一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


では、イソトレチノイン(アキュテイン)に関する注意喚起が公式サイトで紹介されており、誰もが服用できるわけではありません。


当院では、イタリアRecordati社のアクネトレント®を処方しています。

炎症は、ニキビの原因菌であるアクネ菌に対して免疫が過剰に反応することで起きます。そのため、免疫応答を正常化することで、炎症や赤みの改善につながります。

日本では胎児への催奇形性のリスクなど重大な副作用があることから、厚生労働省の認可がおりていないため、保険適用外のにきび治療となりますが、医師の指示の下、用法用量を守って正しく服用すれば効果の高いにきび治療薬です。

また、ニキビでお悩みの方、当院へのご相談をお待ちしております。

③乾燥
イソトレチノインを飲んでいると皮脂腺の働きが弱まるため、必然的に肌が乾燥しやすくなります。そのため乾燥肌の方や真冬の時期は少し使いづらさを感じる場合があります。
とはいえ当院のように我々皮膚科医が常駐しているのであれば、しっかり保湿剤を処方したりスキンケアのやり方をご案内しますので、それで乗り切れる方がほとんどです。

副作用をしっかり理解して正しく使用すれば、強力に効く頼りになるお薬となります。

イソトレチノインはマツキヨを含めた薬局の市販はされていない理由は2つです。

医師が患部(ニキビ)を診察し、イソトレチノイン適応と判断され治療をご希望の方には、内服前に血液検査を行います。
※3ヶ月以内に他の医療機関で血液検査をされた方は結果をご持参下さい。
※血液検査は自費診察料となり、4,500円(税込)となります。

副作用は、イソトレチノインの用量が増えるほど起きやすくなります。
日本人は欧米人より少ない投与量で治療可能なことが多いため、副作用は起きにくくなっています。
注意すべきことは、女性の場合、イソトレチノイン内服中と内服後の約1ヵ月は、胎児奇形の恐れがあるため妊娠を避けることです。
パートナー(男性)のイソトレチノインの内服でも危険性があるので、飲まないようにしましょう。
その他には、90%以上の人が、肌や唇の乾燥が気になるようですが、稀に次のような症状が出ることもあります。
その都度、医師と相談の上対処しましょう。

イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。

イソトレチノインは、医師や薬剤師などの専門家による緊密な指導の下でのみ使用される必要がある。
妊娠又は妊娠している可能性がある場合、胎児に先天異常、流産、早産、死産を引き起こすおそれがある。
ひどい頭痛や、目のかすみ、めまい、吐き気、おう吐、脳卒中、下痢、筋力低下などのほか、 重大な精神症状
(うつ、自殺など)の副作用を生じることがある。

女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。


レチノイド類といえば聞き覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。

イソトレチノインは皮脂を分泌する皮脂腺を縮小させて、皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待できます。

イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。

これだけ長く、これだけ多くの患者たちが使用しただけに
(推定千三百万人にのぼります)副作用への対処を含め
最大効果を引き出すための服用方法も明らかになってきております

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

イソトレチノインの処方は自費診療になります。
また肝機能障害などを来すことがあるので、1~2ヶ月に一度で血液検査を行いますが、血液検査は自費になり、おおよそ4,000円程度かかります。
治療中、皮膚や粘膜が乾燥しますので、保湿剤でしっかり保湿してください。
副作用で頭痛、めまい、視力低下、ドライアイ、口渇感(唇の乾燥)、胃痛、体のだるさを訴える方がいらっしゃいます。また、非常にまれですが脱毛が報告されています。

イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。
イソトレチノインを飲むと、
①ニキビの原因となる皮脂腺が小さくなる
②角質による毛穴詰まりを解消してくれる
という2つの作用があります。
特にニキビ治療においては、皮脂腺を小さくする、というメリットが大きいです。

ニキビ薬(飲み薬)を選ぶ際は、ニキビの進行について理解する必要があります。

しかし、ベピオやエピデュオなどの保険適応の薬を長期間使ってもよくならない場合は、 海外では重症~中等症のニキビに使われるイソトレチノイン内服療法がおすすめです(参考文献1)。

イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。

イソトレチノインの服用には、さまざまな注意点があります。ここではイソトレチノインを飲むタイミングと代表的な注意点について紹介します。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

可能であれば、イソトレチノインの開始前や治療中に適宜産婦人科で妊娠反応検査を受けられることをお勧めします。
イソトレチノイン開始前と開始後は適宜血液検査を受けていただきます。肝機能や脂質異常等の副作用チェックのための採血です。
テトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシンやビブラマイシン等)、トレチノイン外用剤やレチノール配合剤・ビタミンA製剤とは一緒に使うことができません。
IPL(フォトフェイシャル®)やレーザーによる施術は6ヶ月間休薬をしてから可能です。その他の施術は皮膚の状態によって可能です。
夜間の車の運転や機械の操作はおやめください。
直射日光や湿気を避けて25度以下の室温で保管してください。

では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?

他にもややマニアックな使い方ですが、脂腺増殖症やオイリー肌の治療で使われることもあります。

また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。

皮脂を抑え、毛穴づまりを抑える効果が非常に高く、多くの方が効果を実感できる飲み薬になります。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

イソトレチノインはマツキヨを含めた薬局の市販はされていませんが、理由を把握しないとなどの危険性が高い手段をとる人が出てきます。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

中等度のニキビ患者に対して24週に渡って
20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、
98.99%の患者が改善し、
中でも著名に改善した患者が98.3%と
非常に高い有効率が報告されています 。

個人輸入や通販でイソトレチノイン(アキュテイン)を購入すると、です。

症状別の飲み薬セットは、特にお悩みの多い症状別にドクターが組み合わせたものです。

イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。

院長が診察し、症状やお悩みに応じておすすめいたします。効果が高い分、副作用のあるお薬もありますので、医師の指示に従い内服して下さい。

イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。

この副作用は代表的なもので、ほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。それに伴い、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です。顔だけでなく体全体が乾燥しますので、保湿剤をしっかり使用していただきます。保湿対策を十分行うことによって、治療に耐えられないというほどの乾燥は起きません。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

イソトレチノイン20mg錠を1日1回から開始します。
*体重が70kg以上の方は1日30〜40mgから開始することもあります。

イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。

1日1~2回、食後に服用してください。 一般的には20mgから服用を開始し、症状などを確認しながら投与量を調整します。イソトレチノインを飲む量や回数は、症状や体重などにあわせて調整しています。必ず医師の指示に従い、決められた用法・用量を守って服用してください。