2022年6月時点で、保険適用となるED治療薬は以下の通りです。


日本ではこの3種類の薬剤の処方が可能です。いずれも、健康保険適応外ですので、診察も含めて全額自費診療になります。当院では、ED治療薬を中心に、総合的なED治療を行っています。


しかし当然、単にEDを治したいという理由では保険適用にはなりません。

禁煙は誰にでも始められます。問題点はをいかに乗り越えるかです。離脱症状はいわゆる禁断症状で、タバコが吸いたい、イライラする、落ち着かない、体がだるい、頭痛がする、などの症状で、禁煙によってニコチンづけになっている体からニコチンが抜け出ていくために見られる症状です。一般的には禁煙開始後2~3週間続きます。こういった離脱症状を軽減し、禁煙を成功に導く補助的な役割をしてくれるのがです。
2006年4月より禁煙治療に保険が適応されるようになりました。
呼気中の一酸化炭素濃度を測定し、貼り薬(ニコチネルTTSといいます)か内服薬(チャンピックスといいます)の処方箋を発行します。その後2~4週間隔で通院していただき、禁煙を成功へと導きます。禁煙治療の自己負担額は、処方薬にもよりますが、自己負担3割として15000円~20000円程度です。1日1箱喫煙される方なら2ヵ月分の煙草代より禁煙治療の自己負担額の方が安くなります。現在タバコを吸われている方はどんな理由でもいいですから一度禁煙をお考えになってはいかがでしょうか?

4月から勃起不全による男性不妊症にバイアグラ・シアリスが保険適応になりました。

不妊治療における保険適用が決定されたのは、バイアグラとシアリスのみです。

ED治療薬はすべての人に適応するわけではありません。虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の患者様が服用されますと発作を誘発したり過度に血圧が下がってしまう可能性があります。また脳血管障害(脳梗塞、脳出血)の患者様も服用に注意を要します。その他重症の肝臓病の方、網膜色素変性症の方も使用できません。これら以外にも服用に注意が必要な病気がありますので服用希望のかたは必ず医師にご相談ください。また現在薬を飲んでおられる方はED治療薬との併用ができない薬もありますので現在服用中の薬を必ず医師に報告するようにしてください。
ED治療薬は性行為の前に服用する内服薬で性的刺激に反応して起こる勃起機能をサポートします。服用後じっと待っているだけでは効果はでません。十分な性的刺激による性的な興奮が必要です。性的興奮を高める薬ではないのです。

バイアグラ/食事直後に服用すると効果が弱まる可能性があります。空腹時に服用するか、食事の後服用まで1時間は空けましょう。
レビトラ/バイアグラよりは食事の影響は受けませんが、空腹時か、食後30分は空けてから服用しましょう。
シアリス/シアリスは効果が48時間持続する薬です。服用されてから48時間以内であれば勃起不全治療薬としての効果があります。食事の影響は受けません。

今回保険適用の対象外とされたのも、それが主な理由となっています。

ED治療薬は陰茎の血管拡張を阻害する「PDE -5」の機能を抑えることによって作用します。PDE-5は主に陰茎海綿体の血管に分布していますが、それ以外にも脳、心臓、鼻粘膜、消化管などにも分布しており、ED治療薬を服用することによってこれらの部位の血管が拡張し、副作用が現れることがあります。よく見られる副作用として「顔のほてり」「頭痛」「鼻づまり」などがあります。

4月から勃起不全による男性不妊にバイアグラ・シアリスが保険適応になりました。

この記事では、バイアグラの購入による保険適用について解説します。

松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は、自由診療のケースと、保険適用のケースが混在することになることを踏まえ「適切な保険給付を担保する観点から、レセプトへの記載の工夫を」と求めた。さらに「後発品があるものはしかるべきタイミングで収載してほしい」とも要望した。

先日のバイアグラを含む6成分16品目の薬剤が保険適用になる事が発表されました。
内訳としては内用薬が2成分7品目、注射薬が3成分5品目、外用薬が1成分4品目であり現在治療で使われている薬剤も含まれています。


しかしながら、保険適用で処方してもらうためには必要があります。

ヴィアトリス製薬のバイアグラ(一般名=シルデナフィル)と日本新薬の「シアリス」(タダラフィル)はPDE(ホスホジエステラーゼ)5阻害薬。両剤の適応は勃起不全だが、保険適用の対象は「勃起不全による男性不妊のみ」となる。

続いて、バイアグラ保険適用の条件を詳しく確認していきましょう。

人工授精・体外受精を保険診療で受けている夫婦だけではありませんでした。

2022年4月より保険適用になった、6成分16品目は以下のとおりです。

バイアグラは日本で初めて承認された、飲むED治療薬です。現在はほかにもいくつかの飲むED治療薬が流通していますが、今でも知名度、人気ともに高い薬です。今回は、バイアグラについて、効果や副作用、飲み方、入手方法、価格などを詳しく解説します。

ただし、不妊だからといって確実に保険が適用されるわけではありません。

では日本国内にての割合、の割合となります。
また2019年に生殖補助医療(体外受精、顕微授精、凍結胚(卵)を用いた治療)により産まれた子供は60,598人、全出生児が865,239人ですのでの割合となります。この割合は以下の表の通り年々増加傾向ですので現在はもっと多いのではないかと思われます。
また、では働きながら不妊治療を受ける夫婦は増加傾向にあり、仕事と不妊治療の両立が難しく、それが要因でも存在します。

ED治療は不妊治療を目的とする場合に限り、保険が適用されます。

現在ED治療薬として、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類があります。従来当クリニックでは、より持続時間が長く、より改善効果の期待できるシアリスをお勧めしておりましたが、レビトラ、バイアグラ処方希望者もいらっしゃるため、3種類すべてを扱うことにいたしました。

また、バイアグラが保険適用となった場合でもいくつかの条件があります。

本情報には試験方法等が確立していない内容も含まれており、あくまでも記載されている試験方法で得られた結果を事実として提示しています。本情報は医療従事者が臨床適用を検討する上での参考情報であり、弊社では、承認外の用法・用量を推奨していません。
本回答は参考としてご利用いただき、医療行為におけるご判断は、医療従事者の裁量と責任のもとに行っていただきますようお願い致します。

それでは、なぜ今回、不妊治療に限り保険適用となったのでしょうか?


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

2022年4月1日から保険適用となった不妊治療は以下の通りです。

2022年4月の不妊治療保険診療化からED治療薬が保険適応化されました。
徐々に認知されてきており、患者さんからの問い合わせも増えてきましたが、まだまだマイナーなジャンルですので、処方できる場合や条件、期間などをご説明したいと思います。

保険適用で処方を受けられるED治療薬はバイアグラだけではありません。

日本で使えるED治療薬は3種類あります。
バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)です。先発品に加え各種ジェネリックもあります。
今回保険適応されたのはバイアグラとシアリスです。ジェネリックは適応されていないので、先発品のみになります。バイアグラはODフィルムの剤型もあります。
当院ではバイアグラ50mg:1380円/錠(3割負担:414円/錠)とシアリス20㎎:1530円/錠(3割負担:459円/錠)を採用しております。
薬の特徴などは次の記事で説明します。

バイアグラを保険適用で処方してもらうための条件のおさらいです。

今回の保険適応の条件はやや厳しめに感じました。やはり無条件に処方が乱発されるのを厚労省が危惧したのだと思います。
その条件を厚労省の文書よりかいつまんで説明します。

ここまでバイアグラ保険適用について紹介してきました。このページをまとめると

器質性ED
血管、神経、内分泌環境などに原因するEDです。喫煙や糖尿病、心不全、高血圧、動脈硬化などがEDの発生に深く関連します。直腸癌やの手術によっても高率にEDが起こります。その他ある種の抗圧剤、消化性潰瘍治療剤、向精神薬などの薬物が原因で起こることもあります。

ED治療は保険適用される?適用条件や対象のED治療薬について解説!

AGAとは、男性にもっとも多くみられる脱毛症で、「男性型脱毛症」の略です。AGAは、他の脱毛症と異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなり、進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が多くなり、全体として薄毛が目立つようになります。一般的にDHTや遺伝が関係するといわれています。※DHTとは、ジヒドロテストステロンの略で、AGAの原因物質です。
また、AGAは進行性で、何もしないでいると徐々に進んで行きます。抜け毛・薄毛が気になる方は一度ご相談ください。当院ではAGA治療薬のプロペシア®を取り扱っております。プロペシア®もED治療薬と同様、院内処方で患者様に直接処方させていただきます。

4月1日から、不妊治療への保険適用を踏まえ、男性不妊症治療目的としてのED治療薬(バイアグラとシアリスのみ)が保険適用となります。

厚生労働省は、4月から保険適用となる不妊治療に使用される薬剤6成分16品目を新薬として4月1日付で薬価収載することを2日の中央社会保険医療協議会・総会に報告し、了承された。自由診療で使われているバイアグラとシアリスが「勃起不全による男性不妊」に限定して保険適用となる。無月経や月経困難症に対する黄体ホルモンのプロゲステロン製剤も4品目が収載される。【ライター 設楽幸雄】

ED治療は保険適用で受けられる?条件や自己負担の費用相場を解説


6ヶ月服用しても抜け毛の進行が遅くならない場合は、医師にご相談ください。

女性には効果が認められておりません。妊婦、妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は服用しないでください。(妊娠中の婦人が本剤を服用すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。)

妊娠中の婦人が本剤を服用したり、破損した錠剤に触れて有効成分が吸収されたりすると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。なお、このお薬はコーティングされているので、通常の扱いにおいて有効成分に触れることはありません。また、錠剤を割って服用した場合の有効性も保証されておりません。

プロペシア®錠の成分は、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。したがって、測定したPSA濃度を2倍した値を目安として評価してください。

2022年2月3日に厚生労働省から発表されたバイアグラの保険適応。EDクリニック院長がわかりやすく解説します。最後に院長考察もあります。

バイアグラは、服用から効果が出るまでの時間が30~60分程度と、即効性が高いという特徴があります。効果が続く時間は約4時間で、他のED治療薬と比べると短めですが、効果(勃起力)の強さはとても強いとされています。