こんにちは。小児科医の保田典子です。今回は「寝かしつけ」について。
産後ママの「母乳の質」っというのが実は赤ちゃんの重要な眠りを左右しています。
どういう事って?思われる方もいらっしゃるので今から解説を(笑)
赤ちゃんに限らず人間はメラトニンという睡眠ホルモンの働きで眠ります。
お茶の水女子大学名誉教授
医学博士。1976年東京大学医学部卒業後、ワシントン大学小児神経研究部、東京大学医学部附属病院小児科などを経て、お茶の水女子大学理事・副学長。2017年より現職。「子ども学」の研究所「チャイルド・リサーチ・ネット」所長、日本子ども学会副理事長。専門は小児神経学、発達小児科学、特に注意欠陥多動性障がい、アスペルガー症候群などの発達障がいの臨床と脳科学。今後の活動について、「発達障がいには様々な誤解があるので正しい理解を広げていきたい」と語る。『オムツをしたサル』『アスペルガー症候群と学習障害』など著書多数。
赤ちゃんの睡眠リズムは大人と違います。赤ちゃんがまだ母親のお腹の中にいるとき、母親が起きると赤ちゃんの心臓の鼓動は速くなり、眠ると心臓の鼓動は遅くなります。この現象は胎盤を介して供給される眠りを促すホルモンのが原因で発生し、このメラトニンが赤ちゃんの体内時計をコントロールしています。
しかし、赤ちゃんは生まれた直後、自分でメラトニンを作ることができず、体内時計をうまく管理できません。では赤ちゃんの睡眠リズムはどうやってコントロールされているのかというと、「授乳」「消化」「空腹」の間隔で管理されているそうです。授乳は約3時間おきに行うため、赤ちゃんは数時間寝ては起きて授乳することを繰り返すとのこと。そして生後3~4カ月後になると、大人と同じような体内時計ができあがり、昼間は起きて夜は寝るという睡眠リズムが形成されます。
喫煙者を1週間禁煙させてメラトニン25mg服用すると、という報告があります。
ひと口に「寝かしつけ」といっても、月齢や環境によってママやパパたちのお悩みもさまざま。そこで今回は、寝かしつけに関するいろいろなギモンを成田先生が解決します。
このメラトニンは、ママの母乳にも含まれています。
生まれたての赤ちゃんは睡眠の質が大切!!つまり「眠るのが仕事です」
出産後の赤ちゃんは体内でメラトニンを作ることが出来ないので、
ママの母乳を介してメラトニンを補っています。
ママの母乳でなくてもミルクにも、もちろんメラトニンが含まれます。
ご安心ください。
夜間の母乳にはメラトニンが含まれます。メラトニンは、赤ちゃんが眠る
助産師としてこれまで10,000件以上の出産に携わり、5,000人以上の方を対象に産前・産後セミナー等の講師を務める。助産師のレベルが世界的に高いAUSとNZで数年生活、帰国後バースコンサルタントを起ち上げる。現在は、高齢出産の対象であるOVER35の方にむけた「妊娠・出産・育児」をサポートする活動を行う。その他、関連する記事の執筆やサービス・商品の監修、企業のセミナー講師、産科病院のコンサルタントなどを務める。
本当にお恥ずかしいのですが、朝ホテルで子供の目を離していたら、よく眠れるメラトニンサプリが散らばって、口に入れようとしていました。
すぐに取り上げたのですが、食べたのか食べてないのかが分かりません。
お医者さんに連れて行くべきでしょうか。
元気そうにしていますが、眠そうに見えます。何かできることはありますか。よろしくお願い申し上げます。
【年齢別】赤ちゃんを寝かしつけるコツ|よい睡眠で健やかな成長を
ただし、大人と同じ体内時計を形成する時期を早める方法があり、以下から確認可能です。
◆夜に刺激を与えない
赤ちゃんがおなかをすかして夜に起きても、できるだけ静かに授乳を行うこと。できれば、赤ちゃんが半分寝ているような状態で授乳するのがベストです。
◆赤ちゃんに朝と夜の光のパターンを覚えさせる
大人の人間は太陽光で体内時計をリセットします。赤ちゃんにも日中は光を浴びさせ、夜は暗くするという環境を与えることで、赤ちゃんが体内時計を形成するのが早まるそうです。また、日中にきちんと光を浴びさせれば、夜ぐっすり眠る傾向があるという研究もあります。
◆マッサージ
生後10日からマッサージを14日間受けさせた赤ちゃんは、マッサージを受けなかった赤ちゃんよりも大人と同じ睡眠パターンで眠る傾向が高いという研究があるそうです。マッサージを生後12週間にわたって受けた赤ちゃんは、眠りを促すホルモンであるメラトニンの夜間の分泌量が、マッサージを受けなかった赤ちゃんよりも多くなるとのこと。ただし、マッサージと、夜間におけるメラトニン分泌の関係性は明らかになっておらず、さらなる研究が必要とのこと。
これではお母さんも疲弊しますし、赤ちゃんも夜間の授乳で明け方にようやく深い眠りに就く。 ..
自身が夜泣きと寝かしつけで本当に苦労した経験から、乳幼児の睡眠科学に関する勉強をはじめた愛波さん。
米国・ニューヨークでの在住期間が長い愛波さんは、日本のママに比べてアメリカのママが、寝かしつけはじめ、育児のさまざまなことを気軽に楽しんでしていることに衝撃を受けたそう。
著書『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』(講談社刊)が好評発売中。
ママ・パパが辛くないのが、結局赤ちゃんの笑顔につながるといつもインタビューで答えてくれます。
子の寝かしつけに「赤い電球」が効く科学的理由 ノーベル賞受賞研究室の睡眠学者が教えるコツ
◆母乳を与えるタイミング
母乳には体がメラトニンを作るのに必要なというアミノ酸の一種がふくまれており、赤ちゃんに夜寝かせる前に母乳を与えると、赤ちゃんが眠りに落ちるまでの時間を早めるという効果があります。
ですが母乳で育てることは、赤ちゃんにも非常に良い影響があるといわれています。
まず、睡眠についてお話をしてくれました。昼間の眠りは「疲れの眠り」で、夜の眠りは「体内時計による眠り」だということです。人間は、朝は光をしっかり浴び、夜は暗くして眠ることで体内時計がしっかり働きます。夜になると睡眠を促すメラトニンというホルモンが分泌します。赤ちゃんは生まれて2、3か月頃に分泌されるようになるそうです。
赤ちゃんの寝る力を育む vol.1 「まずは体内時計を整えよう」
「赤ちゃんがなかなか寝ついてくれない」「夜中に何度も起きる」という悩みを持つママ・パパは多いでしょう。いくら大切な可愛い赤ちゃんでも、連日夜中まで育児が続くようでは疲れが溜まってしまいます。できれば夜くらい、自分の時間が欲しいもの。
バウンサーやスリーパー、ホワイトノイズマシンなどの便利な寝かしつけアイテムも人気ですが、赤ちゃんの眠りに関する基本的な知識がなければスムーズに寝かしつけることは難しいでしょう。
今回は、赤ちゃんがなかなか寝ない理由と寝かしつけのコツを、注意点も含めて解説します。ぜひチェックしてみてください。
理研らの国際共同研究グループは、科学的根拠に基づく赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけのヒントを発見しました。
「夜の寝かしつけ」に注目しがちですが、まず朝同じ時間に光を浴び、「日中は明るい」「夜は暗い」を覚えていくことが大切です。メラトニンは明るさで分泌が抑制されるため、「夜の寝かしつけに時間がかかる」、「夜泣きをする」場合、睡眠環境の常夜灯の豆球、寝かしつけの1時間前のテレビなど強い光がないかをもう一度チェックしてみると良いそうです。
睡眠薬の成分が母乳を通じて赤ちゃんに影響を与える可能性があります。 ..
人間の体内時計は、赤い光には反応せず、ふつうの白い電球やスマホやテレビの画面に含まれる青い光に影響されやすいことがわかっています。わたしは、寝室用に赤い電球を買って、夜間の授乳やおむつ替えのときだけ使うことにしました。
生後2ヶ月の成長・発達「昼夜がつくり出すホルモン、がすごい!」
人の眠りは実は胎児の脳を創り・脳を育てる動睡眠から始まっています。
動睡眠とは睡眠中に脳が覚醒して身体を良く動かしている状態です。
お腹の中で良く赤ちゃんが動く時期は9か月頃で、この期間に神経の
働きを活性化する動作を行っています。
手足を良く動かすため、うっと中から蹴られる感じを味わったことのある
産後のママさんもたくさんいらっしゃると思います(笑)
第57号】赤ちゃんの夜泣き その2 ~夜泣き改善編 NPO法人 ..
生まれたばかりの新生児は、体内時計ができていないため昼夜の区別なく短い睡眠を繰り返す傾向があり、両親は赤ちゃんに何度も起こされてしまうことになります。そんな新生児の睡眠パターンや睡眠リズムなどの詳細を、赤ちゃんを持つお父さんやお母さんをサポートするParenting Scienceが多くの論文から分析し「サバイバルガイド」として公開しています。
Newborn sleep patterns: A survival guide
◆新生児の睡眠パターン
新生児は30分から4時間という睡眠を昼夜問わず繰り返し行います。大人の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるのですが、新生児の睡眠は「静睡眠」と「動睡眠」に分けられ、その性質はレム睡眠やノンレム睡眠とは少し違うそうです。動睡眠は、浅い睡眠でまぶたがパチパチと動いたり、呼吸のリズムが一定ではなかったり、もぞもぞと動いたりする睡眠のことで、新生児はこの動睡眠の時間が長く、ちょっとした物音ですぐに起きてしまいます。
◆睡眠リズム
大人の睡眠は、体内時計で管理されています。体内時計は25時間周期のため、本来であれば1時間ずつずれていく、つまり、眠たくなる時間が毎日1時間ずつ遅くなるのですが、朝に太陽光を浴びることで体内時計はリセットされ24時間という生活リズムを保っているとのこと。
傷ついた細胞を修復させる作用がある。 入眠直後から分泌され、入眠から2~3時間後にピークを迎える。 □メラトニン
人には約25時間周期の体内時計があり、光の刺激によって毎日24時間の地球リズム(サーカディアンリズム)にリセットされています。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんは体内時計が十分ではないため、昼夜の区別なく寝たり起きたりを繰り返します。
ただしメラトニンとREM睡眠やnon-REM睡眠は無関係と言われています。 新生児の睡眠
赤ちゃんは大人より瞳孔が大きく水晶体というレンズの透明度が高く、小さい光でも刺激になるようです。今まで寝ていたのに急に夜泣きが増えた時は、日中の明るさと夜の暗さが逆転していないか見直し、午前中に太陽の光を浴び、しっかり活動することで夜眠りやすくなるそうです。小さい子どもは昼寝をしますが、昼寝の際には暗くし過ぎないことも良いそうです。夜の眠りは暗く、昼の眠りは木陰ほどの明るさにしておくことで体内時計が崩れにくいということでした。
赤ちゃんも世界で最も睡眠時間が短いとされています。 アメリカの国立睡眠財団 ..
朝起きてから夜寝るまでの状態という一定のリズムは、体内時計が調整しています。
でも赤ちゃんの体内時計が、一定になる期間というのは
24時間周期になるまで時間のかかるもの。
その為、出産後間もない時は2,3時間後に目を覚まし授乳を繰り返すといった
産後ママにとってはゆっくり休む間もなく、
身体のきつい産褥期の期間中は人生でも過酷なもの。
逆に考えれば、幼児達は成人より多い量のメラトニンやセロトニンを合成分泌する必要がある。
「子どものココロとカラダの健やかな成長」への想いが、創業の原点となっています。現在、子どもたちを取り巻く社会環境は変化し続け、多様な課題が発生しています。そんな課題に対応するため、江崎グリコでは乳幼児に向けた様々な商品や、無料アプリなどのサービスを提供してきました。
赤ちゃんがなかなか寝てくれない、頻繁に起きてしまう、夜起きて泣き ..
朝から夕方にかけての生活リズムが整うと、赤ちゃんは夜になると自然と眠くなるはず。後は安心して眠りにつけるように少しお手伝いをしてあげましょう。
■お風呂は寝る1~2時間前までに