今回取り上げるのは、松山英樹も愛用するコブラの『キング RADSPEED ツアー 』フェアウェイウッド。 ..


今年は年明けから絶好調の松山英樹ですが、PGAツアーのトップ選手は1月からすでに4月のマスターズを意識しながらクラブをテストし、調子を上げてくる時期。松山にはマスターズ2連覇の期待がかかりますが、果たしてマスターズでも5番ウッドを使うのか、3番ユーティリティーにするのかにも注目が集まります。


ヘッドのみ COBRA KING RADSPEED TOUR(17 5°) 5W松山英樹

【松山英樹の最新セッティング】2022年ソニーオープンドライバー スリクソンZX7(ロフト/9.5度 シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI 8 TX)
フェアウェイウッド テーラーメイド SIM2(3W/15度 シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI 9 TX)
フェアウェイウッド コブラ キング ラッドスピードツアー(5W/17.5度 シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI9 TX)
アイアン スリクソン Z-フォージド(番手/4I-9I シャフト/ダイナミックゴールド ツアーイシューS400)
ウェッジ クリーブランドRTX4 フォージドプロト(46度、52度、56度、60度 シャフト/ダイナミックゴールド ツアーイシューX100)
パター スコッティ キャメロン ニューポート2 GSS

松山がこの5番ウッドを使いはじめたのが2021年の5月以降。同年4月に日本人初のマスターズ制覇を達成したときは、5番ウッドではなくアイアン型の3番ユーティリティー「SIM UDI」を使っていました。しかし、マスターズ後に約1カ月の休息をはさんで復帰した5月のAT&T バイロン・ネルソンからコブラの5番ウッドを使うようになりました。

松山英樹 コブラ キングラッドスピードツアー(2021) 5W

日本最強のゴルファー「松山英樹プロのクラブセッティング」について調べてみました。松山英樹プロのドライバーの装着シャフトや長さ、バランスなどの細かいスペックについても詳しく紹介していきます

この記事は松山英樹プロのクラブが変更された際にはクラブセッティングを随時更新していきます

松山プロ愛用 コブラ RADSPEED ツアー 5w ツアーAD DI7-X クラブ

ZOZOチャンピオンシップの最終日は、18番で残り244ヤードから5番ウッドで打ったショットがカップ3メートルにつけてイーグルを奪いました。このときの5番ウッドはコブラの「ラッドスピードツアー」でした。

ドライバーやフェアウェイウッドは複数掲載している場合があります。現在は上記のセッティングを基本としている模様。コースに応じて最適な14本を選び出しています

最近めっきり見なくなった 『コブラ RADSPEED TOUR(5W)』!!! そうです。 これは松山英樹が使.

松山英樹プロはウッド系のクラブを割と頻繁にチェンジするので、その都度更新していきます

ショットやプレーを自画自賛することはほとんどない松山英樹ですが、ソニーオープン・イン・ハワイのプレーオフで放った残り277ヤードからカップ1メートルにつけたスーパーショットについては、試合後のインタビューでそのように振り返っていました。


【ギア紹介】Cobra RADSPEED Fairwayシリーズ【松山英樹も使用】 ..

昨年11月のZOZOチャンピオンシップに続いて直近のソニーオープン・イン・ハワイでも優勝し、今季2勝目を飾った松山英樹。2試合とも最後は劇的なイーグルを奪っての優勝となりましたが、イーグルに貢献したのが“契約外”の2本のクラブでした。

コブラ RAD SPEED TOUR 5w】勝利を引き寄せるフェアウェイウッドをトラックマン検証.

松山英樹プロ監修のこだわりのシューズ。ねじれ剛性に強いソールを採用しスイング時の安定性の高いモデルです。

コブラ:KING RAD SPEED Tour シャフト:グラファイトデザイン

SRIXONとの用具契約を結んでいる松山英樹プロですが、しばらくの期間は複数のメーカーのドライバーを頻繁にチェンジしていました。

ちなみに松山英樹プロは

ソールにあるレールはもはやコブラのフェアウェイウッドの代名詞ともいえ、ダフリのミスに強くライを選ばない。フェース寄りのレール内部を中空構造にしたことで10g軽量化でき、弾きが70%アップ。より高い打ち上げと高初速化を可能にしている。クラウンは、新しいカーボンファイバー素材で6g軽量化でき、低深重心化に成功。

苦手だから“やさしい”と言われるモデルばかり試してきた。でもコンパクトなヘッドのおかげで、アイアンのようにヘッドを上から入れるイメージが湧く。あのショットのように、気持ちターフを取るイメージで打つと、ソールのレールのおかげか? あんなに苦労していたのが嘘のように、ボールがキレイに上がりイメージ通りの弾道で驚きの飛距離。もう誰にもアイアンマンとは呼ばせない。ヒデキほんとにありがとう!

もう松山英樹なのですゥゥゥッツ!!!

あまりセッティングを大幅に変更することがない松山英樹ですが、例年、シーズン序盤戦ではフェアウェイウッドをテストすることが多く、今シーズン序盤はフェアウェイウッドとパターを試合で新モデルを使いながらテストしているようです。

松山英樹プロのクラブセッティングの紹介でした

松山英樹にとって11年目のPGAツアーとなる2024年シーズン。開幕戦のザ・セントリーからAT&T ペブルビーチナショナルプロアマまで4試合に出場。クラブセッティングに注目しながら試合をチェックするとフェアウェイウッドとパターは試合で新モデルを使いながらテストしていることが分かりました。

これは松山英樹が使っている5W。

仲間から“アイアンマン”と呼ばれる。手堅い攻めをするとか、アイアンが得意とか、そういうポジティブな理由ではない。ウッド形状のクラブが苦手で、バッグから抜いた。どんなに残り距離が長くても5番アイアンを使う。フェアウェイウッドでミスをするよりも、スコア的にはまとまるからいいけど、と自分を慰めている。

先日、日本で開催された米ツアーを観戦に行った。最終パー5のセカンドショットに鳥肌が立ち震えた。検索すると番手は5Wで、契約メーカーのものではないらしい。

コブラ「キング ラッドスピード ツアー フェアウェイウッド」は、コンパクトなヘッド形状のツアーモデル。3gの外部ウェートをフェース側に配置し、さらに16gの内部ウェートを加えると合計19gのフロントウェートが、低重心と低スピンを実現。フェースはCNCミルド加工で、一般的な手磨きの最大5倍の精度になるという。高い精度で削り出された仕上げのフェースは、ボールスピードを最大限にアップさせている。

【プレゼント】松山英樹の“あの1打”を演出

フェデックスセントジュード選手権で中断後の上がりホールでランキング47位に滑り込み、プレーオフ第2戦のBMW選手権に駒を進めた松山英樹であったが、2日目のスタート前に背中痛により棄権。2022-23シーズンに幕を下ろした。

松山英樹の5W!!コブラ RADSPEED TOUR

2021年のZOZO選手権での5W、そして2022年のソニーオープン、プレーオフでの3Wと松山が優勝するときのウイニングショットといえばフェアウェイウッドが思い浮かぶ。それだけにフェアウェイウッドの名手であり彼が選ぶフェアウェイウッド、とくに3Wは名器と呼ばれることが多い。

コブラ ラッドスピードツアー 5W 松山英樹使用モデル

注目の最新ギアを紹介&プレゼントするGG&G(ゴルフグッズ&ギア)。今回取り上げるのは、松山英樹も愛用するコブラの『キング RADSPEED ツアー 』フェアウェイウッド

抜けが抜群にいいフェアウェイウッド!~【松山英樹使用モデル】

毎年、最初のピークをマスターズに持ってくる松山は、オーガスタナショナルGCの18ホールで使えることを基準にして新モデルのテストをしています。ドライバー、アイアン、ウェッジに関しては昨年同様のモデルになりそうですが、フェアウェイウッドとパターはまだまだ新しい動きがありそうです。

松山英樹ZOZOチャンピオンシップ2021使用 5W

1W:スリクソンZX5 MkII LS(ロフト/9.5度 シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI 8 TX)
3W:テーラーメイド SIM2(3W/15度 シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI 9 TX)
5W:コブラ キング ラッドスピードツアー(5W/17.5度)
4I-9I:スリクソン Z-フォージドII(番手/4I-PW シャフト/ダイナミックゴールド ツアーイシュー)
AW、SW、LW:クリーブランドRTX4 フォージド(52度、56度、60度 シャフト/ダイナミックゴールド ツアーイシュー)
パター:スコッティ・キャメロン プロト

松山英樹の5Wはコブラに落ち着いている。

松山はのウェッジは『クリーブランド RTX4 フォージド』で48・52・56・60度を採用。シャフトは『DGツアーイシュー』を使用している。米国の難しい芝に対応するため特に重要となるのが、60度のウェッジ。この番手のソール形状がかなり独特だというが、松山のクラブを担当するダンロップの宮野敏一氏にじっくり話を聞いた。

「52・56度の『クリーブランド RTX4 フォージド』は、オーソドックスなソール形状で市販品とほとんど変わりません。52・56度は5年以上同じものを使っています。ただ、フェースが開きやすいようにトゥ・ヒール側は落としてC型のソール形状に仕上げています。松山プロはアイアンのように真っすぐが感じられる顔を求めます。ウェッジでもなるべくリーディングエッジはストレート感があった方がいい。ただ、リーディングウェッジをストレートにしすぎると打ちにくいので、いい頃合いを探さないといけないのが難しいところです」

では、一番肝となる60度ウェッジのソールはどんな特徴があるのだろうか?

「『ボーケイ ウェッジ』のKソールのような幅広の形状を、ソールの前と後ろを削った『台形ソール』に仕上げています。今はそういう形状のウェッジを使うプロは米国ではけっこう多いです。タイガー・ウッズもローリー・マキロイもそう。リーディングエッジ側、軌道の入り口に小さいバンスがあるので、芝に入れる際に最初に当てってくれます。入口に狭い大きめのバンスがあると、バミューダなど手ごわい芝でも刺さらずにしっかり打てるのです」

ただ、ソール中央部の大きな面には、ほとんどバンスがなく、平らな部分はバンス0度だという。その方がフェースを開きやすいからだ。いろいろな試行錯誤の上、このソール形状に行きついた。本来はバンスがあったほうが、ソールが芝に当たった際にヘッドが抜けるようになるのでやさしくなるというのが通説だが……。

「実際に測定するとバンスはありますが、ソール真ん中部分のバンスはほぼ0度だと思います。米ツアーでも0度は珍しいですね。松山プロは、フェースをかなり開いて速く振っていきます。コリン・モリカワも同じように振りますね。米国の芝は強いので、しっかり速く振らないと、芝を切って球を上げられないんだと思います。フェースを開いて速く振り、ある程度高さを出していかないとグリーンで止まりません。アプローチでは柔らかい球を打ってボール初速をいかに遅くするかが大事になりますから」

バンス0度の60度ウェッジを宮野氏が打つと、ボールがフェースに乗らずに全然飛ばないと語る。フェースを開いてもバンスが邪魔にならないため、硬いライや難しいラフでも難なく寄せられるのだが、大胆にフェースを開いてバンス0度のモデルで打つ技術は、相当な高等技術と言える。

「米国のバミューダ芝は本当に難しいんです。本来はモジャモジャでフワフワなんですけど、ギュッと密集していて硬くなっているときがあります。それだとヘッドが刺さってしまい、全然飛ばない。バミューダ芝のウェッジでの対策は本当に難しいと思います」

先日、松山はPWを抜いて46度ウェッジを投入した。PWのつかまり過ぎる印象をなくすために変更したのだというが、それもすべて来年のマスターズやメジャー大会に向けての調整の意味もあるという。さらなる高みを目指して松山と宮野氏の試行錯誤の日々は今後も続いていくのだろう。

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●松山英樹は、アイアンもバンスがほとんどないモデルを使っているという。関連記事【松山英樹愛用のアイアンは、バンスがほとんどなくて超難しいってホント?】を読むと、その秘密が分かります。

松山英樹❗️コブラ5w❗️ラットスピードヘッドのみ❗️

松山英樹が「ZOZOチャンピオンシップ」の最終ホールの2打目で握ったコブラ ラッドスピードツアーの5W(写真は2021年のZOZOチャンピオンシップ 写真/姉崎正)