今回は、紫外線のお話ではなく、肝斑(顔のシミ)のお話。👩‍⚕️


また、より早く・高い効果をご希望の方には最新のを用いての治療が効果的です。640nmというお肌に刺激の少ない波長で治療することで、副作用を最大限に少なく光治療を行うことが可能です。
光治療(ブロード・バンド・ライト・BBL)の後に、ビタミンCやトラネキサム酸のエレクトロポレーションを行うとさらに効果的です。


これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。

実は、トラネキサム酸をどれだけ飲んだら肝斑がどれだけ薄くなるのか、をしっかり試したデータが少ないのです。そのためイメージにはなりますが、半年服用を続けたら効果を実感できる人が7~8割を占める印象です。
ただし、トラネキサム酸だけを処方することは少なく、通常はトラネキサム酸とビタミンCの飲み薬、さらにハイドロキノン・レチノールなどの付け薬を併用するため、トラネキサム酸単体の効果は我々皮膚科医でもはっきりとはわからないというのが正直なところです。

従来からのシミ取りレーザーを照射すると肝斑が悪化します。そこで、数年前から「レーザートーニング」と言って「肝斑を改善させるレーザー治療」が登場しました。東南アジアで始められて日本にも広まったようです。使用するレーザーはトップハット波形のQスイッチYAGレーザーです。しかし、その治療方法は「レーザー照射前にトラネキサム酸などの内服薬やハイドロキノンなどを1〜2ヶ月服用した後に1〜2週間毎に6〜10回のレーザー照射が必要」という患者様にとって負担の少なくない治療でした。また、このレーザートーニングで肝斑が消えた後も絶対に肝斑が再発しない、という事はありません。また、レーザートーニングの影響で逆に皮膚が白くなってしまう瘢痕化という副作用もよく見られます。
このような理由で共立美容外科宇都宮院では肝斑のレーザー治療はお勧めしていません。

という素朴な疑問をお持ちの方は、ぜひ目を通してみてくださいね。

そばかすは通常広範囲に広がっていることが多いため、当院ではZO SKIN HEALTHを中心に治療を行っていますが、短期間で済ませたい方やダウンタイムが気になる方は、シミの状態に応じてレーザー治療や光治療を行う場合もあります。

海外在住で、現地の医師に老化防止のためにトレチノインをスキンケアに取り入れるように勧められました。

ハイドロキノンは美白効果のある外用薬で、肝斑にも効果があります。

トレチノイン0.1%だけを顔全体に塗り始めて3日目で顔全体が赤くなり、皮むけが始まりました。皮がむけたところが茶色くなったり、前からのシミが濃くなったりしました。

トレチノイン、ハイドロキノンを含めたスキンケア製品のセットも用意しております。

ハイドロキノン、トレチノインを使用したスキンケアプログラムのゼオスキンヘルスも有効です。

最近では「肝斑」はメディアでもよく取り上げられるようになってきたので以前より関心をもたれている方も多いのではないでしょうか?『レーザー治療は肝斑を悪化させる』という昔の常識がされ、2008年頃から肝斑はレーザートーニングで治療が可能と信じられ、色々な病院でレーザートーニングが広く行われました。当院でも色々検討しながらレーザートーニングで肝斑治療を行いましたが、治療中は軽快しても完治することはできませんでした。また、レーザートーニングによる肝斑のなどのが多数発表され、現在では肝斑にレーザートーニング治療は懐疑的となっています。最終的に肝斑治療は昔ながらの刺激しない内服薬+外用薬の保存的治療が最善と言われる様になりました。そのため、当院では肝斑の状態に併せた内服+外用での治療を基本としております。

■ハイドロキノン外用薬
ハイドロキノンはメラニン色素の生成を抑制します。
このハイドロキノンは美白剤としては30年の長い歴史を持ち、米国を中心に治療剤として良く使われています。肝斑、炎症後の色素沈着、白斑辺縁部の色素沈着、雀卵斑等に有効であることが確認されています。効果発現するまでの期間は2~3ヶ月といわれています。
ノビがよく、さっぱりした使用感です。ファンデーションとの相性もよく化粧崩れを起こしにくい 特徴があります。低刺激で3年間常温保存できます 。
様々な使用環境に応じてクリームタイプとジェルタイプを選べます。
■トレチノイン外用薬
トレチノインは皮膚のターンオーバーを促進し、シミの原因であるメラニン色素を排出する働きがあります。


使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。

ピコレーザーは狭い範囲であれば麻酔無しでの施術を選択される方が一般的です。顔全体など広めの範囲であれば塗り麻酔を使っています。洗顔または化粧落としで化粧や日焼け止めは落としてからの施術になります。事前に化粧や日焼け止めを落としての受診が可能な際はご協力よろしくお願いします。レーザー照射時間は治療面積によりますが、5分前後です。

3.ハイドロキノンを、できるだけ広い範囲に伸ばして塗りましょう。

当院で一番のお勧めはトレチノイン治療です。もちろん、内服薬との併用が基本です。トレチノインの「表皮剥離作用」「皮膚のターンオーバーの促進」「皮脂分泌の抑制」「コラーゲン生成の増加」などの作用により肝斑だけでなく「毛穴の引き締め」「肝斑以外のシミ、そばかす、くすみの改善」「小じわやたるみの改善」などが期待できます。通院不要でご自宅で出来る美肌治療の決定版ですが、お肌がボロボロ剥けた状態になりますのでマスクを着用できる方にお勧めしています。
トレチノイン以外にはメラニン色素抑制剤の「ハイドロキノンクリーム」、角質の剥離作用のある「フルーツ酸」や「サリチル酸」などの洗顔石鹸やクリームも有効です。これらはトレチノインのように皮膚がボロボロす事もなく誰でも安心して使用出来ます。

肝斑の治療に多く用いられ、美白化粧品にも多く配合されています。

ルミキシルは、スタンフォード大学のBrasil Hantash博士により開発された、全く新しいタイプのスキンブライトニングクリームです。と臨床で実証されており、肌のメラニン生成(シミ・くすみ等の原因)に関わるチロシナーゼの働きを防ぎ、
シミを薄くする薬剤で最も一般的なハイドロキノンも安価で優れた薬なのですが、細胞毒性があることで、その刺激性が問題になります。刺激により皮膚に炎症を引き起こし、結果として炎症後色素沈着となるリスク、また肝斑は刺激で濃くなることもしられています。その点、

トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。

レーザー治療は、さまざまなシミで活躍する治療法です。しかしシミの種類(肝斑など)を悪化させてしまうケースもありますので、まずはシミの鑑別が大切です。

生のビタミンCよりもしているため、市販の化粧品にひろく配合されています。

しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。

トレチノインの使用によって生じる副作用は、軽微ながら存在します。

30代以降の女性にできやすく、ホルモンバランスの乱れやこすり刺激などによってできると言われているのが肝斑です。シミ取りレーザーでかえって症状を増悪させてしまうことがあるので、この種類のシミには特に注意が必要です。

ただし自己判断せずに、処方を受けたクリニックに相談しましょう。

ビタミンCローションは高濃度アルコルビン酸の有するアンチエイジング(老化予防)の作用で注目されています。当院では、ニキビや脂性肌で積極的洗顔後のケアや、ケミカルピーリング後のなめらかな肌を保つためにもお勧めです。また、

ハイドロキノンを使用後、され、シミが濃くなる可能性があります。

目の下以外にはどこにでも出来る可能性があります。両頬から現れる場合が一番多いのですが「鼻の下」「上まぶた」「眉下」「額」などに現れます。生理前になると肝斑が悪化することも多いです。

トレチノインを使用していると、一時的にシミが濃くなることがあります。


市販のトラネキサム酸は安全性を重視して3ヶ月までと記載されていますが、病院では3ヶ月で中止することは少ないです。短くても半年、長ければ1年程飲むことが多い薬です。

肌に塗るのではなく内服するタイプのトレチノインは、特に避けておいた方がよいでしょう。

おそらくそれは肝斑ではなくて、遅発性太田母斑(ADM)だと思われます。30歳前後から両頬に比較的左右対称に現れるアザの一種です。通常のシミや肝斑と違って皮膚の表面(表皮)ではなくて、もっと深い部分の「真皮のメラニン色素沈着」が原因です。東洋人の女性に多く見られます。この遅発性太田母斑の色が薄い場合は肝斑と全く区別がつかない可能性があります。色素が濃くなって来ると「これはちょっと普通のシミや肝斑ではないみたい」と分かります。真皮の色素沈着が原因なので生まれつきの太田母斑や入れ墨と同じくQスイッチYAGレーザーで照射しますが、色が薄い場合は治療自体を希望されない方も多くいます。

トキコクリニックでは、トレチノインを始めとするさまざまなシミの治療方法があります。

早い方だと1ヶ月程度でお肌にハリが出てくることで効果を感じる方がいらっしゃいます。顔のシミが薄くなるのに2ヶ月以上、小じわが目立たなくなるには半年以上かかることが多いようです。毎日のスキンケアに取り入れて続けてみてください。

#シミ自然に消える #トレチノイン #シミ浮き出る #トレチノインクリーム

[施術の費用]
トラネキサム酸内服(1回500mg, 1日3回 30日分)¥3,300(税込)
肝斑・美白セット処方(30日分) ¥9,900(税込)
エレクトロポレーション(ヒアルロン酸) ¥5,500(税込)
エレクトロポレーション(ビタミンC) ¥5,500(税込)
エレクトロポレーション(グリシルグリシン) ¥5,500(税込)
エレクトロポレーション(トラネキサム酸) ¥5,500(税込)
エレクトロポレーション(プラセンタ) ¥5,500(税込)
プラセンタ注射用1アンプル ¥1,320(税込)
プラセンタ注射(強ミノ入り) ¥2,200(税込)
ビタミンC点滴 ¥4,400(税込)
にんにく点滴 ¥3,300(税込)
シミ・肝斑撃退点滴 ¥6,600(税込)
美白点滴 ¥5,500(税込)
光治療(ブロード・バンド・ライト・BBL)(全顔)1回 ¥22,000(税込)
光治療(ブロード・バンド・ライト・BBL)(スポット)1ショット(6mm) ¥3,300(税込)

ハイドロキノンを試したい方は、クリニックで処方を受けることを推奨します。

また、ビタミンCにはメラニン色素の合成を抑制し、できてしまったメラニン色素を薄くしたり、コラーゲンの生成を促し、お肌にハリを与え酸化も防ぎます。
当院のビタミンCローションは、もともと酸化しやすく吸収されにくいビタミンCを安定させたビタミンC誘導体の為、優れた即効性と安定性を持ち、ニキビケアや毛穴の引き締め、色素沈着の予防や改善、皮脂分泌の抑制などにも効果的です。

通常はトレチノインを使用することで、表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させ、皮膚の再生を促すため、色素沈着を改善していく効果が期待できます。

怖くなって、3日間使用休止をしたら皮むけは止まったのですが、濃くなった所はそのままです。炎症性色素沈着かもしれない、とパニックになって、4日前から4%のハイドロキノンを顔全体に塗り始めました。厚めに一日2回、濃くなった部分にはそれに加えて0.5%のトレチノインも塗りました。