イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
年齢とともに顔の骨格が変化すると、骨を土台とした筋肉の衰え、靱帯の緩み、皮下脂肪の減少、皮膚がたるみが起こり、凹凸が形成されることでたるみ毛穴ができます。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
・治療期間は1クール4ヶ月~9ヶ月です。
・ほとんどの方は1クールで改善がみられることが多いです。2クール目も続けて服用したい方も、3ヵ月の休薬期間が必要です。
・治療を開始してから最初の数週間はニキビが悪化することがあります。ほとんどの場合は2ヵ月ほどで改善します。
・必要に応じて定期的に血液検査をしています。検査で異常がないこと確認し、継続できるかどうかを決定いたします。
治療前、治療中、治療後
最低1ヶ月は妊娠、授乳はできません。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインの治療期間中、
治療後1ヶ月はレーザー脱毛や
ワックス脱毛はお控えください。
治療中、侵襲の強いレーザー治療はできません。
治療中、治療後最低1ヶ月は献血ができません
(以前は6ヶ月とされていました)。
イソトレチノインには、胎児への影響や乾燥以外にも、以下のような副作用が報告されています。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
写真の患者さんは、皮膚科で3年間も抗生物質を飲み続けていましたが、改善は認められませんでした。日本でのニキビ治療は、欧米と比較して40年以上遅れており、重症であるほど、早期に治療を行わなければ、生涯にわたってニキビ跡(色素沈着や凹凸)が残ってしまうことになります。
重症・難治性ニキビ治療:イソトレチノインについて
「イソトレチノイン」は、国内において医薬品医療機器等法上の承認を得ていません。
■入手経路等
国内の医薬品卸業者より購入しています。
■国内の承認薬品等の有無
国内にて承認されている同効の機器・医薬品等はありません。
■諸外国における安全性などに係る情報
米国FDAで承認されています。
イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。
イソトレチノインの副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚の乾燥と、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。
自宅でできるホームケア治療としてトレチノイン外用薬があります。またプラズマフェイシャル 、ピコフラクショナル、ダーマペンなどを様々に組み合わせて治療を行います。
下記のような対策により、イソトレチノインの効果を最大限に高めましょう。
イソトレチノインを飲み始めて2週間後に、さらに膿瘍が多発したものの、1ヶ月後から徐々に改善していき、5ヶ月後に炎症は完全に治まりました。ニキビ跡の赤みはまだ強く残り、凹凸も認められますが、新生ニキビはなくなり、顔全体の腫れは引いています。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
集簇性ざ瘡は大きな瘢痕を残すリスクが高いため、すぐにイソトレチノインによる治療を行いました。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
医師の指示にしたがって、正しい方法で服用しましょう。イソトレチノインを服用する際の主な注意点をご紹介します。
1クールの治療期間は16~24 週間です。 •治療の最初の数週間でニキビが悪化することがあります。多くは、2ヶ月程度で改善がみられます。
イソトレチノインの副作用を防ぐためには、正しい方法で服用することが大切です。米国食品医薬品局(FDA)では、インターネットや個人輸入により入手することのないよう、注意喚起を行っています。日本では保険適用外のお薬でアキュテイン及びそのジェネリック医薬品については、数量に関係なく、医師の処方せんまたは指示書に基づき必要な手続きを行わない限り、個人輸入することはできません。1)
当院では、最長1クール5ヶ月の内服となります。 再発した場合もう1クール追加 ..
そのためたるみ毛穴をお化粧品や塗り薬で治療することは難しく、ヒアルロン酸注入などでお顔のボリュームを改善し、さらに細かい毛穴を引き締める治療を行います。
重症ニキビに使用されるイソトレチノイン(アクネトレント)の効果は?
服用期間中とその前後1ヶ月間に性行為をする場合は、必ず避妊を行ってください。
服用期間中とその後1ヶ月間は妊娠、授乳、献血をしないでください。
※妊娠女性への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあります。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
いかがでしたでしょうか。
イソトレチノインの効果は個人差はありますが、2~3か月ほどから効果が出始めます。
また、「ニキビができる肌」を改善するためには半年は服用を継続することが大切です。
専門医の指導の下服用をしないと血液の検査異常防止などができかねますので、必ずクリニックで処方されたイソトレチノインを服用してくださいね。
ハートライフクリニックでは、イソトレチノインでニキビ肌を改善することはもちろんのこと、ニキビ跡などをきれいに治すための併用治療も行っています。
気になる方はぜひお気軽にカウンセリングにお越しください♪
症状が改善されない、かつ継続に問題なければ2クール目へ ; 2クール目
毛穴の皮脂詰まりが取れるだけでも綺麗になりますが、その後に開いた毛穴が残ってしまうことがあり、その場合には後述の「ニキビや乾燥などの炎症にともなって毛穴が開くタイプ」の治療の併用もお勧めします。
特に、避妊に関しては絶対で、内服中および内服終了後1か月は避妊を徹底していただく必要があります。 ..
【過去の治療歴】市販のニキビ治療薬(複数種類)、内服ビタミン剤、抗生物質(ミノサイクリンなど)、漢方薬(複数種類、詳細不明)、外用剤(アクアチムクリーム、ダラシンゲル、ディフェリンゲル、ベピオゲル、コンベック軟膏、スタデルム軟膏、デルモゾールG軟膏)
【1】皮膚疾患による炎症が原因の赤ら顔です。また内臓疾患の一症状であっ ..
乾燥したり頭痛が起きたりと副作用が発生する可能性がございます。
また、イソトレチノインは血液検査時に数値異常を起こす場合もあるため、必ず血液検査をして予防していきます。
その他の副作用についてはこちらをご覧ください。
<イソトレチノイン「未承認医薬品等」の表示>
主に鼻を中心として、皮脂が詰まることで毛穴が押し広げられます。さらに皮脂が空気で酸化することで黒く目立つようになります。自宅でできるホームケア治療としてトレチノイン外用薬があります。またケミカルピーリングとイオン導入ないしはエレクトロポレーションのコンビネーション治療、ハイドラフェイシャル(毛穴クレンジング)などを様々に組み合わせて治療を行います。
・イソトレチノインは自費診療となります。
2ヶ月前から炎症がどんどん強くなり、硬結嚢腫が多発するようになったため、近医では手に負えなくなり、大学病院を紹介されました。しかし、大学病院でも近医と同様の保険治療が行われ、2ヶ月間で変化が認められず、ご両親が当院へ転院を希望し、受診されました。
イソトレチノインは、皮脂の分泌を抑制する作用があるためです。
・イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があることから、治療中は皮膚が乾燥しやすくなるので、しっかりと保湿ケアをするようにしてください。口周囲なども乾燥しやすくなるので、リップクリームなどで保湿ケアをしてください。
正社員※試用期間3ヶ月
・イソトレチノイン内服中は日焼けをしやすいため、日焼け止めを使い、紫外線から皮膚を守るようにしてください。
皮脂詰まりによる毛穴治療
イソトレチノインによる治療は、ニキビ治療の「最終手段=最後に行う治療」ではありません。重症ニキビの場合は、瘢痕を残さないためにもできるだけ早期に治療する必要があります。
イソトレチノインの効果を最大限に引き出すためには、
イソトレチノインはニキビ治療に高い効果が期待できる一方、いくつかの副作用が報告されています。