※池袋皮膚科のハイドロキノンは4%〜10%と高濃度で効果が期待できます。


ハイドロキノンは、チロシナーゼ阻害剤です。メラノサイトがメラニン色素を生成するのを抑え、シミの漂白作用があります。ハイドロキノンは、イチゴ類、麦芽、コーヒー、紅茶など天然にも存在する成分です。


またハイドロキノンは正しく使えば副作用の少ない安全な塗り薬です。

ハイドロキノンの美白効果として挙げられるのが、新しいシミができるのを予防する効果とすでにできたシミを薄くする効果です。シミの原因であるメラニン色素は、皮膚にあるアミノ酸「チロシン」が、色素細胞により酸化反応を受けることで生成されます。

高い美白効果を持ち、「肌の漂白剤」と称されることもあるハイドロキノン。様々な美容製品に配合されていますが、実際はどのような効果を持つのでしょうか。効果を得るために知っておきたい正しい使い方も合わせて、具体的にお伝えしていきます。

また、ハイドロキノンを使い始めた後に副作用が起きる可能性もあります。

しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。

トレチノインとハイドロキノンを使用した症例です。
シミがきれいになるだけではなく、肌のダメージが修復されたことにより肌理(きめ)も整った状態になっています。
17日目にはシミがきれいになってきていますが、赤みが出ています。
この赤みは肌の生え替わりが促進されることによるものです。

ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果の高い物質です。

つまり体重60kgの人であれば、
1日30mg服用を256日(約8カ月半)
続ければイソトレチノインをやめても再発しにくくなる、という計算です。

両頬のシミがお悩みで当院を受診された患者さんです。肝斑と老人性色素斑があり、まずは肝斑からハイドロキノン・トレチノインの塗り薬を始めました。3ヶ月で肌のキメがよくなるのと同時に両頬の肝斑がかなり薄くなっています。

ハイドロキノンは酸素や熱で性質が変わりやすいといわれています。

早くシミを改善したい、早くきれいな白い肌になりたいという気持ちはわかりますが、ハイドロキノンを日に何度も塗ったり、重ね塗りしないようにしましょう。

. 丸くて平らなシミ(老人性色素斑)、ソバカス(雀卵斑)、両頬のべたっとしたシミ(肝斑)、ケガやヤケドの後の炎症後色素沈着、生まれた時からある平らなシミ(扁平母斑)が治療の対象になります。裏技的なものとして、乳首・乳輪の色を薄くすることが出来ます。また、ニキビに対して使用しても効果的です。
太田母斑、遅発性両側性太田母斑、異所性蒙古斑などは、Qスイッチアレキサンドライトレーザーで治療いたします。


ハイドロキノンとトレチノインは、効果が高い一方、副作用が出やすい薬です。

ハイドロキノンは、もともと天然にも存在する成分で、イチゴやコーヒー、紅茶、麦芽などにも含まれているものです。還元作用という働きを持つため写真の現像にも使われており、現像に携わっていた人の肌が白くなったことがきっかけで、美白作用が発見されたと言われています。
ハイドロキノンの美白効果は世界中で注目されていて、米国などでは20年以上前から美白剤として使用されています。日本で認可されたのは2002年で、皮膚科などの医療機関で美容治療に使用されている他、薬局やインターネットなどで購入できる市販の化粧品にも配合されるようになりました。ただし、ひと言でハイドロキノンと言っても、配合濃度によって得られる効果には大きな差があります。ハイドロキノンの効果を安全に得るためには、その作用や効果を正しく理解しておくことが必要です。
では、ハイドロキノンのどのような働きによって、美白効果が得られるのでしょうか。

ハイドロキノンは、肌の漂白剤ともいわれているくらい美白効果が高いものです。

ハイドロキノンとは、新たなメラニンが作られないように働くお薬です。ターンオーバーを促進するトレチノインと組み合わせてお使いいただくと、よりシミを薄くする効果が高まるため、併用されることが多い薬剤です。
当院では、ハイドロキノン・トレチノインのセット割引もご用意しております。詳しくはを参照ください。

使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。

ハイドロキノンを使用している時は特に日焼けに注意してください。
ハイドロキノン使用中は紫外線の影響を受けやすく、紫外線によってしみが濃くなってしまうことがありますので、
外出時は日焼け止めクリームを塗るなど紫外線対策を徹底してください。

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初めてトレチノインやハイドロキノンを使う方にお勧めなのは、2つを混ぜて使う方法です トレチノインのほうが刺激が強いので、まずはトレチノイン1:ハイドロキノン9ぐらいの割合で手のひらでよく混ぜて、使ってください。大丈夫そうであれば、トレチノインの割合を少しずつ上げていくようにしましょう

色素沈着が消えたら、トレチノインは中止し、ハイドロキノンのみを塗ります。

治療を続けると肌に耐性ができ、数週間を過ぎた頃から症状が徐々に引くケースもありますが、赤みや痛みが強い場合は使用を中止し、様子を見て、症状が何日も引かないようであれば、アレルギー反応を起こしている可能性が高いですので、クリニックにご連絡ください。

スキンケアも効果も妥協できない方は、ぜひ1度お手にとってみてください。

私は、このように素晴らしい効果を持つトレチノイン治療を
トレチノインは反応が強く出ると、角質の剥離作用により塗布部位の痒み、紅斑、熱感、皮むけの症状がでることがあります。トレチノインのみでシミ治療をする場合には、どうしても強く反応させる必要があり、痒みや赤み、皮むけなどの症状に対応しながら治療をすることになります。
そこで、当院ではシミの治療ではやをメインとしつつ、さらに良い効果を得るために副作用の出にくい低濃度のトレチノイン治療を取り入れています。レーザーやIPLによるシミの治療は大変効果的ですが、炎症後色素沈着などを起こす可能性があります。日本人のシミ治療では特に炎症後色素沈着の予防・治療が重要となり、その為にトレチノインとハイドロキノンを配合したクリームを用いています。
総合的な治療をすることにより、治療期間が短くなり、コスト面でもメリットがうまれる相乗効果が期待できます。

ハイドロキノンは少しベトベトしているので、残りの部分に乳液をつけることが多いです。

ハイドロキノンには、シミの原因となるメラニンを生成する細胞を抑制する作用や、メラニン色素自体を還元する、うすくする作用があります。

トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。

シミの原因となるメラニン色素は、肌が紫外線を浴びた際にそのダメージから肌を守るために作り出されます。メラニン色素は、「メラノサイト」と呼ばれる細胞によって日々生成されていますが、通常はターンオーバー(肌の新陳代謝)によって排出されています。ところが、紫外線を浴びすぎたり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、過剰に蓄積されてシミの原因となってしまうのです。
このような仕組みで作られるシミですが、ハイドロキノンにはメラノサイトの働きを抑制し、メラニン色素の生成を阻害する効果が認められています。さらに、メラニン色素の生成に関わる「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑制する作用があります。このような働きから、ハイドロキノンにはシミを予防したり、目立ちにくくする効果が期待されているのです。また、同様の働きによって、シミだけでなくニキビによる赤みや色素沈着を改善する効果も期待できます。

また「ハイドロキノン誘導体」というものもありますが、こちらはアルブチンのことです。

というわけで、皮膚科で処方されたトレチノインとハイドロキノンを、洗顔後に朝と晩に塗布。
しかし、1週間たっても何の変化もありません。
あれ?ネットでは、ぽろぽろ角質がはがれ落ちると書いてあったけど、赤みも出ないし皮もむけない。
次の診察時、女医さんに質問してみました。

ハイドロキノンを使用後、され、シミが濃くなる可能性があります。

ハイドロキノンはメラニン色素の生成にかかわる酵素チロシナーゼの働きを抑制したり、メラニン色素を生成するメラノサイトの働きを弱めたりする働きがあります。また、強い還元作用により生成されたメラニンを薄くする作用も期待できます。

市販品のハイドロキノンクリームの使い方には、いくつか注意点があります。

まず、ハイドロキノンを塗るのは、化粧水の後なのか先なのかが気になりますよね。塗る順番や頻度、コツを見ていきましょう。

ハイドロキノントレチノイン療法は、ハイドロキノンという漂白作用のある外用剤と、トレチノイン ..

. 治療は、前半の漂白していく治療期間(2~8週間)と後半の炎症を冷ましていく期間(2~8週間)に分かれます。使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり、垢のように皮膚がぽろぽろむけてきます。その後、徐々に赤みが増してきますが、シミは薄くなってきます。始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。治療中は、必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。シミの治療期間の目安は4~12週間です。シミが満足できるところまで薄くなった時点でトレチノインゲルを中止し、ハイドロキノンの外用を続けていただきます。トレチノインゲル外用中および外用中止後2~4週ほどの間は赤みが続きます。

処方されたトレチノインを朝晩1日2回、または夜1回 洗顔・保湿後に外用します。初めは少量から始めます。

トレチノインとハイドロキノンを併用される場合は、シミの大きさに合わせてトレチノインを塗り、少し時間をおき、次にハイドロキノンを塗ります。
どちらもシミの治療に使われますが、別々の目的で使われます。
これは、トレチノインとハイドロキノンがそれぞれ別の作用を持つためです。
トレチノインは皮膚のターンオーバーを活性化し、どんどん古い角質を剥がし、皮膚を薄くしていきます。
ハイドロキノンは、できてしまったシミとこれからできるシミに直接アプローチしてくれます。
そのため、先にトレチノインを塗ることで、よりハイドロキノンが浸透しやすくなり、併用の効果が高まります。
ただし、順番を逆にしたからといって効果が全くなくなるわけではありません。
あくまでも、効果的に使っていただくための順番ですので、可能な限り順番どおり使っていただくことをおすすめします。