シングレアとキプレスは、喘息治療に用いる薬です。この2つの薬は、販売会社が別なので名前は違いますが、含まれている成分はまったく同じです。
抗ヒスタミン薬なのでもちろん、ヒスタミンH1受容体拮抗作用はありますが、アレロック錠はさらにケミカルメディエイター遊離抑制作用も有しているため、アレルギー反応をより強力にブロックします。言わばダブルでブロック効果のある優れた薬です。
当院では年齢が低くても使いやすいザイザル、アレグラ、アレジオン、オノンなどをよく処方しています。
モンテルカストナトリウムは他の喘息治療薬との併用が可能ですが一部の薬剤との相互作用に注意が必要です。
モンテルカストナトリウムがワルファリンの代謝に影響を与える恐れがあるため併用初期には頻回のPT-INR測定を行い抗凝固作用の変化を慎重にモニタリングします。
アレグラに鼻づまりによく効く成分を配合した、眠くなりにくい ..
これによりモンテルカストナトリウムの治療効果が減弱する恐れがあるため併用する際は慎重な経過観察が大切です。
じつは、ルパタジンは内服すると生体内で代謝されてデスロラタジン(商品名デザレックス錠)に変換されます。デスロラタジンは単独で強力な抗ヒスタミン作用を持っていますので、ルパタジン自体がもつ抗ヒスタミン作用と合わせて、さらに強い抗ヒスタミン効果を持つことが確認されています。
キプレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など ..
フェノバルビタールなどのCYP3A4誘導薬との併用ではモンテルカストナトリウムの血中濃度が低下する危険性があります。
モンテルカストナトリウムはCYP2C8を阻害する作用があるためCYP2C8で代謝される薬剤との併用に注意が必要です。
アレルギー性鼻炎 福岡市 東区 千早 丸岡内科小児科クリニック
イトラコナゾールやケトコナゾールなどの抗真菌薬、リトナビルなどのHIVプロテアーゼ阻害薬との併用でモンテルカストナトリウムの血中濃度が上昇する可能性があります。
モンテルカストナトリウムはCYP3A4で代謝される薬剤であるため強力なCYP3A4阻害剤との併用には注意が必要です。
当院でよく処方する抗アレルギー薬にはアレグラ、クラリチン、アレロック、エバステル、ジルテック、ザイザルなどがあります。 ..
の3種類を併用することが多いです。抗ヒスタミン薬もより効果の強いものを使用します。
アレグラやアレジオンなどはOTC薬(市販薬)にもなっていて、ドラッグストアでも ..
よく「花粉症の薬の強さ」について聞かれることが多いですが、強さのランキングのようなものはあるのでしょうか?
シングレア、キプレス(モンテルカスト); オノン(プランルカスト)
昔からある三環系抗うつ薬では、SSRIやSNRIと比べると不眠の副作用は少ないです。いろいろな受容体に作用するために、抗ヒスタミン作用や抗α1作用などによって眠気が強くなります。ですが、SSRIやSNRIといった新しい薬は、セロトニンやノルアドレナリンだけに作用するようにできています。ですから、不眠の副作用は出やすいのです。セルトラリンでも不眠は比較的認められます。
市販薬で花粉症を治すときに、知っておきたいこと | 医師ブログ
理論上は、インバースアゴニスト作用の強い抗ヒスタミン薬を花粉症の初期治療で用いれば、いざ花粉が飛散してヒスタミンが遊離されても、不活性型のヒスタミン受容体が多いわけですので、ヒスタミンが大量にあっても反応せず、結果としてアレルギー反応が軽くてすむわけです。
「アレグラ」「クラリチン」は運転に支障がありません)。 なお総合感冒 ..
三環系抗うつ薬は、抗ヒスタミン作用もセロトニン作用も強いものが多いです。このため太りやすい薬が多いです。新しい抗うつ薬のリフレックス/レメロンも抗ヒスタミン作用が強いので太りやすいです。反対にSNRIは、ノルアドレナリンにより活動的にする効果もあるので太りにくいです。
シングレア/キプレス(抗ロイコトリエン), モンテルカストナトリウム
セルトラリンは抗ヒスタミン作用は少ししかありません。ですがセロトニン作用が強いため、少し太る傾向にはあります。SSRIの中では、パキシルが太りやすい傾向にあります。パキシルは発作的に過食になる方が多いです。
※ディレグラ:アレグラとプソイドエフェドリンの合剤で鼻づまりに効果があります。 (2) 抗ロイコトリエン薬
ヒスタミンは視床下部という部分にある満腹中枢を刺激する物質です。ですから、ヒスタミンは食欲を抑える働きがあります。これをブロックする効果が強いと食欲が増加します。また、ヒスタミンがブロックされると、グレリンというホルモン増加をひきおこします。これが摂食中枢を刺激して、食欲を増進させるともいわれています。ですから、抗ヒスタミン作用は食欲増加につながります。
モンテルカストナトリウム(シングレア・キプレス), 気管支収縮を抑制。気道炎症 ..
SSRIの中では、パキシル・ルボックス・デプロメールがやや多い印象です。セルトラリンは、眠気はあまり認められません。多少の抗ヒスタミン作用や抗α1作用がありますが、セロトニン作用やドパミン作用などの覚醒作用の方が強いためです。SNRIは、ノルアドレナリンに覚醒作用があるため、SSRIよりもさらに眠気が少ないです。
アレグラ・ザイザル・クラリチン・ジルテック・アレロック・アレジオン
これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること」という記載があります。
ルパフィン(ルパタジン)
ザイザル(レボセチリジン)
ジルテック(セチリジン)
アレロック(オロパタジン)
アレグラは、TVのCMでもありますね。薬の名前は聞いたことがある方も多い ..
例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じグループAのタリオンやビラノアに変えるよりも、グループ Bのルパフィンやグループ Cのザイザルなどに変更する方がより効果の違いを感じることができる可能性があります。
5種類の抗体の違いは、α, δ, γ, ε, μの5種類の重鎖の違いによります。
『シングレア』と『キプレス』は、製造販売元の会社が違うため商品名は異なりますが、同じ「モンテルカスト」の薬です。有効成分だけでなく、添加物や剤型も同じで、また適応症などにも違いはありません。
アレロック(オロパタジン)、タリオン(ベポタスチン)、アレグラ ..
古いアレルギー薬は効果が強い反面、非常に眠くなります。寝て治そう!、という場合には問題ありませんが、運転などには注意が必要です。アメリカの厚労省(FDA)は、抗ヒスタミン薬の眠気から小児の風邪には使用しない、(もう一つの副作用である)尿が出にくくなることから高齢者にも使用しないことと勧告しています。
例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じグループAの ..
キプレスチュアブル錠・キプレス細粒の甘みは人工甘味料によるものです。虫歯の原因となる砂糖は使われていません。
通常の食後の歯磨きをしっかりしておけば、就寝前にキプレスチュアブル錠あるいは細粒を服用させても虫歯になる可能性はほとんどないとされていますので、ご安心ください。
オノンと同じような、ロイコトリエン受容体拮抗薬には、「シングレア」「キプレス」があります。 ..
抗ヒスタミン薬の代表的な副作用が眠気や集中力低下です。上述した脳内のヒスタミン受容体占有率が高いほうが眠気が出る傾向が強いです。また逆に効果も占有率が高いほうが強い傾向にあると思います。
咳喘息でも同様の病態は生じますが、アトピー咳嗽では末梢気道(内径が2mm未満の細い気管支)には生じないのが違いです。 ..
キプレスチュアブル錠は、噛まずにそのまま飲み込んでしまっても効果に影響はありません。追加でさらに1錠飲ませる必要はありませんので、ご安心ください。ただし、キプレスチュアブル錠は普通錠に比べてサイズが大きめです。味が苦手などの理由でお子さまが噛むのを嫌がる場合は、半分に折ったり少し砕いたりしてから服用させてあげてください。なお、キプレス以外のチュアブル錠では、きちんと嚙み砕いて服用しなければ効果が十分にあらわれないものもあるので、注意が必要です。
花粉症 | 高浜台内科小児科クリニック|平塚市・茅ヶ崎市・大磯町
ロイコトリエンは血管を拡張させ、鼻の粘膜を腫脹させる物質です。ロイコトリエンの働きを抑えることで、鼻閉の改善が期待できます。鼻閉の症状が強い方は抗ヒスタミン薬に加えて、ロイコトリエン受容体拮抗薬を使用する場合があります。