンダーのプロレス観戦という直接対決を避けた形になったが、これはこれでこれまでにないかたちだったから非常に面白かった。二度目はこれまでのコブラの戦いの集成大として描かれ、本文で語った「最終回らしくない最終回」で唯一最終回らしく描かれた点でもあった。

全体を通してみると、全話を通じて1つの物語が流れるのでなく、短い物語が細切れで進むので見ていて疲れるというひとはあるかも知れない。だが物語にバリエーションがあり世界観も広く、1つのキャラクターで様々な物語を見てみたいという向きには面白いかも知れない。とにかく4話と28話の関係を除いては、二度同じ展開を作らないという方針は徹底されているので、その辺りに注目して多くの人に見てもらいたい作品だと思った。


・登場人物
数話にまたがってシリーズもののストーリーを展開するパートと、一話完結のストーリーを繰り返すパートを繰り返すことで全体の物語が構成されている。という特徴からこの作品は実に登場するキャラクターの数が多い。物語に絡む台詞を持つキャラ(当サイトの声優さんランキングに載せる基準)だけでも57人のキャラクターが出ているという多さだ(なおうち2人は同じ声優が演じており、一人は演じている声優が解らなかったので声優数は55人、物語に直接絡まないキャラクターを含めるとキャラクター数も声優数ももっとすごいことになる)。この人数の多さは当サイト考察作品(劇場版除く)では「ポルフィの長い旅」の73人に次ぐ多さである。しかも「ポルフィの長い旅」や、キャラクター数52人の「母を訪ねて三千里」は50話以上の話数があるが、「スペースコブラ」ではたった31話でこの人数である。しかも「主人公の家族」に相当するキャラクターが、敷いて言えばのレディ一人である。いかにキャラクターが多いアニメか解るだろう。

主人公コブラはハードボイルドであるが、そのハードボイルドの中でも「おとぼけ」系のハードボイルドである。敵の攻撃を受けている時は大袈裟に怖がってみせ、その上で決めるときは決める。面白いことも言う反面台詞も決めるときは決め、女性には目が無くて誘惑する台詞もものすごくカッコイイ。さらにその顔が決してカッコ良くないことがこのキャラクターのポイントであろう。成形手術して顔を変えた、という設定を上手く使って「色男」にしなかったことがコブラの格好良さのひとつでもあると思う。
相棒のレディはコブラの良きパートナーとして物語に君臨した。といっても彼女の活躍は4話以降で美しい女性が出てくると途端に減るのだが…彼女の台詞の節々に、レディのコブラの良き相棒として一途な事と、コブラを知り尽くしているという面がキチンと描かれているのは相棒としての説得力を植え付ける上で秀逸だと思った。

ギルドの面々を初めとする敵キャラもこれまた魅力的だ。特にコブラとは違い正統派のハードボイルドを演じるクリスタルボーイと、敵の幹部とは思えない程気が弱くて情けないエル・ロデスの2名は強烈に印象に残った。逆にコブラが戦った敵の中で最も強大なサラマンダーはあまり印象に残らなかった。理由は簡単で、彼は君臨しているだけであまり台詞が無かった事が大きいだろう。コブラとの直接対決では完全に無言だったし。

「コブラ」の物語の条件設定彩る美女達も上手く再現されたと感心している。何よりも彼女たちの露出度の高い服装が再現されたのは、当時のゴールデンタイムのアニメとしては驚きで迎えられた事だろう。今見てもドミニクのスキーシーンは「寒くないのか?」とツッコミをいれたくなるし。シエラ軍曹だって戦場で水着はないだろうと思う。それだけにレディがどう見ても機械という体をしているのはとても可哀想だ。
その女性達を最後の2話ではやりたい放題に描いちゃっているし。コブラとキスくらいならまだ許せたけど、最終回のドグと女のベッドシーンはやり過ぎ。ドグを殺すためとはいうあそこまで臨場感を持たすこともないだろう。

演じている声優さん達についても、今話を見直して「この人がコブラに出ていたんだ…」と驚いた人が多かった。その代表格はビビ役の藩恵子さん、エル・ロデス役の村松康雄さん、プロレスのレフリーを演じていた納谷六朗さん、ソフィア大司教を演じていた吉田理保子さんと言った辺りだろう。

最後に名台詞のランキングである。これは連載開始前に「こうなるんだろうなぁ」と密かに予想していたが、やはりコブラがぶっちぎりのトップ。もう本作考察の名台詞欄は「コブラ名言集」と言っても過言でなかっただろう。この名台詞登場頻度(14/31)は、「母を訪ねて三千里」のマルコ(19/52)を抜いて堂々のトップ。2.2話に一度はコブラが名台詞欄登場という頻度だ。
以下、2位がレディというのは予想通りではあるが…少なすぎる。3位以下はもう少数だ。それだけこの物語はコブラのキャラクターとしての大きさに支えられているってことだろう。

敵にサイコガンをコピーされ、一斉攻撃された時にコブラが放ったセリフ。
敵はスコープをつけてサイコガンを使っていたにも関わらず、コブラはサイコエネルギー、精神力でサイコガンのレーザーを曲げて敵に当てた。
コピーされたサイコガンも強力なものであったが、コブラのサイコガンには到底かなわないことがこのシーンで分かる。
コブラのサイコガンはコブラの精神力に頼っており、サイコガンの威力の高さと狙いの鋭さから、コブラの強靭すぎるその精神力が窺える。

【スペースコブラ】オープニング & エンディング曲(フルVer.)

『 スペースコブラ 』の主題歌は、アニメの世界観にマッチしていて良曲揃いですね。

そういや本屋さんで 劇場版のDVDの付いた本売ってたよ。 松崎コブラもこれはコレでいいんだよなぁ。 ちょっと優しい感じがいいんだよ。 原作のエピソードをうまく組み合わせて原作知ってても楽しめるんだよな。 も神ってる。 気になる人は買って見て!✌️


アニメ「スペースコブラ」のエンディング。 当時のアニメにしてはジャズ風で大人っぽい歌だ。 アニソンに前野曜子を持ってきたあたりで、.

劇場作品『SPACE ADVENTURE コブラ』 公開後に放送されたTVアニメ第1作。低年齢視聴者が見ることもあり、原作者・寺沢武一の作風の特徴である肉感的ヌードシーンについてはそれなりの配慮がなされ、エロティシズムよりアクションが強調されている。とはいえ、女性キャラクターのボンデージ風のファッションまでがなくなっているわけではない。テーマ曲・エンディング曲は「ルパン三世」の大野が起用されている。
◎オープニング曲:「コブラ」
◎エンディング曲:「シークレット・デザイアー」
放送期間:1982年10月7日~1983年5月19日
作詞:
作曲:
編曲:
唄:


シークレット・デザイアー/前野曜子「スペースコブラ」ED(1982/10/07~1983/05/19、フジテレビ)

シド刑務所でコブラが脱獄を企てる時に、刑務所内のプール頭上はるか高いところで行き止まりに追い込まれたコブラは、思い切ってプールに飛び込むことを選んだ。
その高さから時速500kmで水面に激突することになったコブラは、一見死んだかと思われた。
刑務所の所長であるシュルツが「殺す手間が省けた」と安心していたが、クリスタルボーイはそう思っていなかった。
クリスタルボーイはコブラのことを「並の人間」と考えず、警戒を解かなかったのだ。
実際、コブラは傷1つついておらず、死体を探しにきた敵を全員倒し、キャサリンの居どころを吐かせるところまでやってのけた。
クリスタルボーイはコブラのことをよく知っていて、コブラの能力が人並みはずれていることをしっかり心に刻んでおり、油断をしない人物だった。

サーカス(フジテレビ系アニメ『スペースコブラ』エンディングテーマ)

ニコニコ動画(Re:仮)で「スペースコブラ 【OPフル】」を視聴しました! も歌もカッコイイのにコメント訓練されすぎぃ笑

・「スペースコブラ」エンディング 「シークレット・デザイアー」 作詞・冬杜花代 ..






寺沢武一先生原作のSF漫画「コブラ」は、
1982年夏にまず劇場版アニメ「スペースアドベンチャー・コブラ」が、
続いて数ヶ月遅れて10月にはTV版が「スペースコブラ」と題されて製作、
フジテレビ系列で毎週木曜夜7:00~に放映された。

映画・TVとも監督は出崎統氏、作画は杉野昭夫氏
という鉄壁のゴールデンコンビ。
音楽は映画版では(「さよなら999」で
アニメファンには知られた)東海林修氏が担当したが、
TV版では主題歌を新ルパンの大野雄二氏、劇伴(BGM)を
マクロスや宝島の羽田健太郎氏の両名で分担し、
放映当時にはLPレコードで、1枚のBGM集
2枚のドラマ編アルバムがリリースされた。


その音楽集のLPレコード(1982.11.21 CX-7074)は、
1枚のアルバムとしてはバランスの良い選曲・構成で完成度が高いものの、
本編劇中で屈指の名場面を彩ったり、毎回のように
多用されたという、
ファンにとっては断腸の商品であった。

以来、多くの熱心なファンを擁する「コブラ」は、
映像商品に関しては、いつの時代も手軽に
入手可能な恵まれた環境であるにもかかわらず、
こと音楽面では不運が続く。

* * * * * *

「スペースアドベンチャー・コブラ(TV版)」(=「スペースコブラ」)は、
バンダイからの初ビデオソフト(LD-BOX)化の際に、
(「より良いステレオの音質で」という考えからか)
オープニング・エンディングが、「レコード版フルサイズを編集して
つくられたステレオ版という、改竄をされたことがある。


この当時、ビデオソフト化に際し、どういう訳か
オープニング・エンディングをステレオ音声にする、
という余計なお世話
を施すケースが立て続いていた。
( そもそもTVアニメの多くがステレオ音声となるのは、
1990年代半ばのことであり、それ以前はモノラル音声が当たり前だった。)

もちろん、オリジナルのTVサイズのステレオ音源(作品によっては
なぜか作られていた)に差し替えてくれるのならまだしも、
よりにもよって

この時期そうした被害にあってしまったのが、
「超時空世紀オーガス」「銀河漂流バイファム」
そしてこの「スペースコブラ」であった。

「どっちでも変わんないんじゃないの?」と言うなかれ。
「コブラ」や「オーガス」「バイファム」に限らず、
しばしばこれらのだ

極端に判りやすい例として、「ナディア」や「ヤマト(パート1初期)」
「旧ルパン(パート1初期)」のオープニングを思い浮かべて欲しい。
TVで(実際の作品で)流れた主題歌と、レコードやCDに収録されていた
フルサイズの主題歌とではイントロやアレンジ、歌唱がまるで違う。
そもそもTVサイズとフルサイズは全く別物なのだ
(だ。)

よって単純にフルサイズ版を編集しても
同じモノは再現できないどころか、
新規にニセモノを作成してしまうことになる場合さえあるのだ。
(もちろんもともとの作品自体において、フルサイズとTVサイズを
別々に製作せず、レコード用フルサイズを現場で編集して、
オリジナルのTVサイズを作成するケースもあるにはある。
とりわけ近年の特撮ヒーローものでは、割と多い傾向らしい。)


「スペースコブラ」のオープニングで言えば、
イントロのサックスのアドリブ演奏からして、
本来のTVサイズとフルサイズではメロディが全く違う

↑どちらかと言えば私はTVサイズの
アレンジの方が好きなので、なおさら腹立たしかった。

さらに不幸なことに、後年
「東京ムービーアニメ主題歌大全集」というLDの
第3巻(ビームエンタテイメント社 BBLA1133)では、
(オーガスともども)このまがい物TVサイズのほうが収録
されてしまって、またも大ショック!
このままこのニセモノがTVサイズとして
後世に定着してしまうのか!?と苛立ったものだ。




さて、その「スペースコブラ」のオープニングTVサイズ…、


上述のとおり放映当時リリースされたドラマ編LP
「スペースコブラ ワンダー・スペシャル
復活!サイコガン~最終兵器の秘密」
(CX-7094)に、
そのオリジナルのTVサイズのステレオ版が
ちゃんと収録されていたのだ…!

にもかかわらず、あえてまがいものを
作って宛がってしまうなどと…!
(後年「東京ムービーアンソロジー」CDで
かろうじてオリジナル版が良い音質で収録されるのだが、
惜しいことに今度はモノラル…u
まぁオリジナルだったことは救いだが。)

しっかし、なんでステレオ素材があるのに
偽者やモノラル版を入れてしまうのか…、
まぁ担当者がその存在を知らないんだろうけど。

ちなみにCD「東京ムービーアンソロジー 3」
(エアーズ AYCM639 1999.2.21発売)と

CD「東京ムービーアンソロジー 4」
(エアーズ AYCM654 1999.5.21発売)ではどういうわけか
「コブラ」や「オーガス」のみならず、
やはりステレオ版のオリジナルTVサイズが存在する
「(太陽の使者) 鉄人28号」や、「あしたのジョー2」まで
モノラルで収録されている

前者はビデオソフトに収録されてた程度なので
あまり知られていないのは判らなくもないが、
後者は放映当時からステレオ放送の先駆けであり、
過去何度もビデオソフト化され、すべからく
ステレオで商品化されてるくらいなので、
わざわざモノラル素材を採用してしまうあたり、理解に苦しむ。


さて、前述のごとくバンダイからの
初ビデオソフト(LD-BOX)化の際に、
まがいものの疑似TVサイズに差し替えられた
「スペースコブラ」オープニングだったが、
後にソフトの販売権がKSS社に移り、
リニューアル発売されるに際して


という声を聞きつけた担当者が、
「KSS版の売りになる」と判断して


(「そんなものはない」という関係者の思い込みから
なかなか取り合ってもらえず、オリジナル音声を
探してもらうのに苦労したというエピソードが、
当時のKSS社の告知チラシで紹介されている。)



そして現在流通しているDVD版コブラ・TVシリーズでは、
KSS社が再発売したLD同様に、

しかもである。
…長い道のりだったが良かった、良かった。






* * * * * *



ようやく本題である。
「スペースコブラ」放映当時、コロムビアから
2枚のドラマ編LPがリリースされたことは先に述べた。
そのうちの1枚目、
「スペースコブラ ワンダー・スペシャル 復活!サイコガン~最終兵器の秘密」(CX-7094)
には挿入歌が3曲(加えて「コブラ」TVサイズSTEREOオリジナルヴァージョンも)収録されていたのだが、
これもまたおいそれとは聴くことが叶わぬ不遇の歌曲たちであった。

挿入歌のうち2曲、「さよなら Man's World」
「甘い出来事」はシングルカット(AH-299-A)されたものの、
3曲目のので、
この「レディー」や「コブラ」TVサイズSTEREOオリジナルヴァージョンに
至っては永らく素の状態で聴く機会が全くなかったのだ。
(私、この曲好きだったので、どんなに商品化を望んだことか…。)

特に「レディー」のあまりに疎外された扱いに、
ひょっとしたら純粋なコブラの曲ではなく、
なにかからの流用という可能性さえ考えたこともあるくらいだ。
以前、試しにネットで検索をかけてみたところ、
(例えば歌ってたアーティストが自分のアルバムなり
何なりに収録していたりしないかとも考えたのだが)
全くヒットせず、この曲の存在そのものがコブラファンや
アニソンファンにすら話題にされてないくらい、
ほとんど認知されていないこともあらためて確認してしまった。
(なお歌手であるTOMO氏も全く正体不明。
「ゴールドライタン」の主題歌を歌ってる方が同名であるが
別人である。何せ性別がちがうので。)

ちなみに2枚目のドラマ編LPタイトルは
スペースコブラ コブラ、シー・ユー・アゲイン」(CX-7106)
1枚目が第1エピソード「最終兵器」編を再構成したアルバムだったのに対して、
こちらはTVシリーズの最終エピソード「サラマンダー編」をまとめたものである。


これらドラマ編LPはもとより、「スペースコブラ」は
音楽集アルバム(CX-7074)すらCD復刻化されず、
当然ながら挿入歌3曲もオムニバスCDに収録という形でさえ
デジタル化の機会に恵まれずにいた。
ITデジタル全盛の時代において、いざ「スペースコブラ」の音楽に
触れようとしても、おいそれとは叶わぬほど苦労する
と言う冬の時代が続いていたのだ。
(一方、担当レコード会社がビクターであった
劇場版のサウンドトラックは、
LD-BOXの特典CDとして…また単品としても
ドラマ編とカップリングでのデジタル復刻が
すでに実現していた。)

そんな折、降って湧いたのがであった。
幸運にも「スペースコブラ サウンドトラック」はそのラインナップに選ばれ、
かつどうやら好成績のセールスを記録したらしい。
このANIMEX1200シリーズは、既に完全版ともいうべきCDが
リリース済みの「マジンガーZ」や「キャプテンハーロック」
といった作品をも、重複して発売していたことから、
『既発売や今後の発売との重複に関係なく
リストアップしているらしいこのシリーズで
もし高売り上げを達成したならば、その作品の
完全版CD商品化への道が開かれるのではないか?
いやひょっとしたらそもそもそういった市場調査や
テストを兼ねたシリーズなのでは?』などと
勘繰ったりもしていた。
だが2004年5月現在 実際にそうしたケースが生まれつつあるようだ。

そう!
「Columbia Sound Archives Series スペースコブラ コンプリート・サウンドトラック」
発売決定である!



* * * * * *






COCX-32609~32610 2枚組/,990(税込),800(税抜) ◆2004年4月21日発売

満を持して登場の決定版!
現存する劇伴(BGM)全てと主題歌・副主題歌はもちろん、
幻の挿入歌3曲にそれぞれのカラオケを加え、
オープニングTVサイズのオリジナルステレオ版までも網羅した、
まさに完全版である。

およそ1年半ほど前に、これまた念願だった

リリースされた折、『何かと符丁を感じる「スペースコブラ」も
このシリーズで商品化してくれないかな~。』
などと夢想したりもしたものだが、よもやその日が来ようとは!
嬉しいよ~!

これで幾多の対決シーンやここぞという決めシーン、
多くのラストシーンを飾ったコブラファン垂涎の
最重要BGM「死の行進」を完全な形で聴くことができるのだ!
また「名探偵ホームズ(TV版)」の「ドーバー海峡の大空中戦」などでも
流用されていたお気に入りの危機的アクションBGM
「正義の鼓動」がついに手に入ろうとは!
(このテンポアップヴァージョンのBGMが発見できず、
未収録になってしまったというのは残念だが、
そんなことは些細な問題である。
何ならPCに取り込んで、ピッチコントロール可能な
オーディオアプリケーションを駆使すれば、
自前で作成することもできるのだから。)
>それぞれがどんな曲かは、。

惜しむらくは20年という長い年月を経たために、
ことだ。
なかでも目玉のひとつであった挿入歌「レディー」の

なってしまった
ことは痛恨の極み。
つくづく不遇な楽曲である。

とはいえ現時点での最善を尽くしたアルバムであるのは間違いなく、
今はただ「スペースコブラ」の音楽世界に
存分に浸れる幸せを満喫するばかりである。
いつの日か「レディー」ステレオ版素材が発見されることを祈って。



さて、「スペースコブラ」と同じく
ANIMEX1200での売り上げ結果からリリースが決定し、
後は6/23の発売を待つばかりなのがだという。
個人的にはぜひ頓挫している「ダイナミックプロ
エターナルエディションシリーズ」での
「ゲッターロボ&G」のリリースを願っているのだが、
ANIMEX1200シリーズでの「ゲッターロボ」の成績は
あまり良く無かったのか(振るわなかったという噂すらある)、
前途多難な印象も受ける。…何とか実現して欲しいものだ。








蛇足;
他にもオリジナルのTVサイズが、
ステレオ化によって改変されてしまった事例
としては、
CAV 2枚組「劇場版 めぞん一刻 LD-BOX」(ポニーキャニオン・ファイブエース
PCLA-00013 1993.9.1発売 税抜 ,369)の特典映像のために作成された、
TVシリーズ「めぞん一刻」のOP&ED集がある。
(現在流通してるソフトでは、劇場版DVDに特典映像として収録されている。)

商品の形態として音声をステレオ化する必要から、各OP・EDそれぞれが
フルサイズを編集して作成した疑似TVサイズに差し替えられた。
その結果、「悲しみよこんにちは」や「シ・ネ・マ」などにいたっては、
オリジナルとは明らかな別物になってしまっているのだ。

また一見(一聴?)するとオンエアされたものと変わらぬTVサイズに聴こえる
ステレオ版の楽曲も、、モノラルのオリジナル音源とフルサイズを巧みに編集して、
それらしく仕上げていたりするので、これまた本来の
オリジナル音源ではない。(←ただしこれらはオリジナルと
聞き間違うほど遜色がないので、ある意味 アッパレではあるが。)

ちなみにそのOP&ED集では、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」
「ゲット・ダウン」は版権の都合からか、音声そのものがまるまる未収録!

なんとで収録されている。

は、
パッケージソフトへの収録の際にもまた、とことん不遇であった。
(<この“1回きり”の事情については、“版権契約による”という説もあるが、
リンク先で紹介されているキティ・プレスの釈明を、私も当時
読んでいたので、「伝聞ではない」「出典が明らか」
ということから、真相はともかく、発表された公式見解として
とりあえずこちらの説を採る
ことにする。)

なお、この2曲は(おそらく契約の関係で)かろうじてTV版ソフトの
該当エピソード(第24話)のオープニング・エンディングにて、
音声のついたオリジナルの形で視聴可能(当然モノラル音声だが)。
全く観れ(聴け)ないという訳ではないのが救いである。

「めぞん一刻」においては「オーガス」バイファム」「スペースコブラ」のケースと違って、
全話ソフトの各エピソードのオープニング・エンディングを、
作成された「ステレオ版の疑似TVサイズ」に差し替える、という暴挙はされなかったようだ。

アニメ『スペースコブラ』のエンディングテーマ! | 池野清吉のブログ

弾幕きた…!でもみんな1番しか(弾幕の位置)知らなくて、それ以降だと未知の領域で笑ったw:ニコニコ動画(Re:仮)で「スペースコブラ 【OPフル】」を視聴しました!

アニメ『スペースコブラ』のエンディングテーマ! 2024-04-14 00:18:42

ドミニクとともに「スノウ・ゴリラ」の基地から脱出するときのシーン。
スノウ・ゴリラの隊員は全員スキーで基地から船などを襲っていたため、脱出する際にもスキーを使うことにした。
ドミニクが「スキーはできる?」と尋ねられたコブラは「できるかだって?」と答え、続けて上記のように返した。
「できる、できない」の次元ではないと言うことで、脅威的な身体能力を持つコブラだからこそ放てる言葉である。