デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠15mg「NP」の基本情報
一部のパーキンソン病治療薬や抗精神病薬とメジコンを併用することで「セロトニン症候群」があらわれたことが報告されています。セロトニン症候群は、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が過剰になり、不安や焦燥、興奮などの精神的な症状がみられる状態です。
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物, 経口, 喘息(気管支喘息), 不明
また他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する市販薬との併用は、お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので避けたほうがよいでしょう。
薬の飲み合わせについては、医師や薬剤師にチェックしてもらうことをおすすめします。
デキストロメトルファンは、延髄にある咳中枢に直接作用し、咳反射を抑制することにより鎮咳作用を示す5)。
服用中の薬
•トラネキサム酸250mg
•デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠15mg
⭐︎フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg
⭐︎シナール配合錠
⭐︎クラシエ十味毒湯エキス錠
⭐︎は皮膚科で服用中です。
上記を見るとわかる通り、ムコダインやムコソルバンはかなり違う作用機序のため、両者を併用すると「痰の性状や量を押さえながら痰を出しやすくする環境を整える」ということでさらに有用になります。そのため、特に痰のからみが強い場合はしばしば併用して処方することもあります。
鎮咳薬(デキストロメトルファン)、去痰薬、抗ヒスタミン薬 ..
膀胱炎など菌の感染に対して使用される抗菌薬(抗生物質)の安全性はどうでしょうか。
セフカペン(フロモックス)やセフジトレン(メイアクト)などのセフェム系と呼ばれる抗菌薬は、一般の医療現場で使用される頻度が高いものです。セフカペン(フロモックス)は、脂溶性で蛋白結合率も低いため、胎盤を通過する性質を持っています。セフジトレン(メイアクト)も蛋白結合率が高いものの脂溶性のため、やはり胎盤を通過します。
しかし、これまで多くの妊婦さんに使用されており、先天異常との関連は無かったとする研究結果が多数存在します。そのため、妊娠周期や治療の必要性を考慮して投薬の要否を決めるのが良いでしょう。
妊婦さんはさまざまな理由により膀胱炎などの尿路感染を起こしやすく、急性腎盂腎炎に発展すると重篤な合併症を生じることがあります。このような場合にはセフカペン(フロモックス)やセフジトレン(メイアクト)の使用を考えます。
クラリスロマイシン(クラリス)というマクロライド系抗菌薬も有名ですが、妊婦さんに対する充分なデータはなく、危険性に関して明確な結論は出ていません。テトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシンなど)は、歯の着色やエナメル質の形成に影響を与えるため使用すべきでないですし、ニューキノロン系抗菌薬(クラビットなど)は、もともと妊婦さんには使用禁忌(使ってはいけない)となっています。
17歳高校3年生の娘ですが、2〜3日前より喉の痛みがあり病院でトラネキサム酸250mg、デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠15mgを処方され服用しています。発熱はなかっため、コロナ検査はせずこの薬で様子をみることになりましたが、昨日からくしゃみと鼻づまり、咳がでるようになりました。熱はありません。
3月に花粉症の薬で、モンテルカスト錠10mg、レボセチリジン塩酸塩錠5mgを処方され残っているのですが、鼻づまりやくしゃみに効きますでしょうか。また現在飲んでる薬と一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?
[PDF] アスリートのためのアンチ・ドーピング使用可能薬リスト
つわりのある時期であれば、咳と同時に嘔吐をしやすくなったり、咳を繰り返すとお腹が痛くなって早産が心配になったりします。咳で睡眠が充分に取れなかったり、尿漏れの原因ともなるため、妊婦さんにとっては大きな問題です。
鎮咳薬のデキストロメトルファン(メジコン)は、奇形の発生率を上昇させなかったとの報告があります。
去痰薬として知られるカルボシステイン(ムコダイン)は水様性であり胎盤を通過しづらいと考えられます。何らかの異常が起きたという報告も出ておらず、これまでもたくさんの妊婦さんに使用されてきました。
妊婦さんは免疫力が低下しているため、気を付けていてもインフルエンザになってしまうことがあります。妊婦さんはインフルエンザ感染に伴って重篤な症状になったり、合併症を起こす危険が高くなると言われており、自然流産、早産、低出生体重児、胎児死亡が増加するとの報告もあるため注意が必要です。妊婦さんだからという理由で治療をためらうべきではなく、適切な治療を行うことが推奨されています。
まずはインフルエンザになる前にワクチンの接種を考慮しましょう。妊娠前にインフルエンザワクチンを接種できれば一番良いのですが、妊娠中であってもインフルエンザワクチンを接種することで奇形が増えるとは考えられていないため、選択肢に加える価値はあります。
インフルエンザになってしまった場合のお薬ですが、オセルタミビル(タミフル)は水溶性であり胎盤移行は多くないと考えられます。妊娠中の使用による奇形や流産の増加は無いと考えられていますので、使用を検討して良いでしょう。ザナミビル(リレンザ)やラニナビル(イナビル)は吸入薬のため、飲み薬よりも血液中の濃度が低いことから、胎児への影響も少ないと考えられます。
フェキソフェナジン、ベポタスチン若しくはロラタジン、又はそれらの製薬学的に ..
咳止めのデキストロメトルファン(メジコン)やチペピジン(アスベリン)は、小児への保険適応があり、母乳への移行も少ないことから、問題ないと考えられます。痰の薬であるカルボシステイン(ムコダイン)も母乳に移行しにくいため、使用可能と考えられます。