フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)の適応としては、以下が認められています。


ただし、これは一過性であり、フォシーガを飲み続けていれば腎臓病の進行を抑制することができるということが分かっています。
不安に感じた人も、安心して飲み続けてください。


EGFRが25ml/min/1.73m2未満の患者に対する有効性について

心不全合併したCKDでは、心保護効果ももたらすため、良い適応である。

腎機能検査の項目である(体に不要な老廃物)と(老廃物を尿へ排出する能力)の数値が、フォシーガの飲み始めの初期に一時的に悪化することがあるのです。

フォシーガの心不全への効果について、ここまで解説したことをまとめました。

矢島:われわれが日本、英国、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの6カ国で約77万人の2型糖尿病患者を対象に行ったリアルワールド研究では、2型糖尿病患者が最初に発症する心血管・腎疾患は慢性腎臓病が最多で、次に心不全が多いことがわかりました。心機能や腎機能を悪化させないため、糖尿病を早期に治療することは非常に重要です。そこはSGLT2阻害薬がすごく役に立てるところですし、心不全や慢性腎臓病を発症した患者についても、心腎連関を意識しながらトータルでケアすることができる。フォシーガは、早期の段階から心不全や腎臓病を発症する後期の段階まで、幅広く患者の役に立てる薬剤として成長させていきたいと思っています。

フォシーガは世界110ヵ国以上で承認されているお薬で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使用できます。

フォシーガと心不全に関連してよくある質問にお答えしていきます。

フォシーガは、腎臓の近位尿細管付近でグルコースやナトリウムの再吸収に関わるSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)を阻害する薬剤。心不全に対する作用メカニズムには諸説ありますが、腎臓を介した作用や血管への作用に加え、心臓への直接的な作用によって心不全への効果をもたらすと考えられています。国内では14年から2型糖尿病治療薬として販売されていますが、心不全では2型糖尿病の有無を問わず使用可能です。

エンレストは、ARBバルサルタンとネプリライシン阻害薬サクビトリルを1分子中に1対1で含有する単一の結晶複合体です。心保護因子であるナトリウム利尿ペプチド(ANP)を分解するネプリライシンを阻害してANP系を増強するとともに、心臓刺激因子であるレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の過剰な活性化を抑制。慢性心不全に対する標準治療を受けている患者が対象で、ACE阻害薬またはARBからの切り替えで使用されます。

それではフォシーガは、どのようにして効果を発揮するのでしょうか?

フォシーガには免疫細胞であるマクロファージを増加させる効果があるため、線維芽細胞の増殖を抑え、細胞外マトリックスを減少させるのです。

腎臓の負担を減らし、保護する効果のあるフォシーガですが、フォシーガを飲み始めた段階で一時的に腎機能が低下することもあります。


アストラゼネカのフォシーガ、心不全の罹患期間に関わらず、循環器・腎・代謝疾患の様々な併存状態において一貫したベネフィットを示す

現在、心不全の治療薬として承認されているSGLT2阻害薬はエンパグリフロジン(商品名:ジャディアンス®)とダパグリフロジン(商品名:フォシーガ®)の2種類です。当院でも心不全に対し、SGLT2阻害薬を投与している患者様が増えています。

フォシーガ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

アストラゼネカの循環器・腎・代謝(CVRM)領域について
バイオファーマの一部である循環器・腎・代謝(CVRM)は、アストラゼネカの主要治療領域の一つであり、当社にとって重要な成長ドライバーです。心臓、腎臓、膵臓などの臓器の基本的な関連性をより明確に解明するサイエンスを追求し、疾患進行の抑制やリスク減少、合併症の抑制による臓器保護と予後の改善をもたらす医薬品のポートフォリオに投資をしています。当社は、世界の何百万人もの患者さんの心血管系の健康と、治療を改善する革新的なサイエンスを継続的に提供し、CVRM疾患の自然経過の緩和もしくは抑制、将来的には臓器の再生と機能の維持の実現を目指しています。

SGLT2阻害薬は心不全でも腎障害でも頼りになるマルチプレイヤー

エンレストはHFrEF患者8442人を対象とした海外臨床第3相(P3)試験「PARADIGM-HF試験」で、ACE阻害薬エナラプリルに比べて心血管死と心不全による初回入院からなる複合エンドポイントのリスクを20%抑制。フォシーガも、HFrEF患者4744人を対象とした国際共同P3試験「DAPA-HF試験」で、複合エンドポイント(心血管死、心不全による入院、心不全による緊急受診)のリスクをプラセボに比べて26%抑制しました。

ケースレポートではあるが、NYHA 分類 III 度の心不全及び中等度の腎機能低下を有する患者において、SGLT2.

緒方:アストラゼネカにとって、循環器・腎・代謝という領域は重要な位置付けで、グローバルで見ても成長ドライバーになっています。互いに密接に関連している疾患だということを踏まえて、主に代謝、心不全、慢性腎臓病、この辺りの薬剤をしっかりと提供することで、疾患の進展抑制、臓器保護、予後改善を目指すという考えでポートフォリオを組んでいます。

eGFR が低下する場合は腎臓専門医への紹介を考慮する。 3)心腎連関(心不全)

ループ利尿薬との併用で使用されることが多いのですが、ループ利尿薬の量を減らして、その代わりにSGLT2阻害薬を投与されているケースが増えています。例えば、私の担当していた患者様で87歳男性、心不全の胸水貯留にてアゾセミド60mgにて治療中でしたが、入院中にエンパグリフロジン10mgを追加し、結果的にアゾセミド30mgへ減量することができた患者様もいらっしゃいます。

CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患。わが国では約1,300 ..

フォシーガは、成人および10歳以上の小児(本邦では成人にのみ承認)の2型糖尿病患者さんにおける、食事および運動療法の補助療法としての血糖コントロール改善を適応として承認されています。また、フォシーガは、第Ⅲ相DAPA-CKD試験の所見に基づき、成人におけるCKDの治療薬としても承認されています。

SGLT2阻害薬フォシーガ、日本で慢性心不全の承認取得/AZ・小野

フォシーガは、2型糖尿病、1型糖尿病、慢性心不全(慢性心不全の標準的な治療を受けている場合に限る)、慢性腎臓病(末期腎不全または透析施行中の場合を除く)に適応があります。
効能効果ごとの用法用量は、以下のとおりです。

*日本におけるフォシーガの承認された効能又は効果は、「2 型糖尿病」、「1 型糖尿病」、「慢性心不全(ただ

心不全では、線維芽細胞という炎症を起こす機能を持つ細胞が過剰に増殖することで、細胞外マトリックスという物質が増加し心機能に悪影響を及ぼすことがあります。

参加されることにより通院頻度や検査が増えたりすることはありませんが、フォシーガのは心不全を.

参考文献のタイトル:「腎機能による糖尿病薬の心臓と腎臓への影響の違い:大規模な臨床試験の分析」

糖尿病、心不全、CKDと拡大するダパグリフロジン/AZ・小野薬品

なお、腎機能障害患者への投与について用量調節の設定はありません。

アストラゼネカと小野薬品工業は、選択的SGLT2阻害剤ダパグリフロジン(商品名:フォシーガ) ..

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、希少疾患、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオ・医薬品において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはまたは、ツイッター(英語のみ)をフォローしてご覧ください。

[PDF] 慢性心不全治療薬としての SGLT-2 阻害薬について

なお、腎機能障害患者への投与について用量調節の設定はありません。

SGLT-2 阻害薬のフォシーガ錠が 2020 年に慢性心不全の効能が追加承認され、翌年 ..

腎臓病がかなり進行してしまっている場合はフォシーガを飲むことができません。

「ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。」と.

フォシーガに限らずSGLT-2阻害薬服用に関する注意点は以下のものが挙げられます。